雪の夜踏み込むギシという音でトンネルのように交信する
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日曜日 働く歩兵に雪朗報 月休テレビで愛馬応援 (競馬順延)
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一本の線の違いなだけなのに、こんなに違う「辛さつら」「幸せ」
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「普通」という二文字をのみ込み雪を掻く僕の未来よ、滑走路なれ
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凍てついた 道を掻き分く タイヤ痕 吸い殻は ビンカミノールの如く
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星もなく 息を潜める 半宵の 街は浅雪 レフ板に浮く
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忙しい イベントだらけ 選挙あり オリンピックに 寒波のピーク
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「おはよう」と 家族に放つ陽だまりが 積もった雪を ひとさじ溶かす
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二十歳には戻れぬけれど吐く息は、白 ウィンストンまだ持っている
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積雪五十センチ白い恋人も長居は甚だ迷惑に
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「真夜中のチュッ」とラインをくれる仲「好き」と言われたことはないのに
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曇りなら粉雪見上げ、晴れならば星座を愛でる。それだけの冬。
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ソリ滑り 孫の役割おねだりで 綻ぶ顔を忘れてないよ
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ありあけの月はかたぶきいづれゆく道に涅槃の雪降らせつゝ
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生真面目で、誤解されがちなきみだからきみなんだよと それでどうか、と
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ベランダの手摺に積もる雪を見て溶け行く雪もただ眺めてた
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覚えたいと思えどややむすがしいカラビヤウ多様体という語
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雪はつもり子と犬駆ける午前十時 雪は溶けて平和も去る午後十時
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ビッグバン以前の宇宙は謎のまま解ければ消滅ほんの一瞬
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日曜につい手を伸ばしたバーボンは いつもは気づかぬ苦味が強く
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当確の打ち間違えをお詫びするそれを見たくて夜更かしをする
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きみたちに勧められるもの多すぎて 迷いに迷う、そんな幸せ
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殺してやるビール片手に言ふだけの 我が人生は悔いと悔いと悔い
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飼い猫やおまえもおれのかごの鳥 幸せにして哀しきものを
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世界には馴染めぬ神の遣いかと錯覚してもきみは人間(の、はず)
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花に疎き我の隣に立ちて コスモスとあなたはそっと呼びぬ
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瞬間にサイズアウトとなってゆくされど愛しき小さき服等ふくら
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ごみ収集日のチーズ一片 この猫と吾との一昔
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横に立つおにいの持ち方を真似してはみがきをしてみる幼年期のある夜に
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昼寝する吾に寄り添う猫がいて 欠伸のあとに閉じた口 白し
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