晶史  フォロー 0 フォロワー 0 投稿数 13

達郎が聖夜歌ったあのころはスマホはなくてシンデレラがいた 

半世紀前のかさぶた取れました 秋の夜長の失恋記念日 

三日のち しょくになること知らずして東の空に月輝けり  

公園の砂利ともみじと夕暮れと初恋の日とおんなじベンチ 

わたくしはここにいますというふうに ひかえめながらキンモクセイ咲く 

マダラとかシジミと名の付く蝶々はそれでも秋の花に寄り添う 

こんな日はVANの袋とブックベルト 金木犀の香る青空 

まぁちゃんに似たミキちゃんが好きだったキャンディーズの歌がきこえています 

雑草という名の草はなく夕顔の鉢で共に花咲く 

サークルのトレーナー君に着せた日と同じ寒さの鴨川の秋 

ボックスに忘れられたる傘ひとつ公衆電話の秘密を聴けり 

白内障治した目には白きもの より白くなる夕顔の白 

そのために買ったのではない筆ペンで最初に書いた「お花料」の字