震災後二年経つ日の「浄土ヶ浜」何事も無かったように波寄せ返す (記憶)
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言葉にはならない気持ち 春風が吹いて撫でてくこの感情を
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聞こへ来る門出の歌はどれもみなシニア世代のをも励ます
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まだ何も 踏まぬ足うら ふわふわと 雲の上む 母をみつめて
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落涙し 絵になる女と ならぬ我 顔面格差に なお泣けてくる
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三月の まばゆい春の 昼下がり 懐かし友と 心が通ふ
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カレー鍋かき混ぜつつふと覗き見れば 混沌に踊らされし我の見ゆ             
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回る寿司 店の出口に鹿しし威しおどし財布のひもの弛みを打てり
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音が好き消えて無くなる音が好き限りある世のあらゆる音が
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ニュースあと「どうなるの」なんて場の空気パラの中継からりと変える/昨夜のラジオ
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サックスの音色の響くライブにはナベサダさんの柔和な笑顔
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慰霊碑に刻まれし子の年齢は二歳とありて孫と重なる
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もし明日命尽きてもそうするか正しさよりも愛おしきもの
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人としてどうよ!と叫ぶ衝動と何かがあったと思う憐憫
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朝方の夢に追われて庭に出ず 一叢ひとむらの水仙ありて呼吸いきととのひぬ
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悲しみて戦地の鳥は見るだろか そこで傷つく大地と人を
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寒かった今日振り返り汁物をコンポタとする米研ぎのとき
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幸運は貴女と会って人間の綺麗な部分で話せる時間
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白木蓮の重なりに逝きし人のおもて映りて 澄みたるいろに心鎮まりぬ 
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忙しや 春告げし後 鶯は 時鳥ほととぎすの子も 育て旅立つ
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森入らば春鳥の声合図とし日ごと芽吹きは進みゆくなり
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ジタバタと苦しむ時も貴女には生きたい世界だったんだよね
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全てくう 般若心経 その中に 心理哲学 通ずることらし
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ゴミ出しもスニーカーの紐締めて まあまあハードな階段生活
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おめぇ 誕生日だんべぇ ほれお前 今日誕生日だろう ほら」と 刺身の御馳走こちそう…「母」母たる由縁 /本人 忘れてました😅
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ごきげんの 朝体操の 帰り道 歩み止まらず 四キロ来ており
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陸奥みちのくの 花の盛りを 見ぬままに  時は過ぎ去り 十五年
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春場所 夏場所前に 父は逝き 弔事切手の 紫 悲し /一周忌準備
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街明かりと 星の灯りの ボーダーで グズグズしてる 春分け近し
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梅園の 寂しあでやか 薄れ日に ねた小鳥や 春はほのかに
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