Utakata
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夕立に二人濡れゆく放課後の 底に眠らす折りたたみ傘
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人のまま進化を遂げた
アサシン
(
殺し屋
)
の笑みはグサッと「君は素敵だ・・」
0
ロボットになった笑顔はカクカクだ会話が途切れるフリーズタイム
0
スーパーに久方ぶりに行き見れば品の爆値に目玉飛び出る
4
砕かれた器のように美しさ欠けている空強き風吹く
2
歌にする これが私に 合った型 痛かったことも 聴いてUtakata
3
老いも
(
お芋
)
ふたりの 人生散
歩 手と
(
ポテト
)
手はぎゅうと 結
ばれ一緒
(
馬鈴薯
)
2
憎しみと 誤解
蠢
(
うごめ
)
く この世にも 人の真ごころ ありと信ぜむ
3
土手沿いに歩くワンコの鼻先を くすぐる可憐なイヌフグリ
3
こんなにもみんなで帰る道のりが愛しいことを最後に知った
4
残雪を解かしゆきたる
夜半
(
よわ
)
の雨 土匂ひ立ち 今朝ぞ春なる
6
女房の皿に取りおく餃子二個 二個分だけは春日に免じ
3
にぎやかな孫らの声の届かぬに春一番吹くふたりの今日は
4
おおきにと言われた市バス ご夫婦が隣り合うよう席を替わって
8
春一番、幼き子らと戯れた記憶の土つぶ舞う広場跡
5
エスカレーターでイチャイチャしてるカップルよ人目気にせよ ムカッ腹立つ
5
死語になる 季節のバトン 二季と化し 自然の摂理? 否 「人の業」
6
遥か先霞んで見える富士山の
天辺
(
てっぺん
)
までさ歩いてみよう
2
君は君、私は私でいることが難しくなる 洗濯機が回る
5
整然と 材刻む音して もうお昼 お腹空かねどランチタイム
2
あたたかい風が身体の輪郭をなぞり私を春が見つける
3
「ネギあげる」上目遣いで言う我が子 「私もあげる」とつかむチャーシュー
3
赤の他人→橙→黄色→緑→青→
藍
(
愛
)
に至って 胸先に
恋慕
(
レインボー
)
4
犬置いて スキーできぬと 十五年 銀の世界に 白き
犬
(
こ
)
想う
6
「かなしい」を泣き言でなく芸術に嵌めたい僕の、ゆらゆらが、好き!
5
日の出前 寒さの元気 薄らいで 鳥の声聞く 今日の始まり
6
昭和初期三十一文字(みそひともじ)に命賭し職を捨てにし人もいましき /五味保義
3
初対面 孫飼うチワワの 愛らしさ おもわず頬の ゆるむジジババ
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家の中 あてどもなく 往き来する 記憶消えていくこと哀しいことか?
4
天皇と言えば昭和の顔浮かび今上陛下浩宮様
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