家一人 何もしないまま 夜になる いつも憂鬱
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冬の朝 初梅枝垂れ 牡丹雪 独りゆく 雪の足跡 振り返り
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ランタンの  光に惹かれ  星流る  集まる虫の  音色ねいろ奏でり
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したいことあふれぬようにしまう箱さがしておりぬ…はなはさかりに
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期待して見つめてたけどタネがあると知ってがっかりギロチンマジック
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ふんだくる ふんだくるくる ふんだくる カネからヤツを ふんだくるのよ
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恋人の町から雨は降りはじめ、濡れた地面のInstagram
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人のとなりで何度も目を覚ます夜の、アメリカの山火事、音のない
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弾丸の恋などあるか 撃ち抜かれ砕け散る雨 包まれてヽ嗚呼
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金木犀香り高きは幻の公園の日々君といた秋
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あぢけなし秋刀魚の匂い僕は無理食卓飾る栗の花かな
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読書だねそう言う君は綺麗だね紅いリップで秋だと気付いた
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あしひきの 山から眺む 在りし日を 悪しき日もあり 愛しき日もあり
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セレナーデ秋の夜長に涙する光り輝く指揮を求めて
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うつくしい孤独のようにたくましくひかりめざしてけふも生きます
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ブラームス第1番のレコードは祖父から父へ僕へと伝う
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大戦後詩を書くことが野蛮なら短歌はどうです風流どうぞ!
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二等辺三角形を作図する君と僕との距離感ここに。
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言の刃で 刺しかけてやめ 絵はがきとペンを選んで 刃を葉に変える
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障子窓 やぶれた三角からのぞく 野良猫の目のこちら見る丸
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あめ呼べば 大気は黃色の 涙して 赤があせたか 赤になるのか
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二度童子 背中をなでて ゆっくりと 父だった人の 母親になる
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ちんまりと 箱におさまり 寿命待つ 宇宙を背負しょって 生まれたはずも
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暗やみで 卵産むだけ あたえられ 助けてくれぬか 白い防護服 /
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どん天の 春は名ばかり なごり雪 山の光る 夏の鍵穴
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箱を描く 前に描かれたたくさんの ひつじを 私はなでてあげたい
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ふとすると かいた恥ばかり 思いだす ささやくように ほーれほれと
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知ったより出逢えたという感覚で  初めての言葉 くりかえし読む
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諦めと ニヒリズムへの誘惑に  負けるな踊れ 心のヘヨカ
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ああ言えば よかったというわだかまり コップの茶渋と一緒にこする
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