百均で長く楽しむために買う、折り紙、毛糸、ビーズと端切れ
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名も知らぬ離れて生きる因縁へ静かに献花ベラドンナ咲く
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鋒が一度別れてまた出逢う ひとつはふたつに ふたつはひとつに
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執拗なメッセージまたストーカーみたい自分へまだ古希じゃない
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普段なら なんてこと無い 距離なのに 真冬になると 近くも遠い
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潜って潜って漸く掴んだ魚には知らぬ右手の火傷跡
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ずるいひと わたしを泣かせたひどいひと まだ好きなのよ、この人誑し!
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さわやかでハンバーグ通ぶるそんなオマエは今夜ボロネーゼ行き
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生かされた、貴方の所為で。その癖に! 落ちる水滴 生気を奪う
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学校も、食事、睡眠、入浴も 貴方の影が滲んでしまった
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忙しく食事の時間を惜しむのに手の込んだもの作りたくなる
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何もかも、馬鹿らしくなる二十四時 貴方がつくった習慣だから
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貴方様 幸せならばそれでいい 忘れてあげる、目は腫れたけど
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夢に見た広い世界の実情は小さい世界の集落でした。
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what do youdocan l help youe can go everywhere
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街宣の声をひとつも聞かぬ間に選挙初日は二十時過ぎた/時代遅れ説・間に合わなかった説
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スマホからゲームが消えた 天井の模様に少し詳しくなった
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わが町の隅の隅まで見て廻る議員候補に一票投ず
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猫に聞くあんたお風呂に落ちたろと毛の乱れ後足湿り/しらにゃいそうです
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あと十日 冬季五輪の 開幕も 多忙な日々に 関心薄く
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きらきらに いとおしく散れ 冬の蝶 燃えるはね舞い カレイドスコープ
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真冬日に降る粉雪の冷たさは誰もが知りて出歩きもせず
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ひとりだと 墓も建てれぬと 聞かされ 母の遺骨をいだき 戸惑とまど
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大雪の知らせに動けぬ人の群れ何年経っても変わらぬ景色
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青黛の空に煌めく冬星座二人歩きし夜道忘れじ
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継続が 進歩の一歩と 信じつつ 我は今日も 一歩踏み出す
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繋ぐ手を 失い探す闇のなか 立ち尽くしては 無可思に逝きる 
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暮れ前の 枝に翳った半月と 氷瀑の成す 墨絵の世界
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菓子パンが背中をみてる夕飯のおやつにみかん2玉を買う
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ふんわりと温もり感じた小春日に 飛行機雲が空に線引く
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