なんとまぁ多くのゴミを出す命フロアにかけたコロコロを見て
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冬支度 終えたるのちの好天を 晴れが余ったと先人の言い
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実の如くあかく染まりをる柿の葉 揺らすは風か ついばむ鳥か
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正義とか 法律守る 人間が 愛を失う 地獄のお沙汰
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ただ一人 とぼとぼ歩く 冬の道 誰も会わない 地獄のお沙汰
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真面目だね 草一本も 落ち度なし うわべはきれい 地獄のお沙汰
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弾丸や 監視カメラが 作動する 戦々恐々 地獄のお沙汰
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取り締まれ 監視を強め 不祥事を 起こさぬように 地獄のお沙汰
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甘くない この世の中で 生きてゆく 甘い人間 標的にされ
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爺とか ハゲと言われて 呼び捨てに されてもやはり 地獄のお沙汰
2
蹴られても 蹴られた方が 悪いとか 言われる始末 地獄のお沙汰
2
好きな曲 耳傾けて街歩く 今日の私は 誰よりもかわいい
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石垣に枝垂れて生りし柿の実に薄雲染めて夕陽差し来る
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亡き父へのダイレクトメールまだ届きとりあえず生きていることにする
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このうえは 悪を罰して 怒鳴るほど 生き残れるか 地獄のお沙汰
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抱き寄せて 頭撫でたら クビになる 甘い教員 絶滅の危機
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イチョウの木 剪定された 緑の葉 今年は見れない 黄色の吹雪
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平成の空はなんだか飛びにくい 歩んでくこと選んだ君は
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ほら、ナガルジュンが浮島だよ 谷を滞留する水色だよ
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「反社会 勢力では ないですね?」 そう聞かれたけど んなんじゃねーし 
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「生きてまた会いましょう」まで聴き終えて明日あすの事など 考えてみる/「みんなで引きこもりラジオ」の後に
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手繰り寄せ スマホが腫れとる  足指を  狙ぉたように 直撃落下  
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半月を見上げて路上の缶チューハイ 思い浮かぶは柿の種かな
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巨大な蚊に刺されたみたい 注射痕 歪な丸に腫れてて痒い
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晩秋の 窓に散る葉はインテリア 決して生き物の亡骸ではなく
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毛羽立った絨毯のよう 秋の暮れ 使い古しの落葉たちが
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昆布出汁に生姜絞り汁入れるだけ卒業生の知恵を借ります
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血圧が母の痴呆を進めてるせめて私は「昆布生姜茶」
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卒業生残したレシピの効能で吾も実行昆布生姜茶
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あの頃は良かったなんて言うようにいつの間にやらなってしまった
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