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バブルだった。 氷河期がきて ミレニアム、 Zときたか 雪の日の晴れ着
/
成人の日
35
ふつふつとキンカンの実を煮含めるパンチの効いた香りの中に
30
風に乗り空より落つる風花を飽きずに掴む子は小さき手で
45
健診の三日前からしおらしく過ごしてみてもほぼ意味がない
31
日は過ぎるものではなくて送るもの今日を大事に送れますよう
25
放課後の音とにおいが好きだった心パンパンだったあの頃
20
棺桶に花敷き詰めて春のよな人だったから私の祖母は
53
雪の上をスノーボートと共に行く 昔吾子乗せ 今ゴミ出しへ
17
安心は見慣れた景色感動は見知らぬ景色 靴ひも結ぼう
42
人の世の 如何なる言葉 より君の たつた二文字ぞ いかに嬉しき
29
居るだけで役に立ってる植物にあこがれを抱く今日はそんな日
33
この道を選ばなければ…なんてまだ言ってる私しっかりしろよ
21
ヒイッヒイッと名残りの柿にひよどりが飛んで帰ってまた大騒ぎ
17
初雪が名残りの柿を白く染めめぐりそこねた季節を隠す
22
選択し洗濯してのくりかえし心のシミは落ちにくいから
18
カ―テンを開けても外はまだ暗く月と星との時間の
最中
(
さなか
)
20
そういえば授乳の頃も思ってた せめて一晩ぐっすり寝させて
19
父母
(
ちちはは
)
と弟たちと住んだ家ドアを開ければみんないるよで…
25
すれちがう受験の子らにガンバレと心の中でエールを送る
23
越前と近江を越えて雷鳥は 摂津の国にちゃんと着いたり
21
頑張れはもう聞きあきたはずだからいちご大福そっと手渡す
28
お金では私の傷は治らないこのトラウマも脳障害も
29
やっと来た群れ作らずも良き時代 至福となりや一人の時間
42
その努力復興なんて言葉ではあらわせるまい三十余年
23
千切れゆく毛糸の端のそれぞれを私みたいな夫婦と思う
29
ヤンキーの定義がどうもちゃんみなのような気がする母の中では
27
習い事ともに学びし青年の病いに伏せつつ
心痛
(
しんつう
)
きわむ
17
前世の 記憶を
垣間
(
かいま
)
見たような 霧と光を
絡
(
から
)
めたる風
25
負けるまで続けてやると言いたいが一度も勝ったことのない古希
26
これからが これまで決める 苦しみを 御恩に変えて 滅度に至る
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