いちごの日 あまおう苺のヨーグルト 食べてもだれも 文句は言わない
0
空洞のある老木なれどポツポツと白梅咲けりぬくき日差しに
4
冬の朝毛布ピタリとたたむればひかり優しき君が横顔
3
通知なる きみどり色の君の声より 誰かの🖤を知りたい指先
1
題∶「出勤時」   出で立ちて  後に気づけし  乱れ髪  人目を思い  胸に忍ばる 
3
ママの代用品男 抱きしめて抱きしめてまだ置いてかないで
1
大井川鉄道夢の吊橋を渡れば夢のよう夢ん中
5
CIA十八番おはこの内乱工作は イランでチリでまたもイランで
4
古くなりお蔵入りしたあれこれを再デビューさせ使うこの頃/CDプレーヤーとか
7
いろいろとみんな終わってゆくものだあんな新しかったものでも
8
寝室の裾野一面プラレール 眠る車掌をベッドに運ぶ
6
風は今並木の梢を揺らしては青い空へと吸い込まれてゆく
4
良さそうで変な日本語「ポイントは 大きく二つ」「大きな」「点」とは
3
首根っこ掴まれたまま場外にポイと出されたような気分だ
8
風待草よ風吹草よ春いいね古希の青春あと五十年
2
冬晴の関東平野の名物は なんと言わりょがやはり富士なり
8
朝の雪かがやきに目をひらきつつ かじかむ指を光にかざす
13
明日の夜は敦賀回りで大阪へ 阪神「美々卯」でうどんすき嬉し(東京ではもう食べられない)
6
針の月日の出まぢかき昊にあり 夜のとばりを断ち截らむとす
11
針の月なほ黎明の昊にあり 寒気にかざすつるぎのごとく
13
闇に目を慣らし 眺む冬の星座 さき星々 煌めく昴
11
「あーね」では 終わってしまい そうだから すぐ打ち直す 君とのLINE
3
役立てず吾は猫なり窓のそば日向のなかに外を眺むる
14
ミチーガゆう おばちゃんみたいな 名の注射 普通とり戻す 痒くない日々 / 医療の進歩ありがとう😭も少し安くして😂
12
コトコトと鍋が鳴る中早朝の歌声交じる陽が差す窓辺
6
何か湧いた 指でなぞったら湿った 普通だね (笑)
1
布団という安全地帯に包まれて 外の嵐も遠い響きに
18
初冬より空き家の庭の寒桜 満開近しと主待ちをり
20
静寂を破りて急ぐサイレンを 無事であれよと見守る明星みょうじょう
13
新たなる 年の初めの宮中に 厳か響く歌会始 
14