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握った手開けてみても言葉にはならない
欠片
(
かけら
)
キラキラ
溢
(
こぼ
)
れ
8
ティファニーの窓覗くパートの帰り大根買い鍵っ子のもとへ
4
削ぎたれば掬いきれなき葉もあらむ 秋の
静寂
(
しじま
)
を
揺蕩
(
たゆた
)
う歌の
8
のんあるの ワインの休日・赤飲んで エビグラタンで ボジョレー気分
12
わたくしの口から出でた言の葉に切られて疼く後悔の傷
16
「あれ乗ろう」 小さなブランコ 指をさす 揺られ立ち戻る あの頃の自分
6
インフルが流行っているとかいないとかそんなことよりカナダに行きたい
4
懐かしい君が微笑む冬の色 僕の知らない遠い眼差し
10
草津より 高くたなびく 湯けむりよ
吾妻
(
あがつま
)
の夜へ 薫りを残し
8
風に舞う 白き六花の 粒滲む 手弱女のごとき 君が睫毛に
11
かへりみて ひとよのうたかた おもひ出に つきよにまどふ わがかげぼふし
7
辛酸も苦汁もまるごと鍋に入れ、煮込んで飲み込む私の勝ちだ。
15
シャボン玉 タバコの煙 お線香 白く吐く息 胡蝶の夢や
8
痩せすぎを ええなと思たり 羨ましい などと言わん とってください
5
冬は雪 春は
花弁
(
はなびら
)
夏花火 秋は
紅葉
(
こうよう
)
舞ひぬ彩り
15
豪雨とは 言い切れはしない 長雨に 枯葉が溶ける 海が広がる
8
朝の業知るひらがなをなぞり書き「<に>は<こ>の進化」と子は看破せり
7
強靭な 脚力を持つ 都会人 車に頼る 田舎もんたち
8
別にいいルービックキューブ インフルよ 感染ってもいい愛しています
5
確かめずレジに立つなりその数字ごぼう二本の四百円超え
16
年は取ったが見つかっていない その人を今はかりそめ恋人と呼ぼう
8
寒がりの 猫に湯たんぽ 熱すぎず ほどよき温度 模索する日々
11
十日後の漬け物あける緊張感 姉のキャベツは今年も美味い
17
体調の 移り変わりも 日替わりで 晴れたり降ったり 天気の如し
10
幸せな日 でもやっぱあのときにって私の目は言う
4
洗脳が解けてない人自分から決して動かず言葉も通じず
7
心に掻き込むご飯つっかえて吐き出さなくてもひとりだった
4
顔写真マイナと免許別人だ 逮捕されたらどちらで認証?
8
かなしみをふきよせたよな冷たあめ 秋のおはりの冬のはじめの
11
夕暮れの窓に橙 柔らかなグラデーションに包まれた時間
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