あんなにも、楽しみだったはずなのに、「またかよクソが!」 雪はうんざり。
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くろかみの 応援うけて 若武者の 打球夏空 超えスタンドへ。
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病む首と 不安のなかに ときは春 ねがいはひとつ 痛みよさらば
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海を越え おのれ信じた 二刀流 真摯なプレイ 語り継ぐ夏
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菜種梅雨なたねつゆ 髪がうねる 一日も に会える日 近づくならば
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わが猫たち 寝たり起きたり うろうろす より寝心地の良い場所もとめて
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タンパク質タンパク質と呟きて たまごマヨきゅうりの雑なサラダを
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夢うつつ手を伸ばしても届かない君の背中はもう見えない
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誰だって 恋とは どんなものなのか わからないまま 気づけば落ちてる
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愛がない君は笑ってそう言っただけど僕には愛だった
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この部屋を引き払うのがさびしくて無理に荷物を持ち上げる君
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名前から渾名に変わった僕の人生は 得体の知れないそいつが引き継ぐ
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ほろほろとこぼれて落ちる思い出を繋ぎ止めんとミモザの水替え
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もがり明け 魂珠還る 湊葬と 遺せし者の 幸祈りつつ
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悲しいね昨日は五人死んだのかところで今日の晩飯は何?
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白髪に負けず劣らぬ輝きを 顔に宿して生きて行けたら
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水飲みたい水おいしいなぁ祖父が言う 世界一おいしい水飲ませたい
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玉ねぎをどこまで剥いたらいいのって もう言わないんだね涙出てきた
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アプリ起動 バーコード読み QR決済 までの遠き道程みちのり/by高齢者
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ようやくの春の日差しにほだされてIKEAとふ名のDスリーディー迷路/by高齢者
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悲しみを素直に認める難しさ、大人になりかけようやくわかる
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曇天に 蕾を巡る 散歩とて 開花を想えば 楽しからずや
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明晩の飲み会中止とLINE来て全てのヤル気飛んでいく午後
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ちま猫ちゃん 寝癖寝癖になっちゃうよ おひげ二つ折り あんまりじゃない?(笑)
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ジャズ流る喫茶店にてカフェ・オ・レを 現実はなひとり旅する
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お花見に持ってく差し入れ メモを書く 土曜日までに開花はするかな(かろうじて)
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フィッシュ・アンド・チップス嫌ひ。曇日の牢屋町・縹染の血の警邏
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東風こちかぜたてがみ揺れて三島江の葦の若葉をあさる春駒
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癲狂院しづまらず木の鞭撓へり一頭の青年剥き出して肋骨
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今日という未来を知らず生きていた昨日の自分が無垢で遠くて
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