よく見るとツツジの蕾並んでる 順番待ちを楽しむように
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海になる花韮の花一面の間引けば哀し風のささめく
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雨に濡れ一つ二つと落ちる花 庭はもうすぐピンクの絨毯じゅうたん
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行く末に重き果実る恵み秘め花梨の淡いもも色の花
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君にしてみれば いつもの夏だった 想いが届く わけもなかった
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いくつもの米粒ほどの笑顔よせ一つに和む小手毬の謎
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玄関を 開ければそこは ピンク色 忘れていたよ やわいということ / やっと開花🌸
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独眼の ハーフムーンは トタン屋根 あたかも海を 眺めるように
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徒桜あださくら 一まい一まい 降りてくる 絶望と 希望にゆれる メトロノーム
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雨上がり 川の両岸一面に 活き活きと咲く 野の花愛らし
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すれ違う回送電車に 脳みそを ひったくられてしまったようだ
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名の知れた地元企業が身売りする栄枯盛衰いつの時代も
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メンタルはアップできずにダウンのみ こんな美しい春というのに
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早苗田の空を写した水面揺れ早苗は育つ蛙待ちをり
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眠気冴え 余韻の冷めぬ 短夜みじかよは 君の返信 ただ嬉しくて
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衰えていく身を抱え 懸命に生き延び 傍にいてくれる愛犬きみ
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杖をつき 前行く老人 カートには 花束一つ ゆっくり揺れる
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すれちがう バスの運転手さんたちの 挨拶 見たくて いつもこの席
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夕立に なす術もなく 立ちつくす 信号待ちで 水行のごと
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家を捨て世を捨て流れ公園にホームレスのホームのない人バラを見ている
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雨後の風 マスクを取りて 吸い込めば お日様の香と 濡れた土の香
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おやゆびの姫のごとくにさき花ヒメシャラの笑み雨に濡れても \ 五月尽日
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春草しゅんそう息衝いきづいた その地に芽吹く 狗尾草エノコログサが 夏はすぐそこ/狗尾草=ねこじゃらし(^^)
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見上げると夜空の月が微笑ほほえんで 今頃君も笑っているね
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雨のカフェ 貴女と過ごした 4年前 貴女の顔を 直視できずに
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詠みつづける三十一字みそひともじに秘められた思考と記憶がうたになるまで
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登りきれば そこが楽園 かといえば わからぬままに 必死に登る
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パスケース 最初に渡した プレゼント 長く使われ 貴女に感謝
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ナツィストの肋骨より納まりぬ軍卒の襤褸なせるは憐れ
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車中での 貴女の横顔 独り占め その可愛さに 夢見ごこちに
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