雪を踏みキュッキュと鳴らし翔ける君 その背の白き羽を震わせ
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規則正しく生きろと見張る爪 もういらないねさようなら
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ルーベラとヨックモックのシガールは似て非なるものくらぶべからず/ルーベラ側の人間
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黒幕を知ってるドラマ再放送やっぱり同じとこで驚く
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ひだまりで 夢見心地の きみを見て 伸ばしたい手を ぐっと堪える
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慰めも励ましも要らない 今はただ そばに居てくれる 君にありがとう
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腹痛は 休めと神の思召し すこし休んで また走り出せ
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焼いていて 焼けていなくて 生焼けで 生焼けでよくね 生焼けはダメよ
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風強し あったかスープを 飲みましょう きのこのクリームスープパスタで
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知り人もなく光り落つ隕石の世の一隅のひとしずく
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引力で地面にキスって 浮気者 私だけ海で醜いじゃない
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あぁ寒い!二十五日にゃ雪だって?一月ひとつき遅いぜサンタクロース
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気を抜けばあなたのドミノ崩してしまう 責任は再生ボタン
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「僕が今どこにいるかって?」(聞いてない) 君を見ている宇宙だぜっ
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倒木を防ぎ 人命守るため 伐採されゆく古樹こじゅの哀しき
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こっちのがあったかいよと手で示すわかったのかなそこで寝る猫
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高尾駅降り立てば咲く白梅の香りを運ぶひとすじの風
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年末に賀状じまいを受け取るも送れば寒中見舞いが届き
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「子育ては 一時の間(いっときのま)だから楽しんで」 悩める嫁に届けばいいな
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火蓋切り駆けて溺れて掴むあし 戦は対岸 茂み掻き分け
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雪来ぬが極まる水の冷たさに指のあかぎれピリリとしみる
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朝食は菊花豆腐が咲くうどん 菜花を添えて春を味わう
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まろやかに 雪はつもるの 塞がれた パンダの遊具や 松の枝にも
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道端の 少しだけの 雪景色 院生なっても 足軽やかに
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冬野菜 糖分ためこみ 甘さ増す 鍋にぶち込み 寒波と闘う
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おそらくはバイオリズムが下降線 わかるアナタとわからないキミ
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りんご切る 手元をねこが みつめてる ようじはなあに とまとがほしいの
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顔洗い カーテン開けて 薬飲む なんてことない 日常の一コマ
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ぬくぬくと 毛布にくるまり 我が愛猫 寒波の野良ねこ 今いずこ (前の句をちょっと変えてみました)
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滅多ない氷点下の朝体感し 暑さに溶ける夏思い出す
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