Utakata
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古希を迎えた猫好きの素人歌人です。令和6年4月から短歌を始めました。宜しくお願いします。
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刈り取りし 稲の株元 青々と 新芽が芽吹き 青田甦る
20
神無月 夜の
静寂
(
しじま
)
に 月明かり 窓の外には スーパームーン
21
澄む秋に 紅い
柘榴
(
ザクロ
)
が 口を開け 赤紫の 色鮮やかに
25
突然に 庭先横切る 侵入者 三羽のキジ雛 親鳥探す
21
刈り終えし 棚田の畦に ひっそりと 佇む案山子 秋の夕暮れ
18
晩秋に 冷たき雨は 降りしきる 銀の雫が 冬はそこまで
13
小夜時雨
(
さよしぐれ
)
一雨毎に 深まるは 冬将軍が 忍び寄る秋
21
水面に 薄っすらと張りし 薄氷 いよいよ始まる みちのくの冬
18
朝焼けに 赤く染まった
紅葉
(
もみじ
)
の葉 朝露に濡れ 彩り放つ
19
秋惜しむ 湖面に落葉 舞い落ちる 湖畔の木々は 冬支度かな
19
夕べには 久しき友と 語らいし
時間
(
とき
)
を忘れて 杯を重ねる
15
旅先の ススキの原野に 分け入りて いと足早に 秋は過ぎ行く
15
秋雨の 降りつづきたる 庭先の アサガオの葉に 銀の雫が
14
ハラハラと 柿の葉落つる 夕暮れに
金色
(
こんじき
)
の空 秋が深まる
18
只見川 川面に一面 川霧が 清き流れは 夢幻峡かな
16
満天の 星降る夜に 見上げれば 南の空に 流星群が
13
秋祭り 力自慢の 若衆が 鎮守の森で 奉納相撲
11
何気なく utakataの
短歌
(
うた
)
詠み説けば 惹かれし
短歌
(
うた
)
は 神無月の
歌人
(
ひと
)
7
朝夕に いつも通りし 散歩道 ちちろの鳴き声 秋の小径に
15
しとしとと 秋雨降れば 夕餉には 鍋が恋しい 季節となりて
12
女郎蜘蛛 木々の間に 糸張りて 獲物を捕るは 自然の摂理
11
河原では 若者達が 集まりて 芋煮を囲こむ 秋の風物詩
13
畦道に 満開に咲く 曼珠沙華 辺り一面
紅
(
くれない
)
に燃ゆる
18
大ぶりの 太ったサンマが 恋しくて 探し回れど 姿が見れず
19
風に舞う 落葉巻き込み
旋風
(
つむじかぜ
)
冬がそこまで 木枯しが吹く
11
秋空に 金木犀の 匂い立つ 香り強けき 辺りに漂う
13
ようやくに 実りし稲穂 刈り取れば 竈に登りし 新米の湯気
19
古稀過ぎて フレイル予防と 断捨離は 喫緊の課題 待ったなしだな
12
足早に みちのくの秋 過ぎて行く 霜降の節 冬がそこまで
14
今日からは 秋が深まる 神無月 出雲国に 神々集う
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