失くしゆく 父の背なかに 陽が落ちて すべてが愛しき 冬のひととき
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母さんが千の風になってたら怒るだろうか鍋を磨けと
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人生に無駄なことなどないのですピンチ乗り切る即興短歌
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この星を 巡って帰って 来たんだね 去年の君を 想わせる風/r
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雪原に 北風吹いて粉雪は かけゆく てつなぎ鬼のごと
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曇天に 梅のつぼみが ちらほらと  冬の名残を 今は楽しむ
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若人よ塀の外だけ暴れませそんな人こそ未来を担う
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政治家になる前ならばその笑顔好きになったな信じただろな
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代役は良いチャンスだと言われても飛躍するのはわたし以外で
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憂いなしと請負う人よ勇ましき言葉に日々吾が憂いは増して
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この世とば幸せものはうらめしいつまらないとな思う我が身が
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改札を抜け ほんのりと 梅の香の広がりぬ家路 つまと共に
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梅の香に思いを馳せるティータイムこれで少しは賢くなるかも
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池に立つ鷺の白さとしなやかなフォルム美し天の賜物
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残酷ねサンドイッチを食べさせて賞味斬り捨て無人コンビニ
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開幕戦 心躍らせスタジアム 跳ねて歌って命の洗濯 /Jリーグ
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鍵掛かり閉ざさりし窓 摺り抜けて流るる寒気かんき 夜半よわに降雪
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「おはよう」が白く弾けるこの街は体温だけを頼りに起きて
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楽したいただそれだけの気持ちから「差別」を「区別」にすりかえるんだ
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かざす手に沁みゆく暖はしんしんとほのかな雪の火をゆらしつつ
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目覚めれば窓に飛び込む雪景色 天が促す清き一票
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もう一度 結婚したら 良い妻となる自信あり  それでよいか君
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心雲こころぐもはれて雪やみ望む海 彼方まめつぶ昇る機体よ
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わた雪は瀝青に落ち吸い込まれ 積もらぬまでも冷気を残し
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春の雪ノーマルタイヤを履いたまま 私の車はぢっとしてゐる
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君は云う 好きになって ごめんなさい 先に好きに なったのは僕
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倭の人は女神に救ひ求めたり 卑弥呼、天照大神、神功皇后・・・
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神話的古層心理が動き出し 女帝の差配に賭ける人々
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極寒も春に近づくステップと思えば2月も少しいいかも
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あかつきつる静寂しじま四十雀しじゅうから 正弦の波 描きゆきけり
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