珈琲の向こうに君の笑い顔 世界をちょっと許せてしまう
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一人では 立てぬ背骨を 寄せ合って 「自立」のふりする 群れの醜さ
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めでたしと終わらぬ粋なストーリー再び誰かが紡ぐ時まで
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ハイ!チャイナ!宮廷ドラマに胸打たれ僕なぞ出る幕のない美麗
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金ローの魔女宅録画見つからずキキに会いたくTSUTAYAに走る
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たくましき 大樹に注ぐ 月あかり 零るる泪 乾かし給ふ
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夜の雨 種蒔き時に 慈雨となり お日様伸びて 大地たりなむ
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重き荷を ズシリと背負う村仕事 一年ひととせ無事にと神棚拝む
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日の本の 四季の光と風と水受けし桜は 春の舞台へ
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輝く は赤らみ が光る 笑う顔には 一面の春
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芽吹く風 淡紅揺れて 山桜 いまほどけゆく 一本の春
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振り絞るような 母の涙声 耳を離れぬ 「バイバイ、ミクちゃん!」(タヌ猫の本名)
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盛りには白くかがやく木蓮が燃えさしのよに何で散るかな
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春光を浴びつ バス通りをぎり 落葉樹には めぐみぬ新芽
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こんなにも 電波時計を 狂わせて お互い知らない 月曜の朝
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生まれ落つ憂しと云ひつつ泡沫の浮世に生まれ返る愚かさ
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指さしてずどんと引き金引いたらば大雪山に夕焼けおちる
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「危ない!」を三分ごとに叫ぶ母 僕が初心者マークといえども
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飴にお茶ノドに流され食道に詰まる感覚よもやの事態 (そのうち溶けるかぁ💦)
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帰りぎわ女性の飴に浮かれお茶ゴクッと飴は喉に嵌って (やっと消えました💦)
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スギ終わりヒノキまでの隙突いて布団にうららな陽をたっぷりと /花粉はまだ続きます…
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夜更けて臥したる義母の爪を切る 欠片はカサと紙に落ち音は静寂しじまに落つるなり/間違え🙇  
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桜の木山手通りに立っていて入学生を歓迎してる
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ひそやかに降る春の雨 花開き浮き立つこころ鎮めるように
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灯台のオレンジ色が雨にゆれ寂しさつのる夕暮れの浜
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月夜野つきよのは今はなき町 ただ歌を詠むためにあれ文字も響きも
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ヒトよりも聡い耳に聞く飛行機が毎日のことになりませんように/うちの子へ、NOWARBUNNY
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昨日まで蕾も今日は咲いていて眺める吾は歩みを止めて
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間際まで宿題しない夏休みじじいの今も変わっちゃいねえ
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春の日にキャベツ畑のモンシロチョウひらひら舞いて卵産みつけ
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