トゲのない言葉を探す会話するへとへとになる今日も一日
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春のよの あさき夢にし君が影 満ちゆく月にかかる薄雲
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飛ぶ鷹へ爪を隠せと言わねども 平和を告げる鳩でありたい🕊️
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中々にご立派でしょう うちの子のシール帳ですニ枚のふすま
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雨音が響く暗がりリビングで 君へのメール読み返してる
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春の雨秩序を持って屋根叩く子守唄にはだまされてみる
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萎るるを知らず散りたき桜花散り敷くものは涙なりけり
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レンギョウの黄はまぶしき光となりうつのこころにまっすぐ刺さりぬ
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目薬を差したら何か変わるかな 何度でも巡って来る春愁
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軽快なミシン作業で過ごす午後おもいがけずに時を忘れて
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なんとなく月を見ている特別に寂しいわけでも無いのだけれど
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風そよぐ今宵を照らすピンクムーン花の薫りに揺らぐ月影
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ただひとり抱き締めたくて君のこと たぶん恋ってこんな感じだ
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漱石がかつて座った縁側にじっと佇み春風に酔う
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欲しいもの挙げ連ねたら切りがなし 人の欲とはおそろしきかな
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聴かれない副音声としてもなおあなたの歌を詠み続けたい
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春の陽に浮かれし僕を恥ぢにけり遠き戦火の子らへ何せむ
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窓開けてけぶる空見る 霧雨の木々の狭間の声は雀か
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古都の夜の宿の池辺に鹿ぞ鳴く春の嵐を愁うがごとし
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久々にサイト開けた喜びは短歌うたへの思いかみなさまへの思慕か
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うたかたの皆さまの短歌愛しくていいね押すのに忙しい夜
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くうと云う変化の法則ありがたし時は過ぎ行く固まること無く
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寛解の揺れる想いは溶けぬまま医師は忙しく二分にふんの診察
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「天才」と気軽に言ってくれるなよ努力してるし見せないだけで
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過信せず 予断許さず 生きるすべ 守り破りて いとし人間
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無人にて 朝採れ野菜に 手を伸ばす 本日きょうの健康 手に入れたり
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葉桜に 新たな明日へ 導かれ 風にさらわれ 君にさよなら
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兄弟がたくさんおって幸せと話す義姉の記憶は幻
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逢えぬ日に抱く微熱の囁きを星ひとつ詠む夜の短さや
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春雨を吸ひて つぼみの膨らみぬ隣家の藤は 初夏への準備
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