目的駅近づきぬ 睡魔に負けじと 車内アナウンスに 耳かぶ
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虚像なる敵は頭を穿つもの緩和カフェオレ飲む気も封じ
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同じ毛布がそれぞれの肺の動きに合わせて上下する昼過ぎ
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投稿をしてるのずっと話さない君の知らない我も好しとす
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外界はすさぶ大地の針の風 服を凍らせ針を防いで
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「さあ走ろ」 背中を押され スタートする 離されないよう キミの影追う
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スリッパを干して 遠くを見はるかす そろそろ聞こえる 黄砂の便り
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ちま猫ちゃん おこめすいなんて いいかんじ あさからニャンニャン ときどきケロり
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寝てる間に アップロードされ 違和感が 見たことのない アプリがあるよ
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カツぬき梅食べますか天神さんげんかついで本番前夜
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父母ちちははと弟たちと住んだ家ドアを開ければみんないるよで…
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寝坊をし 焦る自分に 降り注ぐ 「まだ間に合う」と 空からのエール
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みなで積む ウォーキングで 勝ち取った 賞品選び 満面の笑み
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算数か哲学なのかいまひとつ割り切れなきや 離合集散
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私たち沈黙して間と光で会話するエイリアンズ 小さな居間で踊って
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あなたってふわっとしてる誉め言葉みたいだけれどそうでなかった
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薄っすらと雪積む道を中学生白い息吐き追い越し急ぐ
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正月も半月を過ぎ日常がこうして人は歳をとりゆく
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手放しで自転車を操る青年に昔の君をあてはめる我
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荒れ果てた庭の寂しさ目を閉じる黄色いガーベラ植えてた背中
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そういえば授乳の頃も思ってた せめて一晩ぐっすり寝させて
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カ―テンを開けても外はまだ暗く月と星との時間の最中さなか
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朝寒く 嫌々起きて 出勤も 明日は土曜日 足取り軽し
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「月が綺麗です」きみが教えてくれるから 見えないけれど死んでもいいわ
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ボクの住む いえをけずって かまわない キミの子の肉 ボクもけずるね
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今までの悔い一つずつ拾いゆく暗がりの先に輝きを置け
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ボクを噛む 黒く醜い カラスさえ 誰かの孫の いシマエナガ
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ぶっ刺さり忘れられないきらめきに届くためならどうでもいいよ
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魚屋の生け簀に夢中我が息子食さられる運命さだめ知る由もなく
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物言はぬ愛猫は ただ居るだけで 癒し与へり 神の申し子
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