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我が母は 自販利用で ドジをする スイッチ部位に 硬貨充てがう
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生きる事それが一番辛い事若者だっ浮き世去るのに
10
どこ行っても言われる「あなた、綺麗な声ねえ!」と ねこ母 ちょっと自信持っちゃう
10
椿なら「花が落つる」と言ふところ 山茶花ならば「花が散りし」と
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街の灯が幸せそうに見える日は私がとてもちいさいからだ
48
医学とは進歩めざましく超えられぬ好きに産まれて好きに死ぬ事
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黒の子猫 見かけて 友と盛り上がる ペチュニアの花の むらさき眩し
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信じたいものだけ信じて生きることその難しさを知らないままで
9
永遠の愛だったらよかったって何度思って後悔したか
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AIの 誤解をそのまま 放置して ママと呼ばれる 中年男性
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アルコール度数は高く高野山般若湯とは酒にはあらず
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都市ガスを 装うDM 許すまじ プロパンガスに 万払ってるのに
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師走端 我聞きたるは ミポリンの 歌声耳に 一年過ぎ感ず
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半月が照らす地面と時間さえ共有したくて私は雲
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十二月 なったとたんに 一年を 振り返りもう まとめに入る
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幸せって何だっけ 過去の自分は楽しそうだったな、と 溜息一つ
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愛されているかもしれぬと希望めく息吐く君よ鍵ちゃりちゃりと
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コンビニの 手前で拾った 手袋を 店員さんに 託して帰る
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ああこれはきっと夢ですさかさまに回り続ける回転木馬
9
信号機変わるを待ちて母に抱く
嬰児
(
えいじ
)
のまなこ熱に澄みたり / きっと熱が出たんでしょう
9
前職の同期のエース東京へ元の上司は西に追わるる
9
朝四時の空気の匂いは 独りきり コンビニ着くとヨシダさんいる
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起きるため眠る獣の四畳半 金魚はいつも横を向いてる
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時々は本屋に寄って探索を背伸びしながら小説手に取る
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息白く 朝日は橙 空は青 電車は緑 会社はブラック
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変動期ふてぶてしさと穢れとが猛威ふるって街々満たす
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ケセラセラ 明日は明日の 風が吹く なんくるないさー なるようになる
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口紅をふざけてつけた放課後に雄の孔雀の鮮やかを知る
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この旅路誰の最愛にもなれずひとり彷徨い夜明けも来ない
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店先の椅子に置かれて行く人らを見つめ続ける手書きのメニュー
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