Utakata
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古希を迎えた猫好きの素人歌人です。令和6年4月から短歌を始めました。宜しくお願いします。
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歌詠みの 古希の手習ひ始めたる utakata
詠人
(
うたびと
)
皆我が師なり
22
北国の 春が近づく白梅の つぼみ開きて匂ひ香りけり
21
春待ちて ひっそりと咲くカタクリの 薄紫の姿偲ばるる
26
東雲
(
しののめ
)
の 冬寒の月細々と 消へ入るように隠れるように
24
いつの間に 三百首超へしutakataの 三十一文字の奥は深くて
22
冬の夜に 凍れる空に煌めひて 南の彼方オリオン光るる
18
震災の 爪痕残る被災地で 鎮魂祈りてはや十四年
22
福島の 大波兄弟
白星
(
ほし
)
重ね 愚直一途に磨け相撲道
18
路地裏の 夕闇迫る夜の街 赤ちょうちんが手招きをする
20
能登の地に 降り積もる雪容赦なく 苦難に耐へて槌音を待つ
24
大寒に 古木の紅梅震えをり 固き蕾に春は遠くけり
19
音もなく降り積もる雪 春を待つ古木の梅香 覆い隠せり
21
老い二人
孫
(
きみ
)
らが帰りし昼下がり 畳む布団に匂ひ残りをり
27
誘蛾灯 夕闇迫る路地裏に 飛んで火に入る 冬の酔漢
15
小正月 子や孫揃いて夕餉なり 老いの食卓 賑わい戻る
21
復興の 希望の光り灯る地に 三十年の 苦悩を想ふ
23
吾が
妻
(
きみ
)
は 吾が父母看取りし強き人 人情熱き 孫らも慕ふ
18
苅田には 寒雀の群れ騒がしく 北風に耐え 小春日を待つ
22
ふんわりと 積もる綿雪融けもせず 南天の赤 覆い隠せり
26
冬枯れの 落葉の隙間にフキノトウ 寒さに耐へて 春待ちてをり
23
雪を掻く シャベルの音に目を覚ます 降りやまぬ雪 恨めしきなり
28
月一度 友と語らい呑む酒は 苦労話を 酒の肴に
25
雪国の 雪下ニンジン春を待つ 凍へぬように 甘さ蓄へ
28
初春に 七草粥を食すれば 邪気を払いて 胃の腑にやさし
22
どんと祭 しめ縄納め祈願する 無病息災 家族の安寧
22
豊洲から 初競りの声威勢良く 大間のマグロ 二億を超へる
22
厳寒の 寒さに耐え抜く絹さやの 青き若芽は 頼もしきかな
23
年賀状 「今年限り」の添え書きが 次々届く 寂しさ募る
23
老い二人
孫達
(
きみ
)
が帰りし我が暮らし 日常戻るも 寂しくなりて
26
元旦の 孫らが集ふ夕餉には 久しき賑わひ 生きる力湧く
25
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