木漏れ日に 似たやさしさと 笑みだけが 今も私を 閉じ込めている
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コートまとひ 凍て返る通勤路行かば 氷雨ひさめに打たるる散りし紅梅
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久方の光に染める影なれば濃き紫の移ろひもなし
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眩しくて目を閉じていても青いまま 影の輪郭黒く濃く浮く
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広げたり狭めたりしてその視野に囚われるより目玉シールを
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刺激だぜ!何は無くても刺激だぜ!ところでアンタ刺激ってナニ
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かすむ名を召しあげとかす今日の青 胸をつらぬく三月のそら
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遅くまで鳴き交わしてた鴨たちも飛び立ったらし川はのどかに
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戦前の空気を知らぬわれなれど「強い日本」に感じる不安
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土曜日は5月の陽気少年よ自転車連ねて何処へお出掛け/投稿3日遅れて
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三月の雪は稀ではない秋田自転車出せば次の日は雪
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行く冬と来る春相互のせめぎ合い 春勝利まであともう一歩
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エーアイと幕末談義に花咲かせ 気付けばすでに一時間経過
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心をばアイロン掛けてピンと張り背筋伸ばして珈琲流す
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崩れてる姿勢が丸く崩れてるもしや心も崩れてるのか
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起きられないなりに 30分早く 起きた自分を さあさ褒めよう
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は募り 始発に乗りて 踏み出すは 夢の続きの 確かな一歩
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寒戻り 焦らし焦らされ待つ君に  届いた春の歓びひとしお
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仕事中癒されたくて増えてったテーブルの上アクスタずらり
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目で笑い心で暴言吐いているそんな大人にいつしかなった
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なんとなく残り二十歳と設定しさあてこれから何しようかな
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学研の付録に焦がれた鍵っ子の夢はち切れるアパートの二階
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面を脱ぎ試合のあとに配られた薬缶のカルピス薄くて美味い
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春がきたWBC大相撲 選抜楽しむ元気な老後
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窓越しの春の日差しを浴びながら背中で咲くは恋バナの花
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「あの件」と一行のみのメールには余白に語るにべもなし 恋
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畳む日を 名残惜しむや 空仰ぎ 時はいたづら 時は綾なし
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雪やこんこん あられやこんこん さっきからきみのマフラーくすぐったいな
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雨上がり気温上昇 もやの中 再び春へ一直線の朝
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ゆずりあい 言ってるヤツは ゆずらない ゆずってるとこ 見たことがない
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