眠ってた春服そっと起こすよに 陽光の差すだまりの部屋
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甘党な人だった天気を心配するような人だった何も言わず去っていったあなた
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忘れてた 窓うつ雨音あまおと 目がさめて 凍土をとかす 歓喜の水の
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ちょっと前 雑草魂 はて今は 個性と防御 サボテン魂
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押し入れの闇に目をあく雛人形 光の日々を遥かに見つむ
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祈りつつ入試のあとの氷雨にも土わり芽吹く蕗のとうかな
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西の山今日青々と色も濃く壁となっては威勢せいをはってる
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人殺す武器の輸出で金儲け泥の道行く美し日本
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原爆忌から敗戦忌へ傾るおほきみに籠る聲の玉音
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嬰児虐殺に残りたる頭の割れて受難人形劇の耶蘇置く
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雪解けの 川面にゆる 灯火に 去りしあなたの 安寧祈らむ
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殺すなと 描いた太郎の 缶バッジ 見かけて少し 泣き面に 春
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畑 終はたおへて 薄暮に浮かぶ 白き月 弥生最初の 望月を待つ
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価値観の違う世代と暮らしいて心揺れるもぶれずに生きる
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どうしたのなぜ箱の中に寝ているの外はざざ降り時間が止まる
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言の葉の降りて来ぬ日の焦燥感 鈍き音にも探す歌種
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キャンディの包み紙まで桜色 今日のチラシもどこもかしこも
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雪洞ぼんぼりの まろあかりに 伏す君の 手弱女たおやめの如き 長き睫毛よ
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着実に進む浮足立たずさあ待望になれ青春になれ
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虚無感を 煽る言葉を 迎え撃つ ミサイルほどの 絵空事 欲しい
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言葉放つ嘘では無くも半分は好印象欲し本音もありて
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吹きゆける この北風に 頬こごえ 春よと願う 藍の夕空
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明日を待つ春雨の日の夜は長く冬の香りを懐かしみけり
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風が吹く風に吹かれるカーテンを透かす光はもう春の色
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心臓が 耐えられぬなら、と 結局は 変える未来より 安静を選ぶ
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優しい日々でありますように時々僕を思い出しますように 一重の君へ
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今朝はまた気圧配置に救われた昇る朝陽よ我の援軍
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「相棒」の最終回の予告見て 春が来るんだ毎年想う
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医者行かぬ 我の収めし 保険料 病む人の為 なれば良しとす🙆
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雲流れ 冷たき風の 吹く春も 無常のままに 時の過ぎゆく
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