目も耳も 体中が 衰えて 悲しい気持ち これが人生
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子供らが 恐怖と怒号 抑圧に 耐えてる姿 戦前ですか
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薄墨流し 山の端かすみ 朧月 桜散る野辺に 坐して酒酌み 春を惜しみて
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うしろ髪 しなやかに揺れ 振り返り  香漂い しばし佇み  あおい春帰る
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川縁は 熊にとっての 生活路 この世は檻無き動物園
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情熱や夢や正義や何やかや 用量用法お守りください
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水に火に追われし人の今朝の顔 覆う手に既に苦は刻まれし
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微睡のゴルフ疲れや 黄砂飛ぶ 春の終わりは『東京砂漠』
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弟と 共に歩きし 雨男の あいだに見ゆる 傘の幻
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青きのする 校庭に 草取り自動の ラジオンカー
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ゆび先の 当たるつよさは 不安定 だけど気持ちは ショパンかリスト
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それぞれの軌道を見せてゆるやかにつばめ散開する町はずれ
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わだかまる胸のかたまりタップして「すべて12個のタブを閉じる」
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ひとと待ち合わせる朝の 浮き上がる今日の世界は 肩よりも上
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高機能紫外線加熱調理器具 ターンテーブルの上にいます
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何となくそこが海だというだけで 肋骨が開く心持ちする
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あなたには龍の雲ありしたたかに雨落とす影白々と立ち
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オオカゼガマチガイナシニチカヅクとまじない文様浮かぶ天気図
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今はまだ背景でゐる稲の穂のすこやかに待つ静かなる午後
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冬薔薇は静々面しずしずおもて上げるのみ一日一夜ひとひひとよを雑作なく過ごす
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ひと巡り東の空からやつてくるおはやうございますの一年
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この庇護に思ひ伝ふる事出来ぬまどろこし 暮るる空のやさし
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この時間デカフェ飲むのだ何となく身体気遣う私気取って
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生活の様式まずは野菜から食べる水飲み糖質減らす
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本日は我が家より出ぬ段取りで連休いみじうも好もし
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歩きつつ手袋外す如月の余白無くなる春近し待て
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食べるとは成果に至る行為なりこの確実で頼もしき事
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この場所は春のつもりにしましょうよことにこんなに冷たい日には
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冷たさの中ほのぬくい雨落ちてしとしと地に当たるひたひた
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訊かれたら出欠迷う会だけど声掛からぬは少し寂しい
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