Eテレのダジャレにツボる息子から『サバイバルで鯖威張るー!』
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プランター 小松菜の芽が出揃って 農家気取りの二年目の春
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お人好し 装いながら しゃあしゃあと 嘘をついてる 皆気付かない
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愛犬の夜鳴きおちおち寝てられず されど愛おし勝るものなし /犬莫迦
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朝パンツ洗うぜ早起きジャブジャブジャブ乾かせ賭けろお仕事パンチ
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手紙読み 散りゆく花びら かき集め 懐かしの想い はめ込んでゆく
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社長室 鋭いまなこ 睨み合い 漏れた言葉は 鮎釣りの日程
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方舟の秋津島にてゆるゆると ハルマゲドンを高みの見物
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遅れれば遅れるほどによろしきは 桜の開花春が長保ち
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「二季」などと流行り言葉で憂ふより 今ある春を長く愉しめ
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生命は地球固有の現象で 指紋と等しく他にあるまじ
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我が足に 頭のせぐっすり眠る君 痺れがきても 動けず我慢
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雨の日は 晴れを祈って 晴れの日は 雨を祈った 三月の自室へや
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巡りゆく 血潮の音の 心地よき 春の夕べの 手枕の夢
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列島開花 桜のはな扉が開かれてピンクのニンフが駆けめぐる 見落とさないで私も待ってる
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波がしら 引いては寄せて 泡となる 朝霧湧きて 磯小島映え
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曲がり角片目の猫と鉢合わせ 強く生きなよ春は来たから
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あちこちの開花だよりが聞こえきて 心そわそわ春はマジック
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東向き 窓ある部屋の贅沢は 明けの眉月 これに極まる
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贅沢は敵か素敵か 夜明け前のぼる眉月 見て思案する
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悲哀とは 幸福たちの 存在を  証明し得る 唯一のもの
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半券が箱の片隅眠ってる不安な夜のお守りみたく
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春浅し 日暮ひぐるる時の 伸びゆけば 時計の針が 開花を進める
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恥ずかしいことを平気な顔をして書くのに役に立つね短歌は
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ポーリッシュポタリー求めGoogle(Inc.)各地の食器よ我に集まれ
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病床の魚の眼から潮流れ「我を食え、焼け、骨までしゃぶれ」
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インスタで アカシア抱え 笑う友 君の笑顔が 続きますよう
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雲の上 待ちたる月蝕 赤濁り 雨打つ袋 明日はゴミの日
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落ち込んで 項垂れている 首に触れ ラピスラズリの 青を手渡す
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灰皿を捨てたら二度とあの人が来ない気がしてそのままにする
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