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「あと何度」数うる指をそっと閉じ 日曜朝のトーストを焼く
16
衣川 仁王立ちして 死してなお
主
(
あるじ
)
を守る 盾の弁慶
4
ぷっつりと噛めばはじける春の香の 翠の粒やえんどう豆食む
21
人並に 結婚したくて 婚活し 見栄をはりすぎ 相手決まらず
9
陽の矢射し 垣根しなだれ 朝顔の 陽背負いし影 薄れ消えゆく 昼下がり
5
ピザまんが売り切れてるという絶望で始まった今日の休日出勤!
9
おこめ券 無駄に税金 使わずに 税額値上げ やめてください
6
メチャ手際 ええスタバの スタッフに 追いつかなきゃと オタってしもた
7
真っ白な紙の中から現れし尾っぽを立てて迎え出る猫
13
透明の水彩画からこぼれ落ちだいじな
欠片
(
かけら
)
うまく
描
(
か
)
けない
12
見晴し台広がるいなべ花の海助走をつけて飛び込んでみよか
11
閉づシャッター並ぶ 寂れし商店街 宵闇を灯すLED
19
椿の森木陰の轍に雨は降り花が落ちれば波紋広がる
11
壁時計の電池が切れて三時間。ずっとこのまま十時ならいいのに。
8
仕事って嫌だな。心がモヤモヤする。今日も一枚、宝くじ買う。
5
一粒の梅酒の梅に染み渡る 過ぎ去りし
時間
(
とき
)
の流れを想う
16
ゆるるりと自分を満たす一人時間 気ままサプリが吾には効くなり
22
香りつき練り消しレジへ持って行くボールペンしか持ってないけど
9
北風に 凍えてなびく 梅の花 春は足踏み 曇天もよう
19
俯きて君を見送る紫のクリスマスローズ風とささやく
22
戦火の世 平和の夢は踏まれゆく草は倒れつ「イマジン」詠う
19
いつまでも想ってるのはわたしだけ魔法の言葉で片づけないで
7
雪解けの 春の陽気に誘われて 季節を食むる茎立摘めり
20
宵闇に散り際を急く花ふらし ゆく春惜しみ並ぶ歩早む
12
いつもより ちょっと多めの 食物繊維 お腹ゴロゴロ 取りすぎ注意
3
人生が 百年ならば 先長き 健康維持 どうしたものか
6
雨上がり 立ち上り来る土の
香
(
か
)
を 風が運びて啓蟄の
候
(
こう
)
19
静かなる 無人の
神社
(
みや
)
で 祈りしは
蒼瞳羊駝
(
あのこ
)
の余生 穏やかであれ
6
夜の雨 強き雨音 もの悲し 強き風音 こわさを感じ
7
ストレスを 感じてすぐに 現れし 身体の不調 正直なり
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