働きたいでも障害が邪魔をするそれでも出来る仕事をしたい
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マイカーでガソリン入れて走るよりタクシー使え?矛盾している
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金が無きゃ気持ちを込めて作れない買えもしないよ生活保護で
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風光る 水面に届けや 葉桜の 風にひらひら 舞い空埋み 五月晴れ
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「このそらは全部オレの!」と神木は緑の腕を伸ばし続ける
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ボイジャーが宇宙の果てを目指すころ私は部屋の灯りを点ける
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死とは何か 忘れることか 居ないことか 離れることか なんだよ ずっと頭に居るくせに
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花冷えの 夜風にぬるい くしゃみして 心を清め 思う君かな
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高々と 波の傾斜が 上下する 船の遊具の 名は走馬灯
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雪の岸 山猫群れて カワウソに 狙いを定め 眼光冴ゆる
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美味しいと ほほ笑む君を 閉じ込めて ふわりトロりの オムレツ出来た 
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パッバシャッバッ 川瀬の鮭を 噛りたる 巨大な熊の 速さ恐ろし 
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濡れツツジ仄かに甘く香り立ち公園通りに夏呼び込んで
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極北の 氷河溶く陽に 水岸の 若葉と花の 満ちてゆきけり
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あなたにも わたしのために 人知れず 涙する夜 あればいいのに
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揚げたての 豚カツサクっと ジュワりには ふわシャキ春の キャベツで元気
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 夜の道の ネオンが並び マンションの 窓の灯多く 眩しきな我
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街の灯の 酒に迷うが 相棒の バイクが我の十字架になる
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命尽く ラストページは静寂の すでに届かぬ 我知らぬ父
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宵闇へ 黄色い灯り 萌え溶けて 新たに白く 冴えし満月
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さようなら 最期の別れ 休んでね 記憶とともに 涙が溢れ
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「あー」とか「うん」日曜朝のパンケーキ カーテンだけがふくらんでいる
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春の海 霞み渡りて 風光る 富士の雪嶺  凍つ風吹きて 白雲走り。幾山越えて 旅人独り
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「ただいま」と 「いってきます」の その間 眠れず 開く『大河の一滴』
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燻り吹け君と見たいなこの月を 横にいたなら月など見んか
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雨上がり冷たい風に根負けし思わず留める上着のボタン
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五月雨に耳傾ける歪んだり壊れたりする心を洗う
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冷たい手バケツひとつに襤褸布ぼろぬのの恨み深まる水もしたゝる
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月のため外に出るのも億劫で綺麗でしたと嘘つきと成る
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あったかい日のあとにまた寒い夜酒蒸し作り昆布茶を飲み
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