奥さんと 冷戦中の 日曜に 空から雪の 仲介者
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一人勝ちサナエパワーの恐ろしさ 驕らず笑顔絶やさず前へ
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昼の月 凍らせあおく 吹く風の ふくら雀の 胸毛返せり
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流麗な詩文のような女性ヒトがいて微かに香る花の色香が
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YouTubeデビュー先日しましたとスマホ音痴のしつこいメール
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真夜中に 月と密会 したことは 家族に内緒の 銀の耳打ち
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梅が枝に降りし小雪の消え残り目白しば鳴く小さな声で
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仏頭にさき傷あり境内けいだいの庭の日陰に斑雪はだれ残れり
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ピーと鳴り炊飯ジャーを空けた後卵一個で地上の奇跡
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りゅうこつ座 古き時代の 英雄に 想いを馳せる 深夜二十五時
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花屋にも春の色合い並ぶ時期少しお洒落をして出かけよう
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紙パック 交換される日 待ちわびて 今日とてルンバ壁に佇む
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食欲が戻り口にすトーストの小麦の香りが幸せだったり
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新しいケリケリ猫に渡したら猫喜んで蹴りに蹴りけり
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終日を静かな雪を窓に見て春はどこまで来てるだろうか
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若人が雪と氷を友として 命謳歌すミラノコルティナ
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淋しさを隠して空を見上げてる 私の心この手で包む
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月と星 そらたわむれ 夜が明ける おいてけぼりの 月は鬼役?
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白湯啜り いっぱしの風邪 なりおれば 家の静寂が わたしを包む
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おじいさんとおばあさんが手をつなぎゆっくりイオンを後にする。ほろっ
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ラジオより春告げのうた聞こえ来て胸を開いて顔を上げたよ
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下敷きに推しの切り抜きはさみこみ昭和の子らは恋をしている
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ユーミンの歌詞が優しく飛んでゆく冬と春との間の空に
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ふるふると揺らされ具合いを伺ってカラメル伝う小皿にスプーン
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雪の宵 休みの園に影ふたり だるまに捏ねる保育士の汗
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切りたての君がショートの襟足よ 春空仰ぎ吾頬赤め
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賑やかなる足跡語る姿見ぬ生き物たちの訪問経路/積雪
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ある人は口開けある人は凭れ掛かり優先席の長閑なる午後
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きらきらと春呼び寄せる陽光にスカートの裾ひらりと揺れる
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ひまわりのような恋なら古希だって「あのね」「介護じゃないよ」「うふふよ」
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