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白髪染 もう面倒だと ウィッグか 人の目すぐに 慣れると言い聞かす
8
耐えゆけば枯れ野の果ての陽だまりに食欲めばえおでんの香り
31
だれもゐない朝の工場闊歩するおのれひとりの冬であらねど
18
水族館 青い光が 笑み照らす ペンギンよりも 君が愛しい
16
葬送のリフレインだと言う母にフリーレンだと今日もリフレイン
28
あと
七日
(
なのか
)
愛犬
(
あのこ
)
の
居
(
い
)
ない
日々
(
ひび
)
が
過
(
す
)
ぎ
去年
(
きょねん
)
の
今
(
いま
)
は
知
(
し
)
る
由
(
よし
)
もなく
17
白内障目を患いし我が猫は勘を頼りに平明に生き
20
陽を浴びて新幹線は疾走す のぞみ燃え立つひかりの矢なり
21
凛とした凍てつく朝に ペダル漕ぐ きょうも元気だ わたしはまだまだ
17
逃げるので追っかけてみる戻ったらまた追っかける猫と遊べば
18
窓からの 西陽差し込む 研究室 一人でこっそり
ご褒美
(
おやつ
)
いただく
13
誕生日 来るたび空を 見て思う 亡き母のよな 愛の人になる
13
冬の街 歩くとそこに 溢れ出る 要らぬ思い出 寂しさばかり
20
大丈夫じゃないとき そっと寄り添ひてくれる わが
猫
(
こ
)
の 愛らしきこと
25
誕生日に贈る 友への
手巾
(
ハンカチ
)
に 絶へぬ笑顔をと 願ひを込めて/涙を拭いて笑顔に
29
ひらがなの成り立ちをふと勉強し「ほへぇほへぇ」とあっけに取られ
19
図書館に見つけた絵本「はなのみち」 幼き音読耳によみがえる
26
渡る鳥 春にしたがひ たたずとも 忘れておかむ 人の
問
(
と
)
ふまで
8
幼少から不幸になるとは気付いてた足掻いてみても抜けられはしない
23
頭数
(
あたまかず
)
キリや縁起で増すばかり重みは足りず兵も夢
6
二重チェック頼み感謝の「
ありがとう
(
ございました
)
」清しく浸透 花まる習慣
16
深夜なら黒糖紅茶と藤井風 胸の奥まで、ふう、じんわりと
14
咲き初めし梅も凍える大寒の風が一気に冬呼び戻す
29
勉強の 合間にスマホ ふとみると 君からLINE 火照るほっぺた
19
冬空にゆずの黄色がうれしくてとげも忘れて手をのばしてた
19
街路樹の梢にピタリ雀の図 木の葉は
紅
(
あか
)
く掛け軸のごと (頭の中にあった「掛け軸」を勘違いで「屏風絵」にしてしまい修正💦)
26
ねこたちが しんぱいそうに みているよ ロキソニンあったから だいじょうぶだよ
21
急きょ呼ぶトイレ修理もいいことに共に慌てる家族いる夜
25
年取ってできなくなって困ったと思ったもんだ。慣れりゃ普通だ
20
駆け抜けてきたんだ すこし休みませ お腹あたため ねこを抱いて
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