道すがら 知らぬ子作った 雪だるま 見れば浮かばる 我が子のキラキラ
6
本音にて生きてる女 説明できない気持ちで走りたいだけ
2
都合のよい民意ばかりが宙をとび忖度政治ははじまっており
6
きれい事ばかりを聴いて日はのぼり轢死者みたいな残雪をふむ
4
「なぜデモにいかない?」「コスパわるいから」全共闘のうたは泡沫
5
ぼくたちは悲しきASIAN BOYかな ほら、女神さま銃を構えて
4
ぼくたちは一本道を突きすすむ令和時代にもう「もし」はない
4
妻と子の夕餉をきいて餃子焼き独りよがりは蓋をして蒸す
6
朝五時の 下弦の月が 照らす雪 風が遊びて 吾の頬 叩く
20
冬枯れの 梅の枝先綻びて ひと雨ごとに薄き紅をさす 
15
桃いろのプリマのごとき梅の木の燃える想いを冷やし雪ふる
18
はすにふる六花りっかを払い投票へ白の景色に平和の願い
20
大敗をきした昨日はもう過去だオジサンじゃない気持ちは二十歳
11
順風に海風吹いたか島国は 中波小波に動かじ大船
18
前よりも 減りゆく近所のお付き合い 気楽でもあり寂しくもあり
16
大雪のなかを出かくる衆院選。老いの一票に不戦を託す
12
きょう一日のやなことぜんぶ押し込んで  ミキサーにかけ忘れてしまおう
6
眠らねば七時間後に来る息子嬉しさ過ぎてざわめいている
20
あなたが愛してくれるから どこまでも飛んでゆけるよ 強く 強く
5
降り積もる白の底が重くて重くて積もる積もる積もる積もる
3
盲目に なってもいいの もし君が 私の両目 覆いたいなら
4
逆パース :遠くのものを 羨んで 身近な人を 軽んじること。
6
咲き初めのしだれ梅にもぼたん雪つかの間だけの白き世界よ
20
愛された証拠はいつも抜け落ちて 得た幸せをかたどる不幸
6
「天使」さえ 命奪はる マンダレー 民の居場所ぞ いづこにかあらむ
4
て空に虚しさだけがこだましてそれでも春はやって来るから
16
やせ婆の遠吠えだってかまわない平和ボケだと笑わば笑え
14
美しき あな美しき 君なれど 触れる事なし 吾は日没に
3
AIに 知育の素を 与えたる 検索ボタンは ビーフステーキ?
3
金もない いや時もない 誰ぞある 時空の中の 綿菓子のよう
3