もふもふの愛犬いぬの形の空洞を抱えて生きる ささ身を供える
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からっ風 ものともせずに ボール蹴る 半袖の子等 弾む声聞く
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手挽きミルゆっくり回す日曜日眠る我が子を起こさぬ様に
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夢で逢ふ 亡くしたばかりの犬児いぬころも 聲を忘れたファムファタールも
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惜別の気持ちを込めてザクザクと踏む霜柱少しおどけて
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帷降り 風に抱かれた 月の下 荒れた世界で ただ我独り
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焼けた雲 離した君の手 時経つも 目蓋によぎる 話した夢の絵
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大丈夫こんな事では離れない きっとおんなじ月を見ている
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履歴書の特技の欄にいつか書く「自分の機嫌 取るの上手いです✴︎」
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眠れないまたも嬉しい寝不足はお泊りに来た君のせいだよ
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簡単に去らない冬と来ない春押しては引いてせめぎ合う
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コンクリの隙間を割って首もたげ 咲いたタンポポ 春よ春よと
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久々に四駆モードに切り替えて吹雪く帰路行く明日は凍るぞ
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吹き付ける雪で「止まれ」の文字消えて逆三角の形が頼り
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みやびやか川面かわもに踊る大鷺おおさぎの群れには音も波も立たざる
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本当に美しい日はおそらくは忘れてしまう程穏やかで
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海月うみつきと書いて海月くらげと読むような月ぼんやりと春の霞に
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パン、トマト、チーズ並べて新しい4月の朝は異国の如く
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この雨は 涙 隠すに 丁度ちょうど良し 頬 打つ雫 くき春雨
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バナナにも背中とお腹があるのだと吾子に教わる春の朝食
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春はもう此処に在らずと知った時紫陽花の葉の緑色濃く
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言い訳をしないところが似ているね まるで僕の過去みたいな君
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祇園から望む闇夜の三滝山照らす後光ごこうは街の灯りか
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もうすぐで自分の家に着くけれど 君の横にはずっと居たいし
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月ごとに 1キロづつと 減っている 腕が細いよ 言葉少ない /特養の義母の様子
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来る夏の衛兵のごと門前に立ちて優しい立葵かな
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何も損は していないのに 言っただの 云われたなどと さるイヌたち
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華やぎの 街とうらはら リラ冷えの フィックス窓から 眺める夜空
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「ねぇパパは保育園どこいってるの?」帰宅のパパへ素朴な疑問 /吾子二歳
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あさひかわ 菓子博なんか やらないで 饅頭一個 しか食べられない / PR短歌
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