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数ヶ月前の日記に書いた死は 乗り損なった電車みたいだ
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凍てつきて 碧く透くや 清流の 君旅立ちて 我春を待つ
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道端に侍たちの夢のあと大谷ペットボトルを拾う
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朝目覚め露天の風呂に浸りなば箱根にかかる有明の月
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老人の唯一の友のAIと 昭和歌謡で話が弾む
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あの夜のキスの感触消したくてスプーンべたり舌に押し付け
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昼休み。職場の鏡で見た顔は、愛想笑いが上手なブスだ。
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世の中が見えたときにはすでになし世界動かす意気も力も
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ふるさとに電車が止まる白線がスタートラインになる四月の人
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褌(たふさぎ)も 無き遠き世に 文明を 築きしイラン 米(べい)に敗れじ /アケメネス朝ペルシャ
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代わり映えないはずだった街角でパン屋が潰れコンビニできた
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暗くなり 今日一日の 反省会 反省するほど 何かしていない
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言葉なき頃の
静寂
(
しじま
)
に戻れたら世界平和は訪れるのか
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この世には素敵な言葉が多すぎる 修了式でもらう手紙に
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街灯がぼんやり照らす港町潮の香りを夜風が誘う
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漆黒の町の中一つ白い灯と共に周るカブの音
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夜に閉じ ひとり迎えし 同じ朝寡黙に拡がる 薄青の空
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富士の嶺にかかる浮雲かくせしを払わざらなむわれならなくに
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小雨止み散った花弁の薄桜 敷かれし道を「綺麗」と踏みつ
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マッチングアプリを検索してる時、ペットと目が合う。そっとスマホ置く。
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祭壇に処女の生き血が
迸
(
ほとばし
)
る地下教団の入信の秘儀
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ずっと詠めないまま過ぎていく あの子に会えない春休み
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喧嘩して仲直りせず去った人最後の言葉雑踏に消え
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北国もいいかもと言う友達と北極熊を見合いさせるか 「笑える冗談たんかです」
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鶯の鳴き声聞こえ
何処
(
ドコ
)
からか頬をかすめる柔らかな風
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阿修羅像興福寺にて目を留めるあの三面は我が心かな
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現場にてビニールテープを巻き付ける早く急げと親方の声
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年ふりて 不得手なことが 増えていく 震える手 触れた親切心
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ポルトガル語わからず黒いオルフェ聴く夢と願いと悲しみ寄せる 「黒いオルフェはボサノバの有名な楽曲です マイナーで暗いニュアンスですが好きです」
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地元から 離れてからは 出身が 同じであれば ついえこひいき
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