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ありがとう 「でも危ないよ!椅子の上」 お転婆の母 まだまだ元気
19
雨粒に 打たれ濡れるも 乙なもの 早目の風呂で 贅沢気分
23
布団干すお家
羨
(
とも
)
しく見やりては ただひたすらに待つ花粉明け
32
いくつもの人生乗せた鉄の箱過ぎるそのたび綿毛が飛んだ
15
夕飯の香る風吹くまち歩き亡き祖母作るコロッケ思う
16
遠い日のシーツに埋まる寝顔みたい白きクリーム頬張る兄や(結婚式)
16
時褪せてセピアの本を読む人の静寂緩まぬ九段下かな
22
客先を 目指す街道 つつじ群 紅白並び 華やかな朝
27
春寒の 朝に流るる 連日の 嫌なニュースに 八重の桜わななく
11
善悪の 彼岸に生きる 顔をして 築地の上に 横座る猫 /ニャーチェ『善悪の彼岸』
17
幾人(いくたり)か 歌の上手の 名を覚え 待ち侘びながら 投稿を読む
16
春の旬賑はふあとの食卓の皿をパズルのやうに重ねる
15
不器用が こさえた不細工 カツサンド これがなかなか おいしかったのよ
12
漬け樽をひっくり返すと
転
(
まろ
)
び出た たくあんお前 まだ居たのかい
25
北の地の明日へ凛々しく笑む花やゆり水仙の灯の長く在り
18
剣の葉と 淡きの白と 朱の花の イキシアへ抱く涙と笑顔
19
頂きへ連れて行きたしあの友の記憶湧きだす一輪草を
22
里山に何も求めず美を徹すままにほほ笑むおきなぐさかな
23
孝行の足りず泣いたが紅のカーネーションへ今日から笑う
22
一歩ずつ母へと向かう純白のカーネーションの愛を抱きしめ
23
母親の涙思うと耐えられずテレビを消して願う明日の灯
24
主役の座 月の光に奪われて 知られぬままに死にゆく流星
16
「てにをは」をたった一文字変えるだけ歌の
印象
(
おんかん
)
ガラリと変わり
20
雨後の朝 あらゆる樹木に水と光 こうして季節は また一歩進む
19
梅が散り
辛夷
(
こぶし
)
も散って
桜桃
(
さくらんぼ
)
もう咲いている吹く風寒し
23
東国が 残花となれば
陸奥
(
みちのく
)
の 花は
盛
(
さか
)
れる 舞う
桜花
(
さくらばな
)
22
「次豆腐」 次はパンだろ「 いや豆腐」無駄な諍い呼ぶセルフレジ
11
私など放しちまいなお世話だが捨てて浮かぶも心地よきかな
9
吹きなびきひかり波打つ緑葉の風に乗せるは桜花の名残り
14
やるせなく
哀
(
あわ
)
れでとてもやりきれぬ
洒落
(
しゃれ
)
にもならぬこんな結末 /京都男子児童に合掌
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