Utakata
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共感を得る事だけが目的になった世界は歩みを止める
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この星で唯一万有引力がはたらくきみの目に小宇宙
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怪獣が玩具手にして振り回すように感じた震災の朝
0
ドーナッツ二口かじり「こ」も食べる。ぼっちなりとも楽しむ技あり
5
新しきカレンダーにも慣れてきて若気の至りでなくなる今年
5
赤信号 いつもの景色 通勤の癒しのキナコがマサカドだった
1
隠し事してはイヤよと医師に言う 祖母はお茶目な少女みたいに
7
🐶愛犬は🐟ホッケと🍠ポテトのランチで大満足ワン
1
🎿あースキーは楽し、すいすいスキー⛷️3本滑れば大満足❣️
2
信じ得ぬ昨日のわれが服を着て明日のわたくし汚しにゆくか
6
「美味しいね」 画面の向こうで 笑う君 あの日の僕に 微笑んでるの?
1
静寂
(
せいじゃく
)
の
水面
(
みなも
)
で割れた 氷さえ 花開かせる
糧
(
かて
)
となりけり
2
首を取り 宝石を得た 武将さえ 先を思えば 盛者必衰
4
石なくし 肩を落とした 君の船 ご覧、船内 光る宝石
2
石なくし 命を絶った あの彼は 金の卵を 生む鳥だった
2
ゆく道に 小石一つも 落とさぬと 北風さえも 息をひそめる
4
深淵を覗いてる事に気づかず深淵にずっと覗かれてるキミ
3
正月既に半分過ぎて今だに居座るバツイチの弟
4
このドリア
不味
(
まず
)
かったっけと 僕が言い クスッと笑う 君は
陽炎
(
かげろう
)
2
幾たびも神戸に行きしボランティアやはり要るなと
携帯電話
(
けいたい
)
を買う/亡夫
8
スマホから指を離してひらがなの「やすみ」を飲み干す土曜のひかり
11
湯気の向こう誰の期待も届かない場所としてある朝の珈琲
10
八戸ノ里
(
やえのさと
)
季節はずれの温い日に 司馬の書斎の小庭を歩く(司馬遼太郎記念館)
8
光る紅鮭が2切れウネウネのコンクリートジャングルを祈るように泳いで
1
同じ家の並んだ街を寒風と過ぎれば暮るる人参畑
9
他人
(
ひと
)
からの言葉を借りてつらつらと君の道など説けば星雲
3
未
(
ま
)
だ寝静まりぬ
黎明
(
れいめい
)
阪神を襲ふ震災 忘るる
勿
(
なか
)
れ/一・一七
7
トイレ行き夜具
入
(
い
)
り直後に大地震幼時の記憶鮮明にあり/阪神・淡路大震災
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蛍光灯消す事出来ずに寝る幼時心をえぐる地震の爪痕
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本棚の上から 広辞苑落ちてきた あやういところで 頭には当たらず>震災の記憶
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