赤き花見覚えあると思いつつ つぶら実生りて柘榴と気づく
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足早に人の行き交ふ地下街に世代巡るを今更に知る
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八十路なり亡姑はは 患いし認知症 脳トレに我短歌うた楽しみて
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洗濯物干して何気に目をやれば雑な性格ぶら下がりをり
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この星の裏では餓へる人をりて平和の国は大喰い競ふ
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相談を 仕掛けておいて この態度 そういうトコに 原因はある
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「可哀想」 なんていうのは 勝ち組の 慰みものだと 捻くれてみる
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自分から 誘ってみるの 夏祭り 意思と帯紐 固く結んで
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君の身に絶えず降れよ幸せが流星群のように静かに
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課題終え 突っ伏し肌をひっつける 机がひやくて 気持ち良いのだ
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あらかじめ 己の自尊心プライド 捨てとけば 何をされても 傷つかなかった
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憂鬱が 肺の底から 押し寄せる。 苦しくなって ため息を吐く。
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自転車を 漕ぎつつひっそり 息を止む 右前方に ごみ収集車
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あす病院タクシーで行けと言う母は私が使えぬチケットがある
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嬉し朝 猛暑に耐えたか ようやくに ツンと顔出し彼岸花咲く
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痛くない傷に限って誰からも見つかりやすい場所についてる
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家風呂で 気分だけでも 味わひて 今日のお風呂は 有馬温泉 ♨️
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ひたすらに眠ることと食べること 愛しさ増して 我が家の老犬 \ もうすぐ17歳
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明日の晴れ 夏物洗う 淡々と 夏の疲れも 洗い流して
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人生という名の旅人の休憩地コンビニへ寄る人は様々
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カメロンパンひとくち食べてあの頃の祖母が一緒にいる気がしてる
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もうどこで何をしてるか知らないがあの観覧車に乗ってたりするかな
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旅先の山小屋で見たエプロンの柄は実家の母と同じだ
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言い過ぎて頭がおかしくなってくるポイントカードお持ちでしょうか
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たった今地球が過ぎた軌道には君の笑った声が残った
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見上げれば遠い記憶が蘇る遥か彼方で呼吸する星々
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初雁の遅れ啼く聲かれがれに蓬老いたれみそらもろとも
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仕事中ごみ捨て場で見る夕焼けと自由な人々ああ帰りたい
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いにしえに おこし開墾 した田畑たはた 草木くさきがしげり 森へとかへる
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冒険に燃えてるみたい 通常の散歩コースを外れゆく犬
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