いまにでも 泣き出しそうと 空を見て 傘持ってる?と 俺に訊くキミ
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取り合わせ 少し矛盾が あるらしき 歌の評価を 避けて次読む
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稲妻の 如き君らか 葦牙(あしかび)の 萌えいでし日の 過ぎて遥けし
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春物の 薄手ズボンに 穿きかえて 足取り軽し 桜散る路地
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君まさば 妙なる和歌を 詠みなむを なくて淋しき 佐保川の花
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業務スーパーぎょうスーで 異国情緒を カゴに詰め 当たりあるかな 運試しする
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通知表にコメント書かず新学期裁縫セットに名前はつける
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蒲公英たんぽぽの群れの目線で桜見て何とか撮りたいこのツーショット
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病故やまいゆえ1人が苦手雨音を 聞き帰り待つ息子きみは休日
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きみを好きと思った回数分の花を束ねていつか贈るよ
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春を呼ぶ 陽射して映える 紅花の 梅の香こぼれ メジロ酔いしれ 日溜まりの空 長閑けし
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春陽射し 桜の木の下で 独り影  色は見えねど 春の調べに 誘われて 舞いつつ その影消える
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のど痛しこれから始まる展開に 暗澹とする来週多忙
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見栄はってコートを着ずに出歩いて 取り憑かれたかよこしまな風
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雛壇の 十二単を 見て想う 重ねた嘘と 嘘のしあわせ
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どれだけ美しい花も、結局最後は君の涙で散るんだ
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田畑が 家に道路に 置き換わり 今岐路に立つ 列島改造
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いい馬に目がない僕は駆く馬出資馬に未来の夢を歓声を
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深まるは春か迷いか未来へとリュック一つでこぼれ出す僕
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凛として  寒さ忍びて  花咲かせ  春の日告ぐる  深紅色の花
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せせらぎの 葦の葉戦ぐ 夏終わる   山の端陽落ちて 秋風立ち 涙ぐむ 
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AIと おしゃべりしてて判明す ベートーヴェンはドーパミン系
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親友と絶縁するよう AIのチャット履歴を削除していく
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赤ん坊なぜ泣く それは自らの無力が悲しく たまらずに泣く
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だめだめに飽きたらおいで僕の店黒猫がいる照明店だよ
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「だめ」という言葉の数だけ撫でるから僕は夜色のただの猫だよ
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見た目は不釣り合いだけど何故なの?だって人として男前だから
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爆笑で吐き出す脳の幸の波「は」が満ちて虚脱の吐息の僕ら
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五月雨やボタン外れしワイシャツに針刺す父の指見つめつつ
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薄冷えの夜半よわ ベランダにで 空を仰げば 北斗七星高し
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