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珈琲の向こうに君の笑い顔 世界をちょっと許せてしまう
31
一人では 立てぬ背骨を 寄せ合って 「自立」のふりする 群れの醜さ
12
めでたしと終わらぬ粋なストーリー再び誰かが紡ぐ時まで
25
ハイ!チャイナ!宮廷ドラマに胸打たれ僕なぞ出る幕のない美麗
11
金ローの魔女宅録画見つからずキキに会いたくTSUTAYAに走る
20
たくましき 大樹に注ぐ 月あかり 零るる泪 乾かし給ふ
16
夜の雨 種蒔き時に 慈雨となり お日様伸びて 大地たりなむ
17
重き荷を ズシリと背負う村仕事
一年
(
ひととせ
)
無事にと神棚拝む
30
日の本の 四季の光と風と水受けし桜は 春の舞台へ
34
輝く
芽
(
目
)
花
(
鼻
)
は赤らみ
葉
(
歯
)
が光る 笑う顔には 一面の春
9
芽吹く風 淡紅揺れて 山桜 いま
解
(
ほど
)
けゆく 一本の春
17
振り絞るような 母の涙声 耳を離れぬ 「バイバイ、ミクちゃん!」(タヌ猫の本名)
26
盛りには白くかがやく木蓮が燃えさしのよに何で散るかな
26
春光を浴びつ バス通りを
過
(
よ
)
ぎり 落葉樹には
萌
(
めぐ
)
みぬ新芽
29
こんなにも 電波時計を 狂わせて お互い知らない 月曜の朝
17
生まれ落つ憂しと云ひつつ泡沫の浮世に生まれ返る愚かさ
12
指さしてずどんと引き金引いたらば大雪山に夕焼けおちる
27
「危ない!」を三分ごとに叫ぶ母 僕が初心者マークといえども
31
飴にお茶ノドに流され食道に詰まる感覚よもやの事態 (そのうち溶けるかぁ💦)
22
帰りぎわ女性の飴に浮かれお茶ゴクッと飴は喉に嵌って (やっと消えました💦)
21
スギ終わりヒノキまでの隙突いて布団にうららな陽をたっぷりと /花粉はまだ続きます…
28
夜更けて臥したる義母の爪を切る 欠片はカサと紙に落ち音は
静寂
(
しじま
)
に落つるなり/間違え🙇
12
桜の木山手通りに立っていて入学生を歓迎してる
14
密
(
ひそ
)
やかに降る春の雨 花開き浮き立つこころ鎮めるように
28
灯台のオレンジ色が雨にゆれ寂しさつのる夕暮れの浜
18
月夜野
(
つきよの
)
は今はなき町 ただ歌を詠むためにあれ文字も響きも
17
ヒトよりも聡い耳に聞く飛行機が毎日のことになりませんように/うちの子へ、NOWARBUNNY
8
昨日まで蕾も今日は咲いていて眺める吾は歩みを止めて
13
間際まで宿題しない夏休み
爺
(
じじい
)
の今も変わっちゃいねえ
22
春の日にキャベツ畑のモンシロチョウひらひら舞いて卵産みつけ
14
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