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一つ石二つ体を寄せ合いて一つ衣の夫婦地蔵よ
42
覚めやらぬ 夢の疲れに ぽつぽつと
鹿
(
か
)
の子絞りに 鳥は群れ飛ぶ
26
見るだけで満足だったあの影を 今は見るのがとても苦しい
11
北風は 行きずり水面 騒がせて 白鷺は行く 何処かの夏へ/r
16
北風の冬の朝には日が澄んで歌の言葉を
解
(
ほど
)
いてくれる
45
フード越し風が鳴るのを聴いている星瞬いて流れて消えて
50
ケアをすること業にする人たちをケアできたならと密かに思い
32
火をくべて ほくそ笑む軍需産業 この手にあるは 水か油か
36
焼け石に 水でもいいと しぼりだす 言葉 3滴 ジュッと蒸発
45
「お母さん寒かったね」と初雪をかぶりし母の墓を拭いぬ
42
ベランダの 物干し竿に 紙袋 たしかに
サンタ
(
父
)
は 届けてた 愛
41
雨降らば茶色く濁る泥川の河辺に咲ける白き水仙
30
夏に着る服をもらった お年玉としてだと言う君のやさしさ
14
そんな夜はひっくりかえったスリッパとお話するのさ。おもて向くまで
17
日常が戻りし今朝は味噌汁と漬物並ぶいつもの食卓
31
明日から 冬将軍の到来とか 小春日和に 歩きに出てみる
19
捨てましょう 賞味期限が七年前 缶詰握り また考える/中身乾パン
20
止まらずに まわり続ける 暴れ駒 張り手一発 作法はそこから
27
この上なく 遠いお空に 下弦の月 むせび泣くよう
寒夜
(
かんや
)
に揺れて
38
タイムマシーンあればあの日の僕の背を 叩いてやりたい「傲慢だよ」と
28
ふつふつとキンカンの実を煮含めるパンチの効いた香りの中に
29
二十年前
(
はたとせ
)
の歌はあの日を連れて来ぬ 若気の至りふと苦笑い
24
雪玉を食らったような木々の幹 除雪車達を恨まないでね
15
布団という安全地帯に包まれて 外の嵐も遠い響きに
30
目的をクリアに持てば大丈夫思考も晴れてまた歩み出す
30
愛人に合格出来ぬは見た目よりおしゃべり好きで秘密にできない
23
厳寒に 餅花飾る小正月 五穀豊穣願ひを託す
23
薄っすらと雪積む道を中学生白い息吐き追い越し急ぐ
29
高3生 決意を胸に あとにした 教室に光 しづかに満ちる/明日、共通テスト本番
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いくつもの 眠れぬ夜を 乗り越えて 赤く滲んだ手 いざ本番へ/先輩方、頑張って下さい…!
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