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推しが
嫁
(
い
)
く また裏切るの?糞女が いいよ。シェリルは永遠だから
17
「いいね」より温かいのは三十一文字スマホの中に咲く花の雨
31
「半世紀、何もないわ」と独り言そこから始まる記念日がある
32
ふつふつとキンカンの実を煮含めるパンチの効いた香りの中に
30
十八の冬はつらくはないですか?ぐっすり眠る夜もあれかし
13
寒風に負けるもんかと下向きの椿の花が一輪二輪
18
眠れずに記憶の海を漂ってこの人生もわるくはないと
20
風に乗り空より落つる風花を飽きずに掴む子は小さき手で
45
健診の三日前からしおらしく過ごしてみてもほぼ意味がない
31
日は過ぎるものではなくて送るもの今日を大事に送れますよう
25
放課後の音とにおいが好きだった心パンパンだったあの頃
20
棺桶に花敷き詰めて春のよな人だったから私の祖母は
53
雪の上をスノーボートと共に行く 昔吾子乗せ 今ゴミ出しへ
17
安心は見慣れた景色感動は見知らぬ景色 靴ひも結ぼう
42
人の世の 如何なる言葉 より君の たつた二文字ぞ いかに嬉しき
29
この道を選ばなければ…なんてまだ言ってる私しっかりしろよ
21
ヒイッヒイッと名残りの柿にひよどりが飛んで帰ってまた大騒ぎ
17
初雪が名残りの柿を白く染めめぐりそこねた季節を隠す
22
選択し洗濯してのくりかえし心のシミは落ちにくいから
18
カ―テンを開けても外はまだ暗く月と星との時間の
最中
(
さなか
)
20
そういえば授乳の頃も思ってた せめて一晩ぐっすり寝させて
19
父母
(
ちちはは
)
と弟たちと住んだ家ドアを開ければみんないるよで…
25
小寒に黄砂が春を連れて来る ダウンを脱ぎて散歩に出るか
17
すれちがう受験の子らにガンバレと心の中でエールを送る
23
越前と近江を越えて雷鳥は 摂津の国にちゃんと着いたり
21
一筋の祈りみたいな名前やね「のぞみ」私は東京へ発つ
22
やっと来た群れ作らずも良き時代 至福となりや一人の時間
42
ヤンキーの定義がどうもちゃんみなのような気がする母の中では
27
習い事ともに学びし青年の病いに伏せつつ
心痛
(
しんつう
)
きわむ
18
病みて臥せば 枕は砂漠の砂となり
埋
(
うず
)
もれ星と 眠り落ち行く
25
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