Utakata
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十五歳八ヶ月で旅立った愛犬を想って詠んだ歌から始めました。
少しずつ季節の歌も詠んでいこうと思います。
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義母
(
はは
)
歌う コーラス隊の 打ち上げで 飛び交う笑い
吾
(
あ
)
はまだひよこ
9
缶ビール 飲み干すときの 見上げ
桜
(
ばな
)
その
瞬間
(
ひととき
)
が あればこそなり
20
家飲みに 切り替えたるや
花見宴会
(
はなみせき
)
予報外れて 抜ける青空
14
時
(
とき
)
ぐすり 効いたかどうか わからぬが まだしばらくは 処方要るなり
20
まるで冬 犬のヒーター 入れたっけ? ああ、そうだった もういないんだ・・・
16
スマホから 思い出写真 上がりくる 昨年までの 桜と
愛犬
(
あのこ
)
19
花冷えの 八分咲きにし 桜道 七日延ばした 花見やいかに
17
八分咲き 思い立っての 夜桜は 耐えてくれるや この先の雨
16
今日までの 晴れを惜しんで ひとり
ランチ
(
めし
)
人出
(
ひとで
)
少ない すみっこ
桜
(
ざくら
)
19
ようやっと 形見の
クッション
(
ねどこ
)
洗濯す 沈む心と 晴れた青空
19
お彼岸に 両家の
墓参
(
ぼさん
)
ハシゴする
義母
(
はは
)
も並びて ありがたきかな
19
友人の 上げたる写真
在
(
あ
)
りし日の
犬
(
きみ
)
の笑顔が 語る幸せ
17
愛犬
(
あいぼう
)
を 亡くした友の 投稿で 笑顔の君よ 安らかならん
15
大木
(
たいぼく
)
の
桜
(
はな
)
に群がる ヒヨドリの 人に慣れしは ドバトの
如
(
ごと
)
し
14
犬連れて 桜撮る人 見かけたる 昔の
吾
(
わ
)
れと
愛犬
(
あのこ
)
重なり
20
春の鳥 聞き間違いと わかりつつ まだ
胸
(
ここ
)
にある 犬の呼ぶ声
16
霰
(
あられ
)
降り
春雷
(
しゅんらい
)
の鳴る 寒い朝 そっと咲いたる
盆栽桜
(
ぼんさいざくら
)
17
ささやかな 法要たれや けじめの日 心を寄せつ 回る寿司
食
(
は
)
む
19
犬
(
きみ
)
が去り 四十九日の 春曇り まだ行かないで わがままだけど
20
地震明け いつも通りに 出迎えた 一晩越しの 恐怖はいかに
16
あと五分
微睡
(
まどろ
)
む中で 感じたる ベッドの下で 寝ていた君を
16
燃やすゴミ
家族
(
いぬ
)
のいた分
量
(
かさ
)
の減る 胸
潰
(
つぶ
)
れんを 耐える月曜
20
虹の橋 雨降り地区が あると聞く ごめんね 今日は そこにいるよね
13
あれやこれ やれば
寿命
(
いのち
)
が 延びてたか 駄目と知りつつ 心
潜
(
もぐ
)
りぬ
17
線香を たてる習いは なけれども 毎日
灯
(
とも
)
す 我が
犬
(
こ
)
の前に
21
君の名が ついたお節句 ひな祭り 昔の写真 何度も眺め
18
もふもふを 求め訪ねし 友の家 離れたくなし 帰りたくなし
18
階段を 降りたところに 寝てた
犬
(
きみ
)
踏まないようにと 今も気遣い
18
虹の橋 十六年の
先代犬
(
せんぱい
)
に どういう顔で 会っているやら?
16
自らの 過去の投稿 上がりくる 懐かしけれど 切なくもなり
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