タンポポの 黄色一色 日溜まりに 咲き綻ぶや  坐して酒酌み 草枕
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真ん中を射てしまうのは怖くて 少しズレてる自分を装う/其の一          
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出会わなければ 良かったなんて 思わない そんな別れが また一つ
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「ジャガイモの芽出た?」「三本な」楽しげな会話を聞きつエアロバイク漕ぐ
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蕎麦屋まで道々芽吹く木々あれど 相方のなく ただ此処に春
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家を出て信号渡り上着しか着てぬ園児と我が母気づく     
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ハードルはちょっと高めがちょうどいい華麗に決めたい背面跳びで
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死の直前考える事は死ぬ事だ正義なんかで助けちゃいけない
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吟醸の酒に稲田と米の香と果実味へ酔う 兄よ有難う  「兄さんから届いた〆張鶴純米吟醸酒 夢見て酔えます」
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君だけが全く違う輝きを放っているんだ何てこったい
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雪解けの 春の鼓動を風に聴く 桜舞い散るせせらぎの路
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やっとこさ子らの進学準備終え次は自分の異動の準備
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冬を越え朝の陽光暖かく咲き誇るビオラ今日も元気に
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たつぷりと付箋のつひた課題図書読むとは向かひ合ふといふ日々
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球音がカキーンと響き弧を描き光をキャッチ勝ち負けはなし
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今週の五枚のシャツに火熨斗かけ いろいろなこと平らに均す
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正義とか平和を本気で語るのがテレビの中のヒーローだけで
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「ストップ」は春にきかないブルーベリーわがままに枝緑をのばす
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美しき短歌うた 詠もうと構えたその瞬間 言の葉消えゆき 無味な文字並ぶ
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がんばって大きくおなり 甥っ子よ ひなどりのようについばむおくち
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リンリーンガタンギュインと言いながら路面電車をいてる園児
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付き合いはなくとも近所の暮らしぶり透けてみえてくるごみ置き場にて
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土に舞ふ花弁さへも溝口の定まるところを知るがごとくに
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マイカーの 使用控えて バスタクシー 今すぐ出来る 「SDGs」
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「強かさ」 「決断力」は 別物と 日本政治が 顕わにしたる
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炎症が どこか臓器に あるような けだるさ続く 花の咲く頃
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「おばさん」と いう語が物議 かもすなる 語彙の痩せたる 貧相な国
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下の句の 係り結びの 間違いも 敢えて言うまい 歌がよければ
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イスラエル 「Air raid」空襲警報 鳴り響き 裸の王のトランプさんの 撤退迫る
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薄雲ひろがる隙間から ふんわりと まろやかな光届けるおぼろ
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