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ストロベリー・ナイト・ケイクス 君の頼みでも一緒には死ねない
6
断乳に張り裂けるほど泣く吾子を 抱きしめる夜 卯の
小晦日
(
こつごもり
)
42
日の出前目標時刻を確認す夜を越えたと証明させて
4
一歳半 床に突っ伏し駄々こねて 小さな神様 にんげんになる
56
君が今 深夜つぶやく絶望を 母は知るのか友は知るのか
27
尾張の地 風に向かいて歩く時 どれほど寒かろ雪しまく郷
11
感性は縦横無尽に飛び交いて 空詠む人も 鳥詠む人も
17
落花生 投げては拾いまた投げて 吾子はよびこむ わが
家
(
いえ
)
の春
40
帰り道、雪に埋もれた路地裏は 何処とも知れぬ 白いまぼろし
40
家人寝て、一人コトコト小豆炊く 静かな夜の季節を惜しみ
43
子どもとの昼寝に勝るしあわせは 中々無くて家事は山積み
49
10
秒で 返信しないで ポストから 片道3日が ちょうどいい距離
33
亡くなりし犬のにほひの残る家 庭の
白梅
(
シラウメ
)
今年も咲いて
53
イヤ、イヤ!と どこか得意気一歳半 言葉が気持ち運ぶを知って
42
幼き日
姉弟
(
こども
)
が登った桜の木 伐採前に最後の開花
11
「これ、どーお?」上から下までユニクロで気だけは若い
白髪
(
しらが
)
の夫は
14
お上がりの息子のシャツ来て鏡見る「若返ったわよ!」にニタッと笑う
10
卒業と入学の
間
(
ま
)
の春風は、こぶしの白い花を揺らして
44
言の葉が 胸に詰まって ヒリヒリと 痛む夜には うたかたが効く
23
病棟の 父への葉書に歌一首 余白で伝わるものの多かれ
27
途切れなく次々飛び出す昭和歌謡 ジュークボックスと呼ばれた夫は
8
春嵐も過ぎゆき晴れの門出かな 澄むよに青い空よ続けよ
46
会議後のカラオケくらいさ楽しみはリタイア出来ぬ夫のつぶやき
10
黙々と 靴見て歩く道すがら 顔を上げて と桜に言われ
42
十六年一緒に暮らしてようやくに分かってきたかも 犬語なるもの
15
私より料理がうわ手の娘婿「お母さん、包丁研いでおきました」
11
「ニャーオニャーオ」動けぬ老犬我を呼ぶ いつからキミはねこになったの?
11
「がんばれ!」の声援受けて後ろ足動かぬ老犬朝のお散歩
9
キミ達も伐採されてしまうのか今年が最後 桜のトンネル
11
入園式いよいよ今年で三十回
白髪
(
しらが
)
に似合うよピンクのネクタイ
12
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