平和国家の看板外し武器輸出じゃんじゃんやると荒き鼻息 /施政方針演説
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くたびれた癌ができたと苦笑ふ五木寛之九十三歳 /中咽頭癌ステージ2
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この街に 何年ぶりかの 雪が降り 小5の僕が スマホを翳す
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我という者消え彼になる演技者に まだまだ青き哉「我」
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フカヒレの姿煮箸に触れしときヤワラーのかの暑き日思ほゆ /バンコクのヤワラー通り
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月は銀 太陽は金で 銅は金星 やっとわかった バイメタルなきみ
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あどけなきかほを見せつつ足下あしもとはわがものとせし悪茄子かな
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転んでも タダじゃ起きない 人生に お天気マークが 咲きますように  
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年々のならいの如く今年また春節際の獅子を見に来つ /神戸南京町
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父法要 帰省し息子と夜の語らい 互いの平穏 確かめ安堵す
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流れゆく 時が止まって しまいそな 田舎の町にも 歴史がある
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身を起こし背を押し父のぬくもりと「有難う」との声まとうなり
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子は大事 では何をする 問うてみる 原っぱは失せ 自然なき世に
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朝まだきすさぶ心と通院へ闇をぬければ白雪の富士
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いつの間に セリフ音楽 諳んじて CM効果 実感したり
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お祝ひに 遠くの友へ バースデーLINE スタンプと一首を添へ
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大花火 しばし現実逃避する 上げ損じれば 下草も焼け
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見上げれば 雲ひとつなき 青空よ 今日の善き日を 告げる朝かな
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「力と金」にひれ伏せば ヒトラーの霊 いつどこにでも現れる
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こんなことやれてた筈の布団干し夫の手など当てにせずとも
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粉砂糖ふりかけたごと朝の雪昼には溶けて雛飾り出す
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口先に花弁くわへしヒヨドリの落とし拾ふを見る散歩道
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日替わりでセンター飾ったネクタイは今や不動の箪笥のセンター
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如月の 吉報待ちてサクラサク 若き息吹に六花溶け落ちぬ
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心地よきは「外来」を済ませ茶を飲みて机に足のせまどろむひととき
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田の雪は毘沙門天か野仏かやらずの雨に童心溶けて/折句
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喉仏やはらかに刺す微炭酸 吐いた言葉 呑み込んだ嘘
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お客様 チワワと来場 顔を近づけるも 吠えられ首が 竦む羊駝達
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朽ちてなお 守り続けた 東の君 友と再会 何を語った?
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ホルストよ 金星のその光は本当に平和と呼べるのか
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