Utakata
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ushikun
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古希を迎えた猫好きの素人歌人です。令和6年4月から短歌を始めました。宜しくお願いします。
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秋なれば 肥ゆるサンマの塩焼きが 何故に今宵は痩せしイワシかな
14
秋雨に 足元冷ゆるこんな夜は 湯豆腐肴(アテ)に熱燗恋し
15
いつの世も 宮使いとは辛きもの 上に諂ゐ下には媚びつつ
19
霖
(
ながあめ
)
に 菜園幾日入らずば 雑草繁る放棄地の如し
22
大雨を 降らす秋雨遠ざかり 去りし後には深き爪痕
13
新米の 豊かに実る秋なれど 場当たり農政無策なるかな
26
降り止まぬ 秋雨続く鈍色の 青空恋し長月の空
26
目覚むれば 明けゆく空に東雲の 白鷺一羽朝焼けに飛ぶ
27
歌詠めど 浮かぶ言の葉乏しくて 創る楽しみ苦しみとなり
21
一尾にて 七百円とは手が出せぬ 秋刀魚食べたし懐寂し
27
若かりし 多感な頃の想ひ出が 吾が胸深く縫ひ込まれをり
19
青柚子と 青唐辛子擦り合わせ ピリッと香る柚子胡椒かな
14
小四の 孫が描きし四コマの 漫画の出来に爺(じじ)舌を巻く
20
稲穂垂れ 畔に広がる露草と 空一面に秋茜飛ぶ
20
草原に 無数に飛び交う秋茜 色なき風に夏ぞ過ぎゆく
14
処暑過ぎて 移ろふ季節身に沁みて 鳴き交う虫も秋を告げをり
19
歳重ね 我が髪いつしか疎らなり 嘗て密林見る影もなし
20
湿原に 揺るるリンドウ朝露に 濡れし蕾や秋風の中
22
揺さぶらる 雨風荒ぶる列島に 災害備え今ぞ問わるる
14
父母
(
ふぼ
)
逝きて 遺せし庭木の手入れして 繁れる木々に難儀覚えし
25
休日の 午後は座椅子にもたれつつ ゆるりと涼む秋風ぞ吹く
21
畑
(
はた
)
仕事 終へて湯舟に ざんぶらと暮れゆく空の茜雲かな
24
物足らぬ 焼酎求め台所 暗がりに聞くスズ虫の声
28
雨待ちて 雷鳴轟き近づきて 降るぞ降るぞは雀の涙
17
我が
愛猫
(
きみ
)
は 夕暮時に起き出て 獲物求めて夜回り始む
17
山間の 路傍に咲きし鬼百合の 孤高の姿凛と立ちをり
24
夏の夜の 大空焦がす尺花火 儚く消えて夏は過ぎてゆく
16
歌詠めど 心揺さぶる
短歌
(
うた
)
降りぬ 琴線震わす一首詠みたし
14
小気味良く 言の葉躍る
歌人
(
うたびと
)
の 創りし
短歌
(
うた
)
をいつか詠みたし
21
盆の夜に 孫らが集いて手花火の 揺るる閃光至福を覚ゆ
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