あんころ
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ゆっくりのんびり。

ちゃん付けで呼んでくれてたのよ昔 さん付けの度 裂けゆく期待
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天が泣き 数多の王が集う夜 命は再び地へと還る
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しんしんと雪降る夜に 指つんと 爪長さんに挨拶一つ
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しんしんと雪降る夜にわたしたち 布団代わりに不安をかぶる
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来るはずの人を待つ宵 雪が降る 明日の我に吐く白い息
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三段に積んだ悲しみ落としたら 再び初めから積み直す
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友情はこうも容易く折れるのか 乾き切ったよ冬の涙は
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枯れる夜 頼られ願う貴方いて それでも未だ 涙吐かれず
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幸せは無限大だと信じている 今の私はそう思うから
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身体でも、心でもないならどこだ? 私の不調が根付く場所は
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短歌詠む机の上は白黒で出来ているんだ 目を光らせる
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幾年の未読無視でも諦めぬ ブロックされぬことに甘えて
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大好きよ 愛しているよ 言い続け 君から響く 木霊見つめる
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九度の熱 頭の中で換気扇が回っているみたいな感じ
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単純に友達作りしたいだけ 邪魔するだけのサクラよ散れよ
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絞り出た 夫婦になろうと言う声 困ったように眉を落として
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これがもし冒険譚ならば きっと御伽話も本当になる
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出版の夢諦めて涙する 私に才能は無かったよ
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既にさあ、幸せじゃない。これ以上求めるなんて贅沢すぎん?
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親友という関係を壊したのは 多分私からなんでしょう
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揺れ動く大縄跳びの心臓は 生きる喜びの証だろう
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夜更かしの この眼球が読み上げる ログインパスは「たもつてをくふ」
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「好きだよ」と 妻恋草のような色めいた耳元 隠しきれずに
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想像の三倍以上の本で出迎える。同棲が始まる。
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トイレの小物収納の真ん中が空いてるのを私は知ってる
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媚びては引き返す涙 オレンジと橙色の違い分からず
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泥水を啜って生きた唇を優しく噛むの。さちを感じて
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カメレオンみたいに変わる化けの皮 私にだけはほんとを見せて
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AIの方が私を知っていて 「まだなんですか?」 次の指示待ち
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濡れそぼる交通安全の旗と信号無視の寂しい光
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