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橋の上流れる
水面
(
みなも
)
を眺めては波乱の時代に想い馳せて
3
堪えぬいた「忍び難き」クリアして 手にした太平万世だもの
8
あの戦この国にさえ来なければ それでいいじゃんニホンのホンネ
9
外でなら ふたりでいるの 楽しいが 家に着いたら ひとりになりたい
4
この店は サビが強えと 涙拭き 強がっている 回転寿司で
3
死ぬ時は花火がいいなでもあれは無機物だから笑ってるのか
3
今此処の 種火ボヤにて 消し止める 何れの時の 大火に備え
9
遣
(
つか
)
い手の その
掌
(
て
)
の中の トランプも 風に吹かれて 流れ者なり
6
亡き父の 終の職場 通り行く 不思議な空気 不思議な時間
10
暗闇を 熱き気迫で 蹴散らして ベートーベンは 赤い灯火
9
その時代 歌舞伎の父は
傾
(
かぶ
)
く者 己さらして 舞台に上がる
6
あの方は今はどうして居るのだろう連絡先も知らないくせに
18
別れとは辛くあれども美しい思い出の曲できゅっとしていたい
17
春の宵 月影かくれ 花の宴 さくらさけども 舞い散りぬるを 生きるはかなさの もの悲しさよ
4
春分にカーネーションは散りました。根から丸ごと枯れてくれれば。
4
女々しさが根を張る心 こんなにもヒゲはすくすく伸びるってのに
8
「本当にあなたは良い子ね」と言う母 良い子に成りきる苦労を知ってる?
8
真夜中も 変わらず光る 信号は 真面目腐った お前らみたい
5
恋仲の 真剣ならざる徒競走 二人で取ろう 愛の金メダル
3
ひがし風 ふわり仰げば 花香る 通い路の君 もう少しだけ
6
Golden slumbers にくるまれてわたしは浮かぶ。静かに、泡立つ
6
A
I
は「歩兵」の稽古に付き合って攻める敵陣「と金」に鍛え
10
桜が元気に咲いている間は散ることがなかなか信じられない
7
我に問う 気力尽きたか ネタギレか 五月蝿い 情熱よ 煮え滾れ
4
嬉しいねカスタマイズが全部タダ/川柳
4
「真夜中のドア」が流れて
夫
(
つま
)
の横 戻れぬ日々が不意に愛しき
19
寄り添いて不味き牡丹餅分かち合う 笑う夫の手の節愛し
16
お袋の寝息に合わせ息を吸う 実家暮らしのメリットね、コレ
11
球根の
出
(
い
)
でし芽見んと四つ這いになりて地中の温さ伝わり
15
夫と行く遠き蕎麦屋の帰り道 芽吹く野山をふたり見つめて
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