いろいろを色とりどりに彩るは「いいね」「いやね」の色違いらし
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押し寿司の押し殺したる旨さかな型枠の内躊躇いの果て、
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雨水なる 季節は移ろゐ梅咲けど 未だに寒し春は何処に
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連休の中日のありてやさしけれカフェインレスにこころね休め
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息子らと離れて暮らすことにより 互いを案ずる絆強まりぬ
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あおぞらにじめんからとびこんできえてしまうとりをくしゃみせずみた
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席を去る人のせなにし履歴とはたれかと共に在りし日ならむ
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窓辺にて微睡まどろむ猫を 起こさずにコロコロ使ひ しづかに掃除/粘着カーペットクリーナー😺猫の日
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泣きながら腕に噛みつく吾子を抱き白き歯のあとその背をさすり
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自らが ゴミ溜めに落ち 観たものは 自分が捨てた 大切なモノ
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年老た犬抱き散歩 春色を咲かす 公園のカワヅザクラ
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ジャンバーを着ない散歩が続いてる花粉も舞ってる春はもうすぐ
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買物に 作業着羽織る 吾の姿 妻は空にて 怒っているか?
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プリプリはエビチリの意を表して君の頬には不足している
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手に取ればシール貼られたモンブラン産声上げた日の母の顔
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泣きながら震える声で「お母さん、今行っていい?」察するに余る
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おもひよりはやきながれの事の端をすくわむとあむ言の葉のあみ
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ようやくにカフェインハイの醒めたれば静寂しじまに疼く消去デリート念慮
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春来たり 水の冷たさ 和らいで 朝の空気も 私に優しい
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除雪目印めじるしの棒のテープははためいて曇り空行く白鳥幾多
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南風はえ吹きて予報は伝ふ五月並み ベランダに出て確かめてみる
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感覚で投じる票の危うさよ思考を捨てる流浪の文化
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「もういい」と夫のことば遮りて目の前の河みないふりする
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咲いてもた 小手毬こでまりの花も びっくりの  あのさぶい冬 どこ行ったかなぁ
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ゆうやけを じっとみている ちま猫ちゃん このままずっと いっしょにいようね
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前髪に予報にたがふる雪さやぐ 凍つる美濃路の濁り酒かな
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パン祭り 一日二日 お休みし ラストスパート のこり7点
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暁の豪雨は街を洗浄し 朝の南風はえは滴を払ひぬ
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「かなしい」を泣き言でなく芸術に嵌めたい僕の、ゆらゆらが、好き!
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にぎやかな孫らの声の届かぬに春一番吹くふたりの今日は
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