寂しさを 夢に滲ませ 雪だるま 夜明けに溶けて 白き息かな
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軽快なエンジン音でセスナゆく澄みし青空さぞ心地良き
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一日のラストに ストレッチも終えて うたかた眺める お楽しみタイム
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病みて臥せば 枕は砂漠の砂となり うずもれ星と 眠り落ち行く
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買い忘れ思い出す鼻新大阪 隣の席に肉まんの匂い
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生まれてきた理由になった脳焼いた十年以上引きずるからね
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おおふ 毛布の様な 星空は 新月前の「♫星屑のステージ」/♫チェッカーズ
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雪の下の花壇の計画めぐらせて春待つ間の楽しみとして
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原料の全てが君の新製品とびっきりの恋をあげます
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水面に映る僕が嫌いだから あなたの顔でお茶を濁そう
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死ぬ前に誰かの役に立ちたくて 御社希望ですスーパーマン 
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むすめとの 夜のデートは 本山で 旦那の愚痴を 肴に飲んで
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外孫の遠くなりゆく年毎に むべなるかなと背伸びしてみる
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口惜くちおしい 而立じりつを過ぎて 人や店  心にまる ものはじ
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報われぬ思いを抱え帰る日は鯛焼き買っていちごも買って
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「大好きだよ」 そう言う君の 横顔は 紅葉のように 紅く染まって
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まだ古希の若さ一から遣り直す余裕もうないから引き篭もる
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曜変ようへんに 宇宙を想う 感性が  現代人に るのだろうか
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冴ゆる空 睦月の あか山茶花さざんかの蜜を求め つひばみぬメジロ
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桜咲く 清く正しく 君堕ちる いずれ散るよと 想いこぼれる
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桜咲く ときまたたく 間に過ぎて  今年も花見 できぬ気がする 
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迷惑を かけてしまば すみません 申し訳ない 余計なお世話
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「製造を終了しました」だけで済む何度リピートしても結局
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二度三度 怪我をしたって 好きならば 慣れしまえば 平気の平左
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片付けて 額に汗の 冬日向 はちみつ紅茶 ひと息入れる
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困ったね 恥ずかしがりで出てこない 今日も大腸に閉じこもって
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偏見を 取り去る度に 本当の 友を見つける 旅が始まる
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一人でも 苦手な人が なくなれば 数万人が 友達になる
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共テ前 前泊の子らのグループの 楽しげな声に 心で「頑張れ!」
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疲れたと 一人相撲に 弱音吐き 泣いたところで どうにもならず
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