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来し方の出逢い全てが星となり瞬いている真冬の銀河
46
ゆるやかな丘の連なる英國の夏の夕べはどこか哀しき
12
モノクロの雑踏掻き分け上野口 デッキの雪さえ心
温
(
ぬく
)
く
9
音痴でも構いやしない気持ち良く歌う息子のもう見れぬ過去
22
人知れず春の種蒔く人のよに雨はそぼ降る日の出の前に
44
字が綺麗それだけなのに得をする人柄までも綺麗みたいに
44
祈るよに
抱
(
いだ
)
きよせるよ言葉にはならぬ気持ちに突き動かされ
38
誕生日おめでとうとは嫌味かと迷いながらも飛ばす飛行機
18
枝先の
蕾
(
つぼみ
)
見ながら 手入れする 梅の老木
風花
(
かざはな
)
が舞い
27
池のすみ氷張らずに残りたるわずかな場所に鴨のひと群れ
28
わたくしは母であります女です
齢
(
よわい
)
五十をとうに過ぎても
23
丸くなり風を受けつつ眠る猫
撫
(
な
)
でたくなるよな背中をむけて
39
松の木の敷き詰められた葉の他にあれだけの風も跡は残らじ
20
寝転がり床に射し入る陽だまりに手を伸ばしたら春つかまえて
27
空見つつ結露の窓を拭きながら真冬日の月惜しむ僕あり
28
部屋
灯
(
あか
)
りパチリとつけて夕刻を夜へと変えて
夕餉
(
ゆうげ
)
の支度
44
生姜ねぎきびしい季節もあと少しお守りとして日々使いつつ
19
待ち切れぬ信号の紅向う岸 君の背中はもう第三者
11
もう
明日
(
あす
)
か。予定持たない休日は意味を持たない日々と似ている
25
夜更けにてカップヌードル食いたくて湯気まで食いぬ寒さ避けつつ
23
あの時に家出できずに律儀なる吾にいまさら馬鹿と言いたい
21
腰丈
(
こしたけ
)
の髪を背中で切ったけど誰も気付いてくれないものね
22
おそらくは我が
家
(
や
)
の歴史一の値のお米大事に炊きあげて
食
(
は
)
む
28
作業着の 破れ
繕
(
つくろ
)
う 針と糸 妻が
遺
(
のこ
)
した 白い裁縫箱 /糸通りません😓
23
愛犬と歩いたこの道この階段 思いを馳せる 戻らぬ日々に
42
蓋開かぬ油絵の具を裂いて描く剥げた床など修復のため
15
風邪をひく子供のわたしひざ小僧うわんうわんと泣きたくなるよ
17
リビングの
窓際
(
まどぎわ
)
ひとり陣取って 陽光の下刺し子進める
30
決まってる人生何周回っても いつも貴方は私のヒーロー
19
前下がりボブがめっちゃ憧れで 今週日曜カットに行きます/羨ましいです ひさかた乃様
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