インクのフェロモン辿る本の虫 活字の森にお花摘んでる
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軽井沢しらかば林の名残り雪 眼を灼くほどに反射する白
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枯れ草の 生い茂る地に 風吹きて 復興の種 蒔かれたりおり
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弥生晴れ浅間の山の綿帽子 散りた綿毛かこぶし花咲く
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今朝はまた気圧配置に救われた昇る朝陽よ我の援軍
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ビル風にコートの襟をかきよせる 大気はなおも警策を打つ
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雨音は されど水しぶき立つ道路 大小兼ねた交響楽
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啓蟄の近し今宵は 十六夜いざよいさやか 雨の昨夜よべは ワームムーン
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ストレートなげてしまったまっすぐな月を見てたらいてもたまらず
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履歴書に貼った写真は笑ってた。その時は未来を知らなかったから。
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「お互いにブスは損だね」そんなLINE受け取り私は強い酒飲む。
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祖父がくれた無印良品の袋にはヘルパーさんが握ったおにぎりが。
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靴下が意外と派手なことを知る。何気なく組み替えられたその脚。
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今日の空は、あの頃毎日保健室の窓から見ていた空と同じだ。
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「さよなら」と送ったスマホが、枕元、一瞬震えて再び静寂。
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充電がなくなりそうだ。あの人のx閉じて、星でも見よう。
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ピーピーと なく椋鳥に 「うっせぇー」と 怒鳴るおっさん あなたがうるさいです
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目の前の美し顔のおんなの娘 鼻すする時ちょっと変顔
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ひな壇のかたづけられし和室には神棚と仏壇のみが鎮座す
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油価騰がり陰で笑うはたれあらん バーコード髪風になびかせ
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しわよせて僕の話で嫌な顔、しないで欲しいブラジルにいても
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沈黙でを通した組長ぶしひとり 飄々と生き仲間のもとへ
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写経ごと大人のぬり絵を黙々とわらべの頃より陰影深くし
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満開の 梅花散らすは春疾風 寒の戻りに雪雲連れて
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勝ち負けを越えて抱き合うライバルに雪光り満つ五輪を想ふ
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春寒の氷雨に濡れる白椿 風に揺れつつ雛を想ひぬ (3/3)
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「ご無事でね」東京四時に春星はミルクになって今日へ溶けてく
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オペ成功!拍手喝采鳴り止まぬ 脳内学会総立ちの夜/とてんからさんのピカー好き過ぎて二次創作
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八朔の 皮剥きつつ広がる春のを 目を閉じ味わう さき幸せ
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真夜中に大利根月夜聴いている眠れぬ夜の森のぶおとこ
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