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今日もまた静謐の時間をともにする凛々しい猫と支える人と
14
頭頂がちょっぴり薄くなってきた 言うのは止めとこ 夫の散髪
16
回覧板しっかり握ってヨタヨタと 一才のキミ、何処にお届け?
25
鼻つかみ 触って叩いて 一歳児 「どうぞお好きに」老犬寝そべる
22
「かみのけもぬいていいのー?」五歳児は初めて一人でトウモロコシ剥く
19
青虫がひょっこり現わるレタスから キミは野菜の安心マーク
20
真夜中に愛犬鳴いて我起こす まんじりともせず朝を迎える😣\老犬介護
17
母よりも子育て上手にやっている 娘を見ながら懐かしむ日々
27
ソーメンがマジックのように消えていく 食欲旺盛一歳男子
20
「もうだめだ」 言っては山越え 生きてきた 老いの山脈 まだ続きあり
22
街頭の ない畦道で 吾子と聴く 虫の
音
(
ね
)
知らす 秋はもうすぐ
16
洗礼名ヨハン・シュトラウス ドナウは昏く靑きゆゑにうつくし
9
われわれは優生学の黄昏に未來過去へのプルトンの鐘を負ふ
6
苔の生すへ、軍は果てて死ににけり。夏虫の絶ゑしかそけさ
5
川底にキラリと光った小魚は流れに逆らい上へ上へと
18
旬だから二百五十円秋刀魚焼き全て昔を懐かしむ夜
17
夏という季節が決壊した様な豪雨が僕を叩き続ける
40
叶うなら かもめに伝言 託したし 私は元気と ただ一言を
18
ものづくり琴線ふれる作品は平明にして気をてらわない
16
山肌
(
やまはだ
)
に 落葉
布団
(
ぶとん
)
を 掛けし木々 裸になりて
雪衣
(
ゆきごろも
)
待つ
37
帰り道
妙義
(
みょうぎ
)
の山が
朱
(
しゅ
)
に映える 綺麗な夕焼
朱鷺
(
とき
)
色の空
38
今宵また 眠れる夜に 想うこと ごくごく普通 夢のまた夢
10
車窓より見ゆる景色は夢模様 映る我が身はうつつに立てり
17
冬どりのタマネギ甘み格別のように英明さあ食べてみて
10
夕暮れにただの樹として桜あり涙の如く葉まで落として
31
三日月は はるか彼方を みつめたまま 振り向きもせず 慕う
夕星
(
ゆうづつ
)
33
頷くよう しずりの雪が 落ちるとき 始まる予感 気流のうねり
31
キッチンの小さな明かりで啜る時カップヌードル本領を出す
35
粗大ゴミ置き場置かれた姿見に映る私に見覚えは無く
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また明日遊ぼうねって今日の日の終わりを惜しみ吾子とつなぐ手
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