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容赦ないオバサンたちの品評にますます畏縮する露出狂
4
反射して茜に映える襖見て東向きでも夕陽に気付く
2
暑い夏 通り雨過ぎ 陽炎が ゆらゆら昇り 青葉きらきら 輝いて しずく滴り 露と消えゆき やるせなさ
1
空っぽの写真フォルダにくっきりとまばゆい夜は焼きついていて
1
零時すぎ横浜線に揺られても位置情報は迷子のままで
0
和やかな夜の終わりの指定席 倍速で遠ざかる気がした
1
正確な位置情報を測るにはまずきしめんを立ち食いします
1
目覚ましの次に聴こえた発車ベルねぼけまなこの新横浜で
1
みぞれ舞うサイクリングはびしょ濡れで二人は笑う罰ゲームかと
3
渋滞は 楽しきかな 家族連れ 気候変動 その傍らに
5
寒空のベンチでちょっとひとやすみ立ち上がったら尻型の汗
1
風に舞う羽根を必死に打ち返しもうほかほかのダウンジャケット
1
です・ますは気づけば溶けてなくなってあなたと僕はキャンバスのうえ
0
カラフルな『無題』と名乗る四角形 滲みの奥の声を聞かせて
0
カロリーが割と低めで甘くって フレンチクルーラー食べて一息/一個
148
kcal
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真っ直ぐで健気に生きる良い人…か? けっこう黒い障害者の腹
11
気がつけば日常的に使ってる拡大鏡が映す悲哀よ
9
顔つきのラムネを最後食べるひと 俺の恋したあのひとのこと
0
歩幅、歩き方 だんだん君に似てきたらしいよ
1
草深い田の跡にポツン 「
売地
(
うりち
)
」の文字 葉陰にシラサギ見え隠れして
7
ピーヒョロロ優雅に舞い飛び鳴く姿岩場に座り耳を澄ませば
2
飲めば出る正論だけどレジ前に立った途端にすべて忘れる
3
馬鹿なまま ただただ歳をとったから恥ずかしくって恥ずかしくって
4
月残る空と 朝日のさす海に 輝く未来重ねて
船出
(
ふなで
)
す
6
あの人にお辞儀をされた雨の日をラベンダーなら知っているかも/折句・青嵐
8
柿の葉が4時の陽を受けつやつやとエナメルみたい光っているよ
12
逆縁の愛されていた君なれば母の心は忍びかねつも
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庭の土落とせば夫のうどんあり 酸いも甘いも噛みしめて啜む
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今朝の庭「黄金」の文字消すように五月の雪がそっと目覚める
15
柔らかき 雨粒光る 小窓には 私の好きな 春の青空
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