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東窓開ければ朝日燦々と気だるき身にも光差しくる
33
はちみつに生姜を入れて湯を満たす気だるき朝に気合いを込めて
36
春が三日、半減の雪に花壇のフェンス本日登場
30
祈りつつ入試のあとの氷雨にも土わり芽吹く蕗のとうかな
40
お互いの 生まれた時代を 掛け違え それぞれの家 帰る足取り
27
街灯が白き光の繭を編み人影一つ飲み込まる見ゆ
24
乾燥し 鼻腔の奥がぴーすかと 鳴るのを一人密かに楽しむ
16
どす黒き中年となり小三とおなじ血なのか不意の採血
14
連休でフル充電にした身体 春のコートをひらりと纏う
34
会うたびにハグせし孫も近頃は吾の背を抜きてはにかみをみせ
30
ここに並んだ三十行を埋め尽くしたら、俺が誰だか分かってくれるか
6
俺の中にある美しい街で、落葉した街路樹のシルエット
11
楽あれば苦あり苦あれば楽ありと鼻で笑って溜め息をつく
30
甘い酒を飲んでる君と私の 日々はもうない 頼む角ハイ
8
なぁ悪魔、助けてやりたい人がいる。私の命で手を打ってくれ
34
春三日試した後の冬びより早速「寒い!」が口をつく朝
33
春旱 草も生え無き我が畑 砂を巻き上げ春一番吹く
30
夜明けまへ代車が照らすいつもより少し黄いろいいつもゆく道
13
バーボンの花の香りや春一番 「微笑がえし」鼻歌にして
30
針を止め欠伸のひとつ伸びをして夜の明けたるにひとりと思ふ
26
全力でくだらないことやっているアイツはたぶんすごく尊い
27
本当はやりたい事も有ったろと思うウクライナ4年の月日
35
ふらるれば水さす恋のなりゆきを春まつ池の鯉は知りつつ
22
外出のドアを同時に押し開ける素性名前も知らぬ黙礼
17
A
I
に短歌詠ませて投稿をするのだと聞きバカらしくなり
18
担架行くわれ見る慈顔遠ざかり父よはるけき地平に立つ
青年
(
ひと
)
11
菜の花の香りがさそうお昼寝を土手の芝生でしてみたい春
38
雨の降る 少し前には 土の香が 森の香りも 運ぶ春の日
30
枯渇した土に恵みの雨が降り 萠えいづる春へ 拍車をかける
22
春雨が 叩く梅の
花
(
か
)
しょんぼりと 明日は晴れるよ さぁ…顔上げて😊
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