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交戦中 夫婦であってもせん チューは 寂しさに折れ 出す折衷案
2
汽車を待つ あなたの肩に 舞ひ降りし 花びらに願ふ 無事の帰りを
8
葡萄酒と青いベリーを煮て光るソースでどうぞフィレのステーキ
15
卯月とて夏日に嘆く心辺も夕へ突く音の寺鐘に消ゆ
15
葉野菜の二色の森と糸人参 苺も添えてコロッケどうぞ
12
羽清め 濯ぎ新たな 夏へ向け 凛と立たせし 扇風機かな
12
冬用の羽毛を夏日の陽へ干せば夜に溜め込んだ夢が膨らみ
13
北極星 仰ぎつ君の 恋歌が 終えぬ様に チョコ箱贈る
9
昔から 映画を作り 行く旅の 我が尊師なりイーストウッド 「様」
11
茜さす 紫煙揺蕩う 地平線 忍び出るや 黄昏の月
9
着飾って 見え方気にする よりずっと 素直なほうが 可愛げあるじゃん?
9
むさぼった ハッピーエンドの 動画たち ずいぶん手軽な 快楽ですこと /それでも観ちゃう
10
散文と辞典に載るが告ぐる詩へ夢を抱けて生きる人在り
13
ひと言の「言葉はチカラ」それだけで今も歌える師へ馳せる愛
12
塩づけの葉桜つつむ知恵人の想い香も馳せ道明寺食む
18
やりとりがあった
証
(
あかし
)
の既読とはきっとまぼろしだったのだろう
18
ぱーりーなぴーぽーたちが手を振って…これぼくの走馬灯じゃないな?
6
結い髪のリボンを選ぶ母の手に 薄紅色の祈りがあった
10
猫さんや あれ?もしかして 暖かい 椅子かなんかと 思ってません?
4
あの花が綺麗だねと言う横顔を見ながら歩く僥倖の街
7
パンツルック
流行
(
はや
)
りて街に 活気あり
背
(
そむ
)
きて揺らげ スカートの花
14
鮮やかな山吹咲いた畑の隅
黄金
(
こがね
)
の塊輝いて見ゆ
14
春の宵 霞かかりて 朧月 薄墨の空 月影さやか 桜舞い散る 白一色
4
チャリ通で見過ごす鳥居と石仏は誰も知らない
由縁
(
ゆえん
)
を残し
16
ブス専とよく言われるよブス専じゃなくて乱視がひどいだけだよ
5
山吹の枝垂れる様の美しさ丸く刈り込む
夫
(
いも
)
いまいまし
11
入り込む外気 モツがどっかしら痛いとかほうれん草が茹でれないとか
5
寝る場所に限って外気が入り込む 出力できねえ鬱なだけだよ
5
四月でもこんなにビールがうまい日が来て八月はどうなるんだろ
10
春雷の空に幹割れ雨に沁む 凛と芽吹く葉 若菜色して
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