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切れ目なく言葉を紡ぐすべもなくうわごとだけを並べては泣く
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脱いで入れまた脱いで入れ素裸になって洗濯する心地よさ
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吹く風の 冷ややかなるを 取り込みて 花散りしかば 春と思えず
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様々な 事のひとつが 落ち着けば 安堵も束の間 また案じ事
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花筏 枝からこぼれる幾日を
(
難波潟 短かき蘆の 節の間も
)
逢はでこの世を 過ぐしてよとや 19/100 伊勢
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等持院いっしょに降りた花びらは きっと宇多野からの乗車だね
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雨降りが憂鬱な日だとするならば私の身体は雨が降りそう
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弁当と天国行きのチケットを鞄に詰める午前四時半
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夜明け前 日の出を急かすかのように イソヒヨドリの笛の音響く
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殺人に使っちゃダメだ包丁は殺した後の調理に使え
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折々に思いもよらぬ蹉跌来る世に萎縮する客人なるゆえ
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ムダなもん 削ぎ落として 佇まう 結局のところ シンプルがええ
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新生活one styleを二人にてゴミ箱さえもひかり輝く
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ブロンソン脳裏に映るクラウディア風の平原スキャット渡る
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外からは何も見えないお屋敷の水の音する池に舟かな
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明日こそは花の便りを掴まえに南下してみる北国の春
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いまきみのラインがくる気配がした スマホを見る今日の幸せ
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花散らし 頬を撫でるあの風を 僕の手中に収めたくなり
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自らは 十代半ば 黄泉の人 吾を見つめる 吾が抑えり
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さくらんぼ さくさくらかな さくらさく さくらのにわの さくらやさくら
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父も母もいない花見であまりにも近くに墓があったことに気づく
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コストコのレシート拾うゴールドの会員らしいシャツを買うひと
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新調のスーツ姿入学式 やがて氷河期来るとも知らず
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六十歳
(
むとせ
)
とは全生涯だ泣きぬれて審判せよと額づいてただ
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真偽とかどうでもいいから抱きしめて 言葉より温もりがすぐに効く
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昨日より確かに花は散っていて枝の緑の向こうには雲
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今だから 分かる尊さ 彼の二人 桜の散ってゆく 今だから
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世が世なら勅撰集に載るはずの吾輩の歌貶すの誰だ
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本来の 役割果たせず やさぐれて フテ寝している エアロバイク
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雨の音 煙るにおいと甘い味 みんなわたしを気にも留めない
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