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ポップコーン 弾けるように 咲き誇る 集まる視線に ハニカミながら
6
不愉快な子供であった私でも大人になり
晴
(
は
)
れ
晴
(
ば
)
れ
花水木
(
ハナミズキ
)
14
枕投げ ひつじ雲見て キミは言う やぶけた枕 覚えてないの?
3
動けずに なくしかできない きみの背に 愛しているよと のろいをかける
5
天空に 遠く散らばふ 星統(す)ぶる シリウスの如く お歌輝く
8
浅ましき 痴情のもつれ またかいと 目を開けし猫 やがて目を閉づ /『吾輩は猫~』
9
静脈に 造影剤が 入(い)りはじめ 冷たさ覚ゆ 前腕(ぜんわん)の肌 /PET検査
6
流れゆく 月日の如く 留めかね いつしか覚めし 仲は還らず
9
「美学なき 作品・人に 色気なし」 肚落ちしちゃう ここまで生きたよ
6
豆喰えば腹膨るるを知る午の留守居の我に春は過ぎゆく
9
吾妻山 種蒔きうさぎ 姿消し 野を駆けめぐれ 冬に備えて
14
上京し お茶を入れた日 夕飯で カップラーメン お湯入れるだけ
8
紫雨浴びて 枯れゆく頬も
艶
(
なま
)
めかし バス停までの 藤のまやかし
12
明け方に 約4キロが 腰に乗る わずかな差だが どっちかわかる
22
爽やかな 初夏の風浴びペダル漕ぐ 繁る青葉 次々追い越し
15
束子
(
たわし
)
やり上着洗って防虫か忘れは無いか春のやらなくちゃ
14
ピーヒョロロ 蒼天飛び交い 弦描き 狙い定めて 低空飛行
8
割り切った 関係なんだと 思ってた 子どもをあやす 俺に向かって
4
説教や説得じゃないの独白よ 共感よりも共鳴が欲しい
7
お得らしい チラシに目凝らし しかと見る スマホよりまず 足下の暮らし
6
咳止まずうたた寝さえも許されず明日は肺まで筋肉痛かも
10
そよ風のしずかに吹いてゆらすのは雲色淡いうすい花びら
12
トーストに 新玉アスパラトマト載せ チーズを挟み まるっと春パクリ!
12
石鹸の匂いと君を抱きしめる 裾を
揺蕩
(
たゆ
)
らす風の優しき
19
噛みやすい歯茎で舌でつぶせます噛まなくていい今どのあたり/介護食
15
知恵幼き 父にてあれど 我をただ ひたすら愛す 汝こそが父
8
自分事いいえ所詮は他人事そう言い切ればまだ生きられる
11
春陽射し 花の木の下 独り影 色は見えねど 春の調べに 誘われて 舞いつつ 世は幻か その影消える
4
皇族は 上にもありて 下にあり 満州事変95年
9
風吹けば松の緑は現れて空にぞ掛かる藤浪の花
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