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スマホのカメラで読み込んで下さい 案内の前にビールの声
2
白猫か黒猫なのか洋猫か和猫なのかも分からない猫
6
搾
(
しぼ
)
り出すちゅ~る 冷ゆる指に着きし
嘗
(
な
)
める猫の
小
(
ち
)
さき舌
温
(
ぬく
)
し
10
ポケットの赤い詩集の隙間から紡ぐ言の葉は真紅の響き
5
君は僕の一等賞 僕は君の三等賞らしい
2
君が言ってた「ロープしか私を救えない」 本当だった 僕には救えなかった
1
生死に価値を付属させない子供たち
2
君知るや 人目も恥じず
睫毛墨
(
マスカラ
)
の 落ち滲みたる 我は泣きおり
13
満員電車のつり革の鳴き声
2
朝だけは電車の十分間だけは 違う制服の君のとなり
7
冬だから虫はいつもより息潜め人はいつとなく白い息吐く
2
お風呂を沸かしたくて沸かしたのにな 沸いたら沸いたでめんどくさいな
2
同じ話題が欲しいけどルールさえ知らない私が待つはホームラン
3
20年先の未来を変える為けむたがられるお仕事してます
6
乗車して下車するまでの三十分 夕陽は沈む釣瓶落しに
12
ねこおやつ おわって自分は 昨日のパン かるくトースト ハチミツバター
9
おいしそう 彼女に見栄を張る コロナの後遺症で味覚ないのに
1
三つ編み頑張ったのにごめんね 子が寝たあとの くろいアップルパイ
3
7勝3敗より最下位の7勝10敗のエースピッチャー
1
窓越しの陽射しにいつも騙されて疑い深くなっていく冬
9
アドラー心理学を実践できない私に生きる価値はあるのかな
2
雑踏の中で光になりかけたのはあなたのせいよ
2
完全を知らないままの不完全 服もメイクも無意味なこころ
4
愛犬の逮捕に走る 転がったワインのコルク咥えて逃げた
17
山越えて 街を過ぎゆき 立ち止まる 人の在り方 晩の献立
10
はだいろがピンクベージュと名を変えて澄まして座るクレヨンの箱
22
大好きを大嫌いって訳して言った 伝わることを信じた後に
8
陰鬱な気持ちを抱え込んで寝る僕を干したて布団が包む
6
のんあるの ラミーが発売されたとな 一度は食してみたいものなり
13
本という
惑星
(
ほし
)
そこここにたくわえる本棚いつかわれ還る宇宙
4
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