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炎症が どこか臓器に あるような けだるさ続く 花の咲く頃
22
「おばさん」と いう語が物議 かもすなる 語彙の痩せたる 貧相な国
18
下の句の 係り結びの 間違いも 敢えて言うまい 歌がよければ
15
突然に春の季節の底が抜け咲くや咲くやの祭りとなった
27
イスラエル
「Air raid」
(
空襲警報
)
鳴り響き
裸の王の
(
トランプさんの
)
撤退迫る
15
雪折れせし桜の小枝に八重三輪。すでに花瓶は春盛りなり
15
安納芋 蒸して焼き目を 付けたなら 甘くてホッコリ 優しい味に
32
満開の
桜
(
はな
)
のもとにて 我もまた 息絶えてみたし 望月の頃
27
人生に今日がなくとも困らないやうな1日をする真面目さ
9
愛されていた君ならん関取のようなる息子 泣き崩れさせ
26
もうすぐに春が来るのも待てないとカタクリの咲く丘も見ないで
29
暴君は 因果律など 空っぽで 「君が好きだよ」⇔「良きに計らえ」
11
さりとてものどかなりけりこの春をかぎりとすらむ
終
(
つひ
)
のひとひら
15
「粗大ゴミ」 「日常のゴミ」 「古い家」 厄介なのは お前だ俺か
13
春風に花酔い人の波よせて『焼きビール』てふ幟はためく
15
春の
明日
(
あさ
)
黄昏
(
たそがれ
)
し想い 吹き返し 新たな希望 我に巡り来る
21
春だなと思うにおいは泥と土畑鋤き込む堆肥の香り
23
生活は 日々のタスクの 繰り返し 手をかけるもよし 抜いてもいいよ
20
幼な子を未来につなぐひかりかな 飛行機雲は桜の空へ
18
思い出す「さぞ重かろうお前さん」肩書を見る祖母のつぶやき
12
窓からの陽射しは膝に熱を射て 開けっ放しで車ころがす
18
掲げたる民族自決の正論は 常に戦の火種を孕む
19
庭先で 土筆とふきのとうを摘む 後の手作業も たんたん楽し
20
昼休み会話が弾み気がつけばあっという間に1時となった
9
公園の 二股桜 咲き盛り ドッジボールの 球が飛び交う
17
阿保のまま 生き死にせよの定めなり 目出度くもなく赤飯を炊く
9
花見へと一三八タワー駐車場どこもかしこも満車満車
23
あの頃を妻と重ねる桜かな 腹ばいに駄々こねる子のいて
15
5分間休憩中にコーラ飲む自転車旅の唯一の甘え
15
桜並木を背景に ランドセル
背負ゐ
(
せをい
)
し子 カメラ見て
含羞
(
はにか
)
み
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