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死にたいと呟く度にため息を漏らした「死」 俺も死にたい
2
俺だって誘惑したいわけじゃないヒトが勝手に押し付けるんだ
4
無条件自分への褒め難しい なんの根拠も信用もない
3
我が未来剥ぎ取るように飲むクスリ残り数えつ今朝も九つ
9
よるふけて下宿にかえる苦学生 おばさんの 味おにぎりのまつ
12
生きてれば 些細なことも 一苦労 楽ではないよ 貧乏暮らし
3
幸せに生きて欲しいと願ってる。 でも
惚気
(
ノロケ
)
には「いいね!」せんとこ
9
どしゃ降りが上がって一気に蝉時雨 この声もやがては懐かしくなる
21
頑なに夏は綿と思ってた 確かに涼し エアリズム着る
30
空爆で
殺戮
(
さつりく
)
される子ども達 チャンネル変えれば五輪の歓喜
51
気が付けば ひこばえ青々繁ってる ああ、生きてるね 桜の切り株
24
朝起きて空見上げれば赤トンボ 信濃の朝はもう秋かしら
34
わが祖父は英靈か 虐殺ののち肩口に消ぬる緋の初霜が
6
ぼく達の歴史にわたしはいないからヤグルマギクの花言葉って ?
6
「正しい教育と歴史認識のもとにわれわれパリ市民は生まれた」
6
シオニズム 角砂糖水へと溶けて水薔薇国家の仔羊の頸
6
わたしヒトラー。わたしロベスピエール。もしもし。ユダヤ人を――
4
基督をひとはもとめむさでもなほ――、無棘薔薇冠など編みて刑吏
5
「あたしたちのイエスさまが変になっちゃったのよう」魚眼レンズ直視
7
温かいココアを飲めばとろとろと身体の中に灯火ともる
32
とん、とん、と幼きわれの背をたたく母の指にも似たる雨音
16
いつもより数分早く出た朝は空も街もなんかパステル
29
冷めきった紅茶をレンジであたためる心の温度は取り戻せずに
22
病床の猫にチョッキを編んだ日は独りぼっちの今日を知らない
44
マフラーからはみ出た耳たぶの林檎色きみがかわいく色付く季節
12
高い空飛行機ゆっくり交差して西と南に見えなくなった
16
柚子の木に柚子の実のなる庭ありて売却物件なるぞわびしき
21
明星の方に向かって漕いでいく今日もなんとか稼いだ帰り
39
一月の日射し明るき林間を母と歩けば冴ゆる
阿夫利嶺
(
あふりね
)
16
冬晴れの団地の中の公園は遺跡のようで空は静かで
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