僕だけが知ってる世界は僕だけが知らない世界と言えると気づく/老いた(オールド)らし
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丹田にカイロ貼っても痩せぬのは暴食気味の暮らしだからか
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夜泣いて泣き泣き泣いて泣いたあと 歯ブラシ持って歯を磨く
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看取られず 死に至ること 稀ならず 仮に同居し 家族なれども
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寝不足で窓の景色もぼんやりと 春霞かと見紛う朝
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脛から血 口から椿 手には愛 北風の中走るあなたは
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無意識に沈んでたのかこの俺は?ふた親おくり幾星霜も
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二次元の推しあの人に買って捧げるチョコレート 愛に比例し肥えゆく己 /自分で食うしかねぇもんで
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厨の窓いっぱいにあかね射す明日も天気か北風寒し
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アムール・ド・ショコラの熱ゆ這ひ出でて身に冴ゆる気や 冬の望月
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かっちゅうのお窓の前のほんの前しょうもないけど着ると違うね〜
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いい夢の侵入者が惡い夢出る怪物に惡口を吐く
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いちご食べ口から垂らしよだれだと果汁のままに自ら破滅
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日中の日差がかなり強くなりあの大雪もかさちぢまれり
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渡す当てなく買った菓子食べ終わり空箱見てはただ情けなく
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立ち出づる 空間熱帯び 静まれし ラジオから流れるピアノ曲
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高砂の 尾の上に咲く 花やその 白布の奥ぞ あいに染む
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片道二十分 新しき道 探しつつ ラジオ体操へ 人生にも似て
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先生と妻がふたりでかたる子のテレビの前の背中をながむ
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物わかりいい父親の顔となりふむふむそうかパパはつまらん
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あきらめたらそこでおわりと小四の壁しがみつきやがて同化す
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初めて片恋の人と ふたりきり 結婚告げられ その日にジ・エンド (はたちの思い出)
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息白し完全防備柴犬よ「己れの意思か?」聞いてみたきを
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強風の中「走るより歩くほうがはやいよ」とペコちゃんがささやく
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断捨離は家族ゐぬ間に指と指のあひだすり抜けバラ色の日々
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君と作つた巨大ロボットこはす午後ばらせば段ボールだよ、たしかに
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早起きは三文の徳 ホントだね 笑顔とおはよう パワーチャージだ
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もう一度 始めよう それが別れの 春であっても
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貴方がね 少し屈んでくれるから 好きだと囁きそうになる
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貴方って、そーいう女が好きなんだ おすすめ欄の知らない女 あなたのフォロワー
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