ushikun
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古希を迎えた猫好きの素人歌人です。令和6年4月から短歌を始めました。宜しくお願いします。

庭先の無花果の実が膨らんで収穫迎える秋の到来
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一日に三首目標短歌うたを詠む我が人生の生きた証しに
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夏終えてススキが揺れる里山に姿を表し十五夜の月
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慎ましく秋桜揺らぐ夕暮れに目立たぬように秋はそこまで
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暑さ避け未だ明けきらぬ早朝に青田に出でて下草を刈る
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長月に再会出来る喜びに花一輪に想いを添える
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秋の日に風に揺れてる秋桜を眺めて一人夏は過ぎ行く
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雲高く秋空の下曼珠沙あぜ一面に 赤々と燃ゆる
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彼岸にはきみと二人で墓掃除先祖を思い我を振り返る
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お彼岸にきみと揃って墓参り墓地の小径に紅い曼珠沙華ヒガンバナ
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世間では米櫃底つき大騒ぎ刈り取り急ぐ農家に感謝
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秋風に穂先が揺れる稲穂見て豊かな稔りに胸を撫で下ろす
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香り立つ炊飯器から白い湯気ようやく稔った我が家の新米
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古稀過ぎて我が人生に悔いは無し言ってる先から未練タラタラ
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老いてなほ残りの人生僅かなりあと一花も咲かせてみたい
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毎朝の短歌作りで呆け知らず人生百年時代を生きる
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utakataうたかたのスマホの画面見るたびに三十一みそひと文字の世界が拡がる
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次々と脳裏に浮かぶ出来事を短歌うたに表す楽しき遊び
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長月の空には無数の夏茜仲睦まじく連結飛翔
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大根の種蒔き終えし夕方に空には無数の秋茜かな
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菜園の実りを終えしトマト見て感謝を込めて後作準備
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毎朝のラジオ体操きみとする目指すは共に健康寿命
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古稀過ぎて健康に勝る宝無し思いはすれど実行伴わず
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健康に良いと聞かされ青汁を試飲するきみは健康オタク
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いつもより迷走台風ノロノロといつまで居座る夏の終わりに
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暗闇にリンリンと鳴くすず虫に耳を澄ませば秋はそこまで
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朝方に愛猫きみに起こされ餌をやる心優しき慈愛の眼差し
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懐かしむ真冬の暗いアパートで毛布にくるまり夢見てた日々
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下町の古い小さなアパートでこうせつ唄ったまだ若き日々
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甦る六畳一間のアパートで仲間ともと過ごした若きあの頃
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