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ママごめん 同窓会に孫の写真 持たせられないような娘で
14
改めて実感したら「あっそうか」一夜の恋も初恋みたい
23
独り占めしたい景色を長靴に詰めるみぞれが降る日のために
11
白湯啜り いっぱしの風邪 なりおれば 家の静寂が わたしを包む
23
おじいさんとおばあさんが手をつなぎゆっくりイオンを後にする。ほろっ
28
満開の山茶花並木は
紅
(
べに
)
燦燦 冬のフィナーレ飾る如くに
33
稜線を 抜ける夏風 空を抜け 天を貫く音が聴こえる
6
もう一度 始めよう それが別れの 春であっても
12
口紅も 着けない君の 佇まい どこかに忘れた 裸のココロ
20
幾春
(
いくはる
)
を 越えれど 未だ芽吹かざる 蕾の秘める恋よ 何色
16
故郷にも 今では建ちぬ 住宅地 我が想い出の 畦道いづこ
15
「安全」と「必要」と有った震災
前
(
まえ
)
古き広告よぎる朝かな/柏崎原発試験的発電開始に
26
吐く息にいつか消えてくときめきと君が焼いたパウンドケーキ
10
処方箋まだ書けないよ私にはもっと訊かせてなにがつらいか
14
黄泉ばかり見ている人の袖をひくこの身をもちて碇となさん
16
眼裏
(
まなうら
)
に浮かぶ何かに呼びかける返ること無い返事を待って
42
僕たちが 不動と信じ すがるのは 昨非今是の 正義に過ぎぬ
23
オドロウゼ!きみが真ん中に立っている そんなジャケ写を夢見てたのよ
5
放課後も解けぬ問題 青ペンは数式よりも君の名なぞる
28
それぞれの背負ふ荷物の重たさを触れずに終わる今日の女子会
70
まどんなと呼ばれし蜜柑いくかして萎むを見れば萬の元に
12
勾配は何
‰
(
パーミル
)
かその先に何が見えるかまた明日が来る
43
人気者 負ける時には 笑われて 成功すれば 妬まれかねん
14
「一」足せば「辛い」気持ちは「幸せ」に 下は向かない前に進もう
31
寒戻り 落ち葉布団に 包まれた 青き新芽を 撫でる指先
49
リネン糸で手編みしタオルは桜色 いつもの暮らしにひと
彩
(
いろ
)
添えて
40
如月の 吉報待ちてサクラサク 若き息吹に六花溶け落ちぬ
26
朝まだき
荒
(
すさ
)
ぶ心と通院へ闇をぬければ白雪の富士
31
名の知れたクローチエパンのモーニング一時間待ち天気も良ければ
24
大勝利
納
(
おさ
)
めた総理の演説は
要所
(
ようしょ
)
に「そうだ」の
合
(
あ
)
いの手も付く
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