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年に一度チョコを届けるそのために一度あるかのキスを待ってる
10
雪のこと嫌いじゃないよだけどもう君と戯れ合う事が出来ない
13
薄氷の上を運命線を掴んで歩けば遠くで法螺貝が鳴り響く朝
3
重力を振り切るロケットぱねぇから「たった
1
秒」職場へドンよ (秒速11.2km)
7
大雪で バスも電車も 運休し いつも通りが 特別なこと
5
美味いもの見つけて飽きてを繰り返す「欲しい」はカオナシ家が無いから
5
心にも時に生じるビッグバン希薄な宇宙は大気を求め
8
初めては 鏡合わせで 巡りあう
五月
(
May
)
の
青海
(
せいかい
)
人工音
(
VOCALOID
)
6
雨光る日曜ぽろぽろぽろぽろとグレン・グールド聴きつつ木立を
7
あの世
(
めいかい
)
よ
百二十分
(
ひゃくにじゅっぷん
)
大行列 柵の向こうへ 順番待ち
4
たぐり寄せる記憶の彼方のところから 手を振っている同じ顔の子
5
誰
(
た
)
そひとり届けと願ふ泡沫は頷き揺れる花と消えゆき
12
井戸の冬 風を凌いで蓋の裏 隙間に眺むお外は雪で
8
愛してる ただ心地いい その響き
思考凍結
(
あたまからっぽ
)
で
自分愛
(
ただ自己中
)
4
「本当にキミは何にも知らないね」
うん
(
・・
)
驚いたよサバンナの象
5
巡らせた言葉 頭でかたまって 歪に出るホイップクリーム
3
峠越え 孤独な鼓舞も 聞こえない 冷えた空気も 冷えた貴方も
5
健康を 少し気にして
炭酸割り
(
ハイボール
)
父は
生
(
き
)
で飲む 習慣なりき
6
純粋で まっすぐ楽しく ほがらかに 幸せになる うたをうたいたい
7
認めたい 貴女の命の 使い道 されど後悔 ただの後悔
6
土産物 陳列された ぬいぐるみ 我が子の頬の 感触を持つ
7
いつまでもわたしを覚えてほしいからあたたかくして、ずっといきてて
7
使い捨て じわりと遅き もどかしさ 昔懐かし ハクキンカイロ
7
段々と 寒さに口が 固まって 身体が勝手に 奥津軽弁
9
あにがきて あねがきたあと ははがきて おばがきたあと あねがきてちち
5
短歌詠む 楽しみさえも AIに 奪われまいと 手綱を引いて
10
しとやかに つまむ ことほぐ つかさどる そうしたすべてを茶でながしこむ
8
あの日々の 色も名前も 薄れゆき コンビニ弁当 ミニスパゲッティ
6
街灯に照らされなければ判らない ほどの微かな初雪が降る街
10
区別せん 人間らしさを 説くほどに
AI
(
かれら
)
はそれを 学び飲み込む
6
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