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失くしゆく 父の背なかに 陽が落ちて すべてが愛しき 冬のひととき
27
母さんが千の風になってたら怒るだろうか鍋を磨けと
29
人生に無駄なことなどないのですピンチ乗り切る即興短歌
23
この星を 巡って帰って 来たんだね 去年の君を 想わせる風/r
11
雪原に 北風吹いて粉雪は かけゆく てつなぎ鬼のごと
10
曇天に 梅のつぼみが ちらほらと 冬の名残を 今は楽しむ
22
若人よ塀の外だけ暴れませそんな人こそ未来を担う
11
政治家になる前ならばその笑顔好きになったな信じただろな
27
代役は良いチャンスだと言われても飛躍するのはわたし以外で
25
憂いなしと請負う人よ勇ましき言葉に日々吾が憂いは増して
20
この世とば幸せものはうらめしいつまらないとな思う我が身が
14
改札を抜け ほんのりと 梅の香の広がりぬ家路
夫
(
つま
)
と共に
24
梅の香に思いを馳せるティータイムこれで少しは賢くなるかも
9
池に立つ鷺の白さとしなやかなフォルム美し天の賜物
27
残酷ねサンドイッチを食べさせて賞味斬り捨て無人コンビニ
16
開幕戦 心躍らせスタジアム 跳ねて歌って命の洗濯 /Jリーグ
24
鍵掛かり閉ざさりし窓 摺り抜けて流るる
寒気
(
かんき
)
夜半
(
よわ
)
に降雪
28
「おはよう」が白く弾けるこの街は体温だけを頼りに起きて
22
楽したいただそれだけの気持ちから「差別」を「区別」にすりかえるんだ
11
かざす手に沁みゆく暖はしんしんとほのかな雪の火をゆらしつつ
16
目覚めれば窓に飛び込む雪景色 天が促す清き一票
15
もう一度 結婚したら 良い妻となる自信あり それでよいか君
13
心雲
(
こころぐも
)
はれて雪やみ望む海 彼方まめつぶ昇る機体よ
17
わた雪は瀝青に落ち吸い込まれ 積もらぬまでも冷気を残し
15
春の雪ノーマルタイヤを履いたまま 私の車はぢっとしてゐる
17
君は云う 好きになって ごめんなさい 先に好きに なったのは僕
9
倭の人は女神に救ひ求めたり 卑弥呼、天照大神、神功皇后・・・
15
神話的古層心理が動き出し 女帝の差配に賭ける人々
17
極寒も春に近づくステップと思えば
2
月も少しいいかも
11
暁
(
あかつき
)
の
凍
(
い
)
つる
静寂
(
しじま
)
に
四十雀
(
しじゅうから
)
正弦の波 描きゆきけり
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