ぱらぱらと雫は頬に傘以外のものならぜんぶ持っているのに
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後輩に 可愛いだけじゃ ダメですと 言われたけれど 我可愛いの?
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じゃんけんぽん あっち向いてホイ じゃんけんぽん あっち向いてホイ はい僕の勝ち
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来年は 手作りチョコに するからね そんなことより そばにいてよね
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丸まった背 いっぱいに陽を浴び まどろむ君 束の間の春 明日は春寒
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梅の香をマスクをさげて深く吸う 鼻炎の吾に油断をさせる
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今もなお時を刻めり腕時計 手にとる朝に早春の風
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考えず生きることだけ教えられその日が来たら切り捨てられる
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弟は確かな手つきで淀みなく描く弟みたいな図形を
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枝垂れ梅のトンネル抜けて吹く風は戻りし寒さと芳香乗せて /梅林にて
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日常はデジャヴをループ時間の輪 鍵は誰かの輪のなか周り
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右利きで黒髪ショートでかわいくて 愛想振り撒く君が怖い / まんじゅうこわい
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今日の蒼瞳羊駝きみ ご機嫌斜め 目も合わず 触れ合い出来ず 虚しく帰る
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白鷺が 凛々しく立ちて 月曜を 労うように 明るく照らし 
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ゴッホ展に娘も誘い予約する たのしみを待つことの幸せ
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細月ほそつきのやみ夜にもがく人を見て 病まず我がじく持とうと想う
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消していく過去も記憶も思い出も すべて初めて赤ちゃんセンサー
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ふとふ 二文字ふたもじの中に 綺羅星きらぼしと 風と泉と 夜櫻よざくら
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東大卒すごい人だと休む俺いつかは俺もと戦う息子
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会議漬け ランチを食べる 時間なく 隙間時間に 食すトースト
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五時間目船漕ぐ君の肩つつく 期間限定僕の特権
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よる独りたわむれ歌を書きおけばそでのうちよりかすむ妻
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退社後のバス停 濡れたアスファルト ベンチのしずく 通り雨の跡
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酒片手にネイルケアーのリール見て時を弄する幸せが在る
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後悔先に立たずとか。今になり知る君の救難信号。
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暮れ急ぐ空のひかりを惜しみつつ 鴨と並びて影を重ねむ
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ゆっくりと 後ろに下がり 手をたたく ごきげんさんが よちよちあるく
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神域の静寂しじまに遊ぶ鴨の声独りの時間慈しみへと
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「幸せの形は仔犬」と言うあなた 「仔猫」の私じゃふさわしくない
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波紋消え鏡となりし冬の池 鴨のまどろみうらを癒さん
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