少しだけゆっくり刻む玉葱も今夜のシチューは特別だから
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愛してる以上大好きいい歳の恋は仲良しだけで初恋
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句を歌を詠む暇さえもないほどの仲良し古希の初恋なんだ
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染みついた密かな陰を隠すよにイルミネーション輝き白く
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古希若くいつもおマヌケハプニング愛されたくて冗談なのに
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「うごいたね!」一歳にっこりママを見る キミももうすぐ兄ちゃんになる
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生きたいと願ったはずの牛たちが 死にたい僕のお皿の上に
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飛び出した地元がやけに懐かしく けど帰ってもあの頃にはもう
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土曜日はボッチでガストランチする 2人掛け席ひとりで楽しむ
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欲しいものやりたい事が多すぎて 頭の中が渋滞してる
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澄み切った空の季節よさようならオリオン西にかしいで淡く
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誰からのアンコールかな降る雪に桃の節句は白く染まって
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決まってる人生何周回っても いつも貴方は私のヒーロー
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「ただいま」に応える人がここにいることは奇跡と気付いたこの日
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パンジーはあち向きこち向き顔向けて噂している春の訪れ
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何となく 世界が色付いて見える 3月になっただけだというのに
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春風に乗って漂う風船よどこへ行くのかどこまでも行け
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春飛ばし いきなりの初夏 洗濯機 回しては干し 干しては回す
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ドーナツよ淋しくないかポッカリと まあるい穴があいているのに
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キミの嫁夢見た若き日ノートには キミの苗字と私の名前
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「何着てこう」出勤前に悩んでる 小さな事でもめっちゃ楽しい!
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オシャレってこんなにテンション上がるんだ 気づくの遅しアラ還暦かんなのです
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本当に美しい日はおそらくは忘れてしまう程穏やかで
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静寂な 田舎の夜は 淋しくて 雨東風あまこちと 秒針の音
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標識の鳥はカメラを付けられて渡る空から我が町写す
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近隣の町続々と開花して我が町はまだマイペースかな眠れる桜
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美しい夕暮れの空グラデーション青と紫しばし見惚れる
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色のない景色の向こうに繰り出せば花々の色やたら眩しく
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咲きかけの桜も二度寝する春の吹雪冷たく車を叩く/今朝の気温零度
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雨に濡れ一つ二つと落ちる花 庭はもうすぐピンクの絨毯じゅうたん
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