嫌な人 また一人でき 逃げ回る 互いに嫌う 犬猿の仲
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好きなよう やってればいい そのうちに 勝負が決まる 自然の摂理
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わが道は 怒らない道 敵の前 泰然自若 憐れみに満つ
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失敗か そうでないか 不明だが 嘘はつけない それだけのこと
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おそらくは 大したことに ならないと 思っていれば 風が吹き去る
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自己満でいいではないか拙さを恥ずかしげもなく晒してるし
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地震おほなゐに我ら絆の鎖繋げその先に永遠とわ括り付けけり
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波過ぎて日々来にけらし深緋こきあけ絨毯もうせん干すてう秋の栗駒
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アルパカのもふもふ度数今マックス さわり心地個体差あり
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性分が災いしてか損ばかり それでもきっちりけりをつける
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‪言葉より触れて伝わる種族にはない悲しみがまた一つ、ころん‬
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あと少し 答え掴めぬ小テスト 蝉のせいよと ひとりごちする
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ソーダ水潜らせボクの恋心ほんの少しでも弾けてくれたら
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石膏像 見つめる先に いわし雲 校舎で独り 哲学をする
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出たはずの息子が慌てて戸を開ける マスク忘れた! 嗚呼そういえば
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あと少し君の指まで3センチ 触れてしまえば終わるのだけど
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ざばざばと雨水垂らす憎き空 部活がしたいの引退目前
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お疲れさん 去りゆく君のテールランプ おんなじ家に帰れりゃいいのに
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じゃあまたね 遺品整理し祖母の家 気をつけてな の言葉もう無し
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好きですと 言わずも漏れた恋心 それなのになぜ 聞き流せるの
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塩対応 キミの気まぐれ慣れっこさ 拗ねたフリして微笑み待つから
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体裁を整えた解 用意する 母の欲しがる良い子になって
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ぬいぐるみ 幾つも並べて何とする 川の字 真ん中 母陣地狭し
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ぶらんこに揺らされたまま恋心 もうちょっといてと言えないせいで
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窓叩く 暴力的な梅の雨 洗濯物と途方に暮れる
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数学も理科も社会も役立たず 憎いあの子を振り向かすには
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いいな君 これから彼に会うのでしょう? 花柄の服で しあはせさうに
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天ぷらを 揚げて後悔さき立たず 誰がこの床拭いてくれるの
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君と食う パキンと割った氷菓子 病床だとは思えぬ明るさ
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甚平をちょいと着こなし七歳児 少し前まで指吸ってたのに
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