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高笑い イヤホンケースの長男坊 暗くて狭くて怖かったけど
1
ねむそうに ゆれてるねこを なでながら シリアルバーなど かじる夕暮れ
17
少しだけ時間が経って手をふいにどけたらそれが最後になった
3
過ぎ去れば 街も文化も ほつれ寂び それもいいねと 秋の夕暮れ
10
あれはレモンの爆発でした 片道切符はまだありますか
5
何年も 憧れていた
眼内コンタクト
(
アイシーエル
)
形状合わず 数分で散る
8
晩秋の雨音きこゆ部屋にいて暖房付けてアイス舐めてる
11
ただ生きた女を見なしたファムファタル 美しい
笑
(
わら
)
の社会は回る
4
置き配の荷物のように待つわたし きみの心の扉は閉じて
22
母のもつ手提げ手に取り歩みゆく 振り返り見ゆ ちひさきたましひ
15
露置きて 紅葉うつくし 雨上がり 南天の実の きらきらひかる
23
足並みを揃えられなくなっちゃった私は今日もワルツを踊る
8
かさぶたを剥がすみたいに思い出す江ノ島の海SHIROの香水
5
「秘密だよ」好物を手に子に言うと、訳も知らずににっこり笑う
14
駅前で 小さく足踏み してたキミ 俺のほっぺに 冷えた手をあて
7
紅
(
あか
)
く
染
(
そ
)
む街路樹 眺むバス通り 通勤がてら
深秋
(
しんしゅう
)
感ず
18
まどろみの夜ほころびゆく午前四時そっと犬と歩みゆくかな
16
休日の 灰色空と ため息に 生姜はちみつ あたたか琥珀
11
休み明け 待合室に 人多く インフルエンザ 猛威を振るう
6
がんばって幸せなんだと感じた。新しい病名の書類と。
6
躁鬱の自分といつか和解して、送りたいのは薄桃の薔薇
14
花白く 展示の卓に 秋気吸い
凍
(
い
)
て鶴のごと 寒蘭立てり
9
紅葉の袋田の滝ちょろちょろ流るここも水不足
11
ありがとう今日も元気でいてくれて いびきも元気眠れませんよ
11
わかりますお願いメールに対応の読売歌壇にペンネーム欄/とてんからさんへ
12
命日をリマインドするFBや 柚子浮かぶ酒に笑む貴方あり / 今日は大好きだった先輩の八度目の命日
13
「痛いの痛いの飛んでゆけ」母は紙飛行機にして飛ばしてた
8
淹れたての コーヒーの香りは 時を止め 秋空の雲を しばし見送る
14
すずめの木 朝からピチュピチュ話し合い雨がポツポツねぐらの会議
21
とりあえず会社をまはす冬浅しサルサソースのパン齧りゆく
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