捨て尽くせ眠りも夢も生も死もたったひとつの信ずるものも
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午前二時合わせ鏡のその奥に仄かに揺れる懐かしき影
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この俺に? 似てる奴とか いるのかね そいつは偽物 偽物の無頼
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遠くから 近づいてくる サイレンに 近所の家かと 耳を澄ませる
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不眠症また載ったんだ夢見たいのにまたもボツだしまあいいか
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星屑の 銀のきざはし 昇りゆき スノウフレイクの 銀河で踊らむ
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なに食べる? たまには違う 店に行く? 焼き肉?お寿司? そうだふぐだよ
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もう我慢できないよ今日逢えるのに夜中の2時にトイレで起きて
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チーママの 誕生会の 前日に 明日はゴメンと ガーベラ持って
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ほっといて そう言うキミを ほっといて 怒られたよな 今日はどっちだ
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日に三度、犬を吸わねば生きられぬ さふいふ身体にいつしか成った /犬好き
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横浜にも 空がないわと キミは言い 檸檬サワーを 濃い目で2杯
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愛人に合格出来ぬは見た目よりおしゃべり好きで秘密にできない
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眠れずに 考えていた ひとつだけ 君との旅路 別れはついに
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死に別れ?怖くは無いわ 簡単よ 次も貴方と出会えば良いのよ
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君賜う 淡き彩にて 胸打たれ 心の花は 染まりけり
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正月の 気分すっかり 抜けてきて  大晦日さえ 昔の話 
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昼食後 英語を見ると うとうとと 夢の中では ネイティブ気分
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前髪に 引火してみて 幼さか 静かな欲は アルコールランプ
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あくる日を 思い出しては 懐かしみ 今を生きると 心に決める
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朝焼けの 空気冷たく 息を吸い 白き吐息と いざ仕事場に
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布団から 足を出したら 寒すぎて 入れると熱気に また身をよじる
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使い捨てカイロ背中に貼り損ね独り暮らしで稀にあること
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ICは思考する巨大都市であり 無数の素子のひとつがあなた
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久々にドラクエ7を起動する 父の代わりに世界を救おう
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青き空 柔らかく浮く 白き雲 秘めた霹靂へきれき 晴れをかすませ
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来ぬ人を 長く待ちつつ 寝息ねいけはく 富士のこずえに 白が消えつつ
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つかのまの暖気にすべり落つる屋根の雪、ドスンとふ音に微睡まどろみやぶらる
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フィルムを切り貼りして体温で温める私のレンズみたいな硝子球
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酒を飲み 杯を汚して 糧を得る 君の笑顔だけが頼り
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