投げてこい暴れる球を魔の球をお前を見せろ震えて吼えろ
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奥歯欠け 型取りまでに 二週待ち 接着までに もう二週とは
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枯渇した土に恵みの雨が降り 萠えいづる春へ 拍車をかける
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西にある井戸を覆うは黒い幕 開いてみたら中にはコアラ🐨
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吾がしゃがみ 名前を呼べば 蒼瞳羊駱きみと目があう 何年も続く 二人の合図
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退社あと ひたすら待つ 遅延すバス 上弦の月を隠す冷雨
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雨上がり 庭のモミジの枝先に 芽吹き促す雫が光る
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雨上がり飯盛山に霧立ちぬ決めかねている心揺蕩う
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ポテサラに キャロットラペと ブロッコリー 蒸しつつ鮭焼く 合間に大根おろし  
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ラッキーデイ 君は私を 想ってる 綺麗な夕陽 見えているよね
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暮れていく西の空は茜色 雨の1日結ぶいろど
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きみがぼくにくれるえねるぎー ぼくがきみにあげるえねるぎー きろくした ぴぽぱ
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本を読み 針糸通し 爪を切る 老眼鏡は 我の相棒
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師の夜も長いだらうか『山月記』人虎の交わり忘形の友
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師とのライン手繰りおとせばおととしの我が入院のうたは血みどろ
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らしくあれ人の言へどもむなしけれ思ひのままに生きなばほとけ
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好きだった同性からの手紙読む タイムマシンがあればいいのに
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演説後 起立拍手 含み笑い 触れぬトランプ 祟りなしかな
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曇天や雨垂れひとつ落つるたび こめかみ深く脈を刻めり
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静寂に揺れる鞦韆ブランコそのままに沈む陽を背に童子散りけり
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家計簿を 付けて出し入れ適正化 財務省が 規範を示す
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零れゆく想いを五七にながめれば 三十一文字みそひともじの壁は背にあり
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気晴らしになればと図鑑なども入れ恩師を見舞う雨の茂吉忌
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もし戦後、進駐軍がソ連なら 今頃我らは農奴になってた
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揚げたてのカツを喰らへばザクザクと奥歯のあつた歯肉にささる
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交わしたる言の葉のみが脈打てば行方知らざる君ぞ思はる
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カタログが いいねと総理 言ったから 総選挙後は 贈答記念日 / パロディ
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あたふたと茶碗洗いていそいそと妻にやらずの春時雨かな
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食っちゃ寝の 愛猫きみにマッタリ 癒やされて 家事もサボリて 賄い料理
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雨の降る 少し前には 土の香が 森の香りも 運ぶ春の日
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