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飲み込んだ あの言の葉が 堆積し 今日一日も あの日に生きて
3
揺るる心手放し
去
(
い
)
ねば下陰の澱みに種の
何処
(
いずこ
)
よりか
来
(
く
)
1
目を逸らす 俺を追いかけ 目を合わす なんで見んのよ 目を逸らすからよ
2
猫床でへそ天ポーズしてたので電気アンマを施してみた/朝一
8
あらーむが 鳴るといそいそ トテテテテ けさも伝はる ねこの愛情
7
太陽も 月の光も 通れない ここにいる証の影法師
3
手を洗いごしごし鏡でいーをしてうがいぺっぺ私の五十音
10
嵐去り鋭利な枝が突き刺さる大地の痛み感じて嘆く
3
胸の上 安心しきって眠る君 吾の呼吸に 合わせる寝息
5
後を押す 力はたぶん
3
グラム 昨日とちがう あたしを見てよ
/
花
13
息子
(
きみ
)
からの伊勢のお守り 忍ばせて 憂い有る毎 そっと手で包む
9
見納めや戯れ吐きて佇めば雀囀り朝陽昇れり
6
旅行行こ 貴女の些細な 一言が 日々のモチベを あげる魔法に
12
貧すれば鈍するっていうのかな お金じゃなくて
精神
(
こころ
)
の話ね
6
ストレスに
圧
(
お
)
され 心が折れさうな時こそ 歌に息を吹き込み
15
帰り道 車中で話す 横顔を 独り占めす 幸せな時
12
緑萌え 公園の芝 刈り終えて 昨日のスタッフ想い感謝す
10
ウトウトと 仮眠のつもり 少しだけ 横になったら しっかり朝に
7
新緑を 眺める貴女 笑顔見て このままずっと 時を止めたい
15
ドウダンの落ちし小壺を手のひらに鈴の音かろき雨あがる朝
20
石段をただに登れば青もみじ葉裏に透けし人の思ひか
9
まっすぐに見つめてくれる猫がいてモディリアーニの少女のごとく
10
仄明かり 鐘の音響き 川面揺れ 次の鐘との 間がまたよろし
9
樹海より富士を見上げる従兄の絵一年かけるも納得いかずと
13
チートして 無敵になって クリアして 死ぬることとは 生きることと知る
5
シャキシャキのサラダの似合ふ季節来て えんどう食めば春の
音
(
ね
)
のする
23
日曜の孫の笑顔を買い足してレジへならぶや 木曜の午後
15
水温む 小川に揺れる黒い影
蝌蚪
(
かと
)
は静かに代掻きを待つ
21
稲の種なれどわざわざ「籾」と書く豊葦原の瑞穂の国なり
6
十円を 落として覗く 自販機の 下に転がる 拾われぬ春
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