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すみれほど小さき人に生まれなばすみれの色の靴を履かまし 

あなたへと手紙を書いてみたくって あなたの名前しか知らないけど 

夕闇に群れ成し鳴いて渡り鳥 しばしの宿を分け合う我ら 

夢はいつもかへつて行つた白壁に干し柿熟れる遠いふるさと 

年賀状 人の子よりも犬猫を 「海外行きます」自慢かそれは 

クリスマスぼっちぼっちと言うなよな 誰にも注ぐ祈りを思え 

力こぶつくるあなたの筋肉に触れてみたいと密かに思う 

‪いつまでも生きるのだろうこの世からいい人順に死んでいくから‬ 

船寄せし 宮古の浦の 月山がっさんに 月かかるさま 見し宵ありし 

をりふしに 古書街ゆきて 百円の 文庫もとむは 楽しかりけり 

‪イチョウ切る金の絨毯敷きつめるウィザード作業員たちの唸るチェーンソー‬ 

‪懐かしい人に会う、との占いでまだあのひとを探してしまう‬ 

明け方に新聞をとる 空見れば白く浮かんだ月がぽつりと 

夜に泣く歌くらいしかうたえない 悲しみだけで生きてる、私 

電気消す君の手を取り胸元に 今だけでいいよもっとよく見て 

消耗し今日も眠れぬ夜の帳目閉じるたびに明日に怯える 

落ち葉降り つるり黄色の 並木道 木枯らし追えば 魔法が続く 

風をゆく鳥につぶやく頑張れが窓で反射し自分に返る 

水たまりの数だけ月はあるらしい蛙は思い夜の畦を跳ぶ 

なにものももたずに生まれなにものももたず死ぬこそいのちなりけれ 

廃園に降りつづく花ふれし人ふと外されて伏したる告天子ひばり 

どんな風に取り繕えばいいそして真顔で過ごす胸の痛みと 

ただでさえ眠るだけでも辛いのに夢であなたとキスした夜は 

火事あとをみるためにするまはりみち月かげしろく廃墟を照らす 

オグリにもオルフェーブルにもブラックにもジェントルドンナ神馬夢みし 

来年もオジュウチョウサン走るのか今年にめげる我は恥ずかし 

ゆりかごとニンナ・ナンナの子守唄 確かに君は愛されていた 

eveningの時間に私は死ぬでしょう「探さないで」の看板持って 

どうしてもはにかむことしかできなくてわらいたかったわらえなかった 

真夜中が凍りつかせた指先を温めてくれる人なき師走