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別れ際 刺客を送り込んでおいた あの人に渡した「塩狩峠」
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ジャングルのような葉っぱが一斉に揺れて「おはよう」窓開けた時
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噴き出して止まらぬ炭酸水のよう こいした時は言葉あふれて
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ぬるい湯に全身ほどけて溶け出しぬ今日一日の心の痛みも
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カップルが 闊歩する街で ただひとり トートバッグと 腕組むわたし
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胡瓜の香浅漬けも好き古漬けも 味染みるまで歌も寝かせん / 推敲は大事ですよね(自戒)
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体に合わない魂抱えて走る高速 遠くにかすむ名前があったビルは
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半分透明になって人の夢に生きたら獏と呼んでください
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いたずらに吾子が鞄に忍ばせた丸い積み木が今日のお守り
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同窓会散り際またねと手を振ればふと吹き抜ける放課後の風
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今日もまた豆をコリコリミルを挽く芳醇な香り朝の始まり
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不条理を生き抜く先に浄土あり怖れ抱かぬ心広がる
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残りしが吾で良かったと思う夜庭の虫の音しみじみと聞く
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若き日の憧れ希望悔しさといっぱい詰まりし「栄養と料理」
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アクリルの向こうのイルカもこちら側君のおでこも遠い空色
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この場所は満ちすぎている 切り傷をよけられぬ程のヒカリの結界
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はぎれ布糸くぐらせて膨れだす 手紙が来るってあり得ない妄想
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受験とは 模試に追われる シャトルラン 疲れて休む ことなど出来ぬ
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今日もまた一度も開かなかった本 初めて電車に乗れてよかったね
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米問題抱えた総理似の案山子 たわわの稲穂さぞ嬉しかろ
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今朝の雲 いわし雲っていうのかな 忙しいけど 空でも見よう
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十六夜の明き月の傍らを星粒の如飛行機の行く
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声優とオカルトとシールが好きです あなたのことは特になんとも
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おい 女子が恋愛相談してんだぞ 「そいつが悪いね」以外喋るな
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神様の数限りなく今日の日は金木犀の色の夕焼け
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二次元と三次元のアイドル達がアクスタとなり巡る伊勢志摩
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痛くない傷に限って誰からも見つかりやすい場所についてる
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そんなことしてもあいつは悲しみも怒りもしないし好きにすれば?
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どこからが空か海かもわからない大きな碧から生まれて還る
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君が死に 二人で話した 言葉らは 私ひとりの 記憶となりぬ
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