失敗を 恐れていたら 何事も 始まる前に 終わってしまう
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健康も 富も名誉も 捨ててまで 優しい心 得られるならば
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この世では 得られることは ごくわずか 永遠の世界で 人は煌めく
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辛くても きつい仕事も 経験と 思えばお金 払いたいほど
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想像も 出来ぬ毎日 下さって 感謝感激 老後の仕事
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マスク取り 表情見える ようにして 口が臭いと ダメ出しされた
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挨拶を 喉にしまいて 花咲かぬ
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ブチュチュチュチュなくなりかけのケチャップのチューブのように解き放つ下痢
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大人から 虐められたら 子供らが 助け舟出す そういう立場
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春の宵 霞かかりて  朧月  白陽射し 白一色 桜舞い散りて  水なき空に 白波ぞ立つ
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桜散り 桜路埋み 乙女が池 梅は咲いたし 桜は咲いたし うぐいす鳴くは 春はあけぼの
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一万と 一回目のおはなし きみにする その結末を わたしはしらない
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AI は可愛いだってポンコツだ 1ページは3ページじゃない
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欲しいものリストを打ちこむ ただひとり ポテチ、スイッチ、あとそれと君
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社会と欲にマット・ヒューズ取られて さてレフェリーは和田良覚
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梅の園 香溢れて 来てみれば 薄墨たなびき 山の端かすみ ふるさと遠く 懐かしむ
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桜舞う 薄墨の宵 朧月 桜白波 引いては寄せる 夜風寂しや ふるさとの
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新年度あいつの濡れ衣要らんので レシートと一緒に捨てときました
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着くまでに 駅アナウンスが 噛んだなら 結婚すると 俺は決めてる
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あみだくじ 冗談だよと いいながら 端っこに書く すぐに結婚
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俺は俺 キミは恩師と 慕うけど イケすかないね 俺は嫌いだ
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ありきたりな返事でごめんね こちらこそこんな普通の苗字でごめん
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君のこと触れることさえためらうよ後悔なんてしてないよ
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昼下がり幼稚園児の足音に揺れて応えるチューリップの赤
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4月とて 冷たい朝に 遠々し 入学の日の 娘をおも
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クレームを言わない親が割を食う春の嵐が吹くクラス替え
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こんなときほうれん草の缶詰が手元にあれば勝てると思う
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恋焦がれ 恨んで泣いた 日々想い ただ凪である 君に幸あれ
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いつの間に こんな所に 分岐点 二度と戻らぬ 何気ない日々
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無花果の蔕を剥き遣り置く卓に白釉の皿清浄なりて
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