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並ぶほど愛くるしいは雀なり後光を受けてわれにおはよう
23
駅降りて 人々は散る それぞれを 待つ暖かな 灯りを求めて
27
初めての作家の本を手に取りて迷わず借りる君を知るため
32
幸運を祈っているよ自らの春を目指して飛立つツグミ
54
眠りから 気合いを入れて 起きる朝 アプリおみくじ 大吉嬉し
30
大切にしてもらったね先生にいつかどこかでまた会いたいね
12
卒業を見守る親の列長く親の歩みも一段落か
15
標準語しゃべる男の声だけがローカル列車の旅をじゃまする
25
山せまり川が流れてふるさとの駅はもうじき二時間の旅
30
菜の花の 苦味が鼻を ぬけてゆく 熱燗にして 「立山二合」
46
「うたかた」の色取り取りの生活を眺めておれば今日も安穏
14
約束の印をなぞる 日曜も赤き手帳に文字は踊らず
26
光含み 魔物のごと咲く 白き花 桜よ今年も 我は惑えり
25
あの方は今はどうして居るのだろう連絡先も知らないくせに
32
近くに見ても 遠くに見ても 美しき 光、闇さえ 従えし
桜
(
はな
)
25
クラスの子みんな知ってる恋なのに貴方は言うまで気付かなかった
11
魔術師は春風に乗り現れる桜の花に躍らされる
民
(
たみ
)
33
「反戦歌うたっても武器作るなよ」被爆二世が言ってもムダか
30
田舎道陽射しを浴びてひとり旅 蓮華の紫快晴の蒼
42
牛乳のパックを白い
衝立
(
ついたて
)
に豆苗そわせて春の陽増し増し
26
内定も卒論もただの紙だけど 僕は震える
肉体
(
ひと
)
としている
33
足下にてんとう虫の歩み観て単車休憩牡鹿の海よ
23
風呂あがり心の垢も流し去り生まれ変わったオーラを纏う
33
これほどに 待ち望む花が 他にあらむ 古きより胸に 刻み込まれて
25
澄みし朝 小高き丘は
萌黄色
(
もえぎいろ
)
田舎の
桜蕾
(
おうらい
)
まだまだ固し
41
物乞いの 子らいる国に みっちゃんは ただ
愛おし
(
慈悲
)
と 日本を乞うて
36
平和の世ねがふ口もて謗るわれこころ
刃
(
やいば
)
や鞘ぞいづこに
19
水たまり キラキラ光る 春の朝 森羅万象 神々宿る
37
年度末 締切迫る 協議書を 作製しつつ ランチはおかき
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二日間 メールを開けず 仕事して 週明け未読 百件超えて
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