この歳で昔々の嫌なこと 忘れもせずに思い出すとは
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秋祭り 地元に帰って良かったな 笛の音聞けば浮き立つ心
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松枯れの 三陸道を下り来て 松島の松並(まつ)案じてならぬ /吟行の旅第九首目
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ふわふわと冥土の旅か秋の蝶破れた翅をいたわるように
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初物の柿を食べつつ食卓にふたきれの柿は残されてをり
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ミルメーク溶け終わるまで二十秒甘い気持ちで恋をしている
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米粒が 少しだけ欠けて 見えるのは 誰かがひとくち 味見したから
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ホームには 電車来たりて 中東の 女性の肩に 布のたなびく
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言の葉は空気に触れて過去となる 対処こそすれ思い悩むな
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丘一面コキアとコスモス赤と黄色(きい) ベストショットに吹く風やさし
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久々に訪ねた園庭(にわ)は秋の色 まっ青な空 柿も食べごろ
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満たされているけど今は、バラードを聴いて勝手に泣きたい気分
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ああ負けた 今シーズンは 終わったが 1番めざし みんな頑張れ
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夕月夜きみの道標(しるべ)が降るかぎり黒猫(われ)のゆく路 惑わされまじ
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道端で 鳴りし警報 驚くも 揺れてこないが 心が揺れた
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正解が解らないもの見せられて物は言いようそういう教え
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バッと背を向けて溢れた涙から通い始めた心と心
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妻が植ゑ収穫もせし甚五右ヱ門。その芋鍋を我は食ふだけ
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氷河期で冷凍されたマンモスは(恨みわび ほさぬ袖だに あるものを) 恋に朽ちなむ(恋で朽ちる) 名こそ惜しけれ(名を残せず) 065/100 相模
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さみしさを 紛らわすための 缶チューハイ その醜態が ひとを遠ざけ
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夜空には 明け・宵の星 輝いて Venus(ウェヌス)女神が 微笑んでいる /金
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菊の鉢 蕾は明日の 顔をする
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ヤーレンの降り注ぐ街 雪虫のひかりを連れてゆく秋の果て
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嬰(やや)の掌を透かし見入れば初もみぢ 握る指先愛ほしきかな  
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見切り品冷やし中華は売れたよう十月半ばで二十七度で
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あのときに 行かないでよと 抱きしめて 口づけしたら 違ったのかな(未来)
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手を繋ぐ 始発各駅多摩湖行き 5時のカラスは空を飛ばない
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良い事があるかも兆し欲しいとて茶はティーバッグ立たぬ茶柱
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援交をしてる娘を叱ったら開き直って「家でしてやる!」/ほのぼのファミリー短歌
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創作の手前に生活 ギターの前に買う歯磨き粉
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