会社とか 政府に頼る 国よりも 民が鍬持て 家庭菜園
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ほとんどの 問題解決 ここにあり 経済学者も 家庭菜園
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優しい日々でありますように時々僕を思い出しますように 一重の君へ
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沈黙でを通した組長ぶしひとり 飄々と生き仲間のもとへ
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充電がなくなりそうだ。あの人のx閉じて、星でも見よう。
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今日もまた病院通いの道すがら 徳なき振る舞い淀む心よ
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見たくない 聞きたくもない 世のごうを 知り尽くせり タワマンのうい
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啓蟄 の虫の如くに 退院す(俳句) /毛虫の如く 嫌われぬよう(付句)
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向こうより 近づいて来る 小面が すれ違う頃 山姥になる /能面の女
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信じてる 信じてるふりしてるだけ その区別は 神のみぞ知る
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ふと怖くなる鼻にる冷えた風黒い波だけ水平線だけ
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泣かないでなんて言えない笑いたい時に笑えるならそれ以上は
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お雛様 今年は受験で 愛想出来ず しばらくオヤスミ 明くる年まで
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嗚呼ああうみに 心が流れて 行くような  こんな日にこそ 君に会いたい
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すこしだけ祈りの形が違うだけなのにここにはもういられない
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アメリカンチェリー一粒ちょっとした言葉の棘を反省してる
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あなたから見えていようがなかろうが 今日のわたしは世界一かわいい
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大陸の 友と語りて笑いあう 小さき外交 祈りかさねて
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鞄から くしゃくしゃ原稿取り出して 夢追い人が また旅に出る
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床の間に 松と大きな 菊飾り 家族の声を 聞く年としたい / 抱負
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見上げれば紅梅咲いてこの空のどこかにきっと精霊はいて
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パンまつり 白いお皿が もう何枚 我が家はしばらく パン祭り
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奥さんと 冷戦中の 日曜に 空から雪の 仲介者
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雪だるま並んで浴びる如月の日差しよ僕も溶かしておくれ
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午前四時 目覚めて月を探したら 孤独を溶かす 蜜のしずくだ
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今日もまた納豆もやしを並ばせて財布の底の静かな反乱
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一年の辛苦に耐えし老い梅の蕾つけしがヒヨドリの
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辛酸を 舐めて麻痺した この舌に 効くものはなし 私は無敵
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若人が雪と氷を友として 命謳歌すミラノコルティナ
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ユーミンの歌詞が優しく飛んでゆく冬と春との間の空に
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