僕はただ も一度笑い 話したい 元気な祖父と ただひたすらに
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土産物 陳列された ぬいぐるみ 我が子の頬の 感触を持つ
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純粋で まっすぐ楽しく ほがらかに 幸せになる うたをうたいたい
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井戸の冬 風を凌いで蓋の裏 隙間に眺むお外は雪で
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勝ち残れ願いを捨てて察知しろ負けぬヴィジョンに未来を賭けろ (WIN5感)
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富士の山 今日のご機嫌 いかがかな 仰げる毎朝 清々し
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席前の 老婆に皆で 嘘をつく 人の心は 美しきかな
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若いというだけで何でもできるねと言う大人にはなれないかもね/(笑)
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大雪の知らせに動けぬ人の群れ何年経っても変わらぬ景色
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語彙不足 リズムも取れず浮かばぬ詩 すぐに書きたい想いの叫び
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ハレの日という言霊の美しさいざ旅立ちに笑って泣いて
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雪に礼 妻の上にはふらぬから俺の上なら二人分ふれ
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「かっこいい名前」と云ひて掲示板パート女性の指さす『龍二』
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あちこちにチラシ看板恵方巻き 節分前にお腹いっぱい
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もう数年見てないDVDを売る 過去の私の一欠片を売る
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明日は多分、教授に詰められる予感。膝のあたりで鳴る成長痛
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牡丹雪ほとりほとりと落ちる午後 淡く溶けゆく道の寂しき
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「髪の毛を自分で切れるものですか?」「無敵のダイソーすきカミソリで」
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冬野菜 糖分ためこみ 甘さ増す 鍋にぶち込み 寒波と闘う
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「子育ては 一時の間(いっときのま)だから楽しんで」 悩める嫁に届けばいいな
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知り人もなく光り落つ隕石の世の一隅のひとしずく
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正月の余った餅を煮込んでもまだ冷えているキッチン。夕暮れ。
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深淵と目があったので会釈する あちらもペコリと頭を下げる
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娘等が 巣立った後にタイマーの ありがたさ知る夜更けの帰宅
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Wifiの 調子が悪い 身に染みる AIなしの 我の無力さ
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筋トレや ウォーキングを した日には ついつい食べる オールドファッション
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金髪にピアスをあけてまなじりにラインを引けど GaLには遠し
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ご家族と 気づいても揺れ 亡き友の 名前が緑 オンライン中
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殴ったり蹴ったり存在無視したり罵倒されても死なない本音
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肌色の 湯呑茶碗の底のおり 煎茶の香りが 瞼に触れる
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