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鬼は外 多様性の この時代 鬼も内にと なる日も近し
21
AIが 瞬時に提示 夕飯の レシピを頼り ピンチをしのぐ
21
「
寒みいから ひゃっけぇ水は 掛けねぇよ
(
寒いから 冷たい水は 掛けないよ
)
」母がつぶやき 墓石乾拭き /父月命日
43
幸福はすべて手の中にあるけれど 求めていては気づかないもの
10
風が吹く 冷えた身体で喜んで あなたに飛び込む明日の花嫁
8
窓覗く 君の街にも 積もるかな 雪よ舞え舞え 想いよ届け
11
君のいる 朝まで少し バスを待つ ただ君想ふ 頬に春風
14
じゃあね、って 手を振った君の 背は遠い ひとり教室 あまりにも恋だ
11
さよならの 言葉吸い込む 皐月の空 また多分君の 夢を見ていた
10
それぞれの背負ふ荷物の重たさを触れずに終わる今日の女子会
72
「母さんがちゃんと手作りしてたから」
料理男子
(
息子
)
のお褒めの言葉
35
嬉しさは 尾っぽの振りにあらわれて 家人帰れば ちぎれんばかり
26
背伸びして したこともない 失恋を 感情込めて 歌ってみた日
32
昼食の支度をせねばと思うほど 突き付けられる身の不自由よ
21
寒九雨
(
かんくあめ
)
此花
(
このはな
)
散らし
香誘
(
こうさそ
)
う 濡れたる
幹
(
みき
)
に 触れる
掌
(
てのひら
)
16
子育ては ハラスメントに 似たるもの 受け手が決める 愛の正しさ
19
いつの間にわれを気遣う年になり孫は手をふり家を出てゆく
37
今はもう 昔のような うぐいすの 声で鳴けずも やはりうぐいす
11
婆さんよ! 笑うくちびる 目に焼いて 枝垂れ桜の 花は散らさじ
9
軽トラに 婆さま乗せて 聴く声は 春唄いする 今もうぐいす
19
晴れやかな 歓喜と平和の祭典を ガザから眺む 人々想う
37
鉛筆画 モノクロームに 色彩を
描
(
か
)
き想像さする 事の豊かさ
29
乾燥し 鼻腔の奥がぴーすかと 鳴るのを一人密かに楽しむ
18
半分はどこへやったの?上弦の 月に問ふてる夜風はうらら
32
信長記太田牛一の忠義たるおれと比べて米ひとつぶの
21
A
I
に短歌詠ませて投稿をするのだと聞きバカらしくなり
19
猫短歌最近詠めぬ感じある詠まない僕にニャンニャンと鳴く
23
堅雪に追いかけ回る童のころ 幼なじみの声甦る
30
雪洞
(
ぼんぼり
)
に
睦
(
むつ
)
みて座る 人形の 頬の白さの 妖しき花冷え
30
わずか四十五分の体操もきつく感ずる七十五才
27
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