Utakata
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ひたす手に からだの芯に と息あて うつす鏡の
眩
(
くるめ
)
くを
喰
(
は
)
む
1
寒太郎
(
(北風小僧の)
)
山を泣かせて 逃げてゆき 静かな
夜宙
(
よぞら
)
上弦の月
2
ブーとなり目が覚め出るとアツアツにこんな夜更けにバルサかよ
2
レコードにならない作詞家をずっとしている古希よまたもフラれて
0
めでたいと思う気持ちは私にも あるの身体が追わないだけで
2
人のこと思い通りにならないと 嘆く私はただ思うだけ
2
月の下のあの星があなたの目の下のホクロみたいね、あ、目逸らすなよ
2
大雪に鉄道止まりし大寒の選挙戦とは耳を疑ふ
2
この部屋には東京タワーも君もいない青いカーテン揺れる夕暮れ
3
やさしさで繋ぎ止めて 地獄の底で一緒に踊ろう ラルララ
2
ものをこそ 思へばつのる しのぶれど 雨の
随
(
まにま
)
に 降り落ちよ恋
3
湯気の立つ釜揚げ蕎麦を運び来る茶髪の彼の白き指先
6
YSLのシャツを着て俯いて笑う君に横切るかつて見た鹿の群れ
2
サーブミス スマッシュミスで 大笑い 勝負とは程遠い クラブかな
5
しあわせね、末永くずっとふたりでね。でも願わくば、つづかないでね。
3
ぬばたまの夜さり来れば光る店 駆け込んだ先の
世間
(
シャバ
)
に癒され
5
別れ際、「お幸せに」は嘘じゃない いいひとだもの 笑顔がいいわ
6
来ぬ人の 想ひ絶へたる いたづらに ただ
叢雲
(
むらくも
)
の 月も隠すか
6
浮かれてる! 分かるわ私、好きだもの。相手も分かる、きみ好きだもの
4
俯いて刻んだ足跡追いかけて、雪走る
親友
(
とも
)
映画のラスト?
4
あの子より大きく育った恋だから 割れちゃいないの、だけど泣かせて
6
粉雪を楽しむように闊歩するワンコに負けじと背筋伸ばして /徒歩通勤
13
雪の中ほんとうの名前を忘れて呼吸だけが降り積もる夜
4
オヤジさん 作る弁当 説得力 イケメン店主 咳も気になる
6
結香
(
むすびき
)
の 花ひらくころ 落ちる ほら 涙の重み しずく冠
6
雪だるまの周りの足跡から聞ゆにぎやかな声楽しい時よ
16
新月の そこにあるかと なぞる指 ほんの一瞬 触れられたかも
8
コミカルに 介護続ける 親友の 基本姿勢は 恐らく愛情
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かなしいな きみがくれたの 最後の言葉 嫌いじゃないよ、あきらめただけ。
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石畳
(
いしだたみ
)
の あの道のカフェが 恋しくて 窓際に座り あなたを探す
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