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この先も優柔不断の優しさと柔らかさだけ残していたい 

ああ今日は火曜日だから人類の恋心に火をつけたりしよう 

食費しか削れないけど減る体重よりも重たいコートが欲しい 

無駄なものばかり集めてしまうという友にとっての友人がぼく  

鬧熱どうねつをひとつまたいだ暗がりに三毛と二人で煙草きゃめるをふかす 

曉にうたよみ果つるあだし野は無明長夜の隧道とんねるのさき 

なんか今日帰りたくない感情は恋に限らず思い得るもの 

ゲロマズの酒をグビグビ飲んでいる 何もわからぬ芋になりたい 

おすたぬき げんこつやまで はじめよう だっこ・おんぶを ぼくらでともに 

じゃあもうバンドやろっか あの虹の一色にもなれなかった僕らの 

中枢に広がって いっそ 老害を一掃して とは思えど言えず 

あのチョコに タリウム入りが あったなら ぼくはあなたの ものになってた 

カーテンのふくらみを見る君の目は風の形を見るのに最適 

そばかすの一つ一つをつなげたら君のは星座ができる気がする 

スキップでハローワークにかよう四十二しじゅうに歳よ靴の傷らよ 

お芝居のフィナーレみたいな夏の日には産まれたとまた母は言い 

庭先の木が枝を振るもんだから言葉を返す きっとまた来る 

Amazonの家族会員でいるからあなたが生きていることわかる 

左耳たぶを今宵のデザートにしていいですかささやいてみる 

熱々のフライドポテトがしなへちゃになるまでぐだぐだ夜更かししよう 

あたたかい海でとろけてしまいたい 極彩色のまどろみの中 

希望的観測が繰り返されるやまいの果てにあるパンデミック 

くちびるに捺印をして契るとき恋は荒れ野と思はざらめや 

君のこと考えながら歩いてた 沈丁花に励まされながら 

昔から続かぬ日記のその訳は弱さを見返す強さが無いから 

どうしたらもう一度抱いてくれるかな サプリもアロマも助けてくれない 

洗濯機が「すっ」と壊れて 廊下は海、四畳半は大陸になる 

唸り声上げてまとわりつく風が私を禊ぎ去るってわけよ 

ゆらゆらと輝く光目を細め遠のく水面私は魚 

水かへて水がすむまであらひませう汚れちまつたかなしみのため