「恋」という騒がしき日は遠のきてただ在てくれること深く頷く
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今の世に「裸の王様」登場か不穏なニュースを見せられる日々
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夕暮れ レースカーテンの拍動を私はひとりで眺めている
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半身浴 静かな浴室 ひとりごつ 曇った鏡 時間教える
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「死ね」と言い「死ぬか」と返してそののちの梨の白さを君に剥くなり
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触れ合える距離に居ながら一番の秘密を抱き林檎を剥けり
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雪道をリュック背負ひての買ひ出しも老夫婦には筋トレとなり
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リベラルがリラベルをして誤魔化して過去の過ち繰り返すのか
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薬局でカイロポイント十五倍その場でアプリダウンロードす
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句を歌を一心尽のまたもボツニセのビールじゃ妣(はは)に逢えない
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軽やかで無邪気な笑顔愛してるどうか僕のために泣いてくれ
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嫁してより五十二年を生きし町新たなる地に雪は積もらぬ
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寂しさを 夢に滲ませ 雪だるま 夜明けに溶けて 白き息かな
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軽快なエンジン音でセスナゆく澄みし青空さぞ心地良き
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一日のラストに ストレッチも終えて うたかた眺める お楽しみタイム
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病みて臥せば 枕は砂漠の砂となり うずもれ星と 眠り落ち行く
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買い忘れ思い出す鼻新大阪 隣の席に肉まんの匂い
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生まれてきた理由になった脳焼いた十年以上引きずるからね
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おおふ 毛布の様な 星空は 新月前の「♫星屑のステージ」/♫チェッカーズ
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雪の下の花壇の計画めぐらせて春待つ間の楽しみとして
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原料の全てが君の新製品とびっきりの恋をあげます
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水面に映る僕が嫌いだから あなたの顔でお茶を濁そう
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死ぬ前に誰かの役に立ちたくて 御社希望ですスーパーマン 
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むすめとの 夜のデートは 本山で 旦那の愚痴を 肴に飲んで
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外孫の遠くなりゆく年毎に むべなるかなと背伸びしてみる
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口惜くちおしい 而立じりつを過ぎて 人や店  心にまる ものはじ
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報われぬ思いを抱え帰る日は鯛焼き買っていちごも買って
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「大好きだよ」 そう言う君の 横顔は 紅葉のように 紅く染まって
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まだ古希の若さ一から遣り直す余裕もうないから引き篭もる
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曜変ようへんに 宇宙を想う 感性が  現代人に るのだろうか
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