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いいことがあって夜明けのコーヒーを飲む暇ありも喧嘩し帰る
15
「私」だけ 忘れなければそれでいい 父の笑顔は永遠の陽だまり
21
社会人になってから 頻繁に 風邪をひいている なぜだろう
5
あらかじめ今日の授業で使う式覚えておいた君が好きだから
7
明け前の白き煙は立ち上り二本の煙突双子のごとき
13
おまへの声が気に喰わないと 精いつぱいの告白を聴く 後朝の床
5
楽器屋潰れ 補聴器屋に成り 片田舎
5
葬儀屋の ビラばかり届く 片田舎
6
今日はただ 聴く人になり 友の声 丸ごと受けて 笑顔で返す
11
罪深き 人間だって 救われる 希望をもって 生きたいものだ
4
あ〜プッツンですこれはもう限界ね 鈍色の空を向く矛の先
6
目を覚ませ正邪を問うな身を切るなお前が切るんだ大きな舵を
13
分断の
呪詛
(
じゅそ
)
を呟くツルッパゲどうかしてるぜ
米
(
マイ
)
ブラザー
11
春の野辺 母と摘みしヨモギの葉 みどりの菱餅 遠き思い出
19
マクドにて単品ハムバーガー久しぶり
230
円なりこれで十分
18
「新」のつく野菜の並ぶスーパーで 小さき春を見つける薄暮
19
こわさないように避けて歩いてく 春の夕焼け宿す水たまり
23
雪柳 早も数輪咲き
初
(
そ
)
めて 陽射し無き日の慰めとする
27
朝の陽にひときわ
清
(
さや
)
き枝垂れ梅 花から花へ蜜蜂群れり
24
歌詠みの熟考中のメモ帳の
(
かささぎの渡せる橋におく霜の
)
白きを見れば夜ぞふけにける /中納言家持 6/100
12
お惣菜 屋のオーナーは 紛れもなく おばちゃんである と追記しておく
7
直球で 疑問を投げかけ 小学生 「おばちゃんなの?」 「おじちゃんなの?」
9
山歩き 左に進めば 迷ひ道 我が足止めた
蒼瞳羊駝
(
きみ
)
の笑顔
5
ハサミ持ちシャツ生地押さえ裁断す春色柄の生地を選んで
14
住民が全員出るまで終わらない 祈ったところで進みませんよ
5
思ひ出と共に 今も手元に残る
主
(
あるじ
)
なき 祖父母の家の鍵
27
春雨の雫したたる東屋に 晴るはここぞと鶯の鳴く
12
家に着き居間のインコに言ってみる お前はいいな気が楽そうで/ツカレター ツカレター
12
月の影こっそり二人の裏庭で「ここに埋めよう」
空夜
(
くうや
)
の種を
20
徒歩・電車 往復三時間かけて今日も届ける着替えと笑顔 /面会は
15
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