キャビネット空っぽだけど朝鍵を開けて帰りに閉めるお仕事
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胡麻酢和え。酢と思ったら 白だしドバァー 虚無が創りだす 黒い卵焼き。 / 黒ゴマだった🙄
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霜月の夜空 冴へをる 一等星 南に土星 フォーマルハウト/魚座の一等星(フォーマルハウト)
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霜月の夜空 冴へをる 夕餉後ゆうげあと 南に土星 上弦の月
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人前で聴けない曲を聴いてから社内のプレイリストを作る
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石蕗の笑顔に押され病院の門をくぐりぬ抗癌の朝
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控え目に 片隅に咲く 秋の薔薇 みなぎる赤色 パワー受け取る
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肉まんの 手の中伝わる温もりに コンビニ帰りに霜柱踏む 
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一日の 初めに貴女を 想う時 笑顔と仕草 理想の女神
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風に乗り学校チャイムの聞こへ来る吾の一限目 家庭科実習
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実家って なんでもあるね 古い写真 長女猫あのこの写真も また見つけたよ
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幸せな夢と悲しい現実は乖離している巻き戻せない
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ファンレター発掘 テンション爆上がり そういや ねこ母 もとは物書き
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街灯下 長い髪とねさようなら 横目で笑う貴方に夢中ひとめぼれ
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お互い向き合うことはないけどずっとを手を繋いでいるのだと思う
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今日君が 酒の名前を略すのを 子供の君が見ませんように
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部屋電と久しく会わぬ押し入れで 扇風機ひとり目を覚ます夜
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助けてと叫びたいけど叫べない飲み込む声は鉛みたいに
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過ちを他人ひとに背負わせ嗤う鬼 日輪刀を打ってもらおう!
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桜散り花火は消えて落葉が重なる 風鈴だけが温風に揺られる
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愛せない街で生きるあなた 頬を撫でる風に僕はなりたい
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拗らせた鬼どもをぎょすストレスは詠う心をごっそりえぐ
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僕はなんと言われようともタイプじゃない方のゴーストが好き/題・ポケモン
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蝋燭の 光に揺れる マジパンの サンタを見つめ 覚悟を決める
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生活に 追われるうちに 忘れてた 奴らから逃げ 街を出たこと
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アパートの 階段照らす 蛍光灯 交換時期は とうに過ぎてて
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あと五分 半になったら 動くため 時間を刻み もう一時間
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右肩の斜め上なる 月光や 我が行く道を 照らし給へり
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青白く 夜に輝く LED キミとの距離を 詰められぬまま
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深淵を覗くとき深淵もまたこちらをあれっ?見てない見てよ!
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