わがいほは木の葉散り敷き道もなしいづくを分きて冬のきぬらむ
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木枯らしの吹き余しつる草のいほにさらにびよと照る冬の月
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神無月誰に手向たむけむぬさぞとて紅葉吹き払ふ木枯らしの風
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草の庵にかけひの水のおとづれも途絶えがちなる冬の山里
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冷ややかな 空気に触れる 鼻先を 風がさらりと 撫でて冬来る
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一つ石二つ体を寄せ合いて一つ衣の夫婦地蔵よ
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誰だってまぶたの裏に隠し持つ今よりもっと高かった空
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嫌いなこと、嫌いなひと、嫌いな… あー嫌いです 近寄ってこないで
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暁の寝覚めに鐘の音冴えて露は霜にや置き替はるらむ
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けば モミの木、イルミ、 ジングルベル… まだ霜月よ? 気が早いって
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無条件に愛を与えられない人間に与える愛はない
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間違いか正解かとかいうよりも別の答えが出てくる人生
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気にかける親のもう居ぬ故郷ふるさとの天気予報をついまた見てる
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「本日中にお召し上がり下さい」仕方ないなあ寝る前のケーキ
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反論を飲み込んだ日のスーパーで長ねぎグッと折り曲げている
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まつり果てて人影絶えた広場から梯子でピエロ星へと帰る
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訃報欄思い出深き人の名をしみじみ眺む秋深き日に
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掃除ってしなきゃこんなに溜まるんだ風邪の間に丸まるホコリ
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きしのふたおやの声おもはする こはるひよりのやはらかな朝
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叱られた遥かな記憶 耳掃除している祖父のそばで暴れて
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透明な砂がこぼれていくようなまだあたたかい夢をみている
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休日の 灰色空と ため息に 生姜はちみつ あたたか琥珀
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明日の午後母の痴呆の結果聞くどんな結果も母娘ははこですもの
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まぁるくも 五角形にも 嵌まらない ゆがみもあいす そんな性格/
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角ばって 丸くなれずに 季節過ぎ それでも誰かが 「いいね」をくれる/
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目薬を よく使うように なってから 泣かなくなった 泣けなくなった
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ふわあっと 見上げた空に オリオン座 去年ぶりだね お久しぶりです
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ベランダに米粒置けば食べに来る雀のお宿はお寺の竹薮
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観葉樹 渇いた土に 水をやり 根の先までも 届け冬の日
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あんなふうにならないでねと親が子に伝えていそうな「夢」の筆跡
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