Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
48
49
50
51
52
53
54
55
56
…
次 ›
最後 »
土曜2時 ベッドの上で 飲むミルク酒を美味いと思えないまま
6
長いこと生きてる気がする 僕だけど。ばあちゃんと並び月を見ていた
22
風はもう冷たく 君も もう遠く また一つ散る 木の葉 言の葉
14
あの日目に焼き付けた君剥がせずに瞳を閉じて冬を迎える
13
レジ前で落とした十円気づかずに 去ろうとする爺 追いかける義理
11
紛争のガザの地区では停戦と 始めるは大人幼児ら犠牲
8
神様の数限りなく今日の日は金木犀の色の夕焼け
47
金木犀
(
キンモクセイ
)
今も香っているかしら海風はこぶ
香
(
か
)
に
灯
(
ひ
)
のともる
25
暴れ熊 人の都合で
怒
(
いか
)
れども
俺等
(
おれら
)
も動物 ごめん戦う
11
渋柿
(
しぶがき
)
に
焼酎
(
しょうちゅう
)
かけて 二週間
甘柿
(
あまがき
)
よりも
赫
(
かがや
)
く
身不知
(
みしらず
)
13
冗談のように言った好きは今 微妙な色を持って沈んでく
16
宝くじ クイックワンは やると負け 何度も買って 何度も負けた
7
動けないまでではないが動きたくない予定がよぎる微熱の日
18
白鷺は細き
足
(
あし
)
して草を分けひょろ首伸ばし川面覗きぬ
17
湯の川を揃ってゆったり魚たち群がるところが湯の湧くところ
21
気付いたら視線は自然と斜め前 あなたを見ぬようドリルに耽る
8
誕生日も血液型も知らない 占える手段は名前だけ
11
天気予報に嘘つかれ 夏の名残を薄手のセーターで迎える
13
ひたすらに眠ることと食べること 愛しさ増して 我が家の老犬 \ もうすぐ17歳
40
秋麗
(
あきうらら
)
うららうらら🎵で心はずみ子らを待つ吾に
亡父母
(
おや
)
重なりぬ
20
迷い猫
網戸越
(
あみどご
)
しから
覗
(
のぞ
)
いてる
愛嬌
(
あいきょう
)
に負け
煮干
(
にぼ
)
しを渡す
11
街灯の 一つも照らぬ
田圃道
(
たんぼみち
)
仰
(
あお
)
いだ先に
天象儀
(
てんしょうぎ
)
8
久々に犬も食わないナンとやら 秋刀魚の塩焼き二人で黙食
52
傘の中滲む視界に出た弱音雨は優しくかき消してゆく
24
クレープが焼けぬようにと願うのは まだ二人帰りたくないから
15
気にするな って言わない人のやさしさに 育ててもらった 歌詠む 気持ち
52
咳をして 皿を洗って片付けて お風呂をためて 泣いても 一人
24
歯の中に 私の抜けた 歯があって カラカラいって 少し寂しい。
6
ひとひらの落ちた銀杏が集まって アスファルトに黄色のおめかし
10
近頃の 秋は
玉響
(
たまゆら
)
なればこそ
鱗雲
(
うろこぐも
)
さえ
儚
(
はかな
)
く見える
19
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
48
49
50
51
52
53
54
55
56
…
次 ›
最後 »