降り注ぐ舞台の上の光にてミスを打ち消す彼女の演技
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上の子が 無視した助言 かたわらで 聞きし下の子 不言実行
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君の顔思い出すのにちょっとだけ時間が掛かるようになったな
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気がつけば桜の季節になっていて君のいない日にも慣れてきた
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懐かしくきみとのLINE読み返す もう戻らない 恋も、卒業
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すいすいと緑の蜘蛛が糸を張るさっきの雨の雫をよけて
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味の無いガムを延々噛みながら、君と誰かの会話を聞いてる。
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ねえ二人零和有限確定完全情報ゲームしようよ
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中々にご立派でしょう うちの子のシール帳ですニ枚のふすま
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書き損じの履歴書たたみ 鍋敷に 正座して、いざ キムチチゲなり。
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声聴けば心の中に五文字泣く縁のひとは電話向こうに
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母と聴く 父の残したCDと 大人になった弟の声
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軽やかに ぷひぷひぷひきゅっ うたうくつ いつかヒールもコツと鳴らすか
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今日までを過ごした仲間に手を振った 永遠とわの別れになる予感秘め
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最後には笑えるくらい穏やかで「ありがたい」しか出てこぬ別れ
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特攻か?二階級特進異例の出世に呻る狼
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母の負を父のいさおで拭ひ去り 私は独り介護あしたを編めり
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叙勲いさおしの記章を磨く術もなく 認知わすれの父は私を呼ぶなり
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「つかれたね」濡れたシーツに寝転がり君は全裸でフライドポテト
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現実逃避 するなと人の言うけれど 生まれし日より 夢に生きたり
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菜の花は今茹で上がり厨には蒼き香りと春が拡がる
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雨音は他の何をも遮りて仕事進みしありがたきかな
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黄の花の名を尋ぬれど誰れ知らむ 遠き山より鳥の運べり
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笑顔での別れでよかった そう思う 濡れてもいいと思える雨に
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雨の日の駅前車の多さには我の関与を忘れて愚痴る
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夜明け前見送る背中はいつだってあかくてあつくて泣きそうになる
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真夜中の小さな「おやすみ」聞きたくて寝たふりだけはうまくなったの
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土砂降りも雪も曇りも惜しみ無く見せる素直な空は憎めず
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五00キロ 離れし友を訪ね行くプチ家出だと高一の孫
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遠き日の 思い巡りて せせらぎの 秋風立ちて 葦の葉戦ぎ 川の音ね消えゆき 夏終わる
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