春光を浴びつ 商人らは憩ひ パックのジュース片手に談笑
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凧あげよガザでアフガンで遠州で子よ無事にあれ空高く高く
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「ターミネーター2」為政者の 右手に触れし 審判の日 機械にも宿る 心はいずこ
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過疎の里ポツンと残るコンビニを遠くに眺め塩のおにぎり 
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霧の中 海の中にか 山の中 消え入るなれば 君の中にか
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関係が消えてゆく夜少しだけ明日あすが来るなと願ってしまう
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別れたら 静まるはずが 野郎ども どんちゃん騒ぎのいびき祭り
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なびかない。」 「あのなびく。」 気にもせぬ お前といても 人は育たず
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窓際で西日を浴びるサボテンの針が指すのは墨西哥
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趣味の合う 女とはもう 付き合わん。 嘘になるかも しれないけれど…
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呑み明けの 朝焼けながむベランダは タバコと好きな先輩の匂い
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何度目の旅行ではない国際線 見慣れた景色と家族がうつる
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古くてもスチュワーデスと呼びたかった 令和育ちのティーンエイジャーは
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眠り止む アテンションプリーズ 背が起きる どうせ大した ことでもないのに
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「ターミネーター2」機械にも 宿る心が 宿らない あなたは人間? それでも人間?
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もう飽きた 「良純・一茂」 「孝太郎」 「二世三世」 雨後の竹の子
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麗らかや窓辺のロッキングチェアには君のかたちにへこんだクッション
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飾りギター君がせがんだイエスタデイ Fに痺れたLoveの想い出
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黒幕は 誘拐された 女の子 キミは優雅に 俺に指示する
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「よし、いい!」と思える短歌うたをいざ打たんアプリ起動中宇宙そらの彼方に
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「まぁ!かわいい」ぷくぷくだった友のが美少女になる卒業写真
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義の道に 耐えられないと 当てもなく 下へ下へと 転がり落ちる
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死ぬことを 恐れるよりは 悪いこと 止めない方が ずっとヤバいで
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愛すれば 天の恵みが 下り降り 喜び溢れ また歩き出す
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幸せは 気づかぬうちに 通り過ぎ 後悔すれば よくある話
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生きるのに 倦み疲れてる 人間に 賛美を謳う 鳥の囀り
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鉄球の 付いた鎖を 自慢する 奴等を横目に 脱獄を練る
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菜の花に ひらりひらりと 戯れる モンシロチョウの 美しいこと
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白鷺の 羽ばたく姿 眺めては 美しきかな 神の作品
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バタバタと あちらへ急ぐ 先輩の 弔いさえも 仕事で行かず
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