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初めての孤独な夜に泣き叫び、かけがえのない君になっていく
4
「少ししか会えないのなら会わない」と言いつつ抱き寄せてくれる君
8
キッチンにキャベツを刻む音だけが響く一人暮らしの独り
4
友達がいない僕でもトモコレを楽しめてます 明日はお休み
4
駅前の 最後の信号 青ければ 僕は今頃 学校にいた
6
君といざ春の日差しで前周り 僕の額が空に映った
4
通勤時うぐいすの鳴くこの道が京都に続いていればいいのに
5
嗚呼君と その黒髪を
梳
(
す
)
くように さらりと老いて 死ねば幸せ
9
図書カード nextは期限付きらしく 君がくれたのいつまで飾ろう
4
数字しか分からなくなった恋人と寝息をたてて夢を見る 3
3
AIが書いた小説と聞くと途端に読む気にならないの BOMB
1
話題は尽きず三時間 スタバが出来て嬉しいね ババ達のアフタヌーンティー
5
寒天は身体の澱は押し出すも心の澱は流してくれぬ
3
再会を 祈りし兄に 握られて 万年筆に 時は経りつむ
3
帰り路 隠れた猫の 影追えば 影も見せずに すれ違う猫
4
令和でも 顧みられる 昭和の世 いつ顧みる? 平成の世
4
アンディのお墓にスープのピラミッド ドンと乗っかる度胸なアート
6
持論とも呼べずに散らかる自己愛を献花にしたらわたしの葬式
3
「お嬢様」五十年後もそう呼んでお側にいます約束します
3
山芽吹き新緑前のとりどりの淡きみどりを飾り置けたら
9
「
愛
(
あい
)
」で咲き 「
恩
(
をん
)
」で散るらし 言の葉の 「
影
(
かげ
)
」の先には 「
季語
(
きご
)
」ぞありける
4
俗世から逃れて僕はガラパゴス独自の進化に夢を託して
9
「おーい」って 青い天仰いで 問いかける なんで どうして 私を置いて
5
黒焦げの鍋並べ嫁の粗相と訴うる 記憶に抗うその声哀し
4
悲しみに 一番遠く あるように 祈るだけの手で 君の髪を梳く
7
新入学 母の方が ばててきた 明日の準備に 宿題お供
2
イヤホンがポロリと落ちたその穴にノイズが入る暖かき風
4
乳飲み子で 一生終える 人もあり 「右か左か」 「何が大事か」
7
暑過ぎず寒過ぎぬ午後エアコンのフィルター洗って気持ちも晴れて
13
ついたてに 秘めた想いも隠されど 「見えなくなったね」 君もそうなの?
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