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アンガジュとかいつの時代のはなしなの ぜんせかいよりきえたきみたちの
1
きみ達へ国はひらかれていないからウィダーウィンゼリーのような歌をつくろう
2
居ないのと同じ だからなにって追い出してひとりもホームレスがいないきれいな街
1
お岩さん冥土喫茶でバイトして出すドリンクはいつも伊右衛門
3
この街に雪は降らねど 積もったと君が囁く電話越し 冬
13
これまでの自分をいくら赦しても今日の自分が罪を重ねる
15
秒針が針もないくせ音立てて責めるあと幾時間寝れると
1
ズルズルと尻尾引きずりボロボロの猫冷え冷えの廊下南へ
3
やな奴に絡まれてたと延々と延びる木通の蔓は手ごわい
4
クリームは手に余るほどたっぷりとすり込みましょうアレ切れぬよう
1
切り口に沁みる冷たい新鮮な塩素の水で育て人参
2
ほっとけばなんとかなるが瓦解する緻密の粋の滲みの汚き
3
捩じ込めばささくれ条の抗いが漏れて蒸気の目論見を断ち
2
悪かった来たばっかりで既にさえ馬鹿になるなよなりかけの螺子
4
お手頃がなかったもので君のこと茸トレイに入れて育てる
2
なぜきみは
他
(
ひと
)
のおしりのにおいなど嗅ぐのかチビを問い詰めてみる
6
つい飲んでしまったんだと萎んでる練乳チューブ右の手のひら
3
自爆装置が作動しましたゔぃんゔぃんという中まだ寝れていない
2
ああなんて
短い
(
長い
)
一日だったな
(
一日だったこと
)
昼の記憶が無いほどに
(
無為の時間をひたすら耐えて
)
2
無視すると立ち上がっては俺の肩トントン叩く猫の手痛い
4
ああ怖い怖いぞ怖い食うほどに満面笑顔俺の下腹
4
朝負けて起きては負けた夜負けて一日負けて今日はどうだろ
4
ミサイルが落ちるとしたら屋内に避難するのか風呂桶の蓋
4
なぜこれを選ぶのだろと文字面を妖艶なまでくねる平仮名
4
灼熱は信号線も焼き尽くし根性だろな操作できてた
3
ああこれはCPUを焼いちゃったときのあれれにとても似ている
5
難しい「なかなか」上手くいかないの「なかなか」がかなりの「なかなか」だ
27
お役に立ちませんでにそうでしたねと返されるニュートラルな日々
5
喉刺さる鯖骨痛し取れもせず前歯無ければ魚食うなよ
2
濃ゆいのにしろと前行く白セダンホワイトアウト無理言ってみる
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