国民の 声なき声に 真実が 優れた政治家 拾える能力
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突然に 電球きれて 買い替えなく ローソクの火で アヴェマリアを聴く
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変わり者 他者と違った 発想を その考えが 社会を変革
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議論では 声の大きい 人の意見 通ってしまう 古代ギリシャから
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きみはいま改札のない駅を発つ景色になってく一両編成
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私もさ 網に捕まり ふよふよと 揺らめいていたい そんなもずく酢
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ここ二日 末っ子の引っ越し完結し 今朝の私は 腑抜けとなりぬる
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門くぐり飛び交う花に迎えられ解き放たれてこぼれだす笑み /空想信長②
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月曜日 洗濯物からキミの匂い 嬉しくなるから かき消せミモザ
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曇ってて桜撮るのもつまらなくクシャミしながら散歩していた
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帰宅後の三十分が勝負です 息子はテレビママはキッチン
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缶スープ 春分空けに 皆消えし 冬は静かに 終わり告げるか
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あまえたい ねこのさいんサインは いろいろで スリスリ ふみふみ シッポがぴーん
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もずく酢をあったかごはんにぶっかけてさらさらと食む飯の美味さよ
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あらぬことばかり言いたがり脳のバグどうも私がホモサピエンス
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体調を 崩せし弥生の 我が身かな 資格勉強に 微かな不安
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米を食べ 長風呂つかり アニメ見る そういうところ主にニッポン
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先週も先々週もここにきて 髪を切りたる全てをゆだね
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デュエットのトワエモアにはコロナ禍を 予想出来たかあの距離感で
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ご用の際はこのピアノでソナタを弾いてください。係がまいります。
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びっしりと蛾が羽ばたいていた町で蝶は自分を蛾だと思った
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ドラマなら8話くらいのはずだったのにどうして ねえ、別れたくない
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いつの日もきみは変わらずきみだった 北極星はえらくきれいだ
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願わくば覚めるな夢よ マジ頼む 出ちゃってんのよ、おしっこがもう
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空見上げ あの日のことを 思い出す 祖父が残した 夢の続きを
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ジョボジョボと心地よき音響かせる寒き日に呑む土瓶の朝茶
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ヒナゲシの名うての叔母は独り身の 人を狂わす稀代の毒婦
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もういいよ 伝わらなくても よござんす 日本語なんて 所詮後付け
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余ってる? バカ言うんじゃない 余してる 余らないなら 詠むんじゃないよ
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季語季語語 季語季語季語季語 季語季語語 このぐらいでもう 勘弁してくれ
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