溜め息は 吐き捨て入れぬ 宅内に 要らぬ心配 かけたくないし
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おれのこと おもいだすのは やめてくれ きみにはすまない ことばかりして
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地図がなきゃ新人迷わず乗り越えろ地図は任せろ日曜だけど
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こうしたら? 俺はとびらを ぶち破る あとはお好きに 俺はお先に
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寝てるのか 起きているのか わからない 目を開けて寝る キミが愛しい
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淡空にそよぐ葉色は水綾のほのかに吹かれゆらめくひかり
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いただきます 何回言うの? いただきます キミの手料理 初めてだもん
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生きてさえいれば見慣れた痕になる 白鳥座によく似てたり、さ
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久々に会った知人が離婚したことを知る結婚式の卓
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ひたすらに歩数と歩幅ととのえて助走の先へ身を放るだけ
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昭和には快速停まらぬ吉祥寺「いせや」の煙ここも東京
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「こんにちは!」つくしんぼうに声をかけ ひよこの如き子が屈みおり
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チビ猫が 行方不明の 朝であり 皆で捜索 箱ですやすや
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朝陽射し 緑濃き嶺に 陽溜まりて 陽炎揺るる 満ちる雲海 御来光
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緑葉の 涼風戦ぎ 空碧く 白雲流れ 尽きせぬや 幾山越えても  我が想い 君に届けと
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晴れ空に靴紐が甲叩く音寄ると青へと変わる信号
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薄墨流し 山の端おぼろ 桜散りぬる 春を惜しみて 酒を酌み 遠来の友来たる
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駐車場 手持ち無沙汰の 両の手を 隠しきれずに ポケットのなか
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母と見た 空へと続く ゼラニウム 目印のごと 青に映えゆく
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蒲公英たんぽぽに実は種類が有るらしいサツキつつじは違う花らし
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職場去る 難病やまい得りたる 先輩は 足挽くる春 涙零したり
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この路は 分つ先へと 繋がりて 紡ぐ短歌は 貴方を繋げど
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智歯おやしらず 遂に抜きたる 春さなか 続く痛痒つうよう されど変革かわり
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春風の 吹き通う野に 口ずさむ 妙なる和歌の 調べ愛(かな)しも
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丸顔の ドラヴィダ人と 隣り合い 南インドの バスは旅立つ /羇旅歌南インド
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三頭の ひしと抱き合い 目を見張る 極寒の猿 口髭を持つ /地獄谷野猿公苑
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襟足の 粋(いき)きわ立たせ 春の陽を 浴びて煌めく 髱(たぶ)の真珠(しらたま)
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Sサイズ 着られた体が Mサイズ を経て今では Lサイズなり
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目の前の 君の眉毛が 1センチ さがったならば 死んでもいいや
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来るまでは遊ぶを知らず狭い箱 うまく遊べぬきみが恋しい
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