Utakata
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冬季五輪まへに割り込む総選挙推し活たちに押されて滑り
7
鬼は外 豆まき払って おきながら 聞かぬ我が子に 「鬼来てもらう」と
7
かけ足で選挙制度を子に教へ投票先を濁して終へる
13
カッタタタ大樹を叩くコゲラ来て静寂の底に立春の音
23
新しい メガネをかけて 出かけた日 気付いてくれる 友の一声
15
Utakataに 寄せたる短歌 100数え 折々の想い 此処に残れリ
12
豆撒きの 外まで響く「鬼は外」 夜の静寂に凍て空眺む
17
月一度四季にて色変ふ山走り村里に湧く清水汲み来し
21
つゆのまか 鏡のなかのわが髪の 白に褪せたるテセウスの船
13
「ローゼ橋」「ランガー橋」など口にする 天草五橋 記憶のかけら
14
M
D
の消えた世界で僕は今子供のお下がりを着て眠る
10
「春を売る」 意味を知らずに いれたなら なんと素敵な情景だろうか
6
柔らかな 豆電球の太陽と ザラメの星を 孤独と呼ぶのだ
6
ぬりえはね わりと得意よ あと
5
分 四分の一 当たりゃ御の字
3
忘年会 はしゃぐ大人と 待つ信号 ゲロ避ける帰路 手には単語帳
6
そしてまた この島の あちらこちらで 恋人たちの うたが聞こえる
3
オクテット則その過不足を考えて昼過ぎのカフェ •レストラン
4
手巻き寿司 頬張る視線は南南東 握るその手に祈りを込めて
5
わたし海に還りたいだけなんです でも溺れ死にたくないんです
5
このまんまひとつになれると勘違うほどのいのちの近さが愛か?
5
でん六に赤塚不二夫の鬼の面定番だった私の昭和
17
解答が済んだら丸めて食べること苦い味なら不合格です (①・それぞれ
個室で
(
・・・
)
テスト中)
10
恵方巻 向く方角の パターンは 四種類 意外と少な
4
明時
(
あかとき
)
に 雨の降りなば 帰らずと 仮の宿り寝
後朝
(
きぬぎぬ
)
の文
8
天球の幕の裏には光ありそんな月です今宵の月は
19
熱は出ずスーとする飴舐めている仕事イライラすぐ噛み潰す/くしゃみその後
8
思ってもいないことばっか言わないでよ 愛だと錯覚するから
4
私たち永遠でもなんでもなかったね またねとかないんだよね
5
きみに宛て、消したツイート 見えてたの? ありがとう、わたしこわがりなんだ
7
思い出す幼き日々の空模様いつも変わらず寒い冬空
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