Utakata
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福は内 入り忘れた福居ぬか 寒波来る故どうぞお入り
51
忘れられ裏庭に咲く冬薔薇のピンクの花に氷雨の降れり
35
立春に寒は戻りてランドセル背負う児童の真っ赤なほっぺ
34
感情を 揺らさぬように 生きている やけに
瞬
(
またた
)
く 春のシリウス
33
凍てる地に春のつぼみは迷いつつ首すじ震え桜草咲く
31
切り開く未来の意味を持つと知る 父が娘へ 贈る包丁
29
自転車を漕ぐ間に昇る朝の陽の熱に溶けゆく真白き吐息
29
竹林を
斜
(
はす
)
にしならせ吹く
寒風
(
かぜ
)
に負けてなるかと道産子の意地 /ウォーキング
28
やる事が 終わらぬうちに また別の 優先順位が 割り込んで来る
28
如月の 極寒の空 紅梅は 蕾も順に 咲く日を待てり
28
禅のあと落ち葉を掃きし山寺の凍つる川辺のせせらぎの音
28
手挽きミルゆっくり回す日曜日眠る我が子を起こさぬ様に
28
ふと見ると 東の空の 低い位置 午後十二時の 上弦の月
27
山路奥つばきの里に雪降りて白に際立つ花色葉色
27
コンビニに行くだけだけどメイクする晴れた土曜に用事も無くて
27
雨上がり 雲の切れ間の 月明かり 上手くいかない 日々をも照らす
26
木の葉かと見紛うメジロついと飛び 神
座
(
おわ
)
す
杜
(
もり
)
に春の立ちぬ
26
冬の月二重に見えて僕の目が乱視なんだと知る帰り道
26
安定を 保つこと程 大変なことだと知る
身体
(
からだ
)
も心も
26
夜勤明け帰るあなたの「お疲れさま」「お」にため息が混ざってました
26
ピーヒョロと窓の向こうで
鳶
(
とび
)
が鳴く 「空はいいぞ。」と言われたようで
26
ついと来てついと消へ行く雪雲のみぞれ降る庭つぼみは固し
26
桃色に
猫
(
きみ
)
のお耳は 透き通り ただ静寂を 抱きしめている
26
歌友
(
うたとも
)
の 歌を通じて お互いの顔知らずとも 内面を知り
26
患者さんが差し出す券の冷たさと赤いお鼻が寒さを語り
26
立春の朝の日差しは透明で隣の家の屋根の雪落つ
25
床暖で
温
(
ぬく
)
めた部屋着と熱々の豚汁が待つ零下の帰宅
25
朝まだきUtakata開けて会う歌よ抗癌渋るこころまーるく
25
ままならぬ 事多かりき 人生の 試練に挑む 吾子よ頑張れ
25
亡父
(
ちち
)
くれし娘学んだ学習机断捨離出来ず今吾が使ふ
25
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