落ち込みて 言ひ訳出来ぬしくじりに 眠れぬままに暁を待つ 
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人の世に 人が一番 必要で  人が一番 わずらわしくて
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岡山の暑さをみやげに妻もどり今日の津軽は三十一度
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雨降りて 畑も我も喜べど 雑草延びる未来は辛い
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ピストルの音で目覚める朝もあり 青空透けるクラスの旗よ
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雨上がり 歩道橋から 見下ろした いつも通りの いつもの通り
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台風の進路気にしつ青梅のヘソ掻き作業夫と励みぬ
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鳴り響く流れのにごり速くとも雨降り止みて光る川波
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くしゃみしてうるささ咎める人は居ず咳に労りくれるもおらず
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うつくしき 短歌のひとつ 検索で その人の名 調べてみると
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颱風の日だけ一人で歌うのは風が歌声掻き消すからさ
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おふくろの問診票を代筆す おんぶした背の…なるほど、縮み
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自信作投稿するもボツとなり補足の短歌入選となる(まぁいいか!)
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謝罪して理屈にこころ追いつかず溜め息ほどでない息を吐く
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「ねえパパはどこへ行ったのママ」「庭にいるわよいつか掘ってみなさい」
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子の寝顔 心のネガを 忘れさせる この子の幸わう 先を願おう
8
空一面 青にしたいというように 雲ひとすじが急ぎ流るる
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ドリカムのヒットソングを聞きながら あなた探した四十年前
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浮き沈みしても焦らず「日常」をひたすらに生き 時を重ねる
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生きたくも 叶はぬ遠き 人びとを 想ひて己が 贅沢を知る
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台風の 近づく音に 聞くために 窓を開ければ 蛙の宴
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定期券タッチの音は重なるが違う路線へ進む背中よ
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やわらかに笑う貴女あなたの皺に見る 過ぎし日の笑えなかったこと
7
皐月晦日爽やかに吹く嵐去り水無月嵐に足止めとなる
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吹き荒るる嵐の空に影見えず鳶はいづこぞ無事と祈らん
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長袖のシャツの皺を伸ばす昼 雨の切れ間に燕羽ばたく
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台風の雨しきるなかを求め雀チュンチュン鳴き叫びをり
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雨戸まで締め切った部屋除湿する室外機の雨音に負く
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野分なる言葉が好きだ だだ広いくさむら風にうねって揺れる
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何度でも聴いたの歌を、もうそれは会えなかったという証で 
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