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奥さんと 冷戦中の 日曜に 空から雪の 仲介者
15
一人勝ちサナエパワーの恐ろしさ 驕らず笑顔絶やさず前へ
11
昼の月 凍らせ
蒼
(
あお
)
く 吹く風の
膨
(
ふく
)
ら雀の 胸毛返せり
37
流麗な詩文のような
女性
(
ヒト
)
がいて微かに香る花の色香が
10
YouTubeデビュー先日しましたとスマホ音痴のしつこいメール
13
真夜中に 月と密会 したことは 家族に内緒の 銀の耳打ち
28
梅が枝に降りし小雪の消え残り目白しば鳴く小さな声で
20
仏頭に
小
(
ち
)
さき傷あり
境内
(
けいだい
)
の庭の日陰に
斑雪
(
はだれ
)
残れり
17
ピーと鳴り炊飯ジャーを空けた後卵一個で地上の奇跡
29
りゅうこつ座 古き時代の 英雄に 想いを馳せる 深夜二十五時
9
花屋にも春の色合い並ぶ時期少しお洒落をして出かけよう
10
紙パック 交換される日 待ちわびて 今日とてルンバ壁に佇む
12
食欲が戻り口にすトーストの小麦の香りが幸せだったり
32
新しいケリケリ猫に渡したら猫喜んで蹴りに蹴りけり
17
終日を静かな雪を窓に見て春はどこまで来てるだろうか
34
若人が雪と氷を友として 命謳歌すミラノコルティナ
17
淋しさを隠して空を見上げてる 私の心この手で包む
31
月と星
宙
(
そら
)
で
戯
(
たわむ
)
れ 夜が明ける おいてけぼりの 月は鬼役?
33
白湯啜り いっぱしの風邪 なりおれば 家の静寂が わたしを包む
23
おじいさんとおばあさんが手をつなぎゆっくりイオンを後にする。ほろっ
28
ラジオより春告げのうた聞こえ来て胸を開いて顔を上げたよ
15
下敷きに推しの切り抜きはさみこみ昭和の子らは恋をしている
18
ユーミンの歌詞が優しく飛んでゆく冬と春との間の空に
55
ふるふると揺らされ具合いを伺ってカラメル伝う小皿にスプーン
37
雪の宵 休みの園に影ふたり だるまに捏ねる保育士の汗
35
切りたての君がショートの襟足よ 春空仰ぎ吾頬赤め
18
賑やかなる足跡語る姿見ぬ生き物たちの訪問経路/積雪
29
ある人は口開けある人は凭れ掛かり優先席の長閑なる午後
9
きらきらと春呼び寄せる陽光にスカートの裾ひらりと揺れる
37
ひまわりのような恋なら古希だって「あのね」「介護じゃないよ」「うふふよ」
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