それぞれの背負ふ荷物の重たさを触れずに終わる今日の女子会
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夫逝きて三年みとせ目の春紅梅の咲きて嬉しや命の満ちる
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手放して出来た隙間を覗いたら見え隠れする大切なもの
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ピーポーが半音下がり通過して見知らぬ人の非常時を知る
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透きとおる 若葉が灯す きさらぎの まだ雪のこる うたかたの道  / welcome
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絶景の桜にかぶせしキャッチコピー駅構内で春につかまる
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風抜ける小高き丘に登り来て観光地となる農村眺むる
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プランタを 花咲か婆ちゃんから もらい 花より野菜のタネ 選ぶ 孫
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ラブラブのハスキー二匹を唸る犬 恋の火花を春が覗けり
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退社後のバス停 濡れたアスファルト ベンチのしずく 通り雨の跡
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今もなお時を刻めり腕時計 手にとる朝に早春の風
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柿の実を啄む鳥と睦月去りからす一羽の裸木の空
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口先に花弁くわへしヒヨドリの落とし拾ふを見る散歩道
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桃色の 花を飾りて 春が来る 長き冬の日 忘れるほどに
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この色を言葉にできぬもどかしさ黄昏時の空の蒼さよ
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亡き母と二人旅などしたかった命日近づき今更に思ふ
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隠し財布より 出る遺品の メモ書きは 父に渡した 我の番号
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公園のパンジー美し花の道 春は隣と五感に感ず
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春らしいひかりが僕の自転車に反射している きみに会いたい
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涙鳥るいちょうの天に舞い立つりくりゅうの光に酔いし明けの金星きんせい/コルティナ五輪
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桜もち思いがけずに賜りて小さきひいなをそそくさと出す
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小春日に競って歌う小鳥たち春に恋する喉を整え
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老夫婦 喜ぶ姿 いと嬉し 慣れぬ仕事も 段取り八分😊
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人生が汚れ裂かれて台無しで子供の私に声をかけたい
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かもめらが 夜の帷を めくりあげ この街の海に 朝がこぼれる
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マイペース こねこのように のびのびと 生きてみたいね ヒトは不自由
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枝垂れ梅のトンネル抜けて吹く風は戻りし寒さと芳香乗せて /梅林にて
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眼裏まなうらに浮かぶ何かに呼びかける返ること無い返事を待って
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透明な高次脳機能障害ハンディキャップに包まれた重さに倒れ誰も気付かぬ
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「ボッチャ」てふ競技あること知らなくて デイケアに来て楽しめる今
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