Utakata
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二次会の解散後 駅まで友と語らふ
十六夜
(
いざよい
)
の冴ゆる月
0
親友のような顔して近づきぬ カラスに諭す自分でさがせと
2
とまと色に染まる朝焼け半明けの窓より入りぬ師走の冷気
2
明日は雪シャコバサボテン取り込みて師走の空は曇りて低し
4
二本目の
煙草
(
タバコ
)
にそうっと口をつけ 明けゆく空を我が物とする
3
不揃いの里芋なれど届けたし母看る友へ干し柿添へて
8
鮮やかな イルミネーション街路樹に 光り纏いて忍び寄る冬
7
冬日にも映える黄金の銀杏樹の高き梢に
十六夜
(
いざよい
)
の月
11
川を掘り緑芽吹かす信の星 砂漠照らせり銀河の光り / 故中村哲氏七回忌
11
五千年 深い眠りに 堕ちていた われ目を覚ます も少し寝かせて
1
朝早く 揚げ物の音で 目が覚めて 弁当のおかず? やった!から揚げ!
1
ピーチウイスキーゼリーの芳香 甘く甘く いっとき全てを 忘れて眠れ
8
タヌ猫よ 2.7kg 軽かった 様々な想い 胸に去来す
10
空っ風 上州草津 来てみてや あれこれ 言わんと ええからおいで
1
我が母は 自販利用で ドジをする スイッチ部位に 硬貨充てがう
4
マイ・マザー ピアニストだし 絵描きです 家に愛猫 愛犬愛し
3
AIさんの 間違い見つけ してニヤリ 人間ヂカラ 見せつけるべき
2
LED 冷たく灯りて 人
温
(
ぬく
)
し
0
冷蔵庫 開けたら駄目よ 誘惑が ここ掘れワンと ご馳走ワンだ
2
押しと引き あの雲の上 冬の海
1
五七五 二兆 二兆のギガ短歌 違う星から 祈りを捧げる
1
憧れは スタイリッシュと 知的感 親近感も 捨てがたいかな
2
冴ゆる夜 白息ひとつ 星霞む
2
ぬいぐるみ、ブランケットの優しさを信じきれずに潜った
冬夜
(
とうや
)
3
窓外の月が凍ると気付く夜君が嘘つく煙草の残香
7
昨日まで挨拶だけのおばさんが「やんなるよねぇ」と雪降る朝に
12
神秘なる満月のもと進む帰路一寸先はホワイトアウト/濃霧
7
昨日は火だけ揺れ 底より 対峙マチャプチャレ 朝 重なりかけて
1
少年の墓前に咲ける白薔薇の枯れて散りゆく戦場の町
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眠いから 今日は風呂キャン その前に 洗濯物を 乾燥させなきゃ
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