よしぎゅうと マクドスタバと ケンタッキー サイゼロイホと ミスドでまわす
1
カンタンに 鏡磨いて ひとつ済み 郵便局に 記帳に行こう
2
茶葉のことダージリングと言うわりにポン・デ・リングはポンデ呼ばわり
7
しっぽピン ねこは ぽじてぃぶな きもちだよ よろこんでいる ときがおおいよ
4
ちま猫ちゃん いつも よあけ夜明けをみているの たまにねている ときもあるけど
7
モフサンド・ヨーグルト ラストで 名残惜し また出してよね ビヒダスさんや
4
夢の中 にゃーんと何度か 呼ばれたよ 夢じゃないよね そこにいるよね
8
誤読して 変な批評も するけれど これはどうかな? AIがともだち
3
人間を おっきな猫だと 思てはる 吾も人間 そう思 てるらし 
5
年の瀬の気配とどかぬ病室で正月準備考えており
12
かじかみぬ手をり合はす 帰路の宵 ねぎらふ如し 上弦の月
13
飲みこんだ言葉がきりり鳴いている喉の奥から胸の中から
11
フライパン振り上げたい日もあったのに面会人はやさしく笑う
10
温飯ぬくめしに松前漬をちょっとのせ 今年の出来を確かめてみる
15
恒例の松前漬は吾の仕事 醤油と酒と味醂をあんばい
11
室温を確認したら13℃ 蒲団の中に手足ひこめる
13
庭活し落ち葉舞わぬは楽なれど 少しの未練将来見据へど
15
年の瀬に 子らが集まる新年の 食材求めあれやこれやと 
17
臥す妻へ味噌汁つくる年の瀬の寒き厨に湯気立ちのぼる
18
ある子供 ミノムシのミノ 剥がしたよ 代わりのミノを カラフル毛糸
6
ミノムシは メスはミノから 出られずに 短命終える 切ない事実
6
愛猫が 白樺の木に 登ったが ニャンパラ出来ず 落下し鼻血
6
ゆりかごからブランコへ。帰り道、少し線香の匂いがするね。
4
もう少しここにいたいと望んだら 世界はどこか変わるだろうか
9
編み物の目を数えつつ聞いている坂本龍一闘病の日々
19
耳鳴りが気に障るほどの寝室にあなたのイビキが思い出せない
11
次のページは厚いベーコンを食べること 実現できる夢ノート
4
年暮れて 有象無象の 声なき声 包んで降らん 新雪の夜
8
もう少し詰めて、シングルなんだから。でも、この狭さを離したくなくて。
4
起業した 元上司の メールには 苦悩と希望 散りばめられて
14