母さんは銀行じゃない質じゃない小遣いあげるし飯も出すけど
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シェルターアパートに越して何年経つのかも 平和過ぎてて浦島現象
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大学の卒業式も無かったし着物着れずに髪切って良い?
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ブランチが遅すぎたのよ胃の中で籠城してるパンとカフェ・オ・レ
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ものすごく眉毛キレイに描けたのに 今日に限って部屋から出ない
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恥ずかしい通り越したら訛かもご指導ごべんたちと言う義父
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玄米を炊く湯気こもり換気扇 早くおいでと香る夕暮れ
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好きな人 好きだった人 好きなまま ひとつになれず シングルのまま
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ナンバーワンコンタクトレンズ調査した目を合わせたら逃げたいのは白
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お御足と買い物カート引き摺って 帰宅後吹雪、持ってるひとだ。
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東京に雪が降るって速報に 「なんで?こっちはいつもふるよね。」
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バイバイと手を振ったあとドア越しの 発車する前長い一瞬
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梅桜毎年ちゃんと咲くように花冷えもまたちゃんと来るのね
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よるふかく恋する気持ち告げてみた 月は味方になってくれない
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街は皆 寒色系の人なれど ひとめでわかる みかん色のカレ
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この前の余り豆腐は白和えが良いなと思う暖かき日に
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ひとつかみもやし味噌汁作る為以外と長いひげを取りつつ
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知ったより出逢えたという感覚で  初めての言葉 くりかえし読む
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限定の ミモザパッケージの品アレを 春は過ぎたと 思いつつ買う
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花束のふりしておまえに逢いにいく 恋や腐臭はミモザで隠す
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君の瞳が 開く 右手が息を吸う ここが世界のまんなかになる
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悲しみを悲しみとして受け入れる シンデレラにはなれない私
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眠たくて 首もげそうなこの人に 右肩を貸す 次の駅まで
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お隣りさんは戦争だよって夕焼けのマクドナルドでいっていってよ
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あおむしとダイコンの葉を分けあって 味噌汁の具は今日は少なめ
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病床で歌う「ふるさと」ゆるやかに かのやまの忘却わすれゆく人
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能登の地の優しき土に問うてみる神と仏が隠れし場所を
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こんな日は誰にも会わぬ散歩道歌うが一番泣くが一番
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おたよりが通じることのありがたさ 心の便秘 しませんように
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生き様を立派に語らう人もおりポツリポツリの亡父母が愛しき
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