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冬越して スナップエンドウ 収穫す ささやかながら 春の楽しみ
39
桜桜
(
さくらさくら
)
花を
抱
(
いだ
)
きて 舞う月夜
永遠
(
とわ
)
に散るなと 願い
愛
(
め
)
でつつ
28
天仰ぎ咲く木蓮の清しきや木立の奥にうぐいすの声
42
頬
(
ほほ
)
伝
(
つた
)
ひ 涙を隠す 春雨は 在りし日思ふ 弥生のしらべ
40
吸わないで買っては欲しいたばこかな防衛費まで虫が良すぎる/増税計5回で
23
「ママはどこ?ねえパパ!」「百合が綺麗だろ今年は肥料が良かったんだよ」
15
冬ごもり春日を待たず
去
(
い
)
にけるを惜しと云はぬが華の
枯人
(
かれびと
)
16
温室に滴る苺の甘さほど想う気持ちは夏を待てずに
30
青池の底まで透けるかなしみも 芽吹く枝には勝てない春だ /美瑛
45
トランプ
(
ジョーカー
)
の脚に重りを括り付けホルムズ海峡沈めてみよう
36
年かさね連れ合い頼り並み歩く陰の長さも重なりゆけり
43
一年
(
ひととせ
)
に一度の福運なる日には列をなしたり来ぬ
生
(
よ
)
を求め
9
変はりゆく 街並みの中 桜咲く 古戦場のみ 置き去りにして
33
春風が 戦ぐ川岸 桜道 ビール片手に 夫婦微笑む
35
仕事での 桜の名所 視察には 誘惑多く 空腹続く
31
真ん中を射てしまうのは怖くて 少しズレてる自分を装う/其の一
16
林檎の真ん中射抜くごと詰られて わかってる恥じているよと胸の内で/其の二
10
音曲
(
おんきょく
)
に 詩歌に絵にと
謳
(
うた
)
われし 桜は生きむ 時代を超えて
30
出会わなければ 良かったなんて 思わない そんな別れが また一つ
14
蕎麦屋まで道々芽吹く木々あれど 相方のなく ただ此処に春
16
君を蛋白石にしよう。でも、それまでにはかえってきてね。
8
住職が花守らしき山門に 薄墨桜離し植へらる
51
がんばって大きくおなり 甥っ子よ ひなどりのようについばむおくち
11
炎症が どこか臓器に あるような けだるさ続く 花の咲く頃
22
一粒の 雨も母には 許さじと 傘傾けて 春の畦行く
23
安納芋 蒸して焼き目を 付けたなら 甘くてホッコリ 優しい味に
32
待ち侘びし桜チラホラ咲き初むる徒歩三分の
小
(
ち
)
さき公園
42
解
(
ほど
)
く糸何も無いからもう編めぬ代わりのビーズにワイヤーも無い
34
他人
(
ひと
)
のこと心が小さい人と言う君の大きな口だけ見える
35
春先は カイロと湿布の重ね貼り 腰のご機嫌伺うゴルフ
25
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