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花粉症 副鼻腔炎 咳も出る 妻がコロナで トリプルかいな
4
止めといて 試練試練で のんびりと 現世楽しむ 余裕もないな
4
ステロイド 効かへんように なったなら 命危なし 喘息持ちは
5
スーパーで インスタントの ラーメンを 買って作って 食べたら薬
5
休んでも いいんですかと 館長に 尋ねてみたら いいよって感じ
6
「あれ等みな毒持つ花だよ」赤、青、黄。 「先生、それは悪意でしょうか」
4
北の地の未来ほほ笑む花もちの長き満ちるアリストロメリス
2
剣の葉と淡きの白と朱の花のイキシアへ抱く揺れる反相
2
真白きの五片の花と柔ら葉の一輪草へ追憶満ちて
2
夜の露に再び目覚め照る花よ真白き星のオーニソガラム
2
里山に何も求めず美を徹すままにほほ笑むおきなぐさかな
2
孝行の足りぬ私へ悲しみの溢れる紅のカーネーションよ
2
一歩ずつ母へと向かう純白のカーネーションの愛を抱きしめ
2
母親の涙思うと耐えられずテレビを消して何故だ何でだ
2
封鎖する?レインボーブリッジであるまいし海の血管ホルムズ海峡
2
どっぷりと水平線を焦がしては「また明日ね」と夕暮れなずむ
18
木塀より
覗
(
のぞ
)
く柿ありさながらに昭和の
磯野
(
いその
)
邸よと興じ
4
夜歩く知らない街は喧騒に膜がかかりて限りが見えず
5
父と子が
凧
(
カイト
)
飛ばして声を張る冷えた
強風
(
つよかぜ
)
これも良きかな
4
ワンタタン ワンタンタタタ タタタタン ワンタタタタン ワンワンワンタ
1
陽の
名残
(
なごり
)
集めて重き鈴なりの蜜柑は照らす冬の庭先
10
自分との約束の木は知らぬ間にたくさんの実を結んだのです
4
万が一品質に不都合があり春が来ないとなったら叫べ
7
眩しさで見逃していた目の前の開かれた扉を影で知る
6
健やかな重みありてかひしひしと空にひつぱられて梅咲けり
5
それなのに過ぎた日にある溜息は真面目であるほどに滑稽だ
6
姿勢よくかたく変わらずそこにいる家族とは鉄だ柱だ
6
こっそりと隙間に開く蒲公英よお前いったいどこから来たの
8
知らぬ間に辺り一切桃色に霞み崩れるはずだ愉快だ
4
みしみしと成長痛の音がする若き桜の伸びていく様
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