やすらかに息づかいさえ聞こゆればそばにゐるだけそれで足りたり
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今日どれを聴こうか漁るアルバム殆ど全部スピッツだけど
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わたしから 産まれるものは醜くて 生まれぬ君を愛しくおもう
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さき手に希望いっぱい握りしめ父にいだかれ眠る赤子よ
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地に落ちた葉にも命があったこと描けば光るわたしの絵筆
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一日にほんの小さな一錠で脳梗塞を逃れてる母
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車内には 優しきハンドクリームの香り漂ふ 冬の通勤
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柿キウイ芋を食べ終えしりとりに気付き一人で大ウケする朝
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喜んだふりして要らぬカレンダーを貰うも恒例行事となりぬ
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君想い 長く伸ばした 後ろ髪 引かれてどうも 断てないのです
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パクパクと いつも私はエラ呼吸 自分一人の部屋が水槽
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月に雪 尽きぬ夜の雪 みちゆきに ことのはのゆき うつせみのはて
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叱られてばかりだけれどプレゼントちゃんとくれたよやさしいサンタ
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聞こえればほっとしているふすまから母のいびきが延び緩やかに
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母の居る 空へ届けと ブランコを 力の限り 漕ぐ星 野原ほしのはら
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落ちた量だけ高くなる砂時計の山も戸惑うわたしの未来も
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最近の家電はシュっとし過ぎてて電源入れる術が分からず
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寝たきりで稼げる訳を読み取れば金と頭脳に恵まれていた
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期待値が上り過ぎたかプロ仕様 我が家の汚れプロ負かしたり
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大またを 開いて今年を のぞき込む 一年の兆し 大吉と見えたり
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苦にいたみ 嘆きの雨はやまずとも ただきみの背に は傘を
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聴きながら歌えてたはずのHANAとミセスいざカラオケは悲しき玉砕
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枝葉なし刈り込み過ぎたミニ盆栽 春の楽しみまたひとつ増え
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このところ 学生時代の 友らとの  距離の取り方 わからずにいる
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新年は迎えねば来ない さながら2025第二シーズン
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道端に雪だるまふたつ 勘違いしてもいいの? 君が来たって
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壊したい明け方四時に鳴き出した鶏どものスヌーズ機能
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初雪に錯覚ごとき起こりつつ木々に花々咲かせおるなり
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神様がどこかにおりて松の内 星の光も一際清く
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ご立派でご長寿なのに幸福か皇居で暮らす盆栽に聴く
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