Utakata
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あんころ
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ゆっくりのんびり。
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世界の全てが輝いている 短歌を始めたからに違いない
7
間もなく終着点です 産声を忘れないよう気をつけて
6
ゴリゴリと揉まれる肩 痛いのが好きって変かな サバンナの夜
4
赤の補色を知ってるか 聞く君の鼻血の止め方そうなのか
3
高熱の夜には地球が動いてるのを感じる むぎゅむぎゅ
4
全てに祝福されなくたって無条件の愛に守られる
6
痛いを通り越して痒い見栄っ張りの足の痕 じゅくじゅくと
4
眠れぬ夜 身体の中で馴染みのない音が流れる ザーザーと
6
口元を指せばおはなと答える甥っ子 全てをまるっと愛す
6
ヨーグルトをゴゴガと呼ぶ甥に 昔の私を重ねる母の目
6
本捲る指のささくれに気付く 貴方は気付かないでちょうだい
4
どこからやり直せばいい
いつまでも新卒 毎月胃腸炎
6
あの人たちは知らないでしょう 私が毒も煙も吐くことを
7
生きづらい行きづらい息つらい会社に電子タバコ持つ 無敵
9
地面を追うばかり そんなんだから木の枝にも負けるんだよ 大人
4
ブランコで怪我よりもブランコが怪我しないか気にする 大人になる
5
頭の中で言葉という水を泳ぎつつ親指瞑想する
4
ゆうやくんの影はいいなあ こぼしたカフェモカで笑われないもの
5
明日
(
あす
)
炭
(
すみ
)
未読
(
みどく
)
黒
(
くろ
)
ローカルテレビは明るいのでダメです しりとり
4
毎日好きでいるのってしんどいの カレーライスだってそうだもの
7
やめたはずの電子タバコがフリスビーのように戻ってくる 光
5
満月の夜風 幸福を拒むのですか ならば降伏しなさい
3
いつも名前を思い出せない花がある 別名は曼珠沙華
6
また連絡しますね。使い使われた言葉がまるで遺書のよう
8
眠れぬ夜 まるで百合みたいな言葉に囲まれ窒息の心地
5
三錠半半の薬で構成される
身体
(
からだ
)
で
明日
(
あす
)
は海へ
6
隙間風の音を子守唄に 冬用の言葉を抱きしめ眠る
5
あなたの孤独は油の味ね 私のは真っ黒焦げのオムレツ
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今日の夜はどの孤独を食べようかしら あかあおきいにむらさき
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グッズの少ない推し 売れすぎなのか 売れないのか そっと掬うように
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