脳味噌が とろけるほどに 嬉しくて か行きかく行く ミモザ咲く道 /3月8日ミモザの日
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選択が 正しかろうと なかろうと 人生は続く そういうこと
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総長との 対談進み 先生は 足組み給う ミモザの前に /3月8日坂口志文特別栄誉教授と熊ノ郷淳総長対談
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非常勤なれど個室をあてがはれコーヒー片手に現役気分
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目薬を安いものから試してるいくらでかゆみは治まるだろか
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前世での 約束のため 現世へと 君を探して 約束の地へ
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街中に 剪定されぬ 樹木増え 電線に触れ 突っ切って伸び
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待つことは 「 Difficultむずかしい or のかEasyたやすい 」か 性格もあり 場合にもよる
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ゼロ距離で睫毛の長さを不意に見て唾飲む音を悟られないよう
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少しでも 貴方が呼吸できる場所 その一端を担えているかな
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原付の猛る鼓動がかき消した 独りの夜を飾る歌声
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ひとり咲く蒲公英たんぽぽを手折ってみても君のいる冬へ戻りやしない
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曖昧で叶わぬ夢を見るだけでそれでもずっと手放せぬまま
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なんだろね。君の声から着慣れない背広のようなにおいがしてる。
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電話越し浴衣と肩が擦れる音 病室で聞く平成8年の祭
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冬の夜はまだ昼ながら暮れぬるを空のいづこに陽宿るらむ
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オリオンの猛きを見ゆる天の原乙女の祈りに身ぞ冷えにける
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さる株の 底値を狙う 相場師の ごとく米価の 値下がりを待つ /米価下落
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血圧の 低き朝けを 水底(みなそこ)に 臥(こ)やる骸(かばね)の 幻を見き
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夜に笛吹いたら蛇が飛び出して「ここじゃない」って空へと消えた
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『俺』といふ俺だけが読む漫画にて網膜剥離を超えろ、このキャラ
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中段はだれかのために振つていた己のために上段構へ
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レイヤード ※意味無くはみ出た感情に、 言葉を埋め込む作業を指す。
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真っ白な 私を染めた 絵の具たち  毀誉褒貶きよほうへんが 色鮮やかに
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愛してるが五文字なのは短歌に恋をのせろという事?
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疲れた身で満員電車に乗っても 吊り革をあなたの手だと思えば
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傾けて季節巡らす仕掛けとは恐れ入谷のお天道様よ
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軟飯の 粘度に惑ふ 幼子よ 立ち向かひたる 人生の壁
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見てしまった 友だちの彼氏 さらりと 涙みせず 振り返り笑顔
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波過ぎて日々来にけらし深緋こきあけ絨毯もうせん干すてう秋の栗駒
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