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夕方の窓になりたい 住宅は、わたしのために明るくはない
3
選り抜きの豆で淹れようコーヒーを飲むとぐっすり眠れる君に
6
中学生のカップルが残雪踏みながら、陽の当たる道を歩いていたよ。
1
宇宙からノイズに混じる鼓動聴き百光年先は平和か幸せか お題「受信」
1
受信した言葉の奥の体温を吐息のごとく胸に受けとめ お題「受信」
2
わたくしを甘やかしてはくれないの蜂蜜チューブは白く固まる
5
言の葉は 発信次第で 飛び火する 消し止めること むずかしきかな
6
A
I
の歌に微睡む春の舟ゆらり傾く淡き島影
5
気付けばや 小さなり箸 もの寂し いつしか長ず きみの手のひら
2
顔色を変えて書類を搔き回す義姉の笑わぬ目の冷たさよ
4
復讐の文字のみありて見送られてる人の隣で今発つ
1
人は人それ変わらねど私には最早異世界異人種と見ゆ
4
泣き顔を 夜のしじまに 抱き上げば 我が意得たりと 笑う小悪魔
2
名残雪火を消すために使われてどうやら納期早まるらしい
2
颯爽と 公道を駆けゆく 昭和レトロな車種は 我が目をも引く
9
何の日か知らぬ筈なき今日なれど一言言わば当事者の日と
5
溢れくる涙はそのまま流しなよ 優しき君の心なりけり
14
ヘレニウム ※君の生まれた日の花の意味が全て僕で悔しい
1
幻で良いから母を慰めて 夢に出てきて ぬくもり添えて/ココニャン様ありがとうございます
12
うらやまし 仲良き父子の その中に 吾の入る隙間なきWBC観戦
7
知らんがな。その哲学も、こだわりも。思いつつ淹れる、ぬるめのコーヒー。
3
県庁の近くの大きい公園で薬務課の人が煙草を吸ってた
4
傾けて季節巡らす仕掛けとは恐れ入谷のお天道様よ
3
時計の針 止まったままの校庭に 子らの声無きも やがて桜咲く /震災遺構大川小
14
あの日から 15年が経つ 今想う 変わらないのは ふるさとへの愛
15
仕事の帰り道。一歩、また一歩。孤独が少しずつ軽くなっていく。
2
買い置きと昭和な暮らし役に立ち助けられたを教訓として/東日本大震災から
15
年
16
虹の橋渡り切ったかタヌ猫ちゃん幻で良いたまに姿を
14
ゆく人のうつつに惑う子らの声にぎやかなりや春の波立つ
9
鎮魂の祈りを捧ぐこのひと日 心に刻む活きてる大地
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