見る度に 遺影の君は 違う顔 怒っていたり 笑っていたり
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今はまだ 哀しい詩しか 詠めないが 美詩を詠える 春来るを待つ
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あーあれな ケンミンの 餃子のタレとか マジ殺意わくわw
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和だんすの 遺品整理で 見つかりし 結婚指輪と 息子のへその緒
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二年ぶり脱力時期の来たようで「関心・意欲・態度」は2です
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深酒と SNSと 眠剤で やっと眠れる それは偶然
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清らかな 水面の中の 数個の輪 石投げる事 我には出来ず
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ありがとう 冬を彩る パンジーを そろそろ土へ 返してあげる
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あのときに言いたくなかったさよならを 桜のしたでそっとつぶやく
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御朱印を授かり戻る門前の 冬の名残りを雀ついばむ
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冬こもり(枕詞) 春の川辺の 櫻花 早くな散りそ 雨は降るとも
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春に入り水面に遊ぶ水鳥も 程よき距離を保ちて遊びぬ
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歳下の 僕の後ろを 歩く君 桜も見ずに 先に逝くとは…
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儚くも 踊り子の様 ひらひらと 季節は進み 我も踏み出す
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「千の風…♪」 歌いながらの 墓参り 君去りしから 百箇日となり
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しゃべらない息子が居ればうっとうしい 居なきゃ淋しく部屋覗いたり
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久々にぐっすり眠れた日曜日窓開け放ちヨガでスタート
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自傷のごとき自嘲に充ち充ちて畢竟死は喜劇俳優に外ならず
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統計の父ありて確実に死すきみらやさしかる絞首臺へ誘ふも
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頼まれてさらりと上げるブラインド 香炉峰の雪はないけど
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街路樹の なんじゃもんじゃの白し花 雪の様に落ち 早苗月来る
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薄暗い 部屋の片隅で うずくまる 無常という名の ひざを抱えて
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煩わし日々のあれこれ蹴散らして 癒しのボサノバ聞いて眠ろう
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花水木 主役の下で エビネ蘭 鯛つり草が 静かにゆらぐ
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ぼくはただ HNはんどるねーむを さけぶだけ ホントの名前を 知らないからね
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生きるという この悪夢から 逃れたい この現実が 嘘であるなら
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ばれている必死になって隠しても妻のメガネが「スマホ見せて」と
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初恋を昭和レトロな喫茶にて今も待ってる古希はしつこく
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特売日珈琲チケット二冊買ふ 知る人来ない安らぎの場所
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いよいよに古希となりたる今朝もまたヨガでスタートいつもと同じに
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