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逢瀬時 相手きしねん お願いよ 穏やかで居て 静かにしてて
5
哀しくて 苦しくもあり 心捨て 記憶も消して 身をも消したし
8
泣きたくて 泣けぬ苦しみ 悶えつつ 思い悩むは 終わらせ方よ
8
通学路照らすおひさま燦々と頬撫でる風春の合図
14
天泣やとける雪の音
(
ね
)
聴こえつつあしたは何を着たらよいのか
29
残月の光冷たき広場からほぼ貸し切りの路線バスに乗る
15
眼の中に棲みつく去年の桜とか君の笑顔がぼくの方舟
19
薄紅の花びら乗せてくんくんと友の来た道われの行く道
29
投稿後すぐつくイイね嬉しくて 貴女と同じ
時間
(
とき
)
過ごしてると
35
山を行けば幹に苔生す桜ありて少し咲く花に風は冷たし
22
出汁変えた? 前のがいい という君へ わたしも前の 君がよかった。
8
余裕無き日に安らぎをもたらすは色の効果か見頃の桜
22
毎年のことかな満開迎えれば花冷え強風気温十二度
22
映画館 都会ばかりに密集す 高速乗らねば手が届かん
11
春の陽にもてあそばれて町ゆけばカーペンターズ口ずさみつつ
18
『好き』だけが暮らしの外にありまして、暮らしの中の君に告げんと
14
デパートでわれを迷子で呼び出して欲しいひととき愛確かめたい
13
行く先は見えぬひこうき雲なれど夢のしっぽは見ゆるごとしも
14
湖畔より君が水面を見掛ければ瞳に映る鳥や飛び立つ
11
最高のプレゼンをして最高は君だってこと差す夕茜
9
「いぢらしい」言葉表にすればわが意地になるほどに恋するほどに
9
まだ知らぬこと多過ぎて町行けど僕の心は君へ行けない
15
今朝目覚め
厨
(
くりや
)
にたてば鼻を突く味噌󠄀汁にほふお袋の
背
(
せな
)
8
葉桜の下でパンジー咲いている夏が生まれる準備ととのう
29
髪なびく車掌の流るる横顔をページめくれぬ車窓から追ふ
19
別人の 腕に抱かれて 見る夢は 笑っちゃうくらい 君ばかり
6
今までの君が好きだった私のままで この恋だけはピリオドを打つ
15
花火の日「友達」の君見つめてる 私の恋は散れもしないよ
14
朝顔と君の横顔花開く 笑顔咲く君見つめていたい
17
夕暮れに友との出会いに感謝する 君と帰るよ紫陽花の道
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