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何であれ通院てのは疲れるねぇ夕餉の支度出足遅れる
26
すぐそばに桜の名所ありながら毎年スルーものぐさゆえに
28
羊羹とチーズぺろりとたいらげる脂質糖質まみれのカラダ
28
譲り合ふ人同士 初対面なれど 会話生まるる 車両の座席
29
夢の中 ぐらい良い夢 見たいもの ピンチ連発 寝ていられない
18
春の果て 城の桜を縁どりにシャッターを押す君の指先
24
待ち侘びし 桃の枝先ほころびて 桃源郷に
誘
(
いざな
)
われゆく
27
五月雨やボタン外れしワイシャツに針刺す父の指見つめをり
30
「だめ」という言葉の数だけ撫でるから僕は夜色のただの猫だよ
27
だめだめに飽きたらおいで僕の店黒猫がいる照明店だよ
34
蒲公英
(
たんぽぽ
)
の群れの目線で桜見て何とか撮りたいこのツーショット
30
おべっどから おみみがよっつ はえている 外は雨風 春の嵐よ
28
週末に 雨に打たれし 祭り場は 静寂の時 耐える店員
27
春まつり終えれば街も工場も戻る寒さにふるえるもよし
17
俯瞰せる人の世の庭眺むれば色の違わぬ芝の色かな
18
「花びらがここまで来たよ!」子の髪を春一番がなでる夕暮れ
14
「ねぇ聞いて」気軽に言えない日々だから歌をよすがの日々に語らい
27
マンションが建つかと思えば自転車店マジかよ神様オレの為かよ
27
乗馬テク
宛
(
さなが
)
ら 犬に
跨
(
また
)
がりて 部屋中を駆け回りぬ赤児/動画
29
次々と
高価
(
たか
)
い握りを頬張りぬ 株で儲けた
米寿
(
はは
)
のドヤ顔
24
花色の多き水面に鯉ゆれて春風へ抱く命のあかり
24
宴終えて器を清め茶箪笥へ並べては抱く兄と会える日 「詠み直しました」
22
みっしょんを くりあしたのよ ちま猫ちゃん おかあちゃんを ちょい早よ起こす
24
花びらの 吹き流されて ふたつみつ 氷室神社の 氷みくじに /★人去りて 氷みくじに 落花かな(俳句)
14
感嘆の「しおそば」飲み干す寸前に残り餅入れ味わい尽くし (ニュータッチ凄麺)
18
セルフレジ 行列できて 人のレジ 日祝日は それもいいかな
15
もしかしてこれが最後の桜かもそう思いつつ観ればなお佳し
16
通勤の列車に揺られウトウトと船漕ぐ人の夢に幸あれ
17
朝起きて 灰皿の下の 千円を ポケットに入れ 学校に行く
6
春霞 遠い輪郭にじむ夜 届かぬままの祈りひとつで
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