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雪解けの 春の鼓動を風に聴く 桜舞い散るせせらぎの路
28
やっとこさ子らの進学準備終え次は自分の異動の準備
22
青バナナ吊るし置くうち黄に熟し やがてあばたの天人五衰
23
球音がカキーンと響き弧を描き光をキャッチ勝ち負けはなし
15
今週の五枚のシャツに火熨斗かけ いろいろなこと平らに均す
24
青い首輪
セーフティロック
(
安全装置
)
で 行方不明 キジシロちゃんには 青も似合うよ
21
がんばって大きくおなり 甥っ子よ ひなどりのようについばむおくち
11
土に舞ふ花弁さへも溝口の定まるところを知るがごとくに
12
炎症が どこか臓器に あるような けだるさ続く 花の咲く頃
22
「おばさん」と いう語が物議 かもすなる 語彙の痩せたる 貧相な国
18
下の句の 係り結びの 間違いも 敢えて言うまい 歌がよければ
15
突然に春の季節の底が抜け咲くや咲くやの祭りとなった
27
イスラエル
「Air raid」
(
空襲警報
)
鳴り響き
裸の王の
(
トランプさんの
)
撤退迫る
15
雪折れせし桜の小枝に八重三輪。すでに花瓶は春盛りなり
15
安納芋 蒸して焼き目を 付けたなら 甘くてホッコリ 優しい味に
32
人生に今日がなくとも困らないやうな1日をする真面目さ
9
愛されていた君ならん関取のようなる息子 泣き崩れさせ
26
もうすぐに春が来るのも待てないとカタクリの咲く丘も見ないで
29
暴君は 因果律など 空っぽで 「君が好きだよ」⇔「良きに計らえ」
11
さりとてものどかなりけりこの春をかぎりとすらむ
終
(
つひ
)
のひとひら
15
「粗大ゴミ」 「日常のゴミ」 「古い家」 厄介なのは お前だ俺か
13
AI
(
エーアイ
)
さん 君は賢い 賢すぎ 時に大ボケ 君ギフテッド?
11
春の
明日
(
あさ
)
黄昏
(
たそがれ
)
し想い 吹き返し 新たな希望 我に巡り来る
21
しとしとと窓の雨粒眺めながらコーヒーを飲むお湯を沸かして
15
明日から 君と離れて過ごす日々 きょうは一日くっついて居よ /入院前日 愛猫へ
29
春だなと思うにおいは泥と土畑鋤き込む堆肥の香り
23
生活は 日々のタスクの 繰り返し 手をかけるもよし 抜いてもいいよ
20
思い出す「さぞ重かろうお前さん」肩書を見る祖母のつぶやき
12
窓からの陽射しは膝に熱を射て 開けっ放しで車ころがす
18
掲げたる民族自決の正論は 常に戦の火種を孕む
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