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私には特権なのさ思うまま悩み苦しむすべてが自由
2
早朝の先頭車両で戦闘中 私の揺れが電車の揺れだ
2
また歌集出すの
?!
やめてよねえあなた退職金が底尽きそうよ
2
寒すぎる!ジャージの下で冷える肌 歩いてるときは暑かったのに
2
木漏れ日のなんて書こうとしたけれど私あなたを意識しないの
2
咲き誇るほうじゃなくて道端の積もった花弁を見る人が好き
2
生きる道同種同族同じ顔はずせない枷止めれない嘘
2
春の宵 霞かかりて 朧月 その影射し 桜舞い散り 水なき空に 花いかだ
2
どっぷりと水平線を焦がしては「また明日ね」と夕暮れなずむ
18
わだかまる胸のかたまりタップして「すべて12個のタブを閉じる」
6
ひとと待ち合わせる朝の 浮き上がる今日の世界は 肩よりも上
8
高機能紫外線加熱調理器具 ターンテーブルの上にいます
4
何となくそこが海だというだけで 肋骨が開く心持ちする
12
彼
方
(
あなた
)
には龍の雲ありしたたかに雨落とす影白々と立ち
7
オオカゼガマチガイナシニチカヅクとまじない文様浮かぶ天気図
5
木塀より
覗
(
のぞ
)
く柿ありさながらに昭和の
磯野
(
いその
)
邸よと興じ
4
夜歩く知らない街は喧騒に膜がかかりて限りが見えず
5
父と子が
凧
(
カイト
)
飛ばして声を張る冷えた
強風
(
つよかぜ
)
これも良きかな
4
冬薔薇は
静々面
(
しずしずおもて
)
上げるのみ
一日一夜
(
ひとひひとよ
)
を雑作なく過ごす
3
ひと巡り東の空からやつてくるおはやうございますの一年
5
この庇護に思ひ伝ふる事出来ぬまどろこし 暮るる空のやさし
3
この時間デカフェ飲むのだ何となく身体気遣う私気取って
6
生活の様式まずは野菜から食べる水飲み糖質減らす
4
本日は我が家より出ぬ段取りで連休いみじうも好もし
4
歩きつつ手袋外す如月の余白無くなる春近し待て
6
食べるとは成果に至る行為なりこの確実で頼もしき事
7
この場所は春のつもりにしましょうよ
殊
(
こと
)
にこんなに冷たい日には
7
冷たさの中ほの
温
(
ぬく
)
い雨落ちてしとしと地に当たる
音
(
ね
)
ひたひた
4
訊かれたら出欠迷う会だけど声掛からぬは少し寂しい
6
動脈の叫び胸から流る「赤」ドクリドクリ今生きているか
3
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