誰よりも 優しききみの 未来には わたしと違う 姿ありけり
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さよならと 世界に別れを 告げしとき またどこかで 世界始まる
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たましいも飛び出しそうな大くしゃみ そろそろ春もいくというのに
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ブレザーの凛とした背を見送ってどうかあなたはあなたのままで
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雨が降り風も吹いての半月も入学式まで桜持ったな
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奥山の菅の根しのぎ降る雪のぬる春にも君のあらなく
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トーストは人の生き方ふわふわでもちもちだけがいいわけじゃない
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春雨と共に舞ひ散る花弁はなびらは 新緑のはじまりを告げたし
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降り止まぬ雨を味方にデイ拒む 義母を抱える私の胸にも雨
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能力が低いからなどと言っちゃ駄目!強い言葉で叱ってくれた
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夕暮れの自然の灯り背に受けて細身の桜我を魅了す
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下手くそな短歌うたにいいねをありがとう 気持ちは今もあの頃のまま/花の音さん、ありがとうございます
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春だから訪問看護師入れ替わり前任者の今ずっと気になる
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本当はもっとおしゃれで満ち足りたシフォンケーキがよかったのかも
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夜明け前 日の出を急かすかのように イソヒヨドリの笛の音響く
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シャーロット いつも会う場所ところ 横断歩道上 おうだんほどう君も私も 同じルーティン /犬です
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街中に色んな春色あふれてる 外を歩けばカラーセラピー
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悪夢みた うちにはねこはいるけれど 獏も飼いたくなる朝がある
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制服着て大人の気分背伸びして校門潜り吹く風光る
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そぞろ歩き いつの間に木々の若葉萠え 目にもこころにも沁み渡りゆく
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日が過ぎて終わりの桜でる日々今ここにある花はいかり
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既読はね、まだ付けないでおくからさ 気が変わったら、そっと教えて
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片付けの頃合い逃し部屋の隅 放置のストーブ 今宵こよい火を灯し
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花散らし 頬を撫でるあの風を 僕の手中に収めたくなり
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興味抱くモノは調べて読み学ぶわが身と人の明日の光影
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お師匠の声に呼ばれて軽トラへ積むのは釣りのお土産話し
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父遺す大工道具で1階を車庫にする日々感謝ひとしお 「父さん有難う」
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歳を取りお互いほんと笑えないそんな話で笑いましたね
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輪郭を白砂にぼかし俯瞰する写真の街はおもちゃに見えて
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荘厳な直下の滝の天上を目指す稚魚らは砂金なる朝
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