次年度の 事業計画 練りながら 部下のクレーム 溜息混じる
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面会の十五分ほどちぐはぐな義姉の話題は帰宅に尽きる
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にぎにぎと はなのもとにて 宴持たむ 花も人世ひとよも はかなくあれば
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心臓よ、 高鳴らないで 今だけは 鼓動が彼に 聞こえちゃうでしょ
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冬越して スナップエンドウ 収穫す ささやかながら 春の楽しみ
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桜桜さくらさくら 花をいだきて 舞う月夜 永遠とわに散るなと 願いでつつ
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天仰ぎ咲く木蓮の清しきや木立の奥にうぐいすの声
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ほほつたひ 涙を隠す 春雨は 在りし日思ふ 弥生のしらべ
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この世には素敵な言葉が多すぎる 修了式でもらう手紙に
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吸わないで買っては欲しいたばこかな防衛費まで虫が良すぎる/増税計5回で
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「ママはどこ?ねえパパ!」「百合が綺麗だろ今年は肥料が良かったんだよ」
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温室に滴る苺の甘さほど想う気持ちは夏を待てずに
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のどかなる 春の空にも 鋭角が ポラリスを射て 白鳥の矢よ
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一年ひととせに一度の福運なる日には列をなしたり来ぬを求め
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変はりゆく 街並みの中 桜咲く 古戦場のみ 置き去りにして
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真ん中を射てしまうのは怖くて 少しズレてる自分を装う/其の一          
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林檎の真ん中射抜くごと詰られて わかってる恥じているよと胸の内で/其の二     
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音曲おんきょくに 詩歌に絵にと うたわれし 桜は生きむ 時代を超えて
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出会わなければ 良かったなんて 思わない そんな別れが また一つ
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蕎麦屋まで道々芽吹く木々あれど 相方のなく ただ此処に春
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君を蛋白石にしよう。でも、それまでにはかえってきてね。
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終わり続ける君と終わらない僕の終わりを迎えたちいさな約束
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住職が花守らしき山門に 薄墨桜離し植へらる
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よたよたと 丸ひ体を 揺さぶりて 犬はおきなと 春のお散歩
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たつぷりと付箋のつひた課題図書読むとは向かひ合ふといふ日々
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告げよ春 この世は冬の幻と 河原の石売るほどのかひ無く(つげ義春逝く)
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あなたへと、この春すべて書き留めるペンが折れても書き足りぬほど
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炎症が どこか臓器に あるような けだるさ続く 花の咲く頃
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みどり濃し湯に泳ぎきる菜の花よ熱燗酌みて早春を知る
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安納芋 蒸して焼き目を 付けたなら 甘くてホッコリ 優しい味に
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