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炊きたての白きお米の香ばしく 今宵も犬と飯を食ふらむ ※犬にはきちんと犬専用に用意した食事を与えています。
10
喜寿ハピバ 思いっきりのサプライズ 生ある幸をかみしめし日よ
16
五年経て 我が魂は 静けしや 憂い哀しみ 淋しさに堪え 海に誘われ 波と戯れ 影長くして 家路へたどるは
4
涼やかな
宵風
(
よいかぜ
)
受けて ひとつふたつ 星を数えつ ゆるりと家路へ
13
家々に明かり灯りて
夕餉
(
ゆうげ
)
の香 漂う安らぎ 週末の宵
14
生きていく意味を誰かに挿してほしい花瓶と僕に落陽が差す
9
壁に当て 帰るボールを 捕って投げ よく見た景色 子どもの頃は
14
鶯は 我が身の二倍も ある
雛
(
ひな
)
の 口に
餌
(
えさ
)
入れ 我が子と疑わず
21
沢山の パンジー並ぶ ドアの前 五人家族の 幸せ見えて 「すいません詠み直しました」
19
歓声と悲鳴が同時に起こる我が家の阪神広島戦
8
金色に ひこうき雲の 筋伸びて 一直線に 空を横切る
22
悪いのは僕でいいからこの春を「ごめんね」という鍵で閉めきる
24
満開になれば終わってしまうから六分のままで僕を待ってて
22
流れてる プールの水は 絶えずして 元の水にあらず とは言えない
5
今年初ラジオは夏日告ぐるなり それもよかろう冷奴食む
15
僕がそこにいないなら 不幸せでいてね
5
夏日来て漆黒の慈鳥庭に待つ凍った竹輪を土産に渡す
17
鮮やかに 路彩りしツツジの群 寂しく朽ち落ち花殻となりぬ
15
春風に撫ぜられ 空き地にて揺るる オレンジ色の ナガミヒナゲシ/ポピーの仲間
21
憂鬱も紅茶に溶かし浮かべれば満ちる夕陽の色に染まらむ
23
孫子らに癒されし日のありがたき 老いに疲れし日々のまた良き
18
葉脈の裏ほど凛と清しけれ 背を貫くや 言の葉の裏
18
暴投か捕逸か論じ合うようなダルい会議の末席に居る
20
檻の中オランウータンお前もな職業欄には無職と書かる
16
久しぶり 退院の友に 会いに行き 元気を届けしはずが貰いて
18
近所の商店街食べ歩き人が多くて われうちごはん
15
赤メノウ×黒水晶のちから借り痛む膝へのお守りとする
25
「うりずん」の 吹く港より 米軍の イージス艦が ホルムズへ発つ
14
おおきみのために死ににし島人は見捨てらるるか海は青しに
14
びっこ引き杖突き歩廊独り行く私でもある生きてきた
男性
(
ひと
)
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