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‪寝たふりをしている時に聞く声は遠い異国のさざ波に似て‬  

もういきているのはいやよ、まちがえた、ほんとは「お」です、寝たいだけです 

‪どんな味だったでしょうかしあわせは飲めば飲むほど渇くでしょうか‬ 

美味しさを保証されてる「焼きたて」に縋って一つだけ買ってみる 

月光が秘密を暴く瞬間にあなたの頬に光るひとすじ 

‪寂しさが生んだ怪物みて思うひとごとでなし胸なでさする‬ 

すみかはる世こそはかなく思はるれかたぶきそめし秋の夜の月 

‪こんな時だから常連風吹かせフロランタンを買い占めてみる‬ 

仏像の横に並んで寄添われ そんな曇り日私も好きです 

しるべなきくらぶのやまに行き暮れぬ道だにてらせ秋の夜の月 

‪つぶは餌わたしは金魚くちあけて漢方薬を飲むおまじない‬ 

雨の夜 冗談だけで 生きている 私もたまに 沈んでたいのに 

狭いよね 気恥ずかしげなその顔に狭くて良かったと黙ってみる 

Q、もうとうに忘れた人があけた穴から漏れ出した感情は何? 

海沿いの校舎に響く蝉の声 子供の声は春からない 

‪一週間かかるだなんて! 欲しい本読みたい時に読めないなんて!‬ 

‪タピオカのふりして潜むこんにゃくにまた騙されたコンビニ帰り‬ 

正しさを抱えたままであなたとは恋ができない仕様なのです 

天地とともに久しき高御座定めたまひし神代をぞ思ふ 

さよならを伝えてくれたあなたには僕を手放す権利をあげる 

揺るがないたったひとつの嘘だけを頼りに歩く星のない夜 

海と空まぜこぜにして境目を失い溶けるネモフィラの里 

例えばさ 腹八分目がわからない いろんなことを私は知らない 

淡々とクッキーを抜いていくような昨日に今日もそして明日も 

知ってるか 悲劇のヒロインだってもう自分で立てる時代なんだぜ 

てくてくと歩いてるまに変わりたい 影は自分に私は影に  

たましいを宿してゆらぐ灯籠よ天国までの道を教えて 

特別に愛されたいと言うくせに愛しはしない歪な貴方 

風にのりコンビニ袋がこの街のため息のように真夜中を舞う 

今日もまた夕焼け小焼の時報鳴り布団の中で過ごしてしまった