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女子らとは まるで違った 足音が どどどどどどど 男子のリレー
18
行くことは叶わぬけれど
山車
(
だし
)
が出る長月二日今夜宵宮
28
今日を終え 空っぽになった 教室に 喧騒ぬぐう 秋風が吹く
23
葛の葉が石垣おおう坂道にけたたまし声ツクツクボウシ
27
ゆく夏の
夕
(
ゆうべ
)
に浮かぶ茜雲 夏ってなんだか幻みたい
49
何となく太くなりしかコガネグモ庭に居続けひと月が過ぐ
29
大合唱 玄関開ければコオロギが 秋も近しか猛暑日の夜
31
君の頬真夜中想い手を伸ばす一瞬月に触れた気がして
29
孫たちの祭りの土産ういろうを みたまに供えお下がりを食む
29
見えるけど無いかもしれない星を見て君と語った秋が目の前
30
切実な祈り明日が来ないでと 青色光に慰め求め
12
義父植へし老木なりたるイチジクの小さき実集めジャムにする朝
42
チチチチチ 朝一番の台所 何処にいるのか ここにも秋が
32
十六夜に 悲しみのパス蹴り出せば ゴールキーパー彼方より来る
12
濃い顔の上司に頷く塩顔のイケメン話を前のめりに聞く
8
朝イチの美しき声はキミだった! ひょいと現る小さなコオロギ
35
人間は考える
葦
(
あし
)
の意味知らず 調べつ歩く葦の水辺を
36
満面の笑顔でミスドのドーナッツ たまにはいいネ ママひとりじめ
35
懐かしい匂いと声に乱されて 危うく君を引き止めかけた
14
安眠を襲う夜中のイカズチに目蓋の重き笑顔がゆがむ
25
歩きたし白川郷の秋の道 右膝小僧の注射針見つ思ふ
41
日々を詠む うたの しずくの 集まりて 渇く心に 慈雨のじんわり
58
新米を食らふ悦び奪はれし古米をあさる瑞穂の国よ
26
潮風に 季節外れなクリスマスソング流して忘れたふりを
14
相変わらず貴方は変わっちゃいないのね はっきり言わない奥手なところ
17
「女はね、口紅ひとつで 誰だって 可愛くなれるの。」 亡き祖母の言ふ
29
休みあけの朝はいろいろ重いです かばん、あしどり、まぶた、ためいき
33
繁る葉の隙間から覗くお日さまへ陽射しを返す百日紅の赤
14
嫌われてもひどい名前でも白く可憐な花の
屁糞葛
(
ヘクソカヅラ
)
よ
27
障がいがあっても
短歌
(
うた
)
は差別しない 情熱あればハンデも超える
25
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