短歌うたを詠む普通の我等も ものがたり それぞれあると思う夜なり
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豆を挽き 珈琲淹れて 始まりぬ 新芽が光る 日曜の朝
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水溜り軽々と超えスニーカー春を探しに橋のむこうへ
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ねぎ坊主そら豆の花 菜園は 春の光に命のあふれ
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自転車の旅路に満ちる花の香をこぼさず走る夢の百キロ
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この時世 経済回すか節約か何処につながる大河の一滴
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ガラス越し春の日うららどんぶり雲呑ワンタンたちもうららと泳ぐ
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古木なる幹の根元の陽だまりに胴吹き桜 風に微笑む
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武器を持つ荒ぶる男も家族いて戦ふ意味を神に問ひたり
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吹く風に仄かに戦ぐ菫草 陽にきらめきて花びらの降る
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ドウダンの花の袋に祈りこめ白き小さき鈴は鳴りけり
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鳴き声と名前の答え合わせつつ野鳥の声のユーチューブ聴く
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早々に夫はサンダル履きたがり ごつい足指グーパさせをり
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春の陽にひときわ映えし花蘇芳はなずおう日々楽しめというが如くに
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何処ゐづこから散りぬ桜花おうかの振り積もる路肩 見上ぐれば葉桜そよ
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耳元で振り シャンシャンと 幼時おさなどき 友と鳴らして遊んだなずな
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脳トレに始めし短歌うたは拙いが夫亡きあとの生きた証と
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風通るなだりに群れるカタクリの俯く角度君と確かむ
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拙きも詠むは楽しき日々のうた いいね貰って心がおどる
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そよ風に乗ってここまで来たんだね 君の笑顔と優しい想い
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陽光の眩しさ時に灰になる頭痛持ちには遮光カーテン
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真っ白な 大雪山だいせつざんの稜線と 目線があえば 洗われるまなこ
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春の陽へ小花の集い風拾う赤き銀河の芝桜かな
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回線が やる気と裏腹繋がらず 詠めぬ一首にアオバトの鳴く
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片付けは苦手なんです仕舞ったらどこへ行ったか見えないじゃない
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桜散り うれうるもなく 新緑の ゆるを見れば さらに美し
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ヒノキ花粉 喉鼻までも 攻撃す 絶不調のまま 一日終わる
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封鎖する?レインボーブリッジであるまいし海の血管ホルムズ海峡
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軒並みの庭に魔法をかける南風はゑ 早咲きの藤の垂るる卯月
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カスミソウ優しく包み彩りの華々映ゆる春の晴れの日
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