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言外の意図お互いにミスリードしてすれ違う推察の罪
25
寝湯の
我
(
われ
)
BAARAが造る 水流に
以
(
も
)
て
枯
(
か
)
れぬ様 すこし踏ん張る
/
我もBAA
30
君の横 すでに女の 見えつらむ 無駄と知りせば 恋せざらましを
26
6Bの 鉛筆えがく 片恋は 輪郭ぼかし 素描のままで
11
凍てついたマンホール
避
(
よ
)
け駆けて行く子の頬赤い二月のはじまり
16
行き帰り フロントガラス 満月を 目印にして 取引先へ
30
コンビニで 買うか迷いし 恵方巻き 冒険できず 素通りし我
28
いつもなら隠さず物言う賢人の言わぬ本音に優しさを見る
51
カサついた くちびる見つめ 今夜だけ 映画のような 君を信じる
13
夜が明けたことにも気づかぬ君と月 気づいているのは朝焼けと我
13
夢のなか紡いだはずの言葉たち夜明けの空に消えてしまった
29
白き鬼 心に飼いたる 哀しみに 豆つぶて打つ
明日
(
あす
)
は立春
29
やっぱりね住めば都だ 片付けを終えて眺める新しい土地
42
「『ナマコ好き』ってワイの一番あかんやつ」言ってみたいな軽い調子で
12
来年も一緒にいたい そんなにも 大きな願いであることもなく
25
離陸して 夜間飛行の 窓外に 見える灯りの いずれかに君
13
将来を見て酸いも甘いも言えぬから「自分らしさ」と呟いている
9
(※ 恋に長し愛に短しこの距離は「中途半端」と訳してもよい)
14
通学路 やけに小さく 見えた秋 こんな風に大人に なってくのかな
11
方角も 無言もなしの 恵方巻き 美味しく食べて 幸せであれ
27
初めての古着屋ひとり向かう冬 若草通りに告げし春の
音
(
ね
)
13
逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ これ以上嘘をついたら総理になっちゃう
15
ニッコリと営業スマイル手を振って真顔に戻るサロンスタッフ
24
春風と遊ぶわたあめつれもどす道中ぼくはきみに出会った
19
全容の分かっていない細胞を何十兆も抱えて生きる
35
ストレスが たまる日々でも 気遣いを グリーンスムージー 気休め程度
23
立春にこはるの様な赤子来て三歳の君姉さんになる
12
牡牛座の双子の猫に癒されて あなたの
詩
(
ウタ
)
にほっと一息
19
覇気が消え 雪と寒さに丸くなる
筋肉
(
よろい
)
消え失せ ただのアル中
19
公園の南天の実はおおかたに喰い尽くされて立春迎ふ
34
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