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薄皮を一枚一枚剥ぎながら夏の核心に迫る7月
6
期待した大人の世界はあっけなく過ぎる土曜の夜更けのように
7
立原の
Nachdichtung
(
ナハディヒトゥング
)
借り物も 生まれを忘れ 遠く遠くへ
3
ゆりひらき きいろいかふんも なまめいて オキーフなんぞと ポルノってみる
8
特別な 仲と思って 夢見るは 友達の文字 見るまでのこと
7
今はまだサヨナラだけを
詩
(
うた
)
にして また来る春の
愛
(
かな
)
しさに寄す
8
両脚をそろえしっかり目を閉じる今夜はどこまで沈めるだろう
4
中国に ︵レアアース︶握らちゃった トランプが たいわんゆうじに 動く気あるか /金魂 日本の仮想敵となあなあ
6
艶々と紫に染まる夏ナスが 畑に輝くアジメストのよう
10
肌黒は父に似ており畑の夫UV集め黒さましまし
11
良い本屋 ブックカバーが五種類も なんと周年限定カバーまである
5
南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 と唱えてもそれは単なる書籍の背表紙
9
本能のままの夢を見る 地球最後と謳われた日の夜に
7
口紅を盗んだ。きみがまた夜に会いに来るのをまっているから。
4
癖のある直筆すらも愛でていくそう生きるって決めた七夕
7
陽焼けした背中の皮がほころびて 蝉の羽化する痛みを思ふ
13
南無阿弥陀 南無阿弥陀仏唱えても 内なる怒りは 消えること失く
9
真夜中にふと目が覚めて考える地震か何かが来るんじゃないかと
4
チャンプルーを 作りて今夜 人生も チャンプルーみたい 期待はしない
13
ひと月で一番つらい日が今日で来世は男に生まれたいかも
6
バス待ちの花屋に可憐な
小
(
ち
)
さき薔薇 黄色選びて元気を貰ふ
16
雨が降るだろうかまさか今になり梅雨だったって癖っ毛はねる
8
わたしたち、雲に似ていた。「さよなら」で 直ぐ消える
瑕疵
(
きず
)
撫でて忘れて、
2
P
C
のグレイスケール三日目はモノクロームに想いの揺れて
9
七夕に司会の平和祈願して、夜空見上げて全世界楽し!
7
暑いから なんにもしない 言い訳は これで十分 やる気もダルい
10
向かい家の 白紫陽花が
緑帯
(
みどりお
)
び 文月なれど 真夏たらんや
14
疲れたなねるかあしたはなにしよう酔って笑ってゆくりかであれ
6
自家製と手渡されたプチトマト おまけに青虫 君はだれ
5
水面を目掛けて降りてきた
蜻蛉
(
とんぼ
)
人の居ぬ間の露天の黒湯
20
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