あのとき きみに一杯の水を差し出す勇気があれば
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贅沢と車所有を禁じられ移動手段がタクシーな矛盾
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白い蕎麦、人見知り猫、冷の酒。僕を愛する準備はできる
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飛び出して何かときめくトースター地味でおいしい魚焼きグリル
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そういえば帽子で足らずマフラーもヘアドネーション気づかぬ理由だ
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21グラム程度あげたって私の気持ち伝わんないし。
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こんなにも貴方の色に染められて密航なんて出来るわけない
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ミラーボールの海だって泳ぐしさ 私はいつも溺れてるけど
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捨てられたわたしが沈む暗い底 イルカの背に乗り貴方が今
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まるで浅い夢のような曖昧さ回避 私のこれは浅くなどない
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諦めろって言ったのに。青い空 雲の形が私を笑う。
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放課後に 余った君の 友チョコを 入れものが無い 両手で受ける
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加加阿カカオさへすこしき腐りて干さるれば甘きかほりに人は包まれ
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想い出すこともないまま花の香に不意を突かるるきさらぎの夜
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久々のポーチ装着お気に入りチャチャっと出し入れ効率上がり
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立春の 暖かな冷気に ほだされて 手汗に滲む チョコレート
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車にて すごい速さで 抜かされて でも信号で 結局並ぶ
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ひさかたの 陰は照らさぬ 陽の光 これが現実 直視するなよ
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送る先は無人「死にたい」即削除 嘯くAI 電話番号
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ヤマザキのダブルソフトの特売で明日の散歩は遠めのスーパー/99円・シールは3
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夕映えに しおは満ち行く 七度ななたびの 転生せむと おみなでいたし
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夜なのかただただ永い影なのかどっちか決めて影ならあそぼう
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チョコレート渡す様な事案なく 休憩中にGABAチョコ齧る
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貴方って、そーいう女が好きなんだ おすすめ欄の知らない女 あなたのフォロワー
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見ない間に 変わっちゃったね 君の表情かお 私が恋した 貴方じゃないのね
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まだ何も言ってないのに伝書鳩 「あなた今月辞めるんだって?」
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警官の間で祈る外国人 「では、何日に?」と裁判官
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先輩へ 花が綺麗に咲きました 瞳に映る朱色の私
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貴方には少し好意を混ぜておく 全部入れたら甘すぎるから
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貴方がね 少し屈んでくれるから 好きだと囁きそうになる
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