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木漏れ日に 似たやさしさと 笑みだけが 今も私を 閉じ込めている
3
コート
纏
(
まと
)
ひ 凍て返る通勤路行かば
氷雨
(
ひさめ
)
に打たるる散りし紅梅
12
久方の光に染める影なれば濃き紫の移ろひもなし
2
眩しくて目を閉じていても青いまま 影の輪郭黒く濃く浮く
3
広げたり狭めたりしてその視野に囚われるより目玉シールを
1
刺激だぜ!何は無くても刺激だぜ!ところでアンタ刺激ってナニ
2
かすむ名を召しあげとかす今日の青 胸をつらぬく三月のそら
6
遅くまで鳴き交わしてた鴨たちも飛び立ったらし川はのどかに
15
戦前の空気を知らぬわれなれど「強い日本」に感じる不安
14
土曜日は5月の陽気少年よ自転車連ねて何処へお出掛け/投稿
3
日遅れて
13
三月の雪は稀ではない秋田自転車出せば次の日は雪
18
行く冬と来る春相互のせめぎ合い 春勝利まであともう一歩
9
エーアイと幕末談義に花咲かせ 気付けばすでに一時間経過
3
心をばアイロン掛けてピンと張り背筋伸ばして珈琲流す
6
崩れてる姿勢が丸く崩れてるもしや心も崩れてるのか
5
起きられないなりに 30分早く 起きた自分を さあさ褒めよう
14
志
(
し
)
は募り 始発に乗りて 踏み出すは 夢の続きの 確かな一歩
5
寒戻り 焦らし焦らされ待つ君に 届いた春の歓びひとしお
12
仕事中癒されたくて増えてったテーブルの上アクスタずらり
6
目で笑い心で暴言吐いているそんな大人にいつしかなった
14
なんとなく残り二十歳と設定しさあてこれから何しようかな
5
学研の付録に焦がれた鍵っ子の夢はち切れるアパートの二階
7
面を脱ぎ試合のあとに配られた薬缶のカルピス薄くて美味い
8
春がきたWBC大相撲 選抜楽しむ元気な老後
13
窓越しの春の日差しを浴びながら背中で咲くは恋バナの花
4
「あの件」と一行のみのメールには余白に語るにべもなし 恋
3
畳む日を 名残惜しむや 空仰ぎ 時はいたづら 時は綾なし
5
雪やこんこん あられやこんこん さっきからきみのマフラーくすぐったいな
3
雨上がり気温上昇
靄
(
もや
)
の中 再び春へ一直線の朝
9
ゆずりあい 言ってるヤツは ゆずらない ゆずってるとこ 見たことがない
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