肩車の父子見送る夕映えに母を亡くした子よ健やかに
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船乗らば直ぐに近づく小さき島 猫五匹来るウェルカムの如
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歳重ね 逝きにし友の無常知り 出会ひし友の有難きかな 
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衆人をみな師と仰ぎ生くるなば 智恵は満たされこころ平安
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此処彼処人の命が殺められ 戦無くともここは戦場
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夕立に真白きシャツの石鹸はきみを抱きしむ夏の匂いと
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「頑張れ」は君のさよなら 波音に滲んで赤きリボンはほど
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お前じゃなくて君、俺じゃなくて僕、これで変われる?
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アパートの 階段の下の たんぽぽに 目をやりながら 自転車を出す
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この想い キミは知らない ありがとう おやすみなさい もう少し書く
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白っぽく光る初夏の坂道に想像上の君を投影
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うばたまの 我を咎める 音もなく かたぶくまでの 月を見しかな
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時季ときを過ぎ いのちを閉じる花殻摘み 再び巡る春を待ちつつ
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宵闇に 染めぬらし わがおりは 胸の打ち音なふ 重圧の籠
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道のつら柑子こうじの 街灯の 陰る麓に 五分の魂
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ハロゲンランプが照らす四車線 橋より眺む 我は何求むらむ
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分け入れば いとど深くなる 山道やまぢかな 惑ふは我か しるべなき世か
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おいおいおい踏むんじゃないよ野良猫を野生の掟は止められないぞ (★評論歌へパート3)
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山に棲むヒルは葉の先伸び上がり道ゆく者の匂い嗅ぎつけ (★評論歌へパート2)
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アネモネよ誰に逢いたし 紫の一輪は立つ石段の端
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昇りゆく 君のたましい 月に乞ふ 迷はぬやうに 空を照らせと
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烏がね「僕らの色が青ならさ人は微笑みくれたかな?」って
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選挙だと電話してくる初恋のあの日もうないならかけないで
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薄氷の 弾け砕ける 雪解川 せせらぎ早し  岩を喰むまで 渦を巻き
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薄氷の 弾け砕ける 春日和 せせらぎ早し 岩を喰むまで 渦を巻き 
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鳶の短歌思わずいいねしてしまう私の町はトンビが多い
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幾重にも 波は拡がり 果てはなく 幾世紀にも 世は引き継がれ ★ 「Mozart」モーツァルトに触発されて」
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え、お、あ、うん 俺、夢、見ない んだよとは 言えないからさ おお、とだけ言う
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桜散り 春過ぎさりし かと問えば 花水木答う 白妙の袖
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自転車で海見て帰る往復は六波羅蜜の百キロの道
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