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かみさまのつくってくれた からくりの 日時計きょうもおはようという
12
クッションの上 くっつ
ゐ
(
い
)
て 猫と猫 丸くなりぬ 初冬の日だまり
14
大好きよ 愛しているよ 言い続け 君から響く 木霊見つめる
3
不信・不安・恐怖が黒く染める視界 良い色の存在も忘れた
2
この電車 こんな時間に乗ってんの ウチらホンマは仲間かもしれん
3
短歌すら
詠
(
よ
)
む気が失せるほど
萎
(
な
)
えた心振り切りまた筆を
執
(
と
)
る
7
この世には何人か似てる人がいて 何回か取り乱す僕がいる
5
心身の反応があって辛いのね。 そうなんだけど。そうなんだけどね。
3
おみかんは 補充したので 疾く帰る ちいさなちいさな マフラー編もう(ちま猫ちゃん通院用)
10
似てるから 優しかったあの人たちに どうして動悸が そんな理由で
3
ひび割れた瓶からこぼれ落ちていく ただ境目がなくなっていく
4
津波への注意解除とラジオ朝警報聴きつつ眠りに落ちて
11
グダグダなバンド演奏愛おしい 若くもあったし昭和だったし
2
自販機が応えてくれぬ けふもまた かざすスマホの悲しくゆれて
9
牡丹雪に見紛う野に咲くサザンカに光冷たく真白く光る
13
祈りには何の機能も無いけれど捨てられないからゴミにも出せない
8
たくさんの御守りぶらさげ 神様がいない世界は歩けねえってか
4
積読が崩落するか無事なのかまず気にかかる震度4かな/無事でした
13
いつだって職場の床は針の山 脳はプチプチ刺激に弾け
8
垣根越え
山茶花
(
さざんか
)
の花
紅
(
べに
)
さして
含羞
(
はにか
)
むごとく 路地にこぼれおち
6
指が出るルビンの壺のような背を出発点とし滑らかにゆく
0
金木犀
(
モクセイ
)
の終わりて寂し 散歩道 椿の白の美しきかな
14
地震
(
なえ
)
ののち寝返り続く幾度目か
考妣
(
こうひ
)
ならびて静かに座せり
14
テトリスだ 押し込まれた 満員電車 今日も消えずに ゆくぞ仕事へ(帰りたい)
8
予報士がこの冬イチといった朝 マシュマロマンで暑しはずかし
6
頑張りすぎ注意報は でていない? カフェオレが我に 注意喚起す
12
ライブ服 昨夜決まりて 体型は キープするべし 体重はいいから
9
北海道の 友の身がまず 案ぜられ 挨拶とともに メッセ飛ばせり>地震
13
ちま猫ちゃん あさからうろうろ していたよ おかおがチラッ おかあちゃん おきた?
11
街中の
B
G
M
がワムだらけいやまてこれは本家ではない
11
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