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日本すごい子ども食堂ある不思議 企業が太り子どもが痩せる 

目を閉じ平静にして三十年みそとしを 開眼大仏の冷厳にしてのどか 

太陽熱温水器から出るお湯で洗うコップに乾期の日射し 

花桐に紫煙吹きかけベランダで 春の残り香探す曇天 

薔薇窓に肖てばらまかれ陰月の火事の中なるorgan一體 

真夜中に川から声がするだけで小豆のようにはあらわれぬなり 

北千住駅のホームにあいみょんがいて明日から春が始まる 

雨降る街傘をもたないルリタテハ舞えぬ恨みを込めたまご産む 

星で会う 指に巻いてる絆創膏はがせば光流れて落ちる 

晴れの日に雨傘ひとつ手に取って呪いの本をそおっとひらく 

チップスに砂糖さらさらこぼしたらわたしも白に染まれるかしら 

桃色の花弁が隠しているうちにだれにも送らぬスタンプを買う 

遁世のこころざしふときざすとき春たけなはに花も葉桜 

マッチまでぽきりと折れる水槽のネオンテトラが眩しい夜に 

ひさびさに貴方に会って思い出す そういえば僕は嫌われ者だ 

電車内 眉をひそめて「君ってさ、2人きりだとつまらないよね」 

自らのその決断に責任を持ちたまえ 人に押し付けないでさ 

階段の一段ごとに蘇る踊り場のキス暖かい夢 

夕暮れの中を走ってゆく電車、窓越しに何を思うだろうか 

しずまった駐車場からバルーンを持って飛び降りあてない旅へ 

待ち焦がれ君の姿を描きつつ早く早くと回れよ秒針 

歌声と世界を持って輝いたあなたはまさにちりぬるをわか 

カレーナンがぶりがぶりと噛みながらおんなの指は春に染まらず 

見えざる手髪をさらさら梳いてゆく昨日抱かれた熱は下がって 

街路樹の枝に通したネックレスさよならビール百円の街 

涙など流すもんか、とカラコン付け 走れ少女 まだ間に合うぞ 

髪を切りその勢いで爪を切り明日はいい日だ断言できる 

あいさつのかはりなのかなうしろから目かくしされる待ち合はせの駅 

浴槽で眠る蛇には砂色のタオルケットをそっとかぶせる 

ねずみ色したハムスター手に乗せて頭痛が痛いみたいな気分