頭頂がちょっぴり薄くなってきた 言うのは止めとこ 夫の散髪
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回覧板しっかり握ってヨタヨタと 一才のキミ、何処にお届け?
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鼻つかみ 触って叩いて 一歳児 「どうぞお好きに」老犬寝そべる
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「かみのけもぬいていいのー?」五歳児は初めて一人でトウモロコシ剥く
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青虫がひょっこり現わるレタスから キミは野菜の安心マーク
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真夜中に愛犬鳴いて我起こす まんじりともせず朝を迎える😣\老犬介護
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「もうだめだ」 言っては山越え 生きてきた 老いの山脈 まだ続きあり
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街頭の ない畦道で 吾子と聴く 虫の知らす 秋はもうすぐ
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洗礼名ヨハン・シュトラウス ドナウは昏く靑きゆゑにうつくし
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万国旗 ゆめのやうなる朝の空へ人は手をさしのべてをりぬ へ
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われわれは優生学の黄昏に未來過去へのプルトンの鐘を負ふ
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苔の生すへ、軍は果てて死ににけり。夏虫の絶ゑしかそけさ
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川底にキラリと光った小魚は流れに逆らい上へ上へと
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旬だから二百五十円秋刀魚焼き全て昔を懐かしむ夜
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夏という季節が決壊した様な豪雨が僕を叩き続ける
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叶うなら かもめに伝言 託したし 私は元気と ただ一言を
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急ぎ旅なれどコスモス風に揺れ吾を迎える ふるさとは秋
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ものづくり琴線ふれる作品は平明にして気をてらわない
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山肌やまはだに 落葉布団ぶとんを 掛けし木々 裸になりて 雪衣ゆきごろも待つ
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帰り道 妙義みょうぎの山が しゅに映える 綺麗な夕焼 朱鷺とき色の空
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今宵また 眠れる夜に 想うこと ごくごく普通 夢のまた夢
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車窓より見ゆる景色は夢模様 映る我が身はうつつに立てり
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冬どりのタマネギ甘み格別のように英明さあ食べてみて
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三日月は はるか彼方を みつめたまま 振り向きもせず 慕う夕星ゆうづつ
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頷くよう しずりの雪が 落ちるとき 始まる予感 気流のうねり
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キッチンの小さな明かりで啜る時カップヌードル本領を出す
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粗大ゴミ置き場置かれた姿見に映る私に見覚えは無く
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また明日遊ぼうねって今日の日の終わりを惜しみ吾子とつなぐ手
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いつの日かとびにとられたコロッケよ二人笑って見上げた空よ
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感情は殺せないだろ大人でも吠えたい夜に見上げれば月
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