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遊歩道 舞っているのは たんぽぽの 綿毛?それとも ケセランパサラン?
10
弁当にペットボトルにスマホ2台 日ごとに嵩む鞄の重さ
14
鏡には信じるものが映るのみ穢れを祓う柏手一つ
11
新緑の朝もやけむる参道で耳朶に響くは水を打つ音
7
純白の レースのワンピ よく似合う 愛らし強し オルレアの花
13
手のひらを滑り落ちゆく洗顔の泡を見ているやうな一日
20
老いたるを上書き迫るフェイスブック 同月日というだけの生き
様
(
よう
)
6
こだわりのドリップおぼろに 明け暮れの 令和八年 コロナ禍遠し
10
夜空咲き高鳴る鼓動の重なれば光る横顔ただ追ふばかり
15
街中の天然温泉露天風呂 裸で見上げる伊丹離陸機
10
大輪の 薄紫の深見草 甘き香りが我を酔わせり
17
捩
(
ねじ
)
れたる古木に藤の花ゆれて風にささやく
紫
(
ゆかり
)
のお下げ
20
豆の花 咲ひて閉じらば実となりて篭を満たすや五月を待ちて
24
平穏な毎日のため無神経な輩と戦い捥ぎ取る勝利
4
十月
(
とつき
)
ぶりの投稿駄文の掲載にラミネートして外来に貼る
12
1日に二回までのバファリンを信じて眠る 雨の火曜日
9
夜が来て朝が来る前 ことの葉はあとかたもなくこぼれたあとで
9
祈られる 千字程度の人生で、お前にわかるか。わかってたまるか。
3
朝焼けとノート
PC
ファンの音 ぬくもる膝にいないあの子は
5
空白が創造力を掻き立てる さふいふ
詩
(
うた
)
を僕は詠みたひ
10
通知切る 軽い言葉の
泡
(
あぶく
)
など 底なき日々を 濁らせはせぬ
9
二月頃寒かったんだと実感す引き落とし額さっき見たから
8
葉桜の 下で今度は ステーキを 焼くよと言って 君へ手を振る
18
いつか来る終わりの話をしてるのに 一緒にさ、とか言うのほんとに
5
青空に 港の見える 丘の園 エーゲ海へと 旅立つ心
15
春の朝 揺らめく青い 花ひらき 夢を届ける スターフラワー
12
我こそが 正義と思う その時に ひとが行う 正しくないこと
7
花見つめ 恋して愛の 芽吹きある 人は命の 尊さを抱く
12
火に揺れる 人影の在り 安堵して 見上げる星は いにしえの歌
12
眼裏に 君と過ごせた 日を映す 再び逢えて 闇は輝く
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