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早起きは三文の徳この事よ見事な滑走歓喜を見れた
6
脆きひと 見てもいられぬ傷のひと 避けど寄せ付け、此れは天性?
3
冬は寒くて嫌ひです 春は売切れ 夏は来ず
5
不摂生、軽すぎる君 二十歳まで生きていられる? 不安なんだよ
5
願いなら あいつに俺を殺させて おまえを地獄に連れつくことさ
6
休養は何もしないことではないと言われて足に増える鉄球
6
「学校に居なかったから」と人伝てに寝込む私にメレンゲクッキー
8
貯めたお湯がぬるくなるまでの時間が少しだけ遅くなった冬の日
7
涙星 泣きたいときは鳴けばいい いつかは渇れて 忘れてくから
12
夜一人ファミレスにいる時一番この人生が小説になる
7
明け方の 夢に出て来し 通学路 我が母も師も この世に亡きに
15
茜雲広がる風景君からの1枚今でも待ち受け画面で
13
杞憂だと片付けれたらいいのにな高伝熱な君の言うこと
7
中絶の 麻酔の身体抵抗す わが子守れど
胎
(
はら
)
は抉られ / わたしが殺しました
8
息子
(
こ
)
に言わる「子どもの心親知らず」胸痛めたか親の諍い/回顧
14
ふた
七日
(
なぬか
)
ゆきくれてゆく梅の香に弄されて満つ夜半の月かも
9
やせてきた白い石けん濡れているうちに重ねる赤い石けん
7
窓の外君の姿はもう見えない コーヒー2杯まだ温かい
6
数字との 戦い始まる 年度末 睡魔が襲う 事務所に一人
15
午後四時に ひとけまばらな カフェに寄り 塩むすびにて 寂しいランチ
14
選手らの背を追うドローンは戦場で 兵士を襲う恐怖ともなり
16
傷付けた責任をとれ叫んでる暇があるなら止血してろよ
6
手弁当レンジでチンの昼めしも 箸は自慢の津軽塗なり
18
選手らの熱き滑りを追うて飛ぶ
小
(
ち
)
さきドローンが健気にも見え /ミラノ・コルティナ五輪
17
ことさらに人恋しくてこの夜は朔の月さえ空になくらし
14
消化器は倒せばアワワ銀と立つ誰も触れない日々を見守り
14
純然とロマンメルヘン味わえた幼少期あり幸いという
9
取り過ぎの 税を返してもらうだけ ただそれだけのことに過ぎねど 確定申告
9
宵の車両 キャリーケースに 赤福の土産持つ人 旅の帰途かな
19
この色を言葉にできぬもどかしさ黄昏時の空の蒼さよ
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