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庭先に 椿の芽吹き 見つけたり 鉢に移して 育て眺める
9
自分を世界規模で見たときの何もなさが好き
1
飛んでゆく テストの点が 軽すぎて そんな記憶に 口の弛まん
4
どこまでもどこまでもつづく音符のすべてがこぼれおちた電線
2
芽吹きては 咲きて散りゆく 花の生 我
傍
(
かたわ
)
らに 見届けており
16
石の道が辛くて草むらで寝ていた私に根をさし続ける茨
4
思うまま回らぬこの世に腹が立ち 望むは正しく世界を見る目
2
知らない人からお前は誰だと言われて 目の前にある鏡を割った
1
この塊ぶん回したいから駆け出す 誰かおっきい岩知りません?
1
わたし鏡 これから世界を壊します 何も映したくない気分なので
1
ぐるぐると棒かき回すは己が脳 一つになればどれだけ楽か
3
泣き腫らし火照りは残れど空元気 いまのわたしとおんなじだねえ
2
首折れる位置の御人へ脳内で 全知?y/n 誤差でしかない
1
散らかった部屋より脳を洗いたくて今日メルカリで聖書を買った
3
売り払う手垢のついた救いなど 神が出てって広くなった部屋
3
飲み干した空き缶並べて片付けたつもりになってもう寝ようかな
6
街路樹や芝に野の草見て通る移ろい楽し花壇見ずして
13
不忍
(
しのばず
)
の
蓮
(
はちす
)
立ち枯れまた咲きぬパンダはとわにこの国に来ず
8
哀しみを湛へたやふな青ひ瞳の キエフの若者
ますらお
(
大関
)
と成り
14
お名前は? 化粧も知らぬあの日より 老眼鏡を取り出す君まで
6
おしゃべりが次第次第に苦しみになる年ごろに差し掛かかってる
6
南天の実の愛らしき 朝さんぽ ひとつつまんで帰りたくなる
19
永遠に 死ねぬ身に変え 檻に入れ 深海沈める
人魚
(
セイレーン
)
恐ろし |お題『ちいかわ』
3
枝打ちて寂しく映る木々たちは根と根で繋がるネットワークで
13
奇跡にも この世に生を 受けた者 ひとり残らず 幸せになろう
4
かかえこみひとりで悩み納得し明日入院の父のきんろう
6
容赦なき乾いた風に枯れ葉舞い 気管支炎は二十日治らず
13
寒空をくぐり冷えたる君帰り ストーブ前の妻をずらしぬ
8
君の背に残る私の爪の痕 赤い三日月シャツが隠して
7
朝飯を食って困ったナゾ腹痛 きび団子より正露丸だね
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