誰しもが 訪う歳を意識せず 気付けば大人 どころか夫なう
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牛タンをたんと頬張り短歌詠み 静かな夜と交わす鍛高譚
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いち聞けばこの子の百が解るのは離れていても母さんだもの
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辛かった苦しかったね母さんに打ち明けてくれて嬉しかったよ
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若さには傷付くことは多けれど堪えるよりも泣いていいんだ
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言えなくて誰にも相談できなくて辛かっただろう苦しんだだろう
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手違いで神につくられたガガンボのかろやかさ、それは天使に似て。
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泣きながら震える声で「お母さん、今行っていい?」察するに余る
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甘党な人だった天気を心配するような人だった何も言わず去っていったあなた
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真名仮名を綴り織り成す物語 誰を温めし布となりしか
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幾年いくとせぞ詩歌管弦をおさめれど うつつに与へし名残は知らぬ
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芸術は慰めか、あるいは麻酔か
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湿り気を帯びた道にも花咲くと思えば春を時計は刻む
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手に取ればシール貼られたモンブラン産声上げた日の母の顔
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夜に溶く そのためにだけ 召喚し でも我がまなこ心 かの彼に向き
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本質が愛なら私は愛せない 私のあなたが増殖していて
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アスリート 才能じゃなく 努力です 努力続ける ことも才能
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ゆらゆらと 揺れる私の 手を取りて あの目は君を 見ていたという
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君の声 あまく頼りて 紛らわす 慈しむ目の ゆくえ行方を伏せて
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ゆるゆると 誘(いざな)われたる 夜の道 月暈(つきがさ)ありて ウサギを探す
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言問ひしかそけき声は季指の端 昨日をも知らぬ深緋こきあけの傷
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知らぬ間に心へ触れし痛みかな 小指の先に光る切り傷
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「いつ来たの?」と訊ねる 小指の先の紅い切り傷
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報道を 我が身の内で かみ砕く 新しきかな 弾ける世界
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世代間 言語を超えて 交われり 末を見守る 国の度量
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今はただ 小さき肩を 抱き寄せて 君が孤独を 取りて除かむ
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感動が 編集されて 清書され それもあるのか 商業五輪
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じんわりと炭火のようになりたかった いやいやw直強火でしょってさ
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最高の価値創出こそぼくのボスあんたじゃないんだおめぇでもねえ
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早春の風にあたりて揺れながら洗濯物は雪景色みる
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