ushikun
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古希を迎えた猫好きの素人歌人です。令和６年４月から短歌を始めました。宜しくお願いします。

遠き日の鎮魂祈る記念日に世界の平和に想いを馳せる
9
まどろみて夢に見ゆるは黒髪に隠れた君の白きうなじかな
5
盆過ぎて孫らの帰りを見送れば妻（きみ）の肩からサロンパス臭
21
今朝も又君から届くおはようのLINEの着信元気を貰う
9
フクゾーの赤いポロシャツ色褪せても褪せること無い君への想い
8
古稀迎え苦難の時代（とき）を乗り越えた今はまだまだ人生語らず
11
薄暗く未だ開けきらぬ朝方に早く起きろとヒグラシの声
11
旅先の氷川神社に参拝し願うは家族の無病息災
7
早朝の墓参客（はかまいりきゃく）を見渡せば年頃同じ老夫婦かな
11
夏野菜送ってあげたいトマトたち君の喜ぶ顔が見たくて
10
ツバメ舞う青田の上を颯爽と餌を咥えてわが子の元へ
11
青田行く水面を駆ける二羽の鷺仲睦まじく悠々と翔ぶ
13
目が醒めて東雲（しののめ）の空茜雲『どうか無事にと』再会願う
10
始まりは突然届いた便箋に綴った僕らの青春の日々
7
今朝は未だ蝉も鳴かない猛暑日か熱中症にかかったようだね
5
推敲を　重ねて詠むも　今一つ　素人歌人　褒めるは君だけ
9
洗面器湯舟に沈める孫ら見て幼き日々が目蓋に浮かぶ
10
夕立に洗濯物を取り込んで慌てる妻（きみ（））に元気をもらう
8
夏空に咲く朝顔と向日葵に思い出させる若きあの頃
10
長崎の平和の鐘が鳴り響く今日は愚生の古稀の誕生日
11
墓参り隣の墓の夏草を見つめて暫し我を戒める
16
古稀迎えしみじみと聞く拓郎の詩の世界に人生想う
14
夏来れば見事に育った菜園の鴬色の枝豆旨し
13
ゴルフして高原の風爽やかに猛暑の夏を暫し忘れて
11