共感を得る事だけが目的になった世界は歩みを止める
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この星で唯一万有引力がはたらくきみの目に小宇宙
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怪獣が玩具手にして振り回すように感じた震災の朝
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ドーナッツ二口かじり「こ」も食べる。ぼっちなりとも楽しむ技あり
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新しきカレンダーにも慣れてきて若気の至りでなくなる今年
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赤信号 いつもの景色 通勤の癒しのキナコがマサカドだった
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隠し事してはイヤよと医師に言う 祖母はお茶目な少女みたいに
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🐶愛犬は🐟ホッケと🍠ポテトのランチで大満足ワン
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🎿あースキーは楽し、すいすいスキー⛷️3本滑れば大満足❣️
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信じ得ぬ昨日のわれが服を着て明日のわたくし汚しにゆくか
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「美味しいね」 画面の向こうで 笑う君 あの日の僕に 微笑んでるの?
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静寂せいじゃく水面みなもで割れた 氷さえ 花開かせる かてとなりけり
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首を取り 宝石を得た 武将さえ 先を思えば 盛者必衰
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石なくし 肩を落とした 君の船 ご覧、船内 光る宝石
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石なくし 命を絶った あの彼は 金の卵を 生む鳥だった
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ゆく道に 小石一つも 落とさぬと 北風さえも 息をひそめる
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深淵を覗いてる事に気づかず深淵にずっと覗かれてるキミ
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正月既に半分過ぎて今だに居座るバツイチの弟
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このドリア 不味まずかったっけと 僕が言い クスッと笑う 君は陽炎かげろう
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幾たびも神戸に行きしボランティアやはり要るなと携帯電話けいたいを買う/亡夫
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スマホから指を離してひらがなの「やすみ」を飲み干す土曜のひかり
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湯気の向こう誰の期待も届かない場所としてある朝の珈琲
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八戸ノ里やえのさと 季節はずれの温い日に 司馬の書斎の小庭を歩く(司馬遼太郎記念館)
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光る紅鮭が2切れウネウネのコンクリートジャングルを祈るように泳いで
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同じ家の並んだ街を寒風と過ぎれば暮るる人参畑
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他人ひとからの言葉を借りてつらつらと君の道など説けば星雲
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だ寝静まりぬ黎明れいめい 阪神を襲ふ震災 忘るるなかれ/一・一七
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トイレ行き夜具り直後に大地震幼時の記憶鮮明にあり/阪神・淡路大震災
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蛍光灯消す事出来ずに寝る幼時心をえぐる地震の爪痕
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本棚の上から 広辞苑落ちてきた あやういところで 頭には当たらず>震災の記憶
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