軒下に 燕飛び来て巣作りの 風の優しき初夏は来たりぬ 
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日々増える身体の不調に目を瞑りこれが普通と信じて暮らす
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悠々と あぜ道渡る猫映し 田の水ぬるみ植え付けの時季とき
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柏餅つぶあん七個食卓へ口に広がる味噌のしょっぱさ
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ゆっくりと君と寄りそい歩く舗道みち 君も夢だとわかっているよう
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野良猫に こっそり告げた サプライズ キミが知ってて 俺が驚く
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失敗に花束をまた人生は挑戦続け青春にする
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海に毒怒り七十年今もエレジーずっと反戦歌だね
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「いいね」とか 「人気の歌」に 囚われず 表現したいことを表現できる、豊かさ
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離婚して生活保護で居るけれど我が子が元気と知ればいいんだ
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溢れ出る 承認欲求 小分けにし 爆発せぬよう Utakataここで発散
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母さんを抜いて焼肉行った事律儀に隠してもう、平気だよ
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ちょっとだけ塩味の強いフォカッチャの昨日焼いたの今日持ってった
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曝されて引くに引けない阿弥陀くじクスっと笑って眺む如来は
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連ドラに週を経るほどのめり込む哀しい女「まぐたら屋のまりや」
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とりどりの 歌風がありて 生き様や 価値観たちを おすそ分けされ
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いつの間に サイトの仕組み 変わってて 並ぶ歌々の 新鮮さに触れ
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あったかい 君の手を取り 離さずに 歩くけどもう 君の家だよ
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駆け回る子猫は茶トラけらけらと母も追いかけワルツのお庭
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手触りは羊の耳のような葉のラムズイヤーは温もり求む 「ソルトプラント系」
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たぶんもう 知っているから傘をさす 雨が降ったら、雨が降ったら、
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戻れない写せもしない駄歌ばかりバックアップの価値などないぜ
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膨大な時が歌へと溶けていく僕は宇宙の遠い親戚
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夜の風 震える体で空見上げ 目の合うような朧月
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異国語の 響きのようなМориокаモリオカ と皐月の風が 銀河へいざな
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ボサノバのリズム刻んで階段でターンし過ぎてまたも階段
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ボタン押し後は干すだけ 洗濯機 洗濯板の 母ありがとう
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この道で 作る料理の 食材を 買った日思う シャッター通り
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泥棒の 侵入するを 待っている 打ちのめしても われ無罪なり (※)そう思いたくもなる
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三日月の 谷の小道に 茅葺の 旧家を守る カラタチの花
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