結婚式場で半袖半ズボン 新婦の意向で勝俣スタイル
6
母からの「家静かです」ひとことに子も犬も去る実家を思う
18
犬がゆく弟の腕のなかでゆく私がいない日にとおくゆく
12
投げた球追って帰ってこぬ犬は六文銭もきっと渡せぬ
7
黄や紅の光の灯る元に居てたおやかに動く手に足に袖
8
いつまでもいつまでもただ踊ったの今宵で夏も去り行くのだと
8
己が身を縮こまらせているよりか奢れる春を飲み干していろ
8
埋まらない予定 今年の冬は何だかいつもより寒く感じる
9
わたくしがひとり と柵を飛び越せばもう数える間もなく夢のなか
4
グッドナイト人生 また来てミッドナイト 永遠のごとく真午
4
カープ勝ったらビールが旨い当たり前今夜も勝つと朝から飲んで
3
身のうちをあばれまわつているとらを押さえつけ今日もわらつているのね
11
この怒り我がものにして誰であれ抑えも奪えも出来ようもなし
11
傘持たぬ人しょんぼりと佇ませ赤信号の悠々と光る
19
まだすこし、すこしあかるい空があり 明日はあなたに会えるでしょうか
10
「がんばれ!」の声援受けて後ろ足動かぬ老犬朝のお散歩
10
僕は今 君との出会いに 感謝している 無垢むくな笑顔は 近くて遠い
14
心地よい 眠りに就きたい けれどもね… 君との時間が 楽しすぎて
14
売り物にならぬ言葉を撒き歩く、インターネット無人街より。
9
いつからかドアがきしんで声を出す度に知らせる家族の帰りを
13
咲く花も 美しいけど 風に舞う 花の姿は 薄紅の雪
26
恋なんて 交通事故の ようなもの そのトラウマに 苦しみ続ける
16
心とは たぶんガラスで 出来ていた 砕け散って 元に戻らない
20
自転車で 立漕ぎすれば 2年半 意外と早く 願いは届く月までの距離は38万km自転車の時速17kmとして
13
心とか 意識とかって 自分なのに 何故なぜコントロール 出来ないのだろう?
17
嘘でいい 僕を好きだと 言ってくれ 君の応えは 「大好き」だった
16
優先席二回も譲られ改めて鏡で見たら ああ、やっぱりか
21
食事終え今日はゆっくり茶が飲める ちょっと雑だが息子が皿洗う
24
しくじった!収穫一日待ったのに 庭は一面ビワの食べかす
22
歩いたよ!ラインが届く祖父祖母ジジババに よーし、決まった今度のみやげ
15