恐怖より 戦うことで 現実が 見えてきた時 ほんとの勝負
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不幸だと 思っていても 実際は 幸せなんて よくある話
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幸せは 失うまでは 気づかない 不幸を知って 幸せを知る
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憧れて駄菓子でしてるシガーキス火のない所に煙を立てて
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弛めたる 身体に沁みる 歌もあり ラジオの時間 一人の時間
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仲間とものため なりふり構わず 頭下げ 建てし供養塔いしには 想い刻まれ
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我行かば ただ鳥のよう 風に乗り 風に逆らい 居場所見つけ
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3月に報道ヘリ飛び伝へらる戦禍の如の被災地忘れぬ
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あなたから見えていようがなかろうが 今日のわたしは世界一かわいい
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鞄から くしゃくしゃ原稿取り出して 夢追い人が また旅に出る
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見上げれば紅梅咲いてこの空のどこかにきっと精霊はいて
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パンまつり 白いお皿が もう何枚 我が家はしばらく パン祭り
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雪だるま並んで浴びる如月の日差しよ僕も溶かしておくれ
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午前四時 目覚めて月を探したら 孤独を溶かす 蜜のしずくだ
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真夜中に 月と密会 したことは 家族に内緒の 銀の耳打ち
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今日もまた納豆もやしを並ばせて財布の底の静かな反乱
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紙パック 交換される日 待ちわびて 今日とてルンバ壁に佇む
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新しいケリケリ猫に渡したら猫喜んで蹴りに蹴りけり
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若人が雪と氷を友として 命謳歌すミラノコルティナ
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ユーミンの歌詞が優しく飛んでゆく冬と春との間の空に
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子育ては ハラスメントに 似たるもの  受け手が決める 愛の正しさ
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身を起こし背を押し父のぬくもりと「有難う」との声まとうなり
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両脇に 幼な子かかえる 細腕が かけるメダルは 何色だろう
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如月の優し朝日に照らされて蕾ふくらむ沈丁の花
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捨てられて 親を知らない この猫は お婆(吾の母)の事を 母と思ひて😺
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そうだよね 真面目すぎると損だよね さぞかしあなたは不真面目なのね
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力強いぬくめられ吹く東風こちさき蝶々ちょうちょをひらりと乗せて
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薄紅の 霞たなびく山裾の 眠れる森も目を覚ましゆく
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スーパーに久方ぶりに行き見れば品の爆値に目玉飛び出る
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気にせずに いられた時の 懐かしく 祭りの陰で 武器売る準備
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