Utakata
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ushikun
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古希を迎えた猫好きの素人歌人です。令和6年4月から短歌を始めました。宜しくお願いします。
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師走来て 路面凍結冬タイヤ 交換するも老いの身重し
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暁に 消え入りそうな下弦月 師走の空の雲間隠るる
24
正月の しめ縄飾る南天も ムクドリ群がり丸裸なり
21
駅裏の 薄暗い路地枯葉舞う 師走の街に一陣の風
25
寒き朝 鍋に残りし煮凝りの 飯に染み込むゼラチンの汁
25
年の瀬に 老いたる二人の大掃除 赤き指先息吹きかける
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ぼんやりと 車窓に映る三日月が 盃に似し師走の街で
25
あれこれと 拘り作る年賀状 拘りすぎて年越しとなり
19
細雪
(
ささめ
)
降る 師走の街に繰り出せば 赤々灯るネオンが眩し
25
氷雨降る 駅のホームに吾一人 警笛の音冴え冴えと鳴く
22
爺会で カラオケ歌えば盛り上がる ラストはいつも大合唱に
19
川沿いの 明かりの灯り無き宿に かつての賑わひ淋しからずや /鬼怒川温泉にて
21
鮮やかな イルミネーション街路樹に 光り纏いて忍び寄る冬
23
使い捨て カイロ貼りつつ雪囲い みちのくの冬侮るなかれ
25
目覚めれば 庭一面の銀世界 厳しき冬に覚悟を決める
30
冬に入る 狭庭のモミジ葉を落とし 敷き詰められし絨毯の赤
22
次々と 枝先飛び来るムクドリの 啄む柿の実風に揺れをり
23
いつ頃か 白髪混じりの我が髪も ロマンスグレイ穏やか染まる
22
初冬来て 三日続くる酒席あり 迎え来る妻眉間異変あり
26
ハラハラと 時雨のごとく山茶花の 降り落つ花びら白く積もりて
21
肉まんの 手の中伝わる温もりに コンビニ帰りに霜柱踏む
24
庭園の 水面を泳ぐ水鳥の 広がる波紋初冬知らせをり
31
じいちゃんの 柚子割り酎ハイ孫真似て シーツに描くは香る世界地図
20
音もなく 散りゆく銀杏の並木道 過ぎゆく秋が黄色に染まる
26
寒い夜は 妻と囲みし二人鍋 湯気を肴に晩酌進む
24
灯油切れ 霜降る朝に給油する 老いの暮らしに冬来たりけり
28
人恋し 凩吹く夜の独り酒 足元掛かる毛布の温もり
24
菜園の 大きく育ちし白菜を 両手に抱えて秋空眺む
26
何時もなら 心酔する
短歌
(
うた
)
詠む
歌人
(
ひと
)
の 投稿無き日はutakata寂し
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見上げれば 編隊を組む白鳥の 規則正しきVの字飛行
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