Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
48
49
50
51
52
53
54
55
56
…
次 ›
最後 »
憂鬱が 肺の底から 押し寄せる。 苦しくなって ため息を吐く。
15
自転車を 漕ぎつつひっそり 息を止む 右前方に ごみ収集車
16
テストにて 「足枷」の字を 読めたから 今日はその字が 頭をめぐる
17
おっちゃんの こってりラーメン大盛りに ニンニクマシマシ 失恋の味
20
夥
(
おびただ
)
しい 努力で出来た その能力 羨むだけでは フェアじゃないかも
14
いま僕に また明日と言う太陽は 別の誰かに おはようと言う
17
サンゴジュの実の色付きし散歩道雀の遊ぶ涼風の朝
27
君見つけ じっとり魅入る 炎天下 手元のアイスが 溶けてこぼれた
15
愚痴一つこぼす夕暮れ茜空ひぐらしの声みちてくるなり
30
月光夜どうしようもなく秋の風あしたは桃を買ってきましょう
23
ふくらんだ ホクロの真ん中に 毛が一本 孤島に生える ヤシの木みたい
13
バスの席われ譲られて老け見えを心配するも還暦近し
20
かたかなを つかわず書きし 恋ばなし 言葉おさへて 思ひ焦がれる
9
知天命 人生初の四十度 同居の蜘蛛にぼやく午後二時
21
見えねども
秋津
(
あきつ
)
ゆららにかろやかに 風の季節の
訪
(
おとな
)
ひを告ぐ
17
なぜ人は死ぬのかふいに知りたれり地球がずっと青くあるため
5
ポテポテと床に押された足あとは風呂まで吾を追いかけし猫の
23
かろうじて身体収めるバス停に真っ直ぐ伸びる電柱の影や
10
みまかりて三十余年経し夏に初めて訪いぬ
亡父
(
ちち
)
のふるさと
32
亡き父の生れし小島や瀬戸の海茜に染めて日は沈みいく
36
二学期の始まりの朝子どもたちどうか生きてね生きてるだけで
24
人類の総人口を危惧してる 奇数だったらハブられるから
9
はぐれかけの 私も取り込み 囲まれる 体育祭は
永遠
(
とわ
)
の思い出
15
繊細な心のひだを持ちながら長く咲かせる百日紅であれ/息子の誕生日に
23
「真面目だから」 と面倒事を 頼まれる 頑張るやつが 損する世界
22
今日を終え 空っぽになった 教室に 喧騒ぬぐう 秋風が吹く
24
惚れそうに なるのを止める 臆病で 失恋すらも 出来ぬ身だから
17
蕾
(
つぼみ
)
のまま 枯れるの恐れ 種すらも 撒かない。花は 実りなどしない
15
すすきの穂似合ひし風は秋の風共に待ちをり虫とて吾とて
38
心待ち 調整してた 日に限り 熱出すわが子 これぞ子育て
20
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
48
49
50
51
52
53
54
55
56
…
次 ›
最後 »