おめぇ 誕生日だんべぇ ほれお前 今日誕生日だろう ほら」と 刺身の御馳走こちそう…「母」母たる由縁 /本人 忘れてました😅
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ごきげんの 朝体操の 帰り道 歩み止まらず 四キロ来ており
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陸奥みちのくの 花の盛りを 見ぬままに  時は過ぎ去り 十五年
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春場所 夏場所前に 父は逝き 弔事切手の 紫 悲し /一周忌準備
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街明かりと 星の灯りの ボーダーで グズグズしてる 春分け近し
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梅園の 寂しあでやか 薄れ日に ねた小鳥や 春はほのかに
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タニマチの思い切なき横断幕「平常心なら 一番つよい」
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悲哀とは 幸福たちの 存在を  証明し得る 唯一のもの
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カラオケで A I頼みの 選曲び 気づけば我が夫 昭和に戻る
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歴史上生まれた人の総計は千百七十億人といふ
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桜色の 夢見しばかりに ゆうべ まで 乙女心の 封印を解く
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並ぶほど愛くるしいは雀なり後光を受けてわれにおはよう
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クシナダは 春の陽を浴び プラチナの 光りを放つ つるぎ のような
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春祝ふ君に分かちしヒレカツの熱伝はりて頬も桃色
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小さい頃こわかったことはいつまでもこわいと知った叔母さんの夢
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駅降りて 人々は散る それぞれを 待つ暖かな 灯りを求めて
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だんだんと家族のような気がしては風呂掃除終えうたかた覗く
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聖人のように微笑み対応す我のこころは我のみぞ知る
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二年経ち 君 追う様に ミモザ枯れ 温む春風 遊ぶ残り葉
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蘭の花 ほったらかしの 二十余年 ふと気づきたり 子の育ちにも似て
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幸運を祈っているよ自らの春を目指して飛立つツグミ
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三年前うたよみんで閉じた日々詠みをここに出会えて再開する春
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眠りから 気合いを入れて 起きる朝 アプリおみくじ 大吉嬉し
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賭けとして入れずにおいたガソリンが二十七円安くなった朝
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大切にしてもらったね先生にいつかどこかでまた会いたいね
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卒業を見守る親の列長く親の歩みも一段落か
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標準語しゃべる男の声だけがローカル列車の旅をじゃまする
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山せまり川が流れてふるさとの駅はもうじき二時間の旅
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ブッフェとは呼ばずバイキングというホテルで今夜家族と過ごす
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「元をとるためだよ」と朝四度目の風呂に入りてこの歌を詠む
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