春雨と共に舞ひ散る花弁はなびらは 新緑のはじまりを告げたし
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降り止まぬ雨を味方にデイ拒む 義母を抱える私の胸にも雨
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風冷えの 夜はポトフで 温まり 街も嵐の 熱気に包まれ
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君に似た 後ろ姿に二度見した 今はなんにも 感じないから。
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下手くそな短歌うたにいいねをありがとう 気持ちは今もあの頃のまま/花の音さん、ありがとうございます
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冬枯れの いばらも蒼く芽を吹きて 待ちにし季節ときよ桜咲くなり 
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夜明け前 日の出を急かすかのように イソヒヨドリの笛の音響く
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街中に色んな春色あふれてる 外を歩けばカラーセラピー
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悪夢みた うちにはねこはいるけれど 獏も飼いたくなる朝がある
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空を舞う私のシャツはカモメへの 春のギフトと決めた午後です
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「返して」と言わずに見上げる青空は 飛ばされた分近くなるかな
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山の蔭蒼く重なる懐に一本の桜淡く雪洞ぼんぼりのごと
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「ありがとう」デカフェの甘み溶けだして 誰かに言いたい今日という日を
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歳を取りお互いほんと笑えないそんな話で笑いましたね
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矩こえしシオニズムこそ元凶を諌めず魔王はゲームのいくさ
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白昼の 雅な舞いに 相反す 月の宴で 魅するまなざし
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やさしさを求めるだけの人だからずっと本音は言えないままだ
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東屋あずまやでひと時いこう花見行き先客の花びらが鎮座す
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六十で動けぬ吾あり七十でテキパキ動くヘルパーさんあり
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暑い時毛糸さわるの嫌だから束子たわし編むのは春の手仕事
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咲けば散る 愛しきゆゑの 儚さに 夢か現か 桜花日月
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アメリカが爆弾背負って来る明日わびぬれば 今はた同じ 難波なる 身を尽くしても 逢はむとぞ思う 20/100 元良親王
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春風を彷徨さまよひ 羽化したてのはね休ませつ 花求む初蝶はつちょう
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絶海の小さな野原で浴びる春クローバー群れ紫ポンポン
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原チャリの女性ひと 白きヘルメットの絵 おちゃらけた顔したスヌーピー
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満天の星になれずに真っ黒な池の水面に浮かぶ花びら
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人の世の 常とはいへど無情なり 親しき友の鬼籍の報せ 
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水泡みなわこそ逢瀬のごとに透き通り 壊れぬうちに君を忘れむ
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心地き湯加減に包まれし宵 一日ひとひの疲労 心労かす
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本来の 役割果たせず やさぐれて フテ寝している エアロバイク 
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