「もう少し気楽に生きたら良いんスよ」 新入社員に言われて泣いちゃった
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見直せば記憶と違うことばかり それでも何も問題はない
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普段は食べないカップ麺を選んだよ  ハクビシンは電線を渡る
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冴ゆる空 剱超えるや 帰る雁   泣きしたたり 剱凍てつき 静けしや 
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亡師の声は正夢なんだ昨日きぞ載りし朝刊の歌忘れざらめや
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うしろ髪 しなやかに揺れ 振り返り  香漂い しばし佇み  春は巡る
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長からむ道こそなきと気づけへば山奥にへて白髪になりぬも
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気管支に 揚げ玉入り 「   」かぎかっこ  中目のおにやんま このゆびとまれ
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隔たりのひとつない空手をかざす私は愛であり続けてる
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今はもう<アメリカ>ハナミズキとは聞くこともなき 紅・白に咲く
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BRBさよなら二度と会いませんように!
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坂道を風ひんやりと吹き抜けて隣家の庭の藤棚ゆらす
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空風から(唐)かぜが 煙巻き上げ この国に 遠き砂漠の 場違いな色 ★★「頭文字 掛詞・かけことば 」
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リハトレをしつつ眺める窓外に巣作りせわしつがいのツバメ
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よーいどん猫が相手のにらめっこ また目を逸らす三戦三勝
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薄墨流し 山の端おぼろ 桜散り 桜敷く野辺に 遠来の友 坐して酒酌み  帰る雁な泣きそ
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地震ありてあとおふ激しき雨風に「てんぺんちい」とふ響きがめぐる
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有り金をくれなきゃ見栄で別れるとアカナメ語る不気味な話(百人一首・三十)
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子ども当てに呑み屋に寄らん初ツモを引き惑わせるギラギラの母(百人一首・二十九)
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生焼けのヌーのサービスまだ余る広めぬクマよ狩るぞお前を(百人一首・二十八)
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ドーナツを知らない猫が白い蛍光灯に飛びかかってもう八時四十分
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イカの腹分けて流るる墨の川いつ耳取るか鬼と相談(百人一首・二十七)
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送られたニセ最中もなかころもばかり今ひと粒のミルキー待たむ(百人一首・二十六)
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菜に塩は大阪ヤミの金貸し屋サツに知られて食い扶持もがな(百人一首・二十五)
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この足袋は草も取り払い寒気してひもじいニシキヘビのマワシに(百人一首・二十四)
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チゲ鍋にチヂミ最中もなかも買わせたれ我が身の痛むカネにあらねば(百人一首・二十三)
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日昇りて 緑濃き嶺に 陽溜まりて 陽炎揺るる 菩薩拝みて 母の顔
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フグ唐にアジのクサヤの塩漬けをヌリカベさんに買わせたヌーさん(百人一首・二十二)
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合コンと言ひしばかりにフダ付きの訳ありのカネを持ち出でつるかな(百人一首・二十一)
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あのひとがほほえむ写真のモノクロにツツジの赤がひどく滲んだ
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