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負け犬は 感謝が足りず 恨み言 こぼすたんびに 背中が曲がる
2
メダリスト 感謝コメント ばかり言う 立派な人が 試合を制す
2
天気図に並ぶ気圧の高低はちょっと似ているカーリングの石
2
「離婚って悪いことなんですか?」片親が語る誰かの常識
2
『またあした』ほんとうがない僕たちのあいだに流れるさいごの嘘
4
3年も 経つけど未だに治らない 次逢ったなら「愛」を刺しそう
3
ゆびもつれ ほつれるこえの たまゆらに ながれるかなで こひしけくあれ
4
春近し
娘
(
こ
)
に
誘
(
いざな
)
われ温泉に 広き湯船で心解けり
8
天下布武覇道で制しあぢきなく王道ものはすぐ消してよい
8
あれこれと工夫されたるおかずより 普通のおかずがよっぽどおいし
12
好きなんて嘘って言ってるそばから 爪の先すら溶けて混ざってく
5
リネン糸で手編みしタオルは桜色 いつもの暮らしにひと
彩
(
いろ
)
添えて
14
水面のように揺れるを知りてなお 君はわたしを 火の人と言う
4
かろやかに踊る少女の笑顔にて 春は近づく勝利の女神よ
5
沼ひたり特権に生くひとり星「誰がため」眠りて
醒
(
めざ
)
むや否や
8
救う心君の快方知る由に 我安ずれども冷たき世間かな
4
寒戻り 落ち葉布団に 包まれた 青き新芽を 撫でる指先
17
遠ざかる 勇気はなくて 立ち止まり 君の体温
(
ねつ
)
だけ いまは灯火
(
しるべ
)
に
6
離れつつ 揺れつつわれら 並びおり 手の温もりで 影を止めゆく
6
「離れてる」 君はいうけど 「触れてるよ」 怖さ隠して 伝えゆくわれ
6
南西の医療のない国でトゲ刺さる
(
あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の
)
長々し夜をひとりかも寝む /坂上田村麻呂 3/100
6
離れてた 君に近づく 同じよな 違うよな「好き」 その距離感に
4
サナエノミクス2.0 よく解らぬが 政権はさながら週刊誌
7
ボス羊駝 粒餌欲しいと 甘えます お客イチコロ 粒餌独り占め
3
除雪機を 借りて歩道の 雪どかす 途切れることない 一本道できる
5
春先の天気にリンクし我がこころ 晴れやかな日あり 落ち込む日もあり
8
このクスリ 効かなくなったら どうします 先のことだが 見通し持ちたい
5
見る物に ただ鮮やかなる 色あれば 寒さ寂しさ 暖まりゆく
13
公道の 勝手に草刈り 枝払い 自由に生きる 社会貢献
4
髪睫毛 眉毛も抜けし 抗癌剤 ウイッグツケマに 眉シールして
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