Utakata
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言
(
こと
)
足りず 終わった君の 訴えに 図星つかれて 拭く明かり窓
0
窓に見る高速道路の
鉄柱
(
てつばしら
)
神は全て支え守るよ
3
朝顔の 朝に生まるる 夕に死ぬる 露落ちて 花は残れども 夕陽に枯るるは 時の移ろいの 儚さよ
0
せわしなく検温をしてまわるひと家で待つ子の言えない微熱
3
言葉とは伝える手段都合よく解釈する奴には事実を突き付ける
0
指切りをする手が蝶に見えるから交わしたあとは春野に逃がす
3
あはんうふん いいわそこそこ 感じちゃう
0
おさなごの並んで歩く足のようで春という字をカタカナで書く
4
夏の日の 八月の雨 しとしとと 光り輝き 金の輪昇り ひまわり揺れ 潮騒泣き まどろみ覚め 夏終わる
0
春の僅かな残り香を胸に吸い込み 猛暑酷暑の夏への身構え
1
厳かな苔むす鳥居くぐる度己の恥に打ちのめされる
3
失敗や欠点だって歌の華 心を労る装い次第
5
よくどこの
U
M
A
(
ユーマ
)
の骨かわからんと言うけどだって
U
M
A
だもんね
2
行き交ひぬ列車の傍ら バラストの
間
(
あわい
)
を
潜
(
くぐ
)
り 生ゆる
蒲公英
(
たんぽぽ
)
/バラスト=線路の敷石
6
コンサータうっかり飲むの忘れてた今日は人間のフリできない
2
感性の合わぬ相手と会話する地獄の責めより耐え難い苦痛
3
遊歩道 舞っているのは たんぽぽの 綿毛?それとも ケセランパサラン?
3
弁当にペットボトルにスマホ2台 日ごとに嵩む鞄の重さ
5
鏡には信じるものが映るのみ穢れを祓う柏手一つ
6
新緑の朝もやけむる参道で耳朶に響くは水を打つ音
4
純白の レースのワンピ よく似合う 愛らし強し オルレアの花
5
手のひらを滑り落ちゆく洗顔の泡を見ているやうな一日
12
老いたるを上書き迫るフェイスブック 同月日というだけの生き
様
(
よう
)
4
こだわりのドリップおぼろに 明け暮れの 令和八年 コロナ禍遠し
7
夜空咲き高鳴る鼓動の重なれば光る横顔ただ追ふばかり
11
街中の天然温泉露天風呂 裸で見上げる伊丹離陸機
6
大輪の 薄紫の深見草 甘き香りが我を酔わせり
10
捩
(
ねじ
)
れたる古木に藤の花ゆれて風にささやく
紫
(
ゆかり
)
のお下げ
12
豆の花 咲ひて閉じらば実となりて篭を満たすや五月を待ちて
17
平穏な毎日のため無神経な輩と戦い捥ぎ取る勝利
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