快晴の五月の空は突き抜けて介護の日々を少し忘れる
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甲斐もなく三方が原のいくさにて漏らしにけりなあはれ家康
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遥かなるみどりの山並みに 忽然とあらわる富士の白さ際立ち /車窓より
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不安さをまぎらすために見てたのに最下位の日に再会と知る
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朝風に末の身姿思はれば宙に舞ひたる塵と還りぬ
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けふもまた戯れし歌世に憚れば 憂き世を嘆き浮き世に遊び
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細石さざれいし打つかの雨にさらされてみどり輝き濃く固まれり
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みつばちが羽音響かせラベンダー 思はざらめや天寿のときを
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馴れ合いと思われ痛みの傷深く去る人恋ふる哀し晴れの日
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七十四歳ななじゅうし 未だ試験の悪夢見ゆ 紅蓮の炎 埋み火なりと
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人間の 表情見せる ボス猫は 人間をおっきな 猫と思てるらし
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過ぎにける月日を忍び藤浪のまつはる思ひ沈めもぞする
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もう見ない屋根より高い鯉のぼり今は河原で遊んでるらし
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五月晴れ 檸檬の花が 香る朝 洗濯物を 風になびかせ
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大阪にすぢぞ多かる御堂筋牛筋煮込みその筋の人
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この想い独りよがりの歌に乗せ夜明けの空に捨ててしまおう
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神様が どうしてこの星 作ったか 知らないままで 朝 ありがたし
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風薫る 朝にふらりとローカル線 車窓流れる空と海眩し
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人が人会いにゆくとき残される白い高鳴りあおぞら分ける
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空港が  混雑している  映像に  この時世との  乖離覚ゆ
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今朝方の雨 嘘のやう さやかなるフラワームーン 朔日ついたち夜半よわ
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カーテンを開けて今日へと切り替える 連休初日 時計見ぬ朝
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シガーソケットに差し込むだけで燃費減る? スノータイヤを替えるのが先!
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「コンセントに差し込むだけで節電」だ? 付けっぱなしを止めてから言え
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その商品 節約詐欺だと教えても 聞く耳持たない 確証バイアス
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雨あがり えごの花は 輝きて 真白き光 吾が中に
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飛ぶ燕昔作ったプラモデル三式戦闘機さんしきせんを思い出したり
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暁に 勤めに向かい 横見れば 宵闇に居た 猫が見送る
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タレ過ぎて 塩に嵌りて タレ戻る 齢の旨み 焼き鳥のごと
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デジタルの18度18時 18歳じゃうはちの君 青き光に
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