魂は 不在なれども 吾を見る 御魂がありて 吾は生かされ
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不在の 自由奔放 ヘデラのツル 我がもの顔で隣家のフェンスへ
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蝌蚪かと逃げろやばいぞ逃げろ消防団放水訓練ほら始めるぞ/蝌蚪かと―おたまじゃくし
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チビ猫の 首輪もどっか 見当たらない 買い替えどきを 知らせているか
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「コストコで  買い物すると  太りそう…」 「…そうじゃなくて  太るんだってば」
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ああ、これで一冊目の歌集がつくれます製本はしまうまフォトブックで
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命から 剥がれた軽さ ひとひらの 旅は水面か 輪廻の大地か
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蒲公英たんぽぽや庭に届きしわたひとつ植ゑてブタナと知りぬ粗毛あらげ
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十津川の緑青色ろくしょういろは夏を呼び 戸惑う桜は春を終ふ
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蒼天に奇っ怪なる構造物並び 発電騙り宇宙と交信するや
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ひとつだけ 赤きアネモネ 風に揺れ 菜種に染まる朝の庭先
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片足を あげて孔雀の 凜と立つ 一鳳(いっぽう )の図は 薔薇をあしらう /森一鳳筆孔雀図
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並木道 新緑いちょう 朝帰り 水がほしいな俺も胃腸に
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贈りましょう 黄色の薔薇の花言葉 二度と会わない愛しい君に
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雨の夜は小説めくり別世界木のざわめきも背景と成り
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こんなこと バレたらマズイ おしまいだ 留守電の声 何度も聴いて
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子育てを 頑張っている ママさんへ 何よりもまず いっぱい愛して♥
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不器用が こさえた不細工 カツサンド これがなかなか おいしかったのよ
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ここで二人 別れた 若葉咲く枝は 分かれて交わる ことはなかった
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ノコギリが要るなら貸してやるけれど付いた血糊は洗って返せ
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八重桜見れば花見はできようもソメイヨシノが散れば終わりか
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歌っちゃお!歌も心も唄っちゃえ短歌啖呵もユーのリズムで!
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悲しみに 一番遠く あるように 祈るだけの手で 君の髪を梳く
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ボイジャーが銀河の端に辿り着き「宇宙は広い」とようやく零す
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私には特権なのさ思うまま悩み苦しむすべてが自由
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おさ」にして 争いの種 撒き散らし 血で血を洗う 世界再編
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カレンダー通りに老いて墓参り月見れば ちぢに物こそ 悲しけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど /大江千里 /23/100
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みちしるべはいつも光って見えている 少し遠くを歩いてる君も
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猫の恋うるさいなとは思えども痴情の縺れの殺害はなし
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キリストは 偶像だよと トランプ氏 分かりますとも 天皇国家
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