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「唇が乾く季節ね」桃色の頬の一つで春はほどける
5
長年の役目をおえて去る
女性
(
ひと
)
の過ぎし苦労は喜びにかわる
12
雨だから君が頭痛にならないか心配をした 変わる信号
7
銃声と存在意義とひとりごとペトリコールと空と春の日
5
ムンフバト
(
(★1)
)
ドルゴルスレン
(
(★2)
(
)
)
モンゴルと日本を
繋
(
つな
)
ぐ デカい架け橋 (★1)「白鵬」関 (★2)「朝青龍」関
5
宵闇
(
よいやみ
)
を 君待たすなかれ 月は満つ サフラン色の空の
宴
(
うたげ
)
ぞ
17
実家から帰るわれ送るゆっくりと歩きだす母背中さみしげで
13
惰眠から起きようとするひもすがら 嗚呼明日こそと思う今日と寝
6
最後まで あなたは笑って いれるのね わたしもなにか 笑えてきたわ
2
万葉集真似て短歌を詠んでみたやはり俺には難しきかも
8
二人して料理した日朧げに いまはひとりで鍋作り頷く
6
月初には暖房してた今はもう下着で過ごす何この変化
5
出かけるな 出ればまずいよ 酷暑化に 庭の剪定 「積ん読」を読む
8
君が言う彼氏の隣に私の名 これでいいよな友達ってのは
4
茹でたての熱を感じるそら豆の縫い目をそっと触ってみたり
14
オリオンの 窓から見えた
星
(
地球
)
は今 まだ青いかい? そして平和かい?
5
大楠の洞に入りて息ひそめ樹齢に滲む樟脳のかほり
13
あなたには届かないけど駅前で 口笛を吹くモンブランふたつ
6
ごめんなさいセブンイレブン出来たからローソンまではちょっと遠くて
5
家族連れ にぎやか号車 連休に パソコン見つめ 無の仕事処理
10
こだま乗り 静岡駅で 降りて待つ タクシー送迎 おでん屋行きにて
11
Xの濁流に乗り流れてく千年先も読まれうる歌
4
降る雨が 言葉の余韻 流したり 欠片見つける 澄みわたる日に
11
生い茂る雑草の奥朽ち果てた荒屋さえも眩しく映る
6
嵐去り鋭利な枝が突き刺さる大地の痛み感じて嘆く
5
僕の分、全部幸せになって!
5
この街の五割役人三割老人残りの二割幸いはなし
4
家探し食事を運び巣立ちさせ 秋は南へ My Hometown
6
片側の腕から脚に刻まれた自傷の痕が目盛りのようだ
4
結婚の相手に高い水準を求める君はそれに見合うの
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