縁側に 喉を潤す午後3時 山茶花散らす秋風ぞ吹く 
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星屑のもとで僕らは一人だと星座になれない 光を抱いて
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本当は行かないでって言いたいよ 愛する君の大きな門出
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記念日にダイヤの指環は要らないの 買えない時間をもっと下さい
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曇天がいくらか近い買い物の指示を凭れてまつ秋のそら
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運動会フリーズしてる孫を見てあなたのパパもおんなじだった
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真剣に話したいのにぼくたちは デカすぎるナンに笑いあってる
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朝ごはんと呼ぶには少し遅いけど 君が笑えば 他にはなにも
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日本酒と煮干しで愛でる秋の月 涼しさ覚え寄りかかる肩
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憧れが 霞み遠のき過去になるの 星が記憶の跡がごとく
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近頃のパパは大変帰宅後は家事、日曜は家族サービス
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起き辛く ふとんの中が 居心地の よい時期になり 眠る幸せ
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スマホを手に「青空朗読」で時は飛ぶ。バイクマシンの三十分さへ
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こんな日も雀変わらず道に居り我が通れば チュンと飛び立つ
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推敲をせよというのは違うでしょ出来上がってる短歌ですもの
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秋の香を風が運んで来てくれた離れた家に銀杏が実る
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かたちないものを取ることうまくなりあなたは数歩先で振りむく
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LINEでは ポンポン語る 会話でも 面と向かうと 言葉は潜る
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淋しさが涼風(すずかぜ)に乗りひややかに胸を撫で去る秋の始まり
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向日葵の夜の素顔を誰か知る 項を垂れて月を仰がず
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刈り終えたうちの田んぼはいいけれどまたも雨とは友を思いて
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文庫版『サラダ記念日』購(あがな)いし 初版記念日今日と知る
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ふたり行く御所のことなど思い出す弾き語りするフォークを聴いて
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幼稚園運動会が今日あった練習の音明日から静か
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Gマイナー 吉祥寺の夜 鳴りきれず 地上の夜露 靴底濡らし
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古き橋 下を覗けば 橋脚(きょうきゃく)に 群がる鯉も 見上ぐ秋空
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朝四時に 寒くて寒く 目が覚めた  冬用寝巻き 引っ張り出した
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臥して思ひ起きて思へどよしもなく通へぬ恋路ただただ苦し
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落ち込んで 欠けた心の ひと部分 ひとまずご飯で 埋め立て埋め立て
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衣替えすべきか否かの空模様 定まりきらぬ袖の長さ
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