Utakata
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Utakata
(
うたかた
)
につぶやくように
詠
(
よ
)
む歌が 心の
澱
(
おり
)
をすすいで流す
23
ゼミ終わり夕陽を背負って笑いあう若草光る教室の日々
20
急がないその
時間
(
とき
)
が来るいつかまた 月を見上げて君の名
呟
(
つぶや
)
く
30
牛乳の空きパック使い常温に冷ました
焙
(
ほう
)
じ茶お
供
(
とも
)
に連れて
15
ゼンマイは 巻き過ぎちゃうと 切れますよ 心も同じ ほどほどが良し
32
君が打つ水鉄砲の水の色その透明を超えるものなど
27
変わらないけやきの木陰一に好き枝の広がりも透ける感じも
22
朝凪に 鳥らの声しか 聞こえない 世界にただ 一人の私
38
水無月の
朔日
(
ついたち
)
に ストーブ点火 葉陰の濃さに 逡巡しつつ
41
つつがない 日々の暮らしの 後を追う 「不幸」と言う名の 無情な悪魔
20
女々しくも 願ひが一つ 叶うなら 今一度 今一時 逢いたひ
22
ビル街の 天神様で 待つ君の 笑顔で手を振る 姿に胸キュン
13
見上げると夜空の月が
微笑
(
ほほえ
)
んで 今頃君も笑っているね
33
加熱して
辛
(
から
)
みが飛ぶのをいいことに
期近
(
きぢか
)
わさびをうどんで煮込む
21
よその子がまた遊ぼうと来てくれた友だちみたいそれが嬉しい
34
ロケットのニュースを君が知らないとアメーバ消える西荻窪
4
ゲーミング
P
C
の七色を見る 消せるペンで書く退職届
5
わたしだけ見ている世界がありました取り除いても世界でしたね
9
ネガティブに構えすぎると運下がる 幸せのため希望信じる
16
教室の隅でうつらと白昼夢シナモン味の夕焼けのあと
5
あじさいの天ぷら やがて手は届く
25
階の
4
人部屋から
7
慣れぬ手で ズボン繕う 雨の午後 空も心も 潤む梅雨入り
39
役者なら「舞台の上で」と言うところショッピング死を希望してます
8
ありがとう「いいよいいよ」と言われればやはり嬉しいひよどりの声/イーヨイイヨ
25
しみじみと節々きしむ六月は推しのお日様活動休止
11
いや、違う 夏のにおいと思ってた 冬に育てた除湿器のカビ
9
車道側を歩くことが最大限 ごめんねぼくは愛をしらない
5
確固たる不安定さを愛とする ギターソロならカートコバーン
5
何もない もうここからはただ白が無限につづくまとめサイトだ
4
外に出て夏を感じることもなくおとぎ話をボロ屋でうたう
9
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