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指先で籠めたる微熱 数
糎
(
センチ
)
先の未来へ幾千里駆く
9
綺麗な言葉書き連ねても見え隠れする本心醜くきもの
3
点々と 続く足跡追いかけて 愛しき
愛猫
(
きみ
)
は陽だまりの中
17
意味知らば言わんとするが腑に落ちて気づきをくれし うた友の
短歌
(
うた
)
24
眦
(
まなじり
)
が下がり優しさ増す
表情
(
かほ
)
の 老いか愛かは問ふまでもなく
19
歳を取る速度は ぼくら違うけど ずっと一緒にいるよ、約束 /愛し犬
15
看板の
(
三十詩
)
基準が変わった?月曜日ビックリ新鮮新芽の春ね
14
重いまま沈んでゆけば潜水艦 泡に装甲深海探検
9
温暖化 舗装道路が 招きたる 「 草花 昆虫 外来種」 (※)人間に起因します
11
本棚も椅子もベッドも溶けていく 夜に溶けない私は一人
14
いつの間に 去って行く人 影もなく 「引きこもり」なる 第一世代 (※)大人しい人が退学していきました
13
木々芽吹く あふれる
“生”
に耐えかねて 鼻をつまんで 街を歩きぬ
5
雨予報 では出せないよ 紙のゴミ 見捨てはしない 資源だからね
11
くだらない世界が少し輝いた 君が笑って空気が揺れた
12
日々のこと 些細なことや 移ろいを 言葉に託す 素晴らしきかな (
今
(
° °
)
の私には出来ない° 後々 ……)
13
われを見る あなたの瞳 仕草あり よく分からない 幼き恋は
11
クライメイト霧がかりクラスメイト思い出せない
2
皇族が 天を治めり 天納と 天の音する
天岩戸
(
あまのいわと
)
に
5
言葉は時に武器となる。でも銃の前では何の意味も無い。だから少年はペンより剣を持った。
2
トランプ氏 目の前の虫 捕獲する いや素晴らしい でもでも で… …
4
「荷が降りた」悪い言葉で義父の死を大海へ送る花向けとする
27
昇る朝日が鬱陶しい。来る月夜が待ち遠しい
3
この目の解像度は変わらない。色褪せたのは写真か記憶か
5
エフェクトの坩堝にひたされたきみを引き上げて、ほら、あれが、意味だよ
1
恋だとか 愛とか好きとか 言えない僕に突き刺さる おとぎ話は終わりを夢見る
6
新調されたビル。塗り替えられたペンキ。思い出が消えていく
2
カロンテ
(
三途の川の渡し守
)
が 幼きわれに 取り憑くも まだ生きている 五十年後
7
端
(
はた
)
からは 茶番のような 銃撃も 二項対立 金と宗教 (※)「本当は嘘」 「嘘は本当」の「二律背反」の世界
6
100キロの 登り下りを 自転車で 一緒にどうです 楽しいですよ 「詠み直しましたすいません」
14
川の面に 雲と若葉の さざ波へ 夕日の落ちて 十六夜の月
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