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秋日和 風無き庭にメジロ二羽 残りし花の狭間たわむる
41
紅葉を眺めるベストな角度かな座る人なきベンチ微笑む
39
たいていは 一人ひとりは
善
(
よ
)
い人で 人に揉まれてギザギザになる
38
凩
(
こがらし
)
に負けじと 秋を連れ戻す陽に感謝をす 霜月の午後
38
祖母の干す柿をこっそり味見せり 軒に吊るせばふるさとの色
37
久々に会えば思っていたよりも少し痩せてる父のかんばせ
35
週一のデイ送迎の車窓より深まる秋の町並みを見る
35
早々に日射し陰りし晩秋は日暮れと競ひて晩酌待つ夫
35
積雪は 十九
糎
(
センチ
)
きのうまでの 浮かれ気分は 静かに埋まる
35
菜をつまみ 独り晩酌 テレビ消す 話し相手は 黒縁写真
35
朝日浴び吊るした柿は耀けりさびしき家にときめきの色
34
公園の梢の奥に百舌鳥の声 紅き桜葉秋空に映ゆ
33
澄み渡る秋の御空へ
黄金
(
おうごん
)
の翼ひろげる
銀杏
(
いちょう
)
の大樹
33
誕生日 生まれてくれて ありがとう 吾子に伝えし 過ぎし日思ふ
32
南国は
都会
(
まち
)
で疲れし 吾癒やす 果てなく続く とうきび畑
32
夢に立つ 父のネクタイ
髑髏
(
どくろ
)
柄 無常?再生? 魔よけか決意?
32
もみじ葉の散り敷く朝の公園を歩けば露のキラリと光る
32
地べたより 水仙の葉が 顔を出す 遊ぶ落ち葉が 布団となりて
32
懐かしさ 漂う喫茶 奥の席 コーヒーフロート 至福の一時
32
配達の役割を終へ 我が猫の秘密基地と化す 段ボール箱
31
冷え込みと朝霧の濃さは比例して 通勤の道ホワイトアウト
31
仕事終え カフェ出る我に お疲れと 呟くマスター 感謝し会釈
31
横になり疲れたふりし
指図
(
さしず
)
する チョロいよ息子キッチンに立つ
31
日の暮れて窓辺に立てば街灯りさざめき揺れて空に金星
31
山を見て空を仰いで足元の
小
(
ち
)
さき花愛で歩く日々なり
39
咳をした 君のとなりに居られるの かみしめながら 一人と 一人
30
跡形もなきに落葉すます木々寂しき峠の樺の木の白
30
買いものは楽しいけれど捨てる時なぜゆえ心折れまくるのか
30
所詮旅行。なのに嫁入り前夜のよう娘の髪を
梳
(
と
)
(
)
いて整え
30
昼下がり 秋の陽気の心地
好
(
よ
)
き 上衣を片腕に 歩を運び
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