今を生き 目の前のこと ラベリング 彼岸の入りは 春を知らせる
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梅園の 寂しあでやか 薄れ日に ねた小鳥や 春はほのかに
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(多分だけど)インスピレーションない我の歌の五、六分語呂合わせなり
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列島開花 桜のはな扉が開かれてピンクのニンフが駆けめぐる 見落とさないで私も待ってる
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フライング やっちゃったねと 冴え返る 医大の庭の 桜花(はな)を慰む
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巡りゆく 血潮の音の 心地よき 春の夕べの 手枕の夢
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にこにこと 微笑み絶えぬ あのひとの 悲しみ深き 顔もわが知る
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如何さまに 見そなわすらむ 釣り針の 如く痩せたる 月に思いぬ
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雨の日は 晴れを祈って 晴れの日は 雨を祈った 三月の自室へや
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牧水の愛用してた酒器なのと言われて見ても百均にしか
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冴ゆる空 吹雪く狭間に 冬陽射し 一歩ひとりの 影法師
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主君しゅの苦悩忠義の新選組ものを守れずにいのちを散らせ着せし汚名
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日々眺む開花の時を急かすよにソメイヨシノは我関せずと
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我が足に 頭のせぐっすり眠る君 痺れがきても 動けず我慢
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羽々斬はばきりを 構えて大蛇おろち 幻影の 我のクロユリ 断ち切れぬなり
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生命は地球固有の現象で 指紋と等しく他にあるまじ
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1月行き 2月は逃げて 3月去りぬ あ〜今年もまた 急ぎゆく季節とき
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我々は 他国の民に 依存する わが研究者 わが大リーグ/ ○○調
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君去りて 落ちし蕾の あかきこと 子の呼ぶ声に 我は老いゆく
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コンビニの 灯りで目を覚まし 始発乗る 娘を駅まで 送り届けた
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「二季」などと流行り言葉で憂ふより 今ある春を長く愉しめ
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遅れれば遅れるほどによろしきは 桜の開花春が長保ち
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ヒトカラで、ケツメの『涙』を歌ったら、涙が止まった。たこ焼き美味い。
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靖国の 標本桜 武者震い 初舞台前の 女優のような  
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方舟の秋津島にてゆるゆると ハルマゲドンを高みの見物
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墓じまい覚悟の行く末 「僕が守る」次男の言葉 胸に迫りて
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プログラム バグが見つかり 呼び出され 専務の毛根 バグを見つける
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春隣 風に漂い 梅の香 匂い目覚める 君の残り香 面影探し 歩む並木道
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社長室 鋭いまなこ 睨み合い 漏れた言葉は 鮎釣りの日程
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顔よりもジャンボおにぎり竹内君おとんが作る愛の頂
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