アッタマが  悪くなりそな ほど甘い シナモロール 食べてしまった
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オオカミよ瀕死貪る捕食者よもうウンザリだオレは脱走
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複雑な利害が絡む世を生きて二十日鼠の脳は戸惑う
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何気ない言葉がそっとあぶり出す心の内を覗かれぬよう
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停車中の電車が動く錯覚を残して発ちぬ逆方向へ /誘導運動
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静かに雨降るこんな日は 壁時計さえゆっくり時きざむ
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ウィーンにて長き接吻の終わるまで茂吉は飽かず覗き見にけり  /2月25日茂吉忌
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おはようといってきますとおやすみが飛び交う同じ朝を生きてる
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インビザライン最適化の果て に ぼく は 剥き出しの 歯 で 君 を 肯定する
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恵みの雨 ねこはねていて よいけれど キミが眠いは 困ったものだ(薬で)
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嫁ふたり ケラケラ笑う こんな幸 運んでくれし 息子らに感謝
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本当はやりたい事も有ったろと思うウクライナ4年の月日
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楽しみは インターネットと 冬ごもり 家庭菜園 もうすぐ春だ
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目がかすむ ダブルパンチの 薬漬け 雨がしとしと 涙のように
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かすれはて横断歩道の縞はなく誰も渡らず誰も渡れず
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一回で口に入れたり目玉焼こぼれた皿の黄身を舐め取る
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春にまたひと足近くなるために 恵みの雨が大地潤し
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全力でくだらないことやっているアイツはたぶんすごく尊い
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取り戻す!塵の翼は二枚じゃないターンで全開「雨をぶち抜け!」
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三ヶ月 会えない時は 不安なり 羊駝達あの子らは吾を 覚えているか
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飼い主のいない家猫になるべく来月分の診断書たち
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AIが詠んだ歌だと味気ない そう思うならナイショにします
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以下で詠む短歌は全てAIが作ったのかも カミングスーン
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‪マジックの‬ ‪タネを直接‬ ‪マジシャンに‬ ‪聞くのと同じ‬ ‪ことをしている‬
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春の陽気のむる曇天の宵 ホットチャイラテ飲みつ待つバス/ミルクティー
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言の葉の渦巻く海に漕ぎ出せば千五百首は泡沫の波
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息ひそめ生きあぐねきし言の葉の千五百首は泡沫の露
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まほろばの春という名の君と往く旅の余白に歌ぞ置きなむ
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メールなしLINEもなければUtakata無一物中無尽蔵何もなければ幾らでもあり
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針を止め欠伸のひとつ伸びをして夜の明けたるにひとりと思ふ
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