Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
42
43
44
45
46
47
48
49
50
…
次 ›
最後 »
想い出す時間が徐々に減っていく 気づかないふり今日も明日も
38
薔薇の
棘
(
トゲ
)
プチッと取ってツバつけて 鼻の頭に可愛いピノキオ
30
実家ではやかんで
10
分かけていた湯たんぽづくりケトルで
2
分
13
綿棒を鼻の奥まで差し込まる あの検査が厭で医者には行けぬ
20
天海の
冥色
(
めいしょく
)
まとい鬼気ひそみ背に打ち寄せる波の慟哭
30
綿棒の検査を受けて結果待ち 「はずれ」を願う妙な籤引き
26
なぜダメか教えてほしい 自販機に拒絶されてる硬貨はわたし
30
「じれったい」安全地帯の曲を聴く コロナの症状一進一退
27
晴れ渡る 母の生まれし 日に思ふ 空襲逃れ 生き延び『ツナグ』
24
私から旅立ち誰かの物になれ集めて生やしヘアドネーション
22
嫌いだよ好きでもあるよ人なんて完全無欠は息もできない
30
山の湯で近くに熊が出たと聞く 湯船に溶けし凝りが戻りぬ
38
インフルやコロナでなくとも風邪は風邪 微熱こらえて営業回り
22
死んだなら何が出来るか知りたくて試しに死んでも戻れませんよ
25
奮発しピザを取ったがその味が塩分過多で吐きそうになり/味覚障害?
27
秋風が思い出ばかり連れてきて私の心とばされそうだ
39
誰だってまぶたの裏に隠し持つ今よりもっと高かった空
18
ポケットの中繋ぐ手は温かく 1月の海寒さ感じず
28
竈
(
かまど
)
から離れぬままの母せかす匂いに待てぬ腹鳴る夕餉 / 追憶 五人きょうだい
37
さりげなく餅の話題をはさむ母そうきたかって話題をそらす/介護
31
冷へ込みの深まりぬ 霜月の朝 止めるアラーム 冷ゆる指先
29
眼下から
紅葉
(
こうよう
)
映る
潺
(
せせらぎ
)
を 無で眺めつつ カニを追いかけ
23
ふかし芋もはや多くは口にせずなお父へ湯気届けたくあり
29
天守から 木曽川眺め 時が過ぎ 携帯アラーム 我にかえって
28
線路沿ひ
微風
(
そよかぜ
)
に
揺蕩
(
たゆた
)
ふ
薄
(
ススキ
)
通勤を飽きさせぬ風景
29
アゲハ蝶 ビオラの花の 蜜吸ひて 西陽に光る 美しき羽
30
自分では死ぬことさえも出来ないとベッドに乗せられ管を繋がれ
27
ダンディーで 寡黙な喜寿の わが部下は ポテト大好き 笑顔でほおばる
29
行きつけの店 バースデーサプライズ 居合はす客からも拍手を浴び
24
空泳ぐ鯨の雲の腹の中
肋骨
(
あばら
)
をくぐるピノキオと我
31
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
42
43
44
45
46
47
48
49
50
…
次 ›
最後 »