三度みたび見て なお友達の 座を降りぬ 私は君の 一部になりたい
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銀の針 的を逸らして 心臓を 撃ち抜いてよと 言えぬまま駅
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清廉に あるいは卑屈に 揺れ動く 私の恋に 名前を付けて
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まきべ 五右衛門風呂より 星眺む 思ひを馳せつ 浸かる壺風呂/近場の日帰り温泉にて
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四着の夏の上着のローテーション 三周半で運用休止
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春霞 糠にまみれて炊くたけに母のひとこと今更に染む
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譲れない条件レッドラインまで追い詰めてもういい友達だ
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神の名で 正義をかざす 罪人と 囚われの我を 責む汝誰そ
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現在も過去も未来も消え失せろ雁字搦めで身動きとれぬ
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クラス替えスキップの先少女いて教室光り陰は透明
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肩車の父子見送る夕映えに母を亡くした子よ健やかに
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船乗らば直ぐに近づく小さき島 猫五匹来るウェルカムの如
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歳重ね 逝きにし友の無常知り 出会ひし友の有難きかな 
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衆人をみな師と仰ぎ生くるなば 智恵は満たされこころ平安
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此処彼処人の命が殺められ 戦無くともここは戦場
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夕立に真白きシャツの石鹸はきみを抱きしむ夏の匂いと
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「頑張れ」は君のさよなら 波音に滲んで赤きリボンはほど
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お前じゃなくて君、俺じゃなくて僕、これで変われる?
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アパートの 階段の下の たんぽぽに 目をやりながら 自転車を出す
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この想い キミは知らない ありがとう おやすみなさい もう少し書く
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白っぽく光る初夏の坂道に想像上の君を投影
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うばたまの 我を咎める 音もなく かたぶくまでの 月を見しかな
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時季ときを過ぎ いのちを閉じる花殻摘み 再び巡る春を待ちつつ
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宵闇に 染めぬらし わがおりは 胸の打ち音なふ 重圧の籠
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道のつら柑子こうじの 街灯の 陰る麓に 五分の魂
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ハロゲンランプが照らす四車線 橋より眺む 我は何求むらむ
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分け入れば いとど深くなる 山道やまぢかな 惑ふは我か しるべなき世か
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おいおいおい踏むんじゃないよ野良猫を野生の掟は止められないぞ (★評論歌へパート3)
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山に棲むヒルは葉の先伸び上がり道ゆく者の匂い嗅ぎつけ (★評論歌へパート2)
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アネモネよ誰に逢いたし 紫の一輪は立つ石段の端
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