Utakata
登録
Login
サイトのご案内
ushikun
フォロー
49
フォロワー
52
投稿数
569
古希を迎えた猫好きの素人歌人です。令和6年4月から短歌を始めました。宜しくお願いします。
1
2
3
4
5
…
次 ›
最後 »
赤々と 家路に帰る車列には 闇魔に光るテールランプの灯
13
古稀過ぎて 一日一首の
短歌
(
うた
)
を詠む 稚拙なれども五百首超えし
23
吊るされて 夕日に染まるあんぽ柿 軒下一面オレンジ色に
26
次々と 仕込みの肉に串を刺す 女将の首に薄っすらの汗
24
秋風に 揺れるコキアの散歩路 赤紫に染まるメルヘン
22
ハラハラと 花びら落つる山茶花の そぼ降る雨に冬は近づきぬ
26
早朝に ゴミ出し行けば木枯らしが 裸足に纏う秋風寒し
28
黙々と 炭火の前で串を焼く 女将の首にピンクのタオル
24
竈門から 新米の湯気立ち昇る ちゃぶ台囲むあの頃懐かし
21
我が
愛猫
(
きみ
)
は 小春日和の縁側で 惰眠むさぼる夢見てるらし
17
みちのくの 山々粧ふ山紅葉 短き秋に彩り添へて
22
故郷の 闇魔に響く秋花火 澄んだ夜空に若き日偲ぶ
20
山粧ふ 紅く色づくナナカマド 燃え立つように赤々と燃ゆ
23
里山に 秋来たりなば風涼し 夏の終わりを草雲雀告ぐ
22
大根の 育ちし畑で鍬振う 見上げる空に秋茜飛ぶ
28
鮮やかな 黄色に染まるイチョウの葉 並木に敷き詰め絨毯となり
20
錦秋の 山肌紅く染まる頃 柘榴も割れて秋深まりぬ
26
目覚むれば そぼ降る雨の時雨月 炬燵恋しいや老いの身寒し
21
まだ暗い 闇魔にバイクの音聞こゆ 新聞届く今日が始まりぬ
21
神無月 過ぎゆく秋に
短歌
(
うた
)
を詠む 三十一文字に思ひを込めて
22
仲秋の 名月見んとお供への 里芋掘りし秋の夕暮れ
24
朱鷺色の 空一面に鱗雲 目覚めし朝にご褒美もらふ
24
雲間から そっと顔出す仲秋の 蒼き名月苅田を照らす
27
苅田から 乾いた藁の匂い来て コンバインの音ゴーゴーと唸る
19
神無月 目覚むる朝に聞こえしは モズの高鳴き深き森から
22
齢重ね 歩みし道を振り返る 己を信じ今を生きをり
22
楽しみは 大きく育ったサツマイモ 孫からもらえる美味い笑顔
20
金風に 金木犀の香り来て 色づく木々に秋深まりぬ
25
無花果の ぷっくり膨れし粒先に 蜜を求めし忙しなき蟻
21
彼岸過ぎ 色づき始めた柿の木に 雀飛び来て葉先に遊ぶ
29
1
2
3
4
5
…
次 ›
最後 »