元部下と 神田駅にて 再会し ランチ富士そば 思い出の場
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悲哀とは 幸福たちの 存在を  証明し得る 唯一のもの
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保育園 六年間も 行ったのか  い立つせがれ 少し遠くに
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死ななくていいんだよって理解わからせて機械になりきってきた身体に
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幸運に すました顔で 身を委ねる そうしたいのに ハートはうらはら
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思い出は 巡る季節に 風化して この春消えた 君の面影
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今はまだ他の楽しび知らねども 新芽のやうに伸ぶるてのひら
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駅降りて 人々は散る それぞれを 待つ暖かな 灯りを求めて
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ランドセル 登校最後 君の背が 大きく光る 六年の時
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幸運を祈っているよ自らの春を目指して飛立つツグミ
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打ち合わせ 終えて飛び込む とんかつ屋 勝利を願い ヒレをほうばり
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メイドイン ジャパンの武器で あの子らが ころされる前に やめてください
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今までに捨てたレシートを集めて 何度折ったら月に届くか?
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おぼろげな光をまとい 春の月 しんと更けゆく夜を照らしつ
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卒園式 子どものパワーに負けまいと フルートを吹く 気合いを入れて / 謝恩会にて
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大切にしてもらったね先生にいつかどこかでまた会いたいね
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あの頃はヒロシマだった広島の戦後八十年も戦前
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球根のでし芽見んと四つ這いになりて地中の温さ伝わり
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枝先に 萌黄色のちさき若葉 心細げに 春風に震え
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月が綺麗 あなたの好きな 細い月 見て見てなんて 言える距離なら
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君逝きて がらんどうの身旅幾度 囃す友あり「メリーウィドウ」
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居た場所に もう居ないこと 追いかける 言葉はゆっくり 植物に似て
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初嵐 威勢良き名は 見目無垢の椿と知りぬ 詠う人いて
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好きな人黄色い傘を差している恋空は今晴天となる
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嬉しきは鳥の囀ずり聞く朝と狭庭に開く花を見し午後
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転々と 君を追いかけ 春の中 今点々と 咲くシバザクラ
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ハイハイで 一目散に 孫三女 ママをスルーし たこ焼き見つめ
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二日間 メールを開けず 仕事して 週明け未読 百件超えて
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隅っこの花梨の花はひそやかにそっと春呼ぶ桜の陰に
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生まれ落つ憂しと云ひつつ泡沫の浮世に生まれ返る愚かさ
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