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正月の海鮮を求め納税す
故郷
(
こきょう
)
はひとつふるさと無限
9
公園の敷地半分削られて なんとか残った遊具のパンダ
29
雑音を吸い込みながら降るけれど雪は白色静かに積もる
31
ひび割れた 吾の手のひらの ぬくもりで
癒
(
いや
)
せるものが 有るのだろうか?
34
初恋に再会したらばあちゃんの愛はしつこく「めちゃくちゃいいね」
16
大家らの寝静まる朝ひとときの 安寧求めジャズなど流す
19
名前負けしてる気がするこのメダカスーパーミユキわりと短命
26
養
(
やしな
)
ひし
温
(
ぬく
)
めたお粥「うんめえ」と 妻が遺した 最後の笑顔 /翌日介護終了
55
情熱
(
パッション
)
は人並み以上と自負してる ごめんあそばせ
丙午
(
ひのえうま
)
なの
37
風禿
(
かぜかむろ
)
けふは雪夜を触れ
往
(
ゆ
)
けど まろき
袂
(
たもと
)
に匂ふ梅の
香
(
か
)
27
不登校のぼくの心に軟膏が浸みてくような祖父の雑談
31
少しずつ 距離を置こうと してた事 わかっていたよ 今元気かな
12
初めての 血液検査 小学時 緊張しすぎ 倒れトラウマ
12
カッコいい 現代女性 形なり 凛としている クールビューティ
8
臨時収入喜ぶきみが真っ先に大人買いした果汁ぐみ
11
空洞のある老木なれどポツポツと白梅咲けりぬくき日差しに
35
居るだけで役に立ってる植物にあこがれを抱く今日はそんな日
32
酒を飲み 杯を汚して 糧を得る 君の笑顔だけが頼り
10
来ぬ人を 長く待ちつつ
寝息
(
ねいけ
)
はく 富士のこずえに 白が消えつつ
11
青き空 柔らかく浮く 白き雲 秘めた
霹靂
(
へきれき
)
晴れを
霞
(
かす
)
ませ
13
日に三度、犬を吸わねば生きられぬ さふいふ身体にいつしか成った /犬好き
24
ジーンズと トレーナーを 着て眠る やっと感じる 君のぬくもり
9
寒い部屋 外から雪が つもる音 また一人かも まだ続くかも
12
ボクを噛む 黒く醜い カラスさえ 誰かの孫の
愛
(
う
)
いシマエナガ
11
ボクの住む
山
(
いえ
)
をけずって かまわない キミの子の肉 ボクもけずるね
7
思い出が まだ とんがっていて入れない 部屋の中にも 午後のお日さま
54
頑張れはもう聞きあきたはずだからいちご大福そっと手渡す
27
怨み節直球投げても良いのなら数多飛び出す堪忍袋
30
親なんて自分を棚に上げないとできないものとつくづく思う
23
このドリア
不味
(
まず
)
かったっけと 僕が言い クスッと笑う 君は
陽炎
(
かげろう
)
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