多忙なる 一日ひとひの終わり 静寂が クールダウンを 吾に施す
29
十年後 大丈夫だよ 伝えたい 十年前の 不安な君に
29
免疫を 上げる為には 笑うこと 笑ってなかったと 母笑ふ
29
地に落ちた葉にも命があったこと描けば光るわたしの絵筆
18
沖縄の 黒糖入れて かぼちゃ煮る 体に優しい 自然の甘さ
30
一日にほんの小さな一錠で脳梗塞を逃れてる母
32
子に会えぬ 淋しさ募る 仕方なし 他人ひとの命を 救う為なら
31
柿キウイ芋を食べ終えしりとりに気付き一人で大ウケする朝
25
喜んだふりして要らぬカレンダーを貰うも恒例行事となりぬ
26
君想い 長く伸ばした 後ろ髪 引かれてどうも 断てないのです
31
多忙にて 休憩取れず イブの夜 番宣に来る サプライズあり
25
年末も 休むことなく 働いて 流行語には 負けぬ働き
30
月に雪 尽きぬ夜の雪 みちゆきに ことのはのゆき うつせみのはて
24
集まり後いまだ一人の反省会 損だと思ふこんな性格
45
叱られてばかりだけれどプレゼントちゃんとくれたよやさしいサンタ
28
新しく 挑戦するに 年齢は 壁にはならぬ 自分に問ひて
30
凛とした 空気の中を 通勤す 向かい風でも 日差し暖か
26
聞こえればほっとしているふすまから母のいびきが延び緩やかに
34
病室の壁があまりに白すぎて何かぶつけてやりたい夜更け
18
眠れずに二時間いいえ三時間白い病室繭にはなれぬ
15
来年の まっさらな手帳 用意して 夢と希望を 思い巡らす
35
母の居る 空へ届けと ブランコを 力の限り 漕ぐ星 野原ほしのはら
30
落ちた量だけ高くなる砂時計の山も戸惑うわたしの未来も
12
最近の家電はシュっとし過ぎてて電源入れる術が分からず
30
墓参り ご先祖様に 挨拶す 幸も不幸も 引き受けますと
28
寝たきりで稼げる訳を読み取れば金と頭脳に恵まれていた
25
年末に車車車車車車車車車車車車車車という字を脳内に書き尽くす
7
汗かいて 泣いて笑った ひととせが 静かに閉じる 令和七年 
25
期待値が上り過ぎたかプロ仕様 我が家の汚れプロ負かしたり
37
臆するな誰もが他人に興味無し だから背筋を伸ばし歩けよ
21