薄明に憎悪ばかりが立ちあがり海のはごろもはしづかにゆれる 

体温計こめかみに当てルーレット 「36℃」まだまだ死ねない 

気づいたね 影が延びきる その前に 一瞬で永遠を手にいれる 

真っ青な空だ 青にはとどかない青だ 

ぼくたちは秋に生まれた 干し草に仰向けなれば懐かしい空 

ひりつきて愛を乞うこの想いから解放されたき楽になりたし 

納得のいくこたえだけ求めては宇宙の終わりも首を振らない 

カレンダー残り四枚病院で眠る祖父の細い手を思う 

飽きるまで 落ち込んだから 大丈夫 髪も切ったし 次に進もう 

名も知らぬ虫が鳴いてる途切れつつ 命短し秋の入り口 

母さんが迎えに来るまで十五分 二人になれる雨の九月夜 

彼岸にも墓参りせずゴロ寝してお萩だけ食べ太り吾おり 

ふと顔を取り戻して居、原初たるスープの泡より生まれ、われらは 

ガキの頃 ひどい音痴と 笑われた 吾いまもなお 歌と生きてる 

気づいてる 気持ちに知らないふりしてる 恋の醍醐味 秋空の下 

波風にかたち消えゆく時もあり たださもありなめる泡沫を 

小さくて 米粒ほどの 親切も 人の助けに なれたら嬉し 

上司との 接待酒に 酔えぬ俺 時計よちゃんと 進んでいるか 

好きな子の 話をしてる 彼の瞳に きっと私は 映ってないね 

偶像アイコンを失くした僕ら もういっそ名も泡沫に溶かしてみようか 

真空を抱いてねむる影ふたつ (親友、キミに春をあげるよ) 

痛くないけれどここにはいたくない(お家に帰るまでが戦争) 

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「短歌やるヤツはメンヘラ」そのセリフ上の句に入れ詠んでやります 

真夜中のフリーチャットに現れて円周率を書き連ねるひと 

火蛍ひぼたるは舞えば舞うほど脆くなり翅が砕けて大地に落ちる 

内臓が見えるくらいに透明な君の隣に居させてくれよ 

頼むからerrorのrに混ぜてくれeとoにはなりたくないんだ 

君の足 土踏まずがあり偉いなと 僕は自分のをぺたぺた撫でた 

あのひとが “人間”だということが怖い いっそ神様であってくれよ