気味悪い 罪の泥沼 渡り船 下を覗けば 呑み込まれそう
0
『羽衣』の 「クセ」始まりて やうやうに 朝より続く 鬱がおさまる
3
「相棒」の最終回の予告見て 春が来るんだ毎年想う
18
信じてる 信じてるふりしてるだけ その区別は 神のみぞ知る
3
しっかりと 窓を閉めても 聞こえ来る 金切り声に 今朝は苛立つ
3
向こうより 近づいて来る 小面が すれ違う頃 山姥になる /能面の女
3
膀胱を 空っぽにして 家を出で 身は飄々と 野辺の径行く
2
某証券 騙るメールが 寝てる間に 欠かさず届き 朝が始まる
5
そないこと やばうないかと 耳打ちし 鼻毛抜くボスへ ちらと目をやる
1
啓蟄の 鼻毛抜く是非 白熱し もう間にあわぬ 切迫性○○
0
啓蟄 の虫の如くに 退院す(俳句) /毛虫の如く 嫌われぬよう(付句)
3
はからずも一人の時間ネトフリでサザンの曲のボリューム上げて
14
鶏肉を切る頃ちゃんと溶けているぐらいの春がお勝手来てた
12
花粉飛ぶ春もいいよね 辛いこと あった日も涙ごまかせるから
12
沈みたる気乗りのせぬ日ネトフリでサザンのおじさんパワーいただく
10
見たくない 聞きたくもない 世のごうを 知り尽くせり タワマンのうい
4
レモネードひと息飲み干す 早春の微睡み覚めし夢こそ清く
9
朝食の支度のじゃまを やめたねこ 楽だけれどね らしくないんだ
15
うらやまし、おばちゃんたちはカンパイって 駅弁アテに朝ビール呑み
14
一打差も勝てば嬉しき負け悔し 飛ばぬ白球止まらぬ破顔
10
桃色の河津桜の連なりてカップ掠める白球 そよぐ
14
飛ばぬのはクラブのせいと言い訳す 風のせいさと言い張る朋と
9
雪解けの水は盈ちたり千曲川 頒けて欲しかな乾きのダムへ
17
今日もまた病院通いの道すがら 徳なき振る舞い淀む心よ
4
テーブルの上で応援歌の合唱 仕事頑張る君を知ってる
5
インクのフェロモン辿る本の虫 活字の森にお花摘んでる
13
軽井沢しらかば林の名残り雪 眼を灼くほどに反射する白
16
枯れ草の 生い茂る地に 風吹きて 復興の種 蒔かれたりおり
8
弥生晴れ浅間の山の綿帽子 散りた綿毛かこぶし花咲く
15
今朝はまた気圧配置に救われた昇る朝陽よ我の援軍
8