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ドリンクの添ゑつけの果肉搾りて 指先に
満
(
み
)
つ檸檬の香り
26
全て
空
(
くう
)
般若心経 その中に 心理哲学 通ずることらし
26
僕はもう大人ですから皆様が今川焼と言うなら合わせる
13
お昼寝をオルヒネとふ我が家かな 打てばスッキリ目覚めさわやか
17
ゴミ出しもスニーカーの紐締めて まあまあハードな階段生活
29
満艦飾の衣着て新船ひと吠えす 三十年振りの壽ぎに児らも集いて
11
みーちゃんが来てくれるからおばちゃんは罪滅ぼしが出来る気がする
29
よその子が親子で食事をする姿ストローつまんで見ていたと聞く
31
袖口の汚れた白のワイシャツを むき出しで着る男の哀れ
21
春陽
(
しゅんよう
)
の
下
(
もと
)
露天の湯に浸かりつ眺むる 白き
馬酔木
(
あせび
)
の満開
29
春草
(
しゅんそう
)
も震へをる 長き余寒を耐へ 数多の水仙笑ふ弥生
29
春陽
(
しゅんよう
)
に
抱
(
いだ
)
かれ
蕾
(
つぼみ
)
緩
(
ゆる
)
まりて 枝紅らむる 神社の桜
26
パンくずが 一つ落ちては 一つ拾う 一年後には 一枚のパンかな
10
今はただ 去りて久しき 可惜夜の 余韻に浸る 君を想ひて
19
福井にて 黒き涙を 流す地よ
遺
(
のこ
)
せし子は今
四歳
(
よつ
)
になる
17
Eテレのダジャレにツボる息子から『サバイバルで鯖威張るー!』
27
プランター 小松菜の芽が出揃って 農家気取りの二年目の春
27
友だちの 恋愛相談 受けながら 彼の心を 奪う妄想
13
お人好し 装いながら しゃあしゃあと 嘘をついてる 皆気付かない
8
遅れれば遅れるほどによろしきは 桜の開花春が長保ち
20
君去りて 落ちし蕾の
紅
(
あか
)
きこと 子の呼ぶ声に 我は老いゆく
16
羽々斬
(
はばきり
)
を 構えて
大蛇
(
おろち
)
幻影の 我のクロユリ 断ち切れぬなり
16
我が足に 頭のせぐっすり眠る君 痺れがきても 動けず我慢
22
雨の日は 晴れを祈って 晴れの日は 雨を祈った 三月の
自室
(
へや
)
10
聴き終えたやさしい話に作り手もきっとと思う「ゆず、香る」 /深夜便ラジオ文芸館にて
18
娘から投函頼まれ必ずと愚直に手で持つ言われた通りに
18
保育園 六年間も 行ったのか
生
(
お
)
い立つ
倅
(
せがれ
)
少し遠くに
15
夕日
背
(
せ
)
に 友と語らう 三年間 淡い花びら 色染め濃くして
15
時経ちて
陽春
(
ようしゅん
)
謳
(
うた
)
う
最中
(
さなか
)
なり 飛び立つ
花粉
(
せい
)
が
黄金
(
こがね
)
に輝く
19
ポーリッシュポタリー求めGoogle(Inc.)各地の食器よ我に集まれ
8
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