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カンガルー 厳しき自然 母子ともに 乗り切ってなお まだまだ続く
7
ほの暗い体育館に残る音 セロハン越しに光る粒たち
7
はじめての 発表会にて サックスの 音色響かす
夫
(
つま
)
を見守る
14
高市氏 俺と
同
(
おんな
)
じ
「Rock」
(
ロック
)
世代 土俵は同じ 政治政策
8
約束
(
ちぎり
)
の
場所
(
ち
)
窓から望む 蒼天の
南山
(
なんざん
)
肴に
希
(
こいねが
)
うけり
8
複垢の全部が一緒のタイムライン 私はほんとにつまらぬ人だ
7
あるあるな友情努力勝利なる ジャンプ理論に則した「大河」
9
名残惜し城下の桜ありがとう風がささやくまた来春に
12
山吹の 一重と八重のありしこと 知らずを詫びる 咲き満つ花に
13
うしろ髪 しなやかに揺れ 残り香溢れ 生きる満ちる 乙女去り 春惜しむ
5
昆布
(
こぶ
)
利
(
き
)
かせシャキシャキセロリ浅漬けに 夫の「美味い!」にドヤ顔返し
15
ストーヴの石油も尽きて仕舞ひ頃 兜を飾る相談をして
14
胸骨に風を受け止め七分丈 床屋帰りの頭撫でつつ
12
ほんのりと春にきえゆく雲色は舞うひとひらの花びらのよう
12
現世で 能ある人は
誠
(
まこと
)
なく 足を洗えよ 分相応に
7
昨日落としたポップコーン今日食べる 思い出の味 しけた塩味
8
春の陽にひときわ映えし
花蘇芳
(
はなずおう
)
日々楽しめというが如くに
19
遠き日に 思い馳せる 夕暮れは 秋風立ち 葦の葉戦ぎ 山の端陰り 茜色
3
新緑に皐月の花の咲き
初
(
そ
)
めて青空仰ぐ紅ぞあざやか
12
階段を下りる膝の痩せ ひと足ごと
吐
(
つ
)
く息にせめて
短歌
(
うた
)
を乗せんと
11
春盛り 日差し浴びて まどろむうちに 桜舞い散り 葉桜映える 夏来たる
5
夜へ放り出した体から落ちる個体液体まざりあえない
4
ちびまる子サザエさんに
急
(
せ
)
かされて また
通常
(
いつも
)
よと休みを閉じる
12
若きより 人の視線の 減りてゆく 装ひてなほ 装ひて生きむ
16
先達に 学ぶ事あり 吾が世代 言うは易しく 行う難し
13
自らも 確たる差別 戦犯で如何に支えり 工夫なき世を
10
重装備 なんと重いか ランドセル ブザーGPS 令和の一年
11
若葉より癒しを得られ一服の珈琲は青い瓶の魔法
13
凪ぐ風に 貨物列車の
音
(
ね
)
は優し お休みなさい
「Good Morning」
(
おはようございます
)
9
吹く風が僕らと桜吹き飛ばすひらひらと舞う僕らの心
10
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