哀悼の 言葉は虚し 携えて 見る日とてなき 三井寺の花 /友を悼む
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陽光の眩しさ時に灰になる頭痛持ちには遮光カーテン
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陽の光私をもっと駄目にするロキソプロフェン飲んだ朝にて
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世間では いくら時代は 変わっても 昔のままで やるしかないか
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厳しさで 細かいルール 乱発し 妥協許さぬ 教員上がり
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厳しさで 子供だましの お遊びを 無理やりやらす 保育士上がり
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毎日が 精神修行と 決めつけて 何とか過ごす 最終コーナー
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今日も又 暗い心で 出かけては 早く終われと 時計を睨む
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年上の私の言えぬ本心を見透かすようなあなたのLINE
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強い者 目上の者に ゴマをすり 立場の弱い 者を虐げ
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この先も いくら時代が 経ったとて 人の愚かさ 目に余るほど
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子供らが 恐怖と怒号 抑圧に 耐えてる姿 戦前ですか
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治らない わかっていても 治療費を 払い続ける 哀れな心理
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目も耳も 体中が 衰えて 悲しい気持ち これが人生
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やるせなくあわれでとてもやりきれぬ洒落しゃれにもならぬこんな結末 /京都男子児童に合掌
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吹きなびきひかり波打つ緑葉の風に乗せるは桜花の名残り
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青空に四月の風は吹き抜けてスーツ着こなしニューフェイス行く
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私など放しちまいなお世話だが捨てて浮かぶも心地よきかな
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この街は同時に咲きだす梅桜 助六寿司も花見待ちたる
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てってってっ チリチリチリンと 音がする ねこが起こしにくる音がする
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歌っちゃお!歌も心も唄っちゃえ短歌啖呵もユーのリズムで!
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「次豆腐」 次はパンだろ「 いや豆腐」無駄な諍い呼ぶセルフレジ
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フォーゼでしょ?それはあまちゃん?蒼汰なの?見分けつかない中川大志
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おめでとうと薔薇の花籠届けられ 一年のさち約束さるる
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東国が 残花となれば 陸奥みちのくは  花はさかれる 舞う桜花さくらばな
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お父さん! 深刻な話 する横で 大きな音で お新香食うな!笑
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小悪魔が 投げる声色 蠱惑的 コアが壊れそうで 怖さもある
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今すぐに長閑のどかを自分で作れないちょっと助けて野辺の蒲公英たんぽぽ
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梅が散り辛夷こぶしも散って桜桃さくらんぼもう咲いている吹く風寒し
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喜びも 絶望さえも 見下ろして 医大の前の 銀杏は青葉
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