「心配と 心遣いは 違うのよ」 この仕送りは 生存確認
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夫婦喧嘩 年末年始も 変わりなく これが我が家の 通常運転
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我が妻の 悪口雑言 なかりせば 体調優れぬかと ひそかに心配
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どこまでも 上り詰めては きているが いかにも勝てぬ 妻の強さに/私はまだまだ未熟
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ありがたや 勝てぬ相手が いることは おかみさまさま 拝み奉る
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今朝の妻 「あなたの親切 私迷惑」 寝起きの我に 刀一閃
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ご立派でご長寿なのに幸福か皇居で暮らす盆栽に聴く
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「任せろ」と豪語したけど海賊が船酔いしてるような有り様
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ストレスの溜まった我の老体に気づかぬふりし夢は果てなく
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蟲が沸く 新年早々脳腐り アイツの性器切り落としたい
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靴底の溝に嵌まって出てこない どれほど我をおもうかこいし小石/恋し 
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正月の海鮮を求め納税す 故郷こきょうはひとつふるさと無限
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雪の紋 貼りつけ走る 車窓から 大雪山だいせつざんの 気高き稜線
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ただ焦がれ貴方に会えたそれなのに 遠く掴めぬきみの手のひら
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公園の敷地半分削られて なんとか残った遊具のパンダ
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ひび割れた 吾の手のひらの ぬくもりで いやせるものが 有るのだろうか?
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この上なく 遠いお空に 下弦の月 むせび泣くよう 寒夜かんやに揺れて
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大家らの寝静まる朝ひとときの 安寧求めジャズなど流す
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名前負けしてる気がするこのメダカスーパーミユキわりと短命
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やしなひし ぬくめたお粥「うんめえ」と 妻が遺した 最後の笑顔 /翌日介護終了
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情熱パッションは人並み以上と自負してる ごめんあそばせ丙午ひのえうまなの
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風禿かぜかむろけふは雪夜を触れけど まろきたもとに匂ふ梅の
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不登校のぼくの心に軟膏が浸みてくような祖父の雑談
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楽しいと思えるうちが華ですね 爪の手入れや日々のお化粧
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推しがく また裏切るの?糞女が いいよ。シェリルは永遠だから
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闇にいる あなたの気持ちわかります、いつまで経てど終わらぬ吐き気
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あの日から変わらぬアイに侵されて もう3年か、凶器は絶えず
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バブルだった。 氷河期がきて ミレニアム、 Zときたか 雪の日の晴れ着 / 成人の日
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我慢など 美徳でなかった 痒いから 討つよ注射を 一本弐萬の😤 / ミチーガ治療
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棺桶に花敷き詰めて春のよな人だったから私の祖母は
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