風だけがたどり着く街 道はなく家もなく 砂一面の朝
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長所とか才能みたいなのはないがそこそこ美味いタコス作れる
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冬の陽の低く届きぬ工場の舗道舗石の目地のやはらか
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爆乳を 前にして沈黙 ただ満ちる  白き重みに 夜が膝を折る
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ヤマザキの 白いボウルは 人気者 設置したらば よくおみずのむ
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目的をクリアに持てば大丈夫思考も晴れてまた歩み出す
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絶版の歌集をさがす 白樺の林のような古本屋にて
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彩雲さいうんを まといし冬日ふゆひ 現れる  る昼さがり 良き昼さがり
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はやぶさが 日翳ひかげぞらで いさかうを  地べたでながむ ただの人
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君のこと忘れたけれどエクレアは今もかならず下向きで食べる
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選択し洗濯してのくりかえし心のシミは落ちにくいから
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さしのべた手は優しさか迷惑か 花と散れずに枝つく枯れ葉
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初雪が名残りの柿を白く染めめぐりそこねた季節を隠す
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妻と母 語らい尽きぬ 昼下がり ひかりの束の 天窓の下
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ねこたちは すやすやねてる 寝かしとこ おかあちゃんは 寝室で練習
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おみかんと トマトスープのパスタ食む 左手の桜ネイルだけ 塗り直し
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内容は自分で考え 定型に落とし込むのはAI任せ
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新しいOSが追加したものは 古いワードを開かせないこと
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満たされた同じ時間を過ごしてるようで違った目の向く先は
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あたたかいミルクに溶かす高純度の絶望飲みこんで吐いたら死
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ノアールを スーパーカップに のせて食う うるせーBBA 今日はお休み
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呑み込んで言わずに終わる後悔と思うまま言った後悔どちらも重く
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心折れ 今を嘆きし 老木に  接ぎ木を成して 見届ける妻
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極寒に足先感覚なくなりて歩けどさながら幽霊のよう
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在りし日の 伝記漫画の 啄木たくぼくを ブタキと読みぬ少年 可笑をか
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わざわいは 一切全いっさいすべてを 奪い去る されどそれすら かてす君
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ヒイッヒイッと名残りの柿にひよどりが飛んで帰ってまた大騒ぎ
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この道を選らばなければ…なんてまだ言ってる私しっかりしろよ
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観覧券 譲り受けるも 悩ましき ご当選の方は所用有り(どーしよ)
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人生は たった一度と いうことを  常に思えば 今よりおかし
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