Utakata
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ushikun
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古希を迎えた猫好きの素人歌人です。令和6年4月から短歌を始めました。宜しくお願いします。
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届かない 痒い背中のもどかしさ アマゾンプライム孫の手届く
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軽トラの 荷台に転がる泥葱を 「食うか」と笑う翁のありぬ
20
プランター 小松菜の芽が出揃って 農家気取りの二年目の春
26
今どきの 卒業式の風物詩 笑顔はじけて手に手にスマホ
23
朝日射す 冬枯れの庭蘇る 白き水仙春を告ぐむと
25
直向きに ただ直向きに歩みきて 悔いなき
人生
(
ひとよ
)
吾は生きらん
21
春の夜に シトシト降るは小糠雨 身体も心もただ濡らしらむ
22
街並みは 装い変えて暮らせども 消えぬ恐怖とあの日の空が
27
原発で 避難生活十五年 ふるさと未だ遠くにありて
34
震災の 記憶薄れる十五年 未だ震へる心模様あり
29
いつからか 砂糖入れず飲む珈琲 苦き味わひ心に満ちて
28
雪解けの 春の陽気に誘われて 季節を食むる茎立摘めり
27
降りて来ぬ 思い浮かばぬ言の葉を 苦悶の末に一首絞り出す
24
啓蟄に 根雪も解けて虫たちも 温む大地に手招きをする
26
満開の 梅花散らすは春疾風 寒の戻りに雪雲連れて
30
格好つけ 苦きコーヒー飲み干した 十五の頃が甘く蘇へる
26
嬉しきは 孫から貰えし折り紙の ピカチュウお守り宝物なり
27
穏やかな 春風吹けばいそいそと 農具並べて「いざ出陣」かな
27
我が家には
愛猫
(
きみ
)
が定めし序列あり 猫様一番
下僕
(
しもべ
)
は二番
23
目覚むれば 屋根にポツポツ雨音が 乾いた心に染み込むように
23
ふき味噌の 香りと苦味のハーモニー 春の息吹を噛みしむる朝
29
ようやくに 待望の雨待ち焦がれ 恋しい人を待つかのごとく
28
春旱 草も生え無き我が畑 砂を巻き上げ春一番吹く
31
反り返る 足の親指割れ爪の 苦節に耐へて吾を支えをり
28
薄紅の 霞たなびく山裾の 眠れる森も目を覚ましゆく
29
雨水なる 季節は移ろゐ梅咲けど 未だに寒し春は何処に
26
如月の 吉報待ちてサクラサク 若き息吹に六花溶け落ちぬ
26
吟醸酒 嗜むほどに酔ふほどに 人肌恋し如月の夜
23
春近し 古木の白梅咲きそむる 若草色のメジロが二匹
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悪寒あり 妻が作りし玉子酒 晩酌代わりにおかわり却下!
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