またいつか会えると言った癖に目さえ合わせてくれなかったね、点P
5
通知オフLINEのピンをそっと抜く 私ばかりが好きな気がして
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鏡には映らないから油断した?かわいた砂に零れる涙
3
独り草地に立つて居るのに 飛び降りちまへと 声がする
3
家族間 近所付き合い 格差あり 解消されず 転がっており
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君の吹く笛の音色をのせてゆく川は流れて流れて海へ
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流れてく景色は季節まで進む 満開までの早送りの梅
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掌の 薬の瓶底 柔しい死の淵
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未だ残る不安が滲む雨の夜は甘酸い梅酒に全て溶かして
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働き者の総理は空など見上げない 天の原 ふりさけ見れば 春日なる三笠の山に 出でし月かも /阿倍仲麻呂 7/100
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本年も ボロ服まとい 軽トラで のぞむ税務署 確定申告
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しゃがれ空 綺麗な夕焼け 見るよりも 何故か落ち着く 己れのようで 
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夜に発つ白鳥姿は見えなくとも子犬のような派手な声量
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痩せなきゃと 言いつポテチに 食らいつく この習性が 修正不能
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煮込みつつきみがシチューに聴かせているアイネ・クライネ・ナハトムジーク
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朧月と寄り添うように山々は佇んでいる穏やかな夜
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家族なら100%受け入れる そういうもんだ …そういうもんか?
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愛求め得られないのを繰り返し憎悪に変わる悲劇ばかりで
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掻きむしる 頭を 喉を 胸を 手を 足を 背中を どこにもなくて
4
苦しくて痛くて辛く堪らない私を全て受け入れてくれ
4
不健康だとおかしいか? お前らは病まないのかよ んなこたねーよ
4
うるせーよ 壊したいのはまさにその 陰口を産む空気なんだよ
6
短歌ではヘラった自己も出しちゃおう だって普段はできないだろう?
4
「うわ あの子 マジで瞬時にヘラるやん」 その陰口の無惨さ 酷さ
3
いなかった 私を全て受け入れてくれる誰かは 終わり 始まる
5
美味いもん 食ってナンボの 人生と わが狸腹 肯定してみる
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密かなる 自慢のくびれ 今は無く 狸の如き 腹を見つめる
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たまさかの曼荼羅織りなす始めたて諧謔曲スケルツォ弾く指、夢中でふたり
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自然界 般若の顔を 見せる今 先進国が 道筋示す
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雪洞ぼんぼりの まろあかりに 伏す君の 手弱女たおやめの如き 長き睫毛よ
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