獣らも恋人たちも陽だまりでつがいで暖とる3月のZOO動物園 
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幸運は貴女と会って人間の綺麗な部分で話せる時間
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いい嫁を 演じるつもり ないけれど 遣う気の分 魂抜ける
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在リシ日ノ仏臨ミテ手ヲ合ス つと会えたね、待たせてごめん
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森入らば春鳥の声合図とし日ごと芽吹きは進みゆくなり
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いらないと断る程にもらえてたポケットティッシュをいよいよ買うかも
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ジタバタと苦しむ時も貴女には生きたい世界だったんだよね
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お昼寝をオルヒネとふ我が家かな 打てばスッキリ目覚めさわやか
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巣立つの幸願い見る春北斗 夜のしじまに沈丁花ちんちょう香る
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満艦飾の衣着て新船ひと吠えす 三十年振りの壽ぎに児らも集いて
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おめぇ 誕生日だんべぇ ほれお前 今日誕生日だろう ほら」と 刺身の御馳走こちそう…「母」母たる由縁 /本人 忘れてました😅
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迷ひつつ初の試練をクリアして階段登る君にエールを
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ぽんと出す持病の薬がひとつ立つおやっと思ういい日と思う
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陸奥みちのくの 花の盛りを 見ぬままに  時は過ぎ去り 十五年
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春場所 夏場所前に 父は逝き 弔事切手の 紫 悲し /一周忌準備
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吾の実家継ぐ人の無き墓ありて今は姉妹で守ると決めし
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愛犬の夜鳴きおちおち寝てられず されど愛おし勝るものなし /犬莫迦
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目鼻口、喉の奥から耳までも 痒みて腫れる花粉症哉 
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我が足に 頭のせぐっすり眠る君 痺れがきても 動けず我慢
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列島開花 桜のはな扉が開かれてピンクのニンフが駆けめぐる 見落とさないで私も待ってる
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娘から投函頼まれ必ずと愚直に手で持つ言われた通りに
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保育園 六年間も 行ったのか  い立つせがれ 少し遠くに
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落ち込んで 項垂れている 首に触れ ラピスラズリの 青を手渡す
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歴史上生まれた人の総計は千百七十億人といふ
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誰も彼も敵に思えて身構えるそんな自分が一番の敵
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おづまげでべんとこたないでいっちみんべ花っこさぐじぎそんまが来るんてお洒落してお弁当持って行きましょう花の季節はもうそろそろね
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ファインダー覗く世界は 変わりゆき モノクロームからフルカラーへと
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春彼岸 息子の隣ちょこんと正座 ちさき手合わせ神妙なきみ
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売り込みを競う軍用産業は反戦歌聴く暇もないのか
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みこし引き手は軽トラで収穫を終えた田んぼの脇縫うまつり
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