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朝風は冷やりとすれどヒヨドリの遊びに来しか梅の
木末
(
こぬれ
)
に
0
猫の日に 愛ある出会い譲渡会 新たな居場所すべての君に
1
買物に 作業着羽織る 吾の姿 妻は空にて 怒っているか?
2
力強い
陽
(
ひ
)
に
温
(
ぬく
)
められ吹く
東風
(
こち
)
は
小
(
ち
)
さき
蝶々
(
ちょうちょ
)
をひらりと乗せて
7
雨が降る 雪溶かし木々潤しつ 春へと導く雨水の恵み
4
三日月の微笑み冴ゆる刀風 斬るや列車は異郷の空へ
3
ジャンバーを着ない散歩が続いてる花粉も舞ってる春はもうすぐ
2
あの人が亡くなってから早一年思い出遠し梅の花びら
6
星屑と 雪の結晶 合わさりて せせらぎ流る 冬の銀河は
11
年老
ゐ
(
い
)
た犬抱き散歩 春色を咲かす 公園のカワヅザクラ
8
現実を 見て見ぬふりを するうちに いつの間にやら 心も冷えて
1
幸福を 語る相手を 間違えて 熱くなっても 喧しいだけ
1
人間と 人間同士 話すより 一人一人が AIペット
1
知性では 人工知能に 勝てぬから 涙ながらの 感動話
2
リビングに 黄色い目をした 老いた猫 聴いているのか 聴いてないのか
3
Aiを 愛と呼ぶのか 人類の 話し相手は Aiある機械
2
夢から醒めて午前
5
時 外は霧 記憶の隅で鳴るビートルズ
6
風向きを気にしてくるくる煙吐くきみと目が合う春はもう来る
2
猫の日を
愛猫
(
きみ
)
は知らずに 膝に乗る 春の風吹く 窓辺に座り
19
二時の列 「クジラ」に君の「ラーメン」は決着つきて煮干しも薫る
6
浅薄な愛を並べる君よりも 泣き縋る君が一番愛しい
1
それナイフ? 護身用です 護身用 そう言ってたよ まさかあいつが
1
壊しては拾い集めたぐちゃぐちゃの
愛
(
これ
)
の名前は君が決めてよ
2
透明人間になって君が読む本のページを眺めていたい
4
地下鉄のあと何駅か数えれば君のいる街また春が来る
11
生きずらし 考えすぎて 不眠なり 病は気から ゆったり過ごす
4
黙々と餃子を包むこの刻は悩みも包み心洗ひて
10
全員が 全て考え 生きている 自由の代償 晒され牢屋へ
3
湯気が立つ
夕餉
(
ゆうげ
)
の後に湯に浸かり疲れのぼりてこの身ほぐるる
8
言の葉をこねて打ちたるみそひとの人恋うほどに涙のつなぐ
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