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今朝はまた妻が特別ご機嫌で 良い一日が待っているかな
7
もう少し
楽
(
らく
)
な体をのぞみつつ血液検査 「問題は無し」
22
気がつけば 白菜の中で大きくなり 今まで気づかぬ我が眼 節穴
20
腹切れば同じ血と肉同士の恋 それでも百合と言えるか ヒトだ
7
冷え増して雨は雪へと変わるらし立冬の夜の静かな儀式
33
銅像になってる人の業績も顔も名前もまるで知らない
27
モフモフの絨毯に変え炬燵出す なにもせぬ日の夫の居場所
35
登山してる時に元気に挨拶するやつ街ではそれをしない
24
おまえだけイメージ良いの俺という悪がいるから成立してる
24
言った事覚えてないと翻すやつをそろそろどうにかせねば
19
なんてことない風景が愛おしいうどん屋さんで心ぽかぽか
16
幼き日乗った車を運転する 昔は空を見るだけだった
15
渋柿の皮むきて吊るす妻の手の黒ずむほどに
簾
(
すだれ
)
のびたり
12
新聞に載らぬ日のない「熊」と「詐欺」関わりなさそでありそな話
25
四度だけ寝ればパパには会えるのよ そう諭す君目を赤くして
14
失言の恐怖症って言いながらいっぱいしゃべるあなたに安堵
23
泣き顔の 眉にも似たり 紫の 細き三日月 連れて
夜
(
よ
)
歩く
27
訃報ありあゝあの人も旅立つか 噂の媼は
時雨
(
しぐる
)
る朝に
27
色々と選びたかった洗い桶さてどうしよか店から消えて/プラ製の水切りかごも
17
路地裏に落ちた金木犀はやがて夜を照らす銀河になる
16
ヒリヒリと痛む寒さの帰り道あまりにクリアな星に驚く
37
冷ややかな 空気に触れる 鼻先を 風がさらりと 撫でて冬来る
30
一つ石二つ体を寄せ合いて一つ衣の夫婦地蔵よ
37
公園のメリーゴーランド子供らを大人に変えて一人老いゆく
19
朝なさな胃腸を白湯で温めて「目覚めなさい」と呪文唱える
27
不思議ねぇ夜空の月はぶれるのに青空の月はくっきりと白
24
鈍色の空に真っ赤な柿一つ少し痛んで魂の如
46
ベタベタと嫌な思い出 手に付いたガムシロならば拭えるものを
22
雪遊び手足の凍る帰り道母待つ家のありしあの日々
33
真夜中に するどく光る 二十三夜
17
才の 君に似ている
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