Utakata
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道化師の涙の下の白粉を、こそぎとりたい衝動がある
1
揚げ雲雀やまぬ鳴き声鋲のごと 息吸はんとして菜の花を踏む
2
その花は ナンジャモンジャ 聞きかえし ナンジャモンジャ こりゃ忘れないぞ
2
年毎
(
としごと
)
にずれゆく 春の感覚や 皐月を待たず 散るや藤花
6
一万円崩すためにとコンビニへ 無事にSuicaで支払い帰宅
4
撫子や思い起こせば幼き日
市場
(
いちば
)
の競りにかけし日々かな
3
短歌てふ思ひと愚痴にザラメ混ぜあざとき衣の綿飴に似て
4
機微ありし 貴方の背中 寄り添いて 内なる想い 外なる禁忌
5
街灯が点く瞬間を見れたからまあ悪くない一日だった
3
ゲスに堕つペッシは懲りずに悪あがき糸は見切られ「
アリーヴェデルチ
(
さよならだ
)
!」
1
お日様に星の瞬き月明かり君の笑顔は天より高く
3
裁き場で 十二の眼が 曇りなく 人の罪科を 見れるや否や
2
西の空 雲を
茜
(
あかね
)
に 染め上げて 静かに暮れる 卯月の
一日
(
ひとひ
)
15
パッキパキ明滅してる彼女です
(
みかの原 わきて流るる いづみ川
)
いつ見きとてか 恋しかるらむ /027/100/中納言兼輔/ 下の句は1度も会ってないが恋しい
3
右の手に黄いろの風船左手に父の手あの子選挙のかえり
3
稜線に 沿って手の平 ほぐしたる コリもほどけて 呼吸は深し
4
気づいておりましたか我が肉体よ私が恋をしない人種ということ
2
登園を嫌がる君の手のひらにママは描いたお守りマーク
6
暗い波夜光虫共踊る海 銀河と双子の
宙
(
ひろ
)
いスペース
2
駆け引きはもういいからさ頷いて お願い、僕の負けでいいから
3
ホイップが苺に捧げるマリアージュ君と重なる幸せ層に
7
トランプ氏 筋金入りの 嫌EU
反
(
アンチ
)
米国 増える日本
4
想像はスカッシュみたいに跳ね返り脳の扉をバンバン叩き
7
人生の大逆転はクレシェンド実はとっくに始まっている
4
こんなにも先の見えない人生は初めてなの、と姫君の云う
2
枯れ花を残して咲いたユリの木は勢い勝り緑と白に
6
ユリの木はまっすぐに伸び空を突き花はやさしく両脇に揺れ
8
マスクって瞳を光らす魔法だね歯ずかしいからタオルを掛けて
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雨上がる 雲間に眩い光差し 立木の青葉 ふたたび輝き
11
もみじ見て!春の葉先に竹とんぼ紅く色づくトンボの羽だよ
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