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畔
(
ほとり
)
わき 香る萌芽の 眼差しに 君が季節の 来るをぞ知る
8
各国に 各国内に 格差あり 五輪は格差の博覧会
8
蒼瞳羊駝
(
きみ
)
がフェ~ と鳴くから吾も フェ~と鳴く また
蒼瞳羊駝
(
きみ
)
が鳴くから 吾もまた鳴く
8
血まみれのわが鈎爪に怖気づきわが恋猫は路地裏に消ゆ /猫短歌
8
立春の陽気掻き消つ
大風
(
おほかぜ
)
に衣打ち靡く申の刻かな
8
ああ!比較しないと良さを理解できない人々のなんと悲しきか!
8
メリーゴーランドの馬が夕立のなか駆け出した きみの町まで
8
筋通り 仰ぎたりける 女神殿 ぬる湯に浸かり 泣いて笑って / 皮肉です(皮肉句) / 原作者・ディレクター・役者が自民政権支えり
8
いたずらに
30
年の
時過
(
さだすぐ
)
り 日出る国 今猶憂う
8
前世ではスパイをしてたらしいから その分派手な口紅を塗る
8
びっくりするくらいのカス野郎、そういう奴ほど薬指は眩しい。
8
襟巻を巻いての散歩正解も風強き日はつまらん散歩
8
甘夏の甘酸っぱさが忘れさす吾を悩ます飛び散る花粉
8
砂場ではルールは無用、誰彼も好きなお城を拵えるのです。
8
美しい言葉が一生似合えない 百合の花より窒素がほしい
8
夏が来る捨ててあるような室外機 衣干すてふ 天の香具山 /持統天皇 2/100
8
去年より早く減っていくバスソルトの分だけ彼が暖かくなる
8
ガンマーカー ひとけた続く いいことだ イチネンニネン 生けそうな気分
8
このクスリ 効かなくなったら どうします 先のことだが 見通し持ちたい
8
除雪機を 借りて歩道の 雪どかす 途切れることない 一本道できる
8
天気図に並ぶ気圧の高低はちょっと似ているカーリングの石
8
やさしさに いろもかたちも ないけれど きみのやさしさ せなかにかんじて
8
臆病なわたしはひとり暗闇で 逃げられもせずうずくまったまま
8
いまだ来ぬ静けさ祈りて 落ちはてし世の底よりぞ
夕星
(
ゆふつづ
)
見ゆる
8
大花火 しばし現実逃避する 上げ損じれば 下草も焼け
8
我という者消え彼になる演技者に まだまだ青き哉「我」
8
この街に 何年ぶりかの 雪が降り 小5の僕が スマホを翳す
8
くたびれた癌ができたと苦笑ふ五木寛之九十三歳 /中咽頭癌ステージ2
8
強い国?虚勢は要らぬ富めずとも心豊かに暮らせればいい
8
沈丁花 不意に知らせて
春かおり
(
遥か居り
)
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