Utakata
登録
Login
サイトのご案内
ushikun
フォロー
53
フォロワー
54
投稿数
626
古希を迎えた猫好きの素人歌人です。令和6年4月から短歌を始めました。宜しくお願いします。
« 最初
‹ 前
…
9
10
11
12
13
14
15
16
17
…
次 ›
最後 »
澄み渡る 晦日の晩に除夜の鐘 今年の厄を 祓うかの如く
15
年の瀬の 晦日の夕餉に蕎麦を打つ 茹で立て啜り 長命願う
19
御事汁
(
おことじる
)
大地の恵みを頂いて 五穀豊穣 祈りて食す
22
事納め 鍬を洗ひて感謝なり 丈夫な体は 有難きかな
31
北国の 師走の街並み寒々と 行き交う人に 粉雪が舞う
20
東雲の 下弦の月が細々と 雲の切れ間に さえ冴え光る
18
吐く息も 凍りつくよなイブの夜も
被災地
(
能登
)
復興 未だ進まず
18
神棚に 柏手打ちて祈願する 一陽来復 陽はまた昇る
20
クリスマス
山下達郎
(
クリスマス・イブ
)
聴くたびに 若かりし日々 甦りをり
16
真冬日の 冬至の夕餉を飾るのは
妻
(
きみ
)
が作りし 甘きかぼちゃか
19
冬至来て 湯ぶねに浮かぶ柚子五つ 香り漂う 年の瀬迫る
26
日めくりの 最後の一枚めくりをり 無病息災 有難きかな
24
仏壇の 掃除を済ませ手を合わす 不徳の
罰
(
バチ
)
が 当たらぬように
25
冬日和 暮れのイベント大掃除 かみさん指示役 吾実行役
23
氷点下 身体の芯から震えをり 老体凍えし 寒波到来
23
寒月の みちのくの地にさえ冴えと 静寂を照らす 月明かりかな
20
年の瀬に しめ縄門松作りをり 新たな年に 願いを込めて
22
冬晴の 乾いた風に
サツマ芋
(
いも
)
を干す
孫娘
(
きみ
)
の頬張る 顔を想いて
22
見上げれば 雲一つなき青空に ポツンと浮かぶ 有明の月
21
古希過ぎて 健康寿命僅かなり 抗うこと無く 悔い無く生きをり
20
雪深し 雪かき終えし身体から 汗が噴き出し 立ち
上
(
のぼ
)
る湯気
19
肌を刺す 冷え込む師走の冬空に 氷のような 有明の月
24
朝日射す 霜晴れの朝 冬庭に 赤き椿が 白く
冠
(
かぶ
)
りをり
18
事納め ゆず湯に浸かりて手先見る 節くれ立つ指 有難きかな
25
公園の 風に揺られしブランコが 遊ぶ子ら無し 哀愁さそう
21
しんしんと 降り積もる雪音もせず 白き山茶花 覆い隠せり
34
はらはらと 白き山茶花散り落つる 真白き冬に 季節は移る
23
寒々と 北風が吹くこんな夜は 湯気立つ鍋を 微笑む君と
19
しんしんと 降りやまぬ雪眺むれば 真白き冬が みちのくの地に
18
それぞれに 生きた証を胸に秘め 二人並びて いにしへ思ふ
16
« 最初
‹ 前
…
9
10
11
12
13
14
15
16
17
…
次 ›
最後 »