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うるさい色は何色かと聞かれて青と返す君が好きで
5
蝋梅の 黄色が映える 寒き日に 満開に咲き 心温もる
18
旅人に道教えつつひとときの寒さ忘れる半月の夜
12
4
つほど大文字並べ騒ぎ立てそんな奴らへ
三指
(
さんし
)
でいちを
4
昨日まで食べたかったものを忘れたな 今日の気分は雪見だいふく
5
丸ごとの キャベツに出会い 迷いなく ロールキャベツを 煮込む冬の夜
11
イケてる!と 思える私 続くよに 自分磨きを 怠らず行け!
10
それなりに幸せそうな人たちと歩調あわせて今日は寄り道
10
譲り合ふ気持ち一つで 人と人 心温もり 生まるる笑顔
18
待ちわびて 靴ぬぎかけの 足もとに すり寄る愛猫 ギュッと抱きしめ
11
古着屋で買ったと似合わぬコートの背 息子の影を母は憂いて
13
3
分で用足し戻れば
機
(
はた
)
と消え誰ぞ持ち去り戻らぬコート (高価なものでもなく)
11
君が好き、そう言ってるのを 聞いたから 僕も好きになる クリープハイプ
6
飴色の 魔法をかけし 弾む肉 憂いも焼きて 旨みに変える
5
席前の 老婆に皆で 嘘をつく 人の心は 美しきかな
7
無用かと 古文歴史は テスト用 かの知識こそ 生きる目的
5
眼前に 老婆四時間 立ったまま 座らせるには 嘘をつくしか
6
あなたと見た花火をアイコンにしたんだーすぐに散ったねバカボケ殺す
4
和歌百首 重荷に感ず 十七や 三十七にて 至宝に感ず
6
一年の あの日の朝も 晴れていた 何度も呼んだ
愛犬
(
あのこ
)
の名前
13
空き瓶も思い出したい過去がありジャムの色した夕日を詰める
13
午後10時 罵声発する 君がいる 翌朝君が ハグして「ごめん」
10
木を下りて人への一歩を踏む猿が追いかけたかった流星がある
6
解散し 失職したのに 万歳す 奇なる風習 違和感ひとつ
12
爆ぜる音 重なりゆくは我が鼓動 君から逸らむ蒼き花火は
9
春はそこ鼻にティッシュを詰めたまま 電車に乗ってる若い娘が
16
晴れわたる空を飛びゆく黒いはね海辺の道の年初めの日
6
イヤホンを 付けずに歩く 街の音 聞きながら行くも 心地よきかな
9
風花と見紛ふばかりの白梅の 幽けきかほり鼻腔で捉へ
16
太陽に 照らされ光る 彼女なら 私の呪いも 効かないだろう
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