Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
1
2
3
4
5
…
次 ›
最後 »
真夏日の落暉は暑さを持ち去らずハチミツ色の夕映え残る
42
アメリカンチェリー一粒ちょっとした言葉の棘を反省してる
39
下期来て気持ち新たな早朝に採るを延ばしたトマト深紅に
34
クーラーの風苦手なり肘痛む 好み度外視七分袖の夏
34
空撮が追ふ単行列車は海沿いを 待つ人居らぬ駅舎も映り
33
空咳は困りし時の合図なり平静装ふ儀式の前の
33
思ふまま心の淵を詠む人の何処にしまわる優し言の葉
33
足早に人の行き交ふ地下街に世代巡るを今更に知る
33
アジサイが 創る水玉 光り帯び 今日も活きよ 清く生きよと
33
何処
(
どこ
)
からか届く虫の音ゆっくりと更け行く夏の夜のリズムよ
43
真っ直ぐに行かば正解知りつつも右に行きたき たまにそんな日
37
ほたる籠わらべの枕照らす
夜
(
よ
)
に夢路に誘うみどりの光り
36
静寂な 日曜の朝 名も知らぬ 池にひっそり 睡蓮の花
32
月低く お疲れ様と 笑ってる 夜風優しく
一日
(
ひとひ
)
の終わり
32
エレベーター 居合はす人も 拭ふ汗 「暑いですね」と 交はす
労
(
ねぎら
)
ひ
31
鮎釣れず足取り重き少年の頭上にたかく螢舞いけり
31
夕立後 田舎の景色 水墨画 雲間に出る 上弦の月
31
満開のブーゲンビリア
廂
(
ひさし
)
借りここだけ少し南の座標
31
庭先に 迷子の蛍 舞ふ夜更け 逢ひに来たかと 亡き妻思ふ
40
隙あらばカツ丼食べたい母親は勝手に記念日作ってせまる
30
好きなのにその裏側に苦しみも いくつになっても切なさはいる
30
久しぶり介護以外のお喋りで心が軽くなりました ありがとう、友
30
一条の
蚊遣火
(
かやりび
)
星に みえますか 天の川瀬で ひとり待つきみ
/
もうすぐ七夕
30
轟音のいつものくしゃみに遮られ 歌にならない母よ 元気で
29
人の子も我が子のように愛おしみ「すごい上手」も「ダメだよ!」も言う
29
子燕が青田の空を旋回す 巣立ちできたか文月二日
29
雀
(
すずめ
)
来て 木の実仲良く 分け合ひて 吾を和ます 小さき体で
29
農園の紅いネットにぶら下がり小玉スイカの縞夏を告ぐ
29
黄桃を 切ったような 半月が 梅雨明けの空 明るく照らす
29
三角の クチバシ踊る 軒下に 舞う親鳥が
育
(
はぐく
)
む命
29
新しい歌
人気の歌
1
2
3
4
5
…
次 ›
最後 »