Utakata
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ushikun
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古希を迎えた猫好きの素人歌人です。令和6年4月から短歌を始めました。宜しくお願いします。
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冬に入る 狭庭のモミジ葉を落とし 敷き詰められし絨毯の赤
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次々と 枝先飛び来るムクドリの 啄む柿の実風に揺れをり
22
いつ頃か 白髪混じりの我が髪も ロマンスグレイ穏やか染まる
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初冬来て 三日続くる酒席あり 迎え来る妻眉間異変あり
26
ハラハラと 時雨のごとく山茶花の 降り落つ花びら白く積もりて
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肉まんの 手の中伝わる温もりに コンビニ帰りに霜柱踏む
24
庭園の 水面を泳ぐ水鳥の 広がる波紋初冬知らせをり
31
じいちゃんの 柚子割り酎ハイ孫真似て シーツに描くは香る世界地図
20
音もなく 散りゆく銀杏の並木道 過ぎゆく秋が黄色に染まる
26
寒い夜は 妻と囲みし二人鍋 湯気を肴に晩酌進む
24
灯油切れ 霜降る朝に給油する 老いの暮らしに冬来たりけり
28
人恋し 凩吹く夜の独り酒 足元掛かる毛布の温もり
24
菜園の 大きく育ちし白菜を 両手に抱えて秋空眺む
26
何時もなら 心酔する
短歌
(
うた
)
詠む
歌人
(
ひと
)
の 投稿無き日はutakata寂し
19
見上げれば 編隊を組む白鳥の 規則正しきVの字飛行
30
東雲の 明け三日月を見上げれば 暁の雲ゆるり流れり
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ベランダに 五つ連なる紅き実の 寒風の中干し柿を干す
26
夕闇に 青紫に火柱が 炎ゆらめく牡丹焚火かな
17
青々と 株元伸びしひつじ穂も 初霜降りれば冬田となりて
20
霜月の 高き秋空眺むれば 北から飛び来る白鳥の群れ
25
我思ふ 歳を重ねて願ふもの 心も身体も嫋やかであれ
18
夜半過ぎ 木枯らしの音目覚むれば ポストに落つる新聞の音
27
寒き朝 キャベツ畑に白き蝶 飛ばずにじっと羽を休めをリ
25
音もなく 水辺に降り立つ白鳥の 真白き姿冬来たりをり
23
立冬に 立ちのぼる湯気ヒュウヒュウと まな板の音朝餉の味噌汁
27
晩秋の 夜空を焦がす松明の 火柱燃ゆる鎮魂祈りて
20
暗き朝 目覚める
時間
(
とき
)
は変わらねど 夜明けは日に日に遅くなりをり
25
霜降りて 収穫迎えし里芋の 小芋孫芋たわわに実りて
25
秋風に たなびく雲間に顔を出す スーパームーン静寂を照らす
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暖かき 小春日が差す網戸には 群れ来るカメムシ我が物顔で
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