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なだらかな開花のような毎日に急に戻りし束の間の冬
7
ほらあれだ この間のあれどうなった あああれはねと 妻とは通じ
10
深みとはどういうアレで出るものか誰かこっそり教えて欲しい
8
悪よのう 米買い占めて騰がり待つ 令和の越後屋お前は誰だ
8
咲き誇り青空隠す桜花今だけのこといまだけのこと
12
雨の日もレインコートで歩いたね ひたすら眠る老犬愛し
13
米騒動みずほのくにの名も虚し
御救米
(
おすくいまい
)
も焼け石に水
13
白鳥の鋭角
鳶
(
とび
)
のスパイラル
窮理
(
きゅうり
)
をさとす 春の空なり
15
遠足の日に 雨が降り ゆううつな気分で登校した 水曜日
8
天井を見上げる視界を遮ったきみのまぶたの星々、くちづけ
3
備蓄米放出しても高止まり『おむすび』よりも『あんぱん』が売れ
10
退職し思うことあり何事もただひたすらに素直が大事
6
寄せ書きの皆の言葉に謝しつつも残す事績に何ら悔いなし
11
入社時に買った電卓四十年 役割終えて共に帰宅す
13
ほこり舞う
一日
(
ついたち
)
の昼四畳半 放り込まれた独身寮、社会(四十年前)
12
平板なる日常詠むは
難
(
がた
(
)
)
しくもその有り難さ知る齢になり
19
本当にやる気があるのかこの春は このままじゃまた夏に食われる
10
あこがれは相聞歌だときづく春けふの桜も雨に打たれて
12
席替えは工場にもあり置き場所が変わる納品新年度かな
7
けふの愚痴受け止めきれず受け流す豆食みながら首だけうごき
12
雨に散る桜のひとひら切り株にひらり舞いきて
木の霊
(
れい
)
を慰む
20
常思ふ 吾が人生の終い方 肩肘張らずたおやかであれ
16
真夜中に起きて不安に襲われる こうして一生騙し騙しだ
3
思い出に画質があるなら粗くても いいから数で騙してみせて
3
並走する電車で目があうストレンジャー 言葉交わさぬ真顔の平行移動
4
改札の手前で気付く残高不足 とめられたくてあえて猪突す
4
君がひく真っ直ぐでダサいギターソロ そのギャンギャンが正にロックで
2
まるで冬 犬のヒーター 入れたっけ? ああ、そうだった もういないんだ・・・
9
通り過ぎた後にやっと気がついた 残り香の多岐性に ごめんね
2
知らざりき
白蛇
(
しろへび
)
宿る沼の底埋めし因果の報い来たれり
5
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