坂道を風ひんやりと吹き抜けて隣家の庭の藤棚ゆらす
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空風から(唐)かぜが 煙巻き上げ この国に 遠き砂漠の 場違いな色 ★★「頭文字 掛詞・かけことば 」
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リハトレをしつつ眺める窓外に巣作りせわしつがいのツバメ
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よーいどん猫が相手のにらめっこ また目を逸らす三戦三勝
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薄墨流し 山の端おぼろ 桜散り 桜敷く野辺に 遠来の友 坐して酒酌み  帰る雁な泣きそ
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地震ありてあとおふ激しき雨風に「てんぺんちい」とふ響きがめぐる
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有り金をくれなきゃ見栄で別れるとアカナメ語る不気味な話(百人一首・三十)
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子ども当てに呑み屋に寄らん初ツモを引き惑わせるギラギラの母(百人一首・二十九)
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生焼けのヌーのサービスまだ余る広めぬクマよ狩るぞお前を(百人一首・二十八)
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ドーナツを知らない猫が白い蛍光灯に飛びかかってもう八時四十分
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イカの腹分けて流るる墨の川いつ耳取るか鬼と相談(百人一首・二十七)
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送られたニセ最中もなかころもばかり今ひと粒のミルキー待たむ(百人一首・二十六)
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菜に塩は大阪ヤミの金貸し屋サツに知られて食い扶持もがな(百人一首・二十五)
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この足袋は草も取り払い寒気してひもじいニシキヘビのマワシに(百人一首・二十四)
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チゲ鍋にチヂミ最中もなかも買わせたれ我が身の痛むカネにあらねば(百人一首・二十三)
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日昇りて 緑濃き嶺に 陽溜まりて 陽炎揺るる 菩薩拝みて 母の顔
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フグ唐にアジのクサヤの塩漬けをヌリカベさんに買わせたヌーさん(百人一首・二十二)
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合コンと言ひしばかりにフダ付きの訳ありのカネを持ち出でつるかな(百人一首・二十一)
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あのひとがほほえむ写真のモノクロにツツジの赤がひどく滲んだ
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ひたすら聴く 介護頑張る友の愚痴 「スッキリした!」が何より嬉し
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何故かしら大日本帝国が世界一 我には安全な戦争に見ゆるか
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部活帰りの少年の食むガムの 甘ひ匂ひに和みぬ車両
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座りたる 美女にたとえし 牡丹花ぼたんばな 雨は涙か 泣きて散りゆく
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住宅街響く声が叫声か歓喜の声か私は知らない
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こいびとで あるかのように ふるまって みんなのまえでは ともだちですか
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会いに来い 会いに来てには 愛がない 愛があるなら 会いに行くだろ
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ある国は ウィンウィンも 他の国は 関係性の 再構築期
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この桜君の軀に ぼくのうた
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あわよくば 近づきたいと ひたすらに 願う私を 貴方は惑わす
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別に何も 恨んじゃいないし悔いもない ただただ全部が つまんないだけ
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