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無くなれば 満たしてくれた おやつ缶 空っぽにして まだかな と待つ
26
寂しさを埋め合わせようと右往左往 しているうちに歳食って死ぬ
5
言葉では つい言い過ぎてしまうから 秋色の葉を 貼ってポストへ
24
晩熟を滴る麦と稲が穂のふたつわかれになりにけるかな
8
電飾で華やかなりし町をゆく コオトのうらにナイフ忍ばせ
6
寒いねと話しかければ寒いねと 答える人の不在を嘆く
9
黙々と 靴見て歩く道すがら 顔を上げて と桜に言われ
46
あの時が 最後だったと思い出す 未来が見えて だきしめる今
27
金平糖あじさいの葉をあしらって 粋なセンスの亡き友想う
21
近所の子だんだん敬語を使い出し 成長見るも淋しさ覚える
30
思春期の 中学
68
年生 卒業試験に苦戦しており
24
真夜中に愛犬鳴いて我起こす まんじりともせず朝を迎える😣\老犬介護
19
鳥たちは頭寄せ合い
啄
(
ついば
)
んで 草刈りの後に残ったご馳走
23
愛犬の為と夫は仕方なく 冷え冷えの部屋で布団に
包
(
くる
)
まる
29
初蝉の 鳴いてすぐ止め 二度寝かな 夏まで少し もうちょっとだけ
25
ベランダで朝の日課のマッサージ 老犬は過ごす至福のひととき
24
久々に一人の朝食これもいい ジャズ聴きながら家事後まわし
35
二度咲きは小さく可憐 夏空に薄紫の藤の花咲く
29
星ならば 見えて届かぬ あたりまえ 君との間
30
光年
26
どしゃ降りが上がって一気に蝉時雨 この声もやがては懐かしくなる
23
頑なに夏は綿と思ってた 確かに涼し エアリズム着る
32
朝起きて空見上げれば赤トンボ 信濃の朝はもう秋かしら
35
呪はるる國民たるを耐へず戰争の責任転嫁さる 死者へ
9
ハッとした 能面のよう母の顔 もう一度見たいよ昔の笑顔
24
老犬
(
キミ
)
はもう聞こえてないのね雷が 逃げ回ってたあの頃懐かし
31
早々
(
はやばや
)
と鳥は見つけた秋の味 庭に散らばる柿の食べかす
29
夜の言葉星くれなゐの花樗そのほそつづらなす窓居に醒めし
20
常識こそうたがはるるまへひとは鳥なりし うたがはば飛べざらむ
20
待望の1号4番候補なら期待は大に「あっ目が覚めた」
12
ツツピー と 求愛の声 高らかに ヒトも素直に 好きと言えたら
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