「戦争は野蛮時代の遺物と見、軍備の撤廃未来の理想」
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質の悪い初期のうたほど膾炙かいしゃして晶子は「常に悲しむ」と云ふ
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熱情の与謝野晶子は十一人子を産みうたを五万首も詠み
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いつもより 静かな車内に 首傾げ テスト期間の 想い出あくむぞひょっこり
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ひよどりは声高高と飛び上がり凍れる空に朝の月見ゆ
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この世界 なくなれば良い そう思う 自分が嫌い 心が痛い 
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片手だけ ナイフを握り 左手疼かせ 月を眺める 僕がいる
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古稀過ぎて 蘇りをリ幼日の 紅きほっぺと カピカピ袖口 
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時々に頭もたげるモヤモヤもチャリを飛ばせば剥がれて落つる
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立ち待ちの月に引かれし通院の峠に待てり紅さす富士よ
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自由律 書ける才能 羨むも 身の丈合わせ 不自由と遊ぶ
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意味なんて無いかもしれないなにもかも自分のためにやったらいいよ
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「ひさしぶり」「元気にしてた?」「ぼちぼちね」「それはよかった」「それじゃあまたね」
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ちゃんと寝て朝に起きればいいものを 朝寝夕起き無限夜更かし
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いちど降り 商店街を 抜けるって 俺はスパイか 乗換案内
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「恋したい」 つぶやく君を 眺めては 恋い慕いつつ 想うころかな
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暗鬱も 想い暫く 愛芽生え 故に月日を 明あかりと謳う
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つくるため けずったりして ふやそうと 効率上げて 時間をつぶす
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冷や飯に寄せて水温む御御御付 湯気立つ鮭へ散らす波の花
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君の手を トランプさんが 握り締む 永久の別れか 永遠の別れか
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OマルXバツ」は日本の心まるっとな月夜に掲げよ答案用紙 (世界的には「Oマルではなく「チェックマーク」)
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零時のバスターミナル 太腿にドリンクを挟んで 夢の国へ
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乾きたる 地に春風の 駆けめぐる 木々育てよと 花粉飛びけり
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この世をば 人のこころの ちゃんこ鍋 旨しや否や 食らひてみむや
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あがいてるお前に啓示を授ける。客観視とは比較ではない。
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視線追い 屋上に雨 香のくゆる 結ぶその像 君じゃないから
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じゃがいもの畝作るには丁度良い陽気だったが疲れた日だった
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淋しいと言えば良いのに淋しいと言えば認めることになるから
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背は伸びて 各々の向きに 咲くひまわり 天までとどけ、 一、二、三。
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愛おしい貴方に揺られ迷うチョコ波と波とは綾なしとろ
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