若き日に 出逢いし貴女(ひと)にめぐり逢ふ 浮世は全て夢の如しと 
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悲しいなママと結婚できなくて三歳(息子)の言葉録音したい
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温かい 布団で眠る それだけで 幸せになる 寒い日の夜
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柿吊るす 庭で夕陽を 受けながら 緑のバイクも 秋に色づく
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あの人に 良く似た月に 焦がれおり 決して届かぬ 手に光落つ
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朧月 隠せどほのかに 漏れいずる 灯りや君の 何処(いづこ)と思わん
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そういえば文化の日だな明日くらいエゲツナ短歌自粛しようか
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秋雨に不運重なり言い聞かすもう充分よよく闘った
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「お元気で?」ラジオの声に返事する今日も誰とも話さなかった
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君のこと 言葉に出来ない程なので 今ある星を 数えてみてる
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死んでゆく生命(いのち)も息吹も死んでゆく季節に言葉だけが生きている
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刈り取りし庭の鬼灯でリース(wreath)編む妻の指先にほおずきの染む
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見栄っ張り 澄ました態度で 喫むタバコ ほんとは祖父を 想い出したいだけ
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近づけば 勝手に開く 自動ドア 心もそうなら 苦しまないのに 『無機質』
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早上がり ゲームの続き 気になるが せっかくの晴れ ひと駅歩こ
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玉ねぎの植えた直後のか細さと無駄に頑固なそこらの雑草
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湯気の奥 あなたの影は ないけれど 流れ落ちるは 汗か涙か
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お風呂場のすんごいカビを落としたよという自信で世間を渡る
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歯磨きを 歯医者で指導 長々と 朝は忙し 時間がないな
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今日もやる 続けることは大事だが まだこのレベル それが楽しい
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「成長だ」綺麗事ばかりだってほら後ろに段々崩れる足場
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見られたり触れられたりの予定なく不行き届きな手入れの踵
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潮風が頁をめくる秋の暮 檸檬と憂いをスプーンで沈めて
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じゃあまたね 俺は歩きで キミはチャリ 家に着いたら LINEをするよ
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甘すぎた 君こそ僕の 蠱毒だと 知らないままじゃ 孤独のままで
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木犀の二度目の開花隠れ香に 霜月朔旦背すじ伸びたり
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行く春や 結ってはなして 多々羅川 流れ流れて ゆく笹舟よ
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「今週は暖暖寒寒暖寒寒(だんだんかんかんだんかんかん)」あらあら待って置いて行かれる /ラジオにて
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春風が 吹くたび街は 揺らめいて 君の背中も 過去になってく
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オプションを死ぬほど付けた人生の締めに真っ赤なリボンを結ぶ
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