部屋用のフレグランスを机に置けばあっという間に脳は喜び
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夢破れ 散った桜と 反撃の 狼煙を揚げ損なったメビウス
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夕暮れの自然の灯り背に受けて細身の桜我を魅了す
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春待ちの弧を描く月笑みこぼし明日ゆく君の標とならむ
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好きだから 大嫌いへと進化して お前もそうなら それでイーブン
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少しでも軽やかであれその魂 ごめんねありがとう ごめんね ごめんよ
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丁寧に淹れた緑茶の一服にほっと包まれ一日ひとひを終える
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君に似た 後ろ姿に二度見した 今はなんにも 感じないから。
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桃林は花盛りなり喜寿の春楽し日もあり夢持ち生きる
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能力が低いからなどと言っちゃ駄目!強い言葉で叱ってくれた
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ちいかわの お猪口で酒を呑みほして はちわれかわい ついもう一杯
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風冷えの 夜はポトフで 温まり 街も嵐の 熱気に包まれ
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降り止まぬ雨を味方にデイ拒む 義母を抱える私の胸にも雨
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東京はなにもなくてなんでもある 白い桜と枯れた空とか
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武田山古戦こせんの跡をしのぶれば澄み咲き誇る勿忘草わすれなぐさ
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川上の名所は疾ふに散りたるや 花の筏は河口に至り
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咲く花のちりぬる前の静けさや我らの前に杭は立たずや
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手向くるは強酒ストロングゼロの空き缶や笑ひし夜をここに偲びて
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ひらひらとまた一葉ひとひらと己が手で散りぬる花をすくいたまへや
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果つるまぎ見つるは離るるやすけさか 黄泉よみへの道に惑ひぢかは
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欲しいものリストを打ちこむ ただひとり ポテチ、スイッチ、あとそれと君
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春雨と共に舞ひ散る花弁はなびらは 新緑のはじまりを告げたし
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花筏 枝からこぼれる幾日を難波潟 短かき蘆の 節の間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや 19/100 伊勢
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その人の語ることには想ひ出を手放すにはまず深いものから
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正答を知ってて聞くと間違いが意外に多いAI真実ホントウ
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ヘッドホンしたまま粉薬を飲む初めてのコトまだあった春
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そもそもない疲れまで癒えそうここは茅ヶ崎竜泉寺の湯
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AI は可愛いだってポンコツだ 1ページは3ページじゃない
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トーストは人の生き方ふわふわでもちもちだけがいいわけじゃない
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コロナ禍で会へない祖父に文送りおまけに添へたはじまりの歌
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