Utakata
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読んでいる二つの本に退職の警官がいてシンクロニシティ
0
行き先を知らずに乗った列車なら記憶に絶えたあなたが廃墟に
0
あえていま桜をみるか迷うソロ さぁ出かけるか靴が微笑む
0
春の陽に気持ちよさげな野の仏桃の花びらおでこに二つ
4
新緑の朝のひかりに
透
(
す
)
く様は春をよろこぶ飛びゆく小鳥
2
降る雨に春の炎の鎮まりて集いの
桜
(
はな
)
の
閑
(
しず
)
かに立てり
3
何であれ通院てのは疲れるねぇ夕餉の支度出足遅れる
3
来た道を戻ったとこで帰れない こちらにもなく あちらにもない
2
西行の歌を
諳
(
そら
)
んじ老夫婦 桜尚舞う羨む我に
4
生命の息吹 緑をほころばす わたしはその
桜
(
はな
)
も好きです
2
一昨日より一分多く話せたし、天気も良いし、今日は良い日だ。
2
春浅しサイドガラスで風に耐え羽を震わす蜂ひとつおり
7
空青く
桜
(
はな
)
も
笑
(
え
)
みたり三日ぶりに街が目覚めたような朝
2
にぎわいの桜の並木何事もなかったような卯月の葉桜
8
通院の日にテレワークは有難し ねこのおひるをやる人がいる
9
遠き日を 思い巡るは せせらぎの 秋風立ちて 葦の葉戦ぎ 川の音ね消えゆき 夏終わる
1
ファンヒーター
(
ストーブ
)
が鳴いているので母さんの世話朝仕事3時間経ち
6
故もなく焦燥の闇這い寄りて歳経るごとに我食み砕かれ
5
薔薇みたい野生のキャベツ僕の色ロマンチックは遠くの畑
3
甘さ沁みる 祖母の言葉と シルベーヌ 祖父の背中に 道標得る
2
叶わぬと知りつつ祈る掌はただあたたかき血潮の流れ
4
うつむいて浮き世の泥に埋まるとき生まれたことの虚ろに問うて
3
姑の植え残したる椿の木赤と緑が春の陽はじく
6
立ち寄り湯人のまばらな薬湯に知らぬ媼と桜を語る
11
桜舞い欅は芽吹くさわさわと御宮をわたる風の依代
7
団塊の端にも春はひかり満つ 妻と
訪
(
おとな
)
うたまゆらの
桜
(
はな
)
7
昔日
(
せきじつ
)
の 幾多の苦悩消えていく 我気遣う息子 母でよかった
8
なんだかね自分の息をかいでるようでむかしの
短歌
(
うた
)
はちょっと照れます
9
遠くから愛でるだけもう散っちゃった桜にきみに触れたかったな
11
唯
(
ただ
)
ひとり抱き締めたくて君のこと たぶん恋ってこんな感じだ
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