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夏の恋シュールで少し儚くて放っておけば花火のように 

太陽の日差しをいっぱい浴びたからあなたの好きな向日葵になる 

新盆に 集いて交わす 想い酒 伯父の横顔 亡父を見る 

夕立て 蒸せるよしずで 雨宿り 雫かわして 見上げれば蝉 

亡き父を 慕いて巡る 故郷の 南風(まじ)空光り 浮かぶ眼差し 

ヒジキ刈る 凍えた母の 指に見た 深黒きシワ 温き御心 

ノーマン父の想いも知らぬ子に殉死を選び明治の武士かな 

しあわせになるのが下手な僕たちは惰性で生きて慣性で死ぬ 

知らない! と小さなきみが突き飛ばし月の裏側までぼくは飛ぶ 

「つきあってほしい」とメールした夜に僕は初めて煙草を買った 

ゆるゆると首を横に振る扇風機 お前もぼくを否定するのか 

この恋は待つだけじゃ駄目だってことわかってるのに動けず今夜も 

つれなくて連絡ちっともくれなくてそんな君にこの夏恋した 

生ぬるい風、でも涼しげな音が鳴るだろう風鈴でもあれば 

本当に世界はひっくり返るんだ 君に恋したただそれだけで 

この夏をどう過ごすのかは自由です君は君のため僕は僕のため 

あの人に「忘れない。」って言ってきた言ったとたんに溢れた涙 

普通だと普通に言えば異常だと言われることが普通になった 

うたた寝に落ちた手を抜けシャーペンの自由な動き一秒二秒 

搭乗者名簿のなまへカタカナによみあげられて熱帯夜更く 

秋風に誘はれ出でて鳴く虫の声聞く夜はぞ野辺は寂しき 

恥ずかしくなるほど寂しいあの頃のわたしは過去で撮れるのは「今」 

秋とだに分かぬ常磐の山人もながめわぶらむ夕暮れの空 

彼の人ときんぎよすくひをした夏に救へなかつた金魚を想ふ 

「いいね!」規制されるぐらいに「いいね!」するあなた あなたの心がいいね! 

いつからか夏は巨大な敵となりウルトラマンの中身もやられ 

美しいまま空っぽになれたなら金魚の目玉のような空っぽ 

新宿の目のかたわれはアキバあたりにいるのだろうか 

切ったのよ 切ったつもりだったのよ 言い訳しつつ 啜った糸こん 

誓ふなと主は言ひしゆゑ誓はずにともにくらしてはたとせあまり