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知らぬ街 靴音までも 素っ気なく 系列店の ネオンに和む
12
顔中に星が貼られてあたし今銀河になれてるニキビだらけで
12
道脇の運河を照らす春空へ霞む漁船のキラキラ光る
12
クラス替えスキップの先 少女いた 教室光り陰は透明
12
とりあえず番犬だけど 人間はみな善良と信じてる
瞳
(
め
)
だ
43
焼きたてのキノコベーコン乗るピザと熱いコーヒー一緒にいかが
15
散る桜 残る桜も 散る桜 泡の如くに 夢の如くなり
12
海峡のことをおもひてゆく呑みの罪深き足取りあたたかき夜
12
嗚呼友も我も目悪く卒アルの初恋のひと見つからずゐる
12
そりゃああなた持ってるやつが「持つな」って云うから八十年不均衡
11
ああ、これで一冊目の歌集がつくれます製本はしまうまフォトブックで
11
どこからか宅配された髪の毛の束の根元に血がべっとりと
11
砂浜の君の足跡波に消え無邪気な声にかぶる潮騒
11
十津川の
緑青色
(
ろくしょういろ
)
は夏を呼び 戸惑う桜は春を終ふ
11
ひとつだけ 赤きアネモネ 風に揺れ 菜種に染まる朝の庭先
11
AIが 決して言わない一言は 「またその話!」 だから好きだな
11
片足を あげて孔雀の 凜と立つ 一鳳(いっぽう )の図は 薔薇をあしらう /森一鳳筆孔雀図
11
並木道 新緑いちょう 朝帰り 水がほしいな俺も胃腸に
11
贈りましょう 黄色の薔薇の花言葉 二度と会わない愛しい君に
11
不機嫌なクラスメイトのジュースだけそのままにして海へ行こうか/折句・フクジュソウ
11
独りだと 可哀想にと 一絡げ ご心配なく
ヒトカラ
(
一人カラオケ
)
アゲアゲ
11
こんなこと バレたらマズイ おしまいだ 留守電の声 何度も聴いて
11
頬に落つ 翠雨は熱を 奪わずに 唇に露 指して流るる
11
露天風呂即混浴と思う
性
(
さが
)
治らないまま老年になる
11
ここで二人 別れた 若葉咲く枝は 分かれて交わる ことはなかった
11
身代金 要求のなき 失踪を 逸早く わが疑いにけり /南丹市小学生失踪事件
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九州の男が堕ちる地獄にはご飯の準備する人はいない
11
戦争の足音がする日々増して 止められるのは私とあなたと?
11
遅刻した 理由を聞けば ひょうひょうと 「道に迷って…」
Z
モンスター
11
「
長
(
おさ
)
」にして 争いの種 撒き散らし 血で血を洗う 世界再編
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