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植えたまま 手入れされない 森林が 火を噴いている どこでも起こる
8
乱高下米の値段を見て思う来シーズンはその轍踏むなよ
5
葡萄酒と ビーフシチューに 彩のサラダに今夜は バターライスね
10
金塊を 手にした時は 冷静も 失ったとき その価値を知る
8
この星の 人に花にと 名が在れど 何故に悲しき 地上の世界
15
手作りの君の餃子は僕が焼く黄金色した餃子も笑う
10
解らない その目の中に 落ちてゆき 景色は薄れ 昔日の恋
9
三人の子とパパ送りお帰りもパンジーママの今日の微笑み
11
サンザシの赤い実は秋まで待とう甘い香りの真白きお花
11
触れられた 感触求め 闇の中 彷徨うこの手 捕まえにきて
8
滅亡が 我が身に及び 目が覚める 長閑なること 夢の欠片か
9
泥水を振り分け凛と咲く蓮の花へ祈りむ我のほころび
10
荒ぐ風 記憶の砂へ埋もる詩 地に伏し拾ふ儚き声を
11
失われゆくものと思う百貨店にまばゆく在る美しきものたち
9
心うちに(美しいものよ、さようなら)デパートの光の中を歩きつ
6
ダイソーでカーネーションの造花見てそれでは済まぬと頭悩ます
9
新緑の中に佇む禅寺の老師は座して吾に手を振る
12
白衣着て輪袈裟身につけ寺参り今日の私はなんちゃって遍路
12
仕事終え川辺を歩き家路ゆく神社の灯りせせらぎに揺れ
10
「〇〇からの返信:(なんでもないはなし)」この家が一戸建てでよかった
4
太陽のあかるさを知らないままで生きてる方がしあわせだった
7
スカート…を の詠にいいね を くれた方 誤って変更 してまいす んません
5
老木の梅の
枝
(
え
)
に生る小さき実ポツポツなれど
季
(
とき
)
を刻みて
19
長生きで 少子化なれば 軍国の 徴兵制に 定年はなし
10
北風よ桜前線どの辺り隣の市では五日前とう
19
獲物吐き水溜りにて洗うのかカラスは吾にも逃げようとせず
22
戌の刻 残業終えて 帰る我 新歓客の 駅前惑い
10
梟
(
ふくろう
)
が 近くで鳴きぬ 湯に入れば 水音たてず
暫
(
しば
)
し聴き入る
27
海浜を 歩くふたりを 包み込む 柔き夕陽に 明日を託さむ
13
風光る 緑濃き嶺に 陽溜まりて 陽炎揺るる 金の輪輝き 御来光
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