宵闇よいやみを 君待たすなかれ 月は満つ サフラン色の空のうたげ 
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実家から帰るわれ送るゆっくりと歩きだす母背中さみしげで
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惰眠から起きようとするひもすがら 嗚呼明日こそと思う今日と寝
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最後まで あなたは笑って いれるのね わたしもなにか 笑えてきたわ
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万葉集真似て短歌を詠んでみたやはり俺には難しきかも
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二人して料理した日朧げに いまはひとりで鍋作り頷く
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月初には暖房してた今はもう下着で過ごす何この変化
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出かけるな 出ればまずいよ 酷暑化に 庭の剪定 「積ん読」を読む
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君が言う彼氏の隣に私の名 これでいいよな友達ってのは
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茹でたての熱を感じるそら豆の縫い目をそっと触ってみたり
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オリオンの 窓から見えた 地球は今 まだ青いかい? そして平和かい?
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大楠の洞に入りて息ひそめ樹齢に滲む樟脳のかほり
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あなたには届かないけど駅前で 口笛を吹くモンブランふたつ
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ごめんなさいセブンイレブン出来たからローソンまではちょっと遠くて
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家族連れ にぎやか号車 連休に パソコン見つめ 無の仕事処理
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こだま乗り 静岡駅で 降りて待つ タクシー送迎 おでん屋行きにて
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Xの濁流に乗り流れてく千年先も読まれうる歌
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降る雨が 言葉の余韻 流したり 欠片見つける 澄みわたる日に
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生い茂る雑草の奥朽ち果てた荒屋さえも眩しく映る
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嵐去り鋭利な枝が突き刺さる大地の痛み感じて嘆く
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僕の分、全部幸せになって!
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この街の五割役人三割老人残りの二割幸いはなし
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家探し食事を運び巣立ちさせ 秋は南へ My Hometown
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片側の腕から脚に刻まれた自傷の痕が目盛りのようだ
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結婚の相手に高い水準を求める君はそれに見合うの
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咲き終わり麗らかな昼微睡んだ 春眠の時期は過ぎたというのに
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生活の音が壊れる瞬間の音で静かにかみ砕く飴
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叡山で消火訓練やってたよまだ信長が怖いんだなあ
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友人の卒業アルバムに幼い君がいてまた君を知った
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すぐ生活に追われちゃうからタスクとゴールをリストにしていく
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