千首まで 一日一首を続けんと 拙き歌も詠み継ぎにけり 
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黙祷もくとう」の声に合わせてお勝手でまなこを閉じる今年も変わらず/広島の日にラジオと
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幽谷ゆうこくに 苔生こけむ堰堤えんてい 一つり  魚梯ぎょていを渡る 川鰍かわかじかかな
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教科書の上でなぞったきのこ雲 忘れないまま八月の島
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夏期講習 迎えの車 断って 毎日歩く 君の隣で
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可なけれど不可も少なき日々なればまずまずならむと信じて生きむ
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いまさらに人生などと語らへば 冷酒いつしか温まりており
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背の丈が縮む炎暑の影法師 ビルを抜けゆく風に救はる
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「人」として僕を見るのは愛犬いぬだけで 今日も一緒にお昼寝をする
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夏休みマックポテトを頬張りし孫の面立ち大人びてドキッ!
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この瞬間ときが 奇跡のように 重なって 平和になると 知る記念日
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雨過ぎて 道にころがる ミミズの死 誇りは眠る 乾かぬ土に
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分かるように 言ったつもりが 誤解され  言わなかったら また誤解される
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霧雨に蝉の翅とて湿るやら 音のなき朝に百合が一輪
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太陽が 山の稜線の向こう側 顔隠してから 出るウォーキング
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終戦日 歳を重ねて三十に 樹齢のようにしかと刻んで
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冷蔵庫 四つに割った じゃがいもは 既に芽を出し 半月の夜
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美しと 人は花見て 囁やけど 露にも知らず ただ咲きにけり
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幼き日 亡きし父(とう)さま 七十年 娘の今を あなたの孫を
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ふみふみふみ こねこのきぶんで あまえるの いとリズミカルに おなかをおして
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原爆忌美辞麗句など捨ておきて 持ち続けるは非戦の決意
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花壇から咲いてる花は愛でられて歩道の端の草は疎まれ
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晴れ空はどこの国でも同じ色 広がりすぎたあなたとの距離
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夏のに 夜空漂う 月眺め 辺り探すも 君ここなかれ
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傷を知るひとの瞳は哀しげで物言わずとも愛に満ちてる
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自家製のソースを和えたパスタより インスタントが濃くて美味しい
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ことのはを こぼして掬い またこぼし 返す盆はと 名も無きあすへ
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ふと語る声はかならず優しくてあなたの隣はいつも春だね
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夏の日の暮るるは遅き山陰に西こそ秋と蜩の声
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文明の利器が異物に豹変すコンタクトレンズずれた瞬間
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