Utakata
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すずしろの庭に生きる葉
一草
(
ひとくさ
)
の粥をすするや春の香りの
41
ちらちらと霞ガラスに雪気配 鳥も歩かぬ今日は雪らし
41
言いもせず 言われもしない 柔らかな 言葉をさがし 雪降る窓辺
36
となり町知らぬ公園知らぬ道遠き春待つ冬花ひそと
36
青缶のニベアを開けて手にぬれば雪の目線で夜が閉じゆく
35
まだ明けぬ暗いベランダ
寒々
(
さむざむ
)
と 洗濯物干す今日も冬晴れ
34
元日が命日になる地獄絵を悲しむ地蔵や能登に雪ふる
33
遅ればせ家族が揃うこの週末 何を作ろか思案も楽し
32
子と過ごす 時の長さは 短くて 子育て世代 エールを送り
32
電話よりライン綴るを吾好む話せばいつも抜けある故に
31
しっかりと雪が降ってる涙です雪かきせねば膝よがんばれ
30
夜明け前
橙
(
だいだい
)
の
街灯
(
ひ
)
をくすませて
細雪
(
ささめゆき
)
舞う 静かに静かに
29
まったくの雲一つなき晴天は やましくもあり北国思えば
28
初場所に年の新たを実感す若き獅子等は意地持て挑む
28
心臓を切り取る様なメロディよ鳴り止まないで冬夜の鼓膜
28
先々を思い気を揉む悪い癖 中和せしめる夫の呑気さ
28
冬枯れの空いっぱいに柿の赤 新年祝う小鳥の宴
27
つぶつぶの 白き毛玉の ニット帽 君の
遺品
(
かたみ
)
を 明日も
被
(
かぶ
)
る
27
人の顔? 猫の顔にも 見えてくる 寒さに耐える パンジーの花
27
熱が解けひさかたの窓明るくて柔らかな陽にこころあずける
27
パンジーを 抱えて帰り 鉢に植え 冬の寒さを 共に乗り切る
27
カーテンを
開
(
あ
)
ければそこは銀世界 白一色で
描
(
えが
)
かれた朝
27
園庭に歓声上がる お餅つき 杵持つ子らの真剣な顔
27
いつかまたあの日の気持ちに戻れたら 月が綺麗と言って欲しいな
26
墨汁の香の清しかり冬陽差す部屋に手本を
浚
(
さら
)
うひと時
26
雪国の 雪下ニンジン春を待つ 凍へぬように 甘さ蓄へ
26
肌を刺す 風の冷たさ 洗礼か 雪降る朝は しんと静まり
26
一年前
養
(
やしな
)
う お
粥
(
かゆ
)
「うんめえ😊」と… 最後の笑顔 翌日
永遠
(
たび
)
へ…
/明日は命日
26
「ばあちゃんにまた似てきたな」吾子笑う 嬉しいような哀しいような
26
父と子が自転車乗れたとハイタッチ何年経てども思ひ出光れと
26
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