夜トイレいたら嫌だな柿の木の下あたり見る窓細く開け
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爪研ぎが苦手な猫の爪を切る あたしを傷つけないこの爪を
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浮かんでる光が星ではないことを 知らずに死んでゆく鳥たちよ
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鉛筆で 書いたみたいな人生で 間違えたって擦って消せる
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足音を まるで忍ばず タカタカと 物申したく 吾探す猫
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善悪などとうの昔に手離して もう少しだけ軽くなりたい
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銅像になってる人の業績も顔も名前もまるで知らない
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どっちつかずで曖昧な わたしビーナスベルト 一色ひといろまであと少し
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一方向いっぽうこう。だから、この愛ゆがんでる。誰か私をすくってください。
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僕は今君に手紙を書いてますメンズエステな感じの部屋で
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空いてても一人で行くとこの店はカウンターしか勧めてこない
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母のケア諦める事いっぱいで、でも生きていくあなた私も
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幸せであれよと願うのが愛で、しなきゃと思うのが恋である。
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いいんだよ。私は君を好いている。だから気にせず、何でもおいで。
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恋してる。バレないように背伸びして。「靴の中なら、隠していいでしょ。」 ▌児玉雨子作詞「兎tocome feat.コピンク」から引歌
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集団で叱られるときストラップそっとはずしてエアギター置く
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ブチ殺す最初からそう決めていたで始まる読書感想文
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そばかすやほうれい線やシミとかは気にするくせにホクロ取らない
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決勝で待ってるからなと言われたけど二人とも初戦で負けた
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校則にうるさい教師ほど授業で教えるのが下手糞だった
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なるほどねおまえのタイプわかったわだいたいみんな目が離れてる
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好きじゃない俳優さんがいい役で活躍しても嬉しくはない
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人を殺す言葉になったら怖いから 今日もメモを書いては消す
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知っている?生活保護の正直はワクチン接種に払うの怖いよ
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インフルで死んでも良いと思うほど私に未来の明かりは見えない
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インフルも生活保護は無料じゃないコロナは接種後感染するし
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肉慾や なんの因果か 因縁か 好きな人とは セックスができぬ
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ヘソの下 或るもの有らば 男なり 或るもの無きは 女と言へり
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書を捨てて危うき街の踏切の 鳴る碧海と夕日を眺め
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パーティーの終わりの暗い部屋の隅レモン一つが梶井のように
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