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白黒で はっきりさせないこともまた 美しさかも 百鼠色
55
そよ風が揺らすカーテン おはなしは ハッピーエンドでやめておいてね
25
うつむきの露草にまでなお我は元気を乞ひぬいつまでも
32
懐かしく夢に
現
(
あらわ
)
る あの青い
花冠
(
はなかんむり
)
が
灯
(
あか
)
りに揺れて
20
絶対やずっとを口にできる若さ 短所は案外綺麗だったね
6
高速のトイレ休憩置き去りに 修学旅行が一人始まる
15
いたずらに吾子が鞄に忍ばせた丸い積み木が今日のお守り
68
掬い取る三日月の影を栞にし鉄道に乗る帰る明日に
12
本日は快晴じゃないけど晴れているそんなところでいいんじゃないか
10
自転車が重い荷物でよろめいた一寸先を突き抜ける車
9
さ迷う道断崖過ぎ行く対向車岩壁で待つ白い我が軽
10
平泉と関ヶ原とこの田んぼ道をつなぐ夢夏草踏み行く
11
充電がすぐ切れ反応遅くなり機種変したくもできぬ我が身は
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情報は得られるけれどスマホでは野菜もゴミも包めやしない
16
月満ちて桜も満ちて時も満ち 悲しみさえも満ちてなくなれ
10
月は満ち桜も満ちて思い満ち悲しい結末つゆほどもなし
7
稲刈りし 友と田んぼに 腰掛けて 白雲夕陽 空を彩り
27
新幹線 隣の君の 呼ぶ声に 三十八年 よみがえる秋
33
疲れたが別に死にたい訳じゃないただちょっとだけログアウトしたい
13
行き合いの空へ届かん吾亦紅負けずに伸びゆけクレオメの群れ
16
とくべつな夏を忘れぬラベンダー再び咲きて雪虫の舞う
21
お馴染みのドラッグストアとコンビニでどの街も皆同じ顔になり
19
スマホ見て天気予報は雨模様バスまで走る水跳ねる道
12
この恋はサンゴ礁なり ひたひたと白化すすんで消滅の危機
18
どこからが空か海かもわからない大きな碧から生まれて還る
21
冷たい雨そんな時代もあったけど信じて進む時もあったね
11
雪虫のふわふわと舞う秋日和近くの山から冠雪便り
31
最初のころ嫌ってごめんねミャクミャクに愛が着くってこういうことだね
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出来るのは出来ないわけを探すこと出来る理由は探し出せない
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芽出しに麦は踏まれる恨みなく踏まれ踏まれて強く生きられる
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