暖房がそっと準備をされている選挙会場散り桜舞い
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仰がれて 風に煽がれ 雨を受け 少し遠見の 桜の宴
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もしかしてこれが最後の桜かもそう思いつつ観ればなお佳し
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投稿をやめた友から「人生の幕間まくあいだよ」と絵葉書が来た
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陽を浴びて黄のクロッカス咲き揃う笑みているのか歌っているのか
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帰り道 青いインクの 言の葉が やさしく沁みる やさしい雨と
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一昨日の晩飯カレーだったから今日のお昼がカレーうどんで
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霧つつむ木の葉へ集う一滴のしずくへ揺れし明日のこの星
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小名浜の凪を見に行く祖母の海住の江の岸に寄る波よるさえや 夢のかよひ路 人目よくらむ 18/100 藤原敏行朝臣
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ふたりきり 古語とか知らない 告白を 月を介さず 一度のワープで
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春が来て 日本がその名を 浪費する ぼくはもちろん 君を呼ぶため
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料亭の即売会で買った皿空気だけでも御馳走の味
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親友と彼の同伴蒼白に四月の雨の冷たさの中
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草原を駆ける馬の汗見上げると蒼天に鷹その先は宇宙
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農園の隅の角地にむらさきの天の川みつ芝桜かな
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春雨を吸ひて つぼみの膨らみぬ隣家の藤は 初夏への準備
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セルフレジ 行列できて 人のレジ 日祝日は それもいいかな
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花見行く8 7 3 1 9 帰り銭 湯 癒され1 0 1 0 1 8 3 0 焼肉 野菜 みな美味しいよ 8 2 9 8 3 1 3 7 0 1 4 1 4 ※ 変なの作りました ごめんなさい
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逢えぬ夜の微熱さやかに一つきり叶えと星へ歌う宵闇
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逢えぬ日に抱く微熱の囁きを星ひとつ詠む夜の短さや
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感嘆の「しおそば」飲み干す寸前に残り餅入れ味わい尽くし (ニュータッチ凄麺)
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隣レジ スイスイ進む 会社員 ぼくはゆっくり さりとてすすむ
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花びらの 吹き流されて ふたつみつ 氷室神社の 氷みくじに /★人去りて 氷みくじに 落花かな(俳句)
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言うたとて 晴れる胸でも ないものを ぽろりと零れ 忸怩たる愚痴
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観桜の ぞめきをよそに 寝つ起きつ 持て余すなり 微熱ある身を
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造影剤 体を巡る ひとときを 待つ間に眠る 起こされるまで /PET-CT検査
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三つだとヤなのダメなのどうしても シロツメクサ 落ちた桜と
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兄弟がたくさんおって幸せと話す義姉の記憶は生家
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葉桜に 新たな明日へ 導かれ 風にさらわれ 君にさよなら
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ほんのりと淡いひかりの風に乗り花びらうすい朝日が昇る
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