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東雲の庭に降り来し冬鳥の黒き
眼
(
まなこ
)
に日の映りおり
20
探し物 失くしたものは 物でなく 仕舞ひぬ場所を辿りぬ記憶
33
ヒヨドリがほうれん草を食べに来る デイ友言いし如月の朝
32
徒歩五分それも車に乗るくらし選挙ポスターありやなしやと
29
遊園地
回転木馬
(
メリーゴーランド
)
の回るごと 昔を今に 為す
由
(
よし
)
もがな
24
その花を咲かせる種はどこにある? 追い求めても見つからぬまま/②
30
春近し幼さ抜けて駆ける馬 咲けよと願ふ先陣の風
21
脂のり たまり醤油で 照り焼きに 炭火の香り 食進む夜
29
隙あらばガチャが出来てるストリート またかなんてはヤボな話ね
20
蹲
(
うずくま
)
り風の唸りに
苛
(
さいな
)
まれ 哭いた夜すら
明日
(
あす
)
は待たない
12
君の目の光が消えるその前に僕ならずっとここにいるから
15
失くしゆく 父の背なかに 陽が落ちて すべてが愛しき 冬のひととき
27
母さんが千の風になってたら怒るだろうか鍋を磨けと
29
人生に無駄なことなどないのですピンチ乗り切る即興短歌
23
この星を 巡って帰って 来たんだね 去年の君を 想わせる風/r
11
雪原に 北風吹いて粉雪は かけゆく てつなぎ鬼のごと
10
曇天に 梅のつぼみが ちらほらと 冬の名残を 今は楽しむ
22
若人よ塀の外だけ暴れませそんな人こそ未来を担う
11
政治家になる前ならばその笑顔好きになったな信じただろな
27
代役は良いチャンスだと言われても飛躍するのはわたし以外で
25
憂いなしと請負う人よ勇ましき言葉に日々吾が憂いは増して
20
この世とば幸せものはうらめしいつまらないとな思う我が身が
14
改札を抜け ほんのりと 梅の香の広がりぬ家路
夫
(
つま
)
と共に
24
「ですね」から 「だよね」になった 瞬間も 気付かないふり 気付かれぬよう
17
梅の香に思いを馳せるティータイムこれで少しは賢くなるかも
9
池に立つ鷺の白さとしなやかなフォルム美し天の賜物
27
残酷ねサンドイッチを食べさせて賞味斬り捨て無人コンビニ
16
開幕戦 心躍らせスタジアム 跳ねて歌って命の洗濯 /Jリーグ
24
冬枯れの 苅田に飛び来る白鳥に 古古米撒きて夕空眺む
28
あどけなきさくら草にも雪のふる 立春越えに桃色ふるえ
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