枕辺のメモの上(かみ)の句の字はよろけ下(しも)の句なきは淋しげに見ゆ
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流れ星じゃないって あれは秒速5キロで進むしかない点P
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プリプリはエビチリの意を表して君の頬には不足している
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シュワシュワが少しだけのチェリオを飲む 早く病気が治るといいね
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夢でいい 出来る事なら もう一度 黒羊駝きみの瞳に 己れを見たし
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微笑み 香り溢れる 蝋梅の 水ぬるみつつ 春はそこまで
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「ふ(2)じ(2)さん(3)」 とだじゃれのような今日の日を若きらは「さぶっ」と言いにけらずや/2月23日富士山の日
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もひとりの自分の制止振り切りてホテルのタオルくすねんとする /葛藤
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「かなしい」を泣き言でなく芸術に嵌めたい僕の、ゆらゆらが、好き!
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あたたかい風が身体の輪郭をなぞり私を春が見つける
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頸筋に 小春日和の ぬるき風 君の匂いを 纏い知らせる
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「これだけは捨てられない」と父は言う ゴルフボールに宿る魂
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愛おしい 貴方のきらいが 私には この世全ての 最高傑作
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正解は どこにもないのに 丸がつく そんな世界に ペケをつける
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幸せ増やす エンドルフィン ドーパミンに オキシトシン セロトニンも必要
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君のためという一言に背徳の臭いを嗅いでただ聴いている /背徳の忠言
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白米は 子供のように 跳ね回る 「父さん母さん」 忘れたように
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声帯を取られたチワワに話す人奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞くときぞ秋は悲しき/猿丸大夫 5/100
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この螺子はどちら巻き?左耳からとろりと落ちてきたこの螺子は
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俺の中にある美しい街で、落葉した街路樹のシルエット
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鳥が奏でる流行歌 山茶花(さざんか)から椿 紅梅 次は何処
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日々がまた 劇的なれば 根が腐り 旬が消え去り 路頭に迷う
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NS 真中まなかに置かるる磁性体 圧を受けつつ身動き取れず
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好きだった同性からの手紙読む タイムマシンがあればいいのに
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夢追いて春を去り行く彼のもと 桜吹雪よ声を届けて
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ひとりでも生きていけると決められてひとりピンクのろうそく齧る
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死ぬまでに 出したい声があるのだよ イケボといえば速水さんでしょ
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玉の緒よ絶えねの歌はありぬれど 我が想ふ人はあらず絶ゆらむ
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水ぬるむ水面に映りし 空の蒼 やがて川辺の桜も映し
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「若者よ、君の未来は明るい」と 笑って送り出してやりたい
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