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ぴっちりとマスクを着けて眺めれば自粛できない若葉が萌える 

ほめられた服は忘れずボストンに詰める小さく小さく折って 

真っ白な地図を持って出かけては途方に暮れる人の一生 

化粧箱入りのイチゴがあるからさ、うちにおいでよ君が好きだよ  

‪これからもアイスの溶けない距離にいて 甘噛みされた耳に疼痛‬ 

原罪と 言われてみても 実感なし 生きてることは 罪じゃ無いだろ? 

君の顔を見ていたいけど照れるから車窓にうつる横顔がいい 

君の住む変な名前のアパートが心の底から愛おしかった 

12時の鐘を無視する度胸さえあれば何かが変わったかしら 

降る雨はあとからあとからきりがなく落ちて黄菖蒲がそれを吸う 

私のことは誰にも何も救えない 人生はバグ アプデされない 

きらきらと頬にひとすじ月明かり少し冷たいあなたのせいで 

結び目がふたつ付いてる電気ひも前の住人仲良くできそう 

寝る前に君が一言「またあとで」そうだねすぐに夢で会えるね 

洗い物溜めて計量スプーンですくう深夜のプッチンプリン 

つまらない夫婦喧嘩の翌朝の「りんご剥いて」は「ごめん」の代わり 

‪六畳に忍びこむ夜をぼくたちはネットスラングで溶かしあったね 

地獄の門 天国行きの エレベーター どちらにつくかは 気持ちの持ちよう 

泡沫 誰彼時 夕化粧 儚いことに 心惹かれる  

先送りネットニュースを三度読む強行止めた夏の夕暮れ 

‪胸の穴からもれている冷たい空気があたって目が乾きそう‬ 

好きになりかけて忘れる途中まで溜めたスタンプカードのように 

両親の愛の玩具オモチャと生まれぬる子の人生の哀れなるかな 

‪幸せになりたい手づかみで食べるナスのマリネのしみるささくれ‬ 

酸素自体 味がしないのは 世の常で それでもあたしは 甘味感じたい 

旺盛に僕は生きるよジェラートをそそり立たせる銀色のヘラ 

コンビニの明かりで燃えた網膜の、涙の膜で守られた箇所 

鋭いね 君の視線で 突き刺して 好きな感覚 蘇らせてよ 

片恋を諦めたって人間のあたしは海の泡になれない 

フレットを押さえるような自然さで約束交わす夜の講堂