へそ天で万歳をして眠る猫世界の幸せ独り占めして
13
やや違う気づけば直す凝り性で愛する歌は油彩のキャンバス
14
出鱈目に繋げて出来た出鱈目な星座に僕らの名前をつけよう
7
どうかわたしの手が届くうちは わたしだけの貴方でいて
7
医師曰く「杖を使え」にこの歳で?泣きたくなるよそんなのいや~ん
17
三つ泡のアイコン偽造デフォルトにスルーは切ない歌が悲しむ (☆スクショ→大きさを調整で・いずれはデフォルトに戻せる仕様になるのかも)
11
おばあちゃんに 全部は伝えず 喜ばせ それでいいよと 孫の優しさ
14
真っ白い百合になりたしハルジオン俯くな咲け空からの茎立て
12
システムのバグかも知れぬ基準値の謎が解けない僕は凡人
15
一日の 終わりが貴方の 言葉なら 心が満ちて 夢に落ちてく
13
木綿針もめんばりかがる山の端つつじいろ ひこうき雲と春のたそかれ
13
荒れ狂う雨に打たれるも気は晴れず木によじ登り飛び降りてみる
6
メーデーの 芝にあまねき 春の陽の 夕べを待たず 翳り来にけり /梅小路公園芝生広場
11
けだるさを かこちて怠け 暮らすまに 御室桜も 散りて春行く
13
あるはずも なき借りがまだ あるごとき 思い離れぬ 君の中陰
11
遅咲きの 御室桜の 時すぎて 涙に曇る 君が中陰 /満中陰
11
曇天に半月浮かぶ散歩道窓からもれる仄かな灯り
9
雨がっぱ片脚ビリリびっしょ濡れ着いて脱いだら斬新ウォーク
13
去りて、来る この場で店は 風のごと 遠いあの頃 店は岩山
5
行く春の山の紫藤の花蔓を絡ませ木の間彩る
20
駆け抜けた 短い人生 短い足で  おやすみなさい 私の最愛
7
卯の花の夜陰に楚々とたたずめり猫の額の庭の真ん中
16
手をのばし値札をみては通り過ぐフキもうるいもワラビもタラも
12
風光る 花の木の下 桜散り 目には見えぬが 若葉むせびて 濃い緑 夏は来ぬ 
5
また今年も愛らし鈴蘭ふるふると励ましくれる職場の花壇
15
全員が三倍速のこの街で蟻を踏まないように生きてる
13
神さまに君を例えてみたいけどA is Aは例えではない
6
朝顔の 朝に生まるる 露落ちて 花残れども 夕べに枯れるる 無常と言う 虚しさよ
5
ツギハギの傷がほころび落ちてゆくアレは綿かなアレはわたしか
8
ラベンダーに羽音を高く蜂が舞う 空気の澄んだ晴れ上がる朝
17