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春風を
彷徨
(
さまよ
)
ひ 羽化したての
翅
(
はね
)
休ませつ 花求む
初蝶
(
はつちょう
)
14
アメリカが爆弾背負って来る明日
(
わびぬれば 今はた同じ 難波なる
)
身を尽くしても 逢はむとぞ思う 20/100 元良親王
5
曇天に星を隠した雨夜空 故人偲ぶれ月の命日 /2026.04.08
7
たくさんの「はじめまして」に出会う春きみが桜に見えた気がした
4
朝の日の障子に透けるしずけさは
黄金
(
こがね
)
のうすい柔らかな夢
7
乱舞する
花竜巻
(
はなたつまき
)
を まん中に 子ら駆け描く 同心円や
3
咲けば散る 愛しき
故
(
ゆゑ
)
の 儚さに 夢か現か 桜花日月
4
古
(
いにし
)
へのひじり
食
(
は
)
むてふ春霞憂き世をよそに山にみちたり
5
「たまに良し」ビールの泡に閉じ込めて 蕎麦を待つ間の自由な私
12
昼酒の琥珀に溶ける罪悪感 ハッシュタグには「#不良主婦」なり
12
暑い時毛糸さわるの嫌だから
束子
(
たわし
)
編むのは春の手仕事
13
彼
(
か
)
の部屋に飾られ枯れたる霞草 机上のペンの転がり落ちぬ
4
反戦と宣戦布告は同じもの 般若心経 よくぞ唱えり
6
今日もまた ウージンエイのドラマ見て 考察などをAIに聞く
5
ねこおみず ヤマザキボウルが だいにんき かわるがわるに ゴクゴクとのむ
14
六十で動けぬ吾あり七十でテキパキ動くヘルパーさんあり
20
平和とは死神からの花束で一体どこから摘んできたのか
7
散るを待ち契りを結ぶ 澄心と忠義の桜 千々に乱れ咲く
17
コストコのレシート拾うゴールドの会員らしいシャツを買うひと
8
友だちと同じ画面をみつめをり過去も未来も今だけになる
9
推敲は朝な朝なの納品路着いたころには別の
歌
(
か
)
になり
9
短歌って単価ゼロ円でも何故か啖呵切れない
31
文字
3
ただ
年齢
(
とし
)
が増えるのでなくそれなりに衰え進む出来ぬこと増え
15
ダイソーとニトリを巡りはじめての街の景色を少し覚えた
9
夫
(
きみ
)
が遺せし 山野草の鉢
其方此方
(
そちこち
)
に可憐な花咲かせ 想いを繋ぐ
13
サーティワン 新作おもろい なんか味、夏っぽくね?と言い合いするほど
4
朝早く 大先輩ら 並んでる 生きる目的 教えてヨウキヒ
4
市役所の桜は少し早く咲く いつでも桜は桜でしかない
7
東屋
(
あずまや
)
でひと時
憩
(
いこ
)
う花見行き先客の花びらが鎮座す
17
揺れる枝ジョルノが走ったヘリの外カビに朽ちるな見晴らせ夜空
14
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