人生に今日がなくとも困らないやうな1日をする真面目さ
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愛されていた君ならん関取のようなる息子 泣き崩れさせ
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もうすぐに春が来るのも待てないとカタクリの咲く丘も見ないで
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さりとてものどかなりけりこの春をかぎりとすらむつひのひとひら
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「粗大ゴミ」 「日常のゴミ」 「古い家」 厄介なのは お前だ俺か 
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春の明日あさ 黄昏たそがれし想い 吹き返し 新たな希望 我に巡り来る
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しとしとと窓の雨粒眺めながらコーヒーを飲むお湯を沸かして
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春だなと思うにおいは泥と土畑鋤き込む堆肥の香り
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生活は 日々のタスクの 繰り返し 手をかけるもよし 抜いてもいいよ
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思い出す「さぞ重かろうお前さん」肩書を見る祖母のつぶやき
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風そよぎ背広の肩に舞ひ降りし 桜の花は払わずに行く
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窓からの陽射しは膝に熱を射て 開けっ放しで車ころがす
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掲げたる民族自決の正論は 常に戦の火種を孕む
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庭先で 土筆とふきのとうを摘む 後の手作業も  たんたん楽し
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昼休み会話が弾み気がつけばあっという間に1時となった
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公園の 二股桜 咲き盛り ドッジボールの 球が飛び交う
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バス停前満開の桜実家から家に帰るわれ見送りぬ
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あの頃を妻と重ねる桜かな 腹ばいに駄々こねる子のいて
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模様替え したくなる春 『春』の字は 『新』に見えたり さあ、スタートだ
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鶯を羽織る野山の淡色は透きとおるのあざやかな生地
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ビル影に 揺れる提灯 連なりて 橙の灯が 煽る夜桜
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都会まちの風 受けて揺らめく 花の色 ビルの合間に 春を繋ぎて
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街明かり 薄れてなおも 夜の桜 静かなる火を 枝に宿して
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スタンプを押してるような同じ日々貯めたら何かもらえませんか
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ググっても  ググググっても  なんちゅうか  スッキリせぇへん 熟語がある
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仕事終え、嫌いな上司に堂々と背を向け歩く。イヤホンからエミネム。
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咲く花に添える薫りの香ばしい初々しさの萌ゆる葉桜
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立ちつくし 目線を落とす ゴム草履 虚無僧にあらず 我コミュ障なり
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春の宵 建て替えられた街をゆき 昔の匂いそぞろに探す
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なぜだろう 俺が押したの 冷た〜い 出てきたヤツは 温か〜い
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