夕焼けを包む夜空の星々へ一人一人の願いが揺れる
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混沌にならず行き交う人々をあまねく照らす赤き夕の陽
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多人種の雑踏を行く人々にそれぞれ照らす影と幸かな
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ポテチはね 百貨店の お土産です なかなか喰えず 贅沢やった
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浮かぶ月重ねて焼いたミルフィーユ塗す粉雪隣には君
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掻っ攫え! 恋もご飯も爆笑も 逃がすな追えよ 背後の梟
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予報では 晴れのち雨と 当たったが はずれてほしい 願い届かず
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雨の日に買い物行くの面倒も今日はチャージにボーナスがつく
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友達の優しさだって分かっています嫁いるし この年なれば恋は難問/不倫じゃないよ
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日が沈む 日付も変わって 零になる ここからはじまる ぼくらのターン
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何気ない 貴女の笑顔に 照らされて 心のビタミン 量産体制
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叶わぬと 知って想いを 抱きつも 敵(かたき)の影に 嫉妬止まらず
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窓の外 天国にでも なっててよ 見てるだけでも 落ち着くからさ 『願い事』
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乳飲み子の乳(ちち)飲むごとき静けさに暮れてゆくなり秋雨の午後
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見返りを 求めぬ初心 揺らぎしも もらいし笑顔 思い出し耐え
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暗闇を 歩き続ける もう夜は 明けないんだと 知っているのに 『心の深層』
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君といた 日々の全てが 頭から 消えてくれなきゃ 治らない痣 『ああ』
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本当に私のせいか本当に私のせいか私のせいか
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足裏の皮を剥いてくれたからいよいよ結婚したいと思う
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愚かなる我が身思えばAIの如きは将に褒め言葉なり
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夢を見て 寝言言う愛猫(きみ) 人みたい 人間よりも 無垢な心で
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『古語辞書』や『国語辞書』より『類語辞書』、その背は既に反り返りをり
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髭剃りの切れ味落ちても替えられぬちょっと自分に似てる気がして
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打ち明けるなら君だけと決めていた秘密を他の人にも言えた
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親切もできたがちょうど素通りできるタイミングだったのいつも
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ラブレター マナー講師が 添削を して残るのは 「好きです」の文字
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カーディガン差し出している下がり眉/三十七・六度で微熱
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痛いほどイヤホン強く差し込んで きみは世界を少し許した
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またいつか同じ形の月を見よう きみの帰国は三週間後
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熱き茶に 驚いたふりし目を伏せて  君の視線を軽く 交わしぬ
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