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彩雲
(
さいうん
)
を
纏
(
まと
)
いし
冬日
(
ふゆひ
)
現れる
或
(
あ
)
る昼さがり 良き昼さがり
17
目的をクリアに持てば大丈夫思考も晴れてまた歩み出す
28
爆乳を 前にして沈黙 ただ満ちる 白き重みに 夜が膝を折る
7
風だけがたどり着く街 道はなく家もなく 砂一面の朝
11
降圧剤 父の記憶を小分けして 同じ薬をお古のケースへ
23
インフレの波に飲まれたレアキャラに分不相応にもシンパシー
8
夕暮れに甘えた声で鳴く鴉待つもののありねぐらへ帰るか
17
今年二度目の雪が降る前に親指より細いボールペンをセルフレジに通した
6
流れゆく電車の外と時がただ 我を切なく振り返らせる
14
共テ前 糧食おやつを買い込みに ちょっと遠足みたいでスキップ
14
君×私=0 僕の恋の中心(0.0) あなた
8
泣きながら残り時間を箱に詰め 深夜旅立つさよなら故郷
11
焦ったとき君はあたしって言ったよね ねぇ、いつ直ったの
7
地下鉄で啄む鳩よ何処で降り何処に飛ぶのかこっそりおしえて
14
テスト前 勉強せずに 後悔し 誓う勉強 三日間
8
月日経ち 去り行く
二十歳
(
はたち
)
年男
三十代
(
アラサー
)
見えて 増えゆく腹囲
10
影二つ 夕日を馴染ませ君の髪 揺れる頃には夜の街並み
10
浴室に波の音目を閉じ聞き入れば私の癒し貸切露天
9
飲み会の 幹事を務めて 酒を注ぎ
二次会
(
同期飲み
)
からは 記憶さよなら
8
ゴミの山カラスの群が誇らしげ宝の山だと陣取り続け
9
ダージリン 疲れた体 染み入って 香り佇む 夜の事務所に
26
あまおうが見世棚赤く染め上げて私が苺と誇らしく見え
8
店先に 苺の菓子の 敷き詰めて どれ摘もうかと 頬ゆるむ午後
11
待ち人よ待たれる人は今何処雪積もる道足跡も無く
9
三月で期限が切れる菜園で気の早き人片付け始める/他人事
10
ほんとうの美がどこかしら隠れてる悪と濁りと嘘の世界に
14
酒を飲み 杯を汚して 糧を得る 君の笑顔だけが頼り
9
つかのまの暖気にすべり落つる屋根の雪、ドスンとふ音に
微睡
(
まどろみ
)
やぶらる
10
青き空 柔らかく浮く 白き雲 秘めた
霹靂
(
へきれき
)
晴れを
霞
(
かす
)
ませ
12
久々にドラクエ7を起動する 父の代わりに世界を救おう
10
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