屋台去り静けさ戻った並木道 犬とお散歩舞う花びらと
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屋台消え人がまばらな遊歩道ゴミ拾いする爽やかな朝
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なんとなく気まずい空気が流れ出す寡黙な息子と二人の夕餉
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強風に折れた大枝ぶら下がるそれでも生きる花を咲かせて
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逃げる子にママはオムツをつけられぬ高速ハイハイつかまるもんか
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あの時が 最後だったと思い出す 未来が見えて だきしめる今
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思春期の 中学68年生 卒業試験に苦戦しており
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真夜中に愛犬鳴いて我起こす まんじりともせず朝を迎える😣\老犬介護
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鳥たちは頭寄せ合いついばんで 草刈りの後に残ったご馳走
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愛犬の為と夫は仕方なく 冷え冷えの部屋で布団にくるまる
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初蝉の 鳴いてすぐ止め 二度寝かな 夏まで少し もうちょっとだけ
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ベランダで朝の日課のマッサージ 老犬は過ごす至福のひととき
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久々に一人の朝食これもいい ジャズ聴きながら家事後まわし
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二度咲きは小さく可憐 夏空に薄紫の藤の花咲く
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星ならば 見えて届かぬ あたりまえ 君との間 30光年
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どしゃ降りが上がって一気に蝉時雨 この声もやがては懐かしくなる
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頑なに夏は綿と思ってた 確かに涼し エアリズム着る
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夜の言葉星くれなゐの花樗そのほそつづらなす窓居に醒めし
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常識こそうたがはるるまへひとは鳥なりし うたがはば飛べざらむ
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老犬は反応も失せて寝てばかり も一度見たいよ元気なキミを
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待望の1号4番候補なら期待は大に「あっ目が覚めた」
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ツツピー と 求愛の声 高らかに ヒトも素直に 好きと言えたら
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寒き日も 言葉の灯り あたたかく 明日を潤す 桜雨かな
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ころもかりぎぬくづる花争へ流鏑の音 正鵠を逸す 
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言の刃を ふりまわしたい気分の日 斬ったら切れていたのは自分
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冬の日も 雨降る夏も お別れも 過ぎてしまえば 戻らないから
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ささやかな ミニの願いも 立ち枯れて トマト引きぬく 般若波羅蜜多
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われはわれ愛せるものを撃つわが名とは國體、國家なり
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薄墨に さかづきをもつ君がいて 光るわたしと 二人きりの空 / 三日月と明けの明星
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もう戻ることはできぬと知っているカナカナカナとひぐらしが鳴く
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