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曖昧で叶わぬ夢を見るだけでそれでもずっと手放せぬまま
2
お前らがおざなりに矢を放つなら消えぬ呪いの火矢を放とう
1
あの娘限定で執着を「神奈川」と呼ぶ事にする 貴女を看取りたかった
在
(
あり
)
し夜
1
金色と青の総意のメッセージ ラブレターなの、あとで気付いて
2
節操がないのね恋のキューピッド 刺されてくれるのは鬼か蛇か
2
寝る前に おやつを食べて 満腹に 良くないけれど これも幸せ
3
いつだってこっちにきてね私はねずっと貴方を愛せるからね(後六日だよ、もう待てないよ)
2
ひとり咲く
蒲公英
(
たんぽぽ
)
を手折ってみても君のいる冬へ戻りやしない
4
昂った気持ちが弾よ
機関
(
マシン
)
銃
(
ガン
)
、誰を撃ち抜く? 不減の弾倉
2
花冷えに 啜る洟、鼻炎 花粉症 疾くと移ろえ 夏の花火へ
2
陽だまりの たんぽぽひとつ 春が来る 小さな風が そっとゆれてる
4
いまそこに在るとしんじて 人は皆みえない月を想ってうたう
4
天空のカーテンを歌声で裂く 覗かせた月が格別に綺麗
2
原付の猛る鼓動がかき消した 独りの夜を飾る歌声
4
刺青が 入ってない肌 キレイよね よろこぶ君の 激しい履歴
3
運河から波打ち際をゆく汽車の窓辺で僕は演歌の男
6
夕方は
菫
(
すみれ
)
色してまほろばの如く優しく染まる街角
12
透明で あなたの目には 映らない 遠目から見てる 幽霊の憂い
4
一二三四五六七八九十 一文字ずつで実在する名字
4
鼻炎薬眠くならぬの選んだが鎮痛剤が眠気を誘う
3
久々に辞書を買っては引く言葉雅な色を
歌
(
カ
)
に踊らせる
6
ギリギリと身を締め付ける悔しさが積もる怒りとなるこの夕べ
7
世は情け個室の中で音たてて雲古憎んで人を憎まず
4
南風吹きつけ揺れる硝子窓小学校は旧校舎となり
7
蘭の花いくつも並ぶ玄関の笑顔の
女性
(
ヒト
)
の輝き仄か
5
スマホ持ち
SNS
を眺めては学校へ向け歩く道のり
4
ホットミルクティーを飲んで 脳を衝く甘さにあなたを思い浮かべた
3
毎朝の外来を請はれ出かけしも二時間余のショートリリーフ
3
昨日、今日ゴミ出し以外はひきこもり冬眠明けはいま少し先
12
犠牲者の数字は言わずタンカーが来ない場合のガソリン価格
7
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