医師からの告知を受けて早一年運命さだめ受け入れ木洩れ日さがす
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出張先 電車止まって帰れない旦那を想う 大雨の夜
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今宵こよいまた 孫と机を 並べし 至福の時を 胸に刻んで
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新米の 豊かに実る秋なれど 場当たり農政無策なるかな 
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明けないと嘆く夜にさえ細胞は傷をふさぎて朝を待つなり
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置き去りの原チャの籠に捨てられた紅茶の缶も秋の彩り
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書繰る間に 篠突く雨を やおら聞く 葉月の名残り 洗うがごとし
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カメムシは高層ビルの窓に居て「どこから来た」と皆に聞かるる
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近々に私消えるという事実知ってるような知らないような
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夏でさえ青きまま過ぎこの恋は紅葉のよう色づくのかな。
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道端に多くの供え物があり皆に愛されてた地域猫
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半袖は そろそろ寒い かといって 長袖着たら 暑いなんなん
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人肌に ふれる指先 存在を 確認しては おさらいをする
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基準値を大幅に超えて今きみの瞳に星が星が星が
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行合ひの空の余白へ鰯雲 微かな風も秋を連れきて
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スーッとするボディシートの安売りのドラックストアに秋を感じる
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昨日まで 何もなかった この空き地 小雨に灯る Timesの文字
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妻とゆく銀婚の旅 目をとめし手鏡見ては棚田のあはれ
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めくり上げしわくちゃのまま乾いてる布巾ふきんで知れる夜の風かな
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僕らみな花火みたいに見えるかな 違う時空のどこかで見れば
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かろうじて ミとンの間を 開けて鳴く 季節とき戻りて 風情も何も
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慌てないきっと必ず思い出す これまでもそうこれからもそう
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涼しくていいけど雨が降り続き遊びに行けず残念な秋
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あたたかいくるみパンから立つ湯気を見るため暗いままでいる部屋
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諸人の血を吸いさまよう電車の蚊 こいつに刺されりゃ速攻伝染る
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夜にげんじ つとめて消えつる 光る君 空さしあぐる 手にぞつゆのみ
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住宅街に立つローソンの灯りからしか摂取できない青がある
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壊れたか朝からぬるい冷蔵庫肉が溶けてるこれ獣臭
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おおげさにぴよぴよ鳴こうサンダルのゆくあてをにわとりに頼って
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愛犬に誓い果たせず繰り返す自責と懺悔 心身侵す
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