Utakata
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あんころ
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ゆっくりのんびり。
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先頭車両より綺麗な景色を見ることになるだろう 天国
7
私の部屋だけ寒い 毛布に包まる冬の
夜
(
よる
)
誰もいない
夜
(
よ
)
6
性癖は飲み物なんです 切って煮詰めてお裾分け ほらこれ飲め
7
秋の真昼に私の部屋だけ暗い 不安に囲まれているから
4
月の光で舞う君を見る 他に誰かがいるような気がして
4
太陽に憧れている 与え続けた結果奪えてしまえるから
4
誰にも予約されていない薬指に大蛇のリングを嵌め込む
4
君と僕 名前のつかない関係だけど どうする? このままがいい?
4
電線の影すら美しく感じる冬 真っ白な世界の中
6
コンタクトをしている私ですら愛せないなら無理ね 不採用
7
連れ去ってくれると信じた怪人のマントに取り残される 夜
10
恋も愛も飛び越えて信仰と呼びたいそれは結局依存
7
喫煙所に新参者現る ここでも人は壁を作るの
6
人が恋しい
花葬
(
かそう
)
の帰り 文字のあの子と恋の共犯者
5
泣きながら笑って 感情の相殺で今日も生きているのだ
6
寝落ちしかける瞬間 時間が飛ぶあの静かな感覚が好き
6
大雨に当たりたくなる衝動我慢する 私は大人なの
8
自炊した解釈で今日とて生きる 情報もない推したち
5
電車が静かになる瞬間 鼻が折れる瞬間 キシキシ
4
ささくれなぞって広がる嘘も 夜に傾く青い嘘も さくり
6
カエル鳴く夜 目を擦るのはやめなさい まつ毛が取れてしまうから
7
脳内辞書頼りではいつか言葉も枯渇してしまうのだろう
6
ただの胃腸炎でクビになりかける秋の昼間 早く治れよ
3
全てを愛せなくてもいいの 愛と信仰は別物なのだから
3
堕天とはまた違い 天使からこぽるる元天使 こぽるるぽるる
2
誰にも裏はあるものよ おかしいのは貴方 なんて言われていない
3
見たくないものたちさえ見ているのだろうか 今この瞬間にも
5
何かしらのヒーローかもしれないと信じたい夜 近づく怪異
5
噛めば噛むほど 詠めば詠むほど味が出る 短歌とは食事なのだ
6
胃腸炎のたびに実家戻る 母の作るお粥が食べたくて
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