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肩ごしの雲がつばさに見えたからあなたはきっと夏の住人 

章ごとにページを閉じて各停のようにあなたは本を旅する 

古書店の棚をするりと抜けだして歩くいまだに名を持たぬ猫 

腕時計利き手に着けておくからさ ひねくれ者に出会える日まで 

沈黙が積み上げられた廃棄車の窓にそれぞれそれぞれの空 

道端で猫の死骸を見た君はきっと天使より美しく泣く 

外れなくなったぶんだけ僕たちを良くしただろう天気予報は 

結節に溜まった水が流れずにつめたい胸を生ぬるくする