風と歌い踊り疲れて木々の葉が眠る公園 私は一人
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さあ着いた半年ぶりの大阪や 呑む気満々五時から呑むでぇ
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越前と近江を越えて雷鳥は 摂津の国にちゃんと着いたり
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いくつもの 眠れぬ夜を 乗り越えて 赤く滲んだ手 いざ本番へ/先輩方、頑張って下さい…!
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高3生 決意を胸に あとにした 教室に光 しづかに満ちる/明日、共通テスト本番
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雷鳥は京のみやこに舞ひおりて 賀茂の水辺に羽を休めり
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滋賀びとが「琵琶湖は海だ」という気持ち ごもっともです確かに海だ
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近江の海けふは静かに凪てゐて 日輪ははや比叡の峰に
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ナチスから逃れ「命のビザ」持ちて日本上陸敦賀港なり
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国語辞書 淡い恋慕を 表す語 ずっとさまよい 「初恋」を知る
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落葉樹 常緑樹たちを 目の前に ざわざわ嘆く 身にる寒さ
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梅田までほんまに着くんか雷鳥号 敦賀なんて知らない街から
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敦賀での乗換え時間は十二分 むちゃくちゃ緊張サンダーバードへ
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冬日和常は通らぬ路地入らば色鮮やかに葉牡丹並ぶ
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玄関を 開けるとすぐに センサー開始 今夜のおかずに 心が躍る
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すれちがう受験の子らにガンバレと心の中でエールを送る
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金沢発敦賀行きなる新幹線 初の乗車に切符確かめ
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息抜きは一瞬でいい また走れ 頑張れ 負けるな 自分に負けるな
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あおぞらに再生資源回収のみどりの旗がひらりと靡く
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道半ば 旅を思へば 足元に 歩みし日々の 影あたたかし
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小寒に黄砂が春を連れて来る ダウンを脱ぎて散歩に出るか
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暖房で 部屋の中が 砂漠デザートに 甘味ディザートを求め 寒冷地へと
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「もう出来た」どっこい短歌は奥深し掘れば掘るほどお宝探し
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痛み去り久しき方の歌に沁み脳の瓦礫を掬ふ欠勤
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思い出が まだ とんがっていて入れない 部屋の中にも 午後のお日さま
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目的駅近づきぬ 睡魔に負けじと 車内アナウンスに 耳かぶ
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虚像なる敵は頭を穿つもの緩和カフェオレ飲む気も封じ
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同じ毛布がそれぞれの肺の動きに合わせて上下する昼過ぎ
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投稿をしてるのずっと話さない君の知らない我も好しとす
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外界はすさぶ大地の針の風 服を凍らせ針を防いで
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