牛乳の空きパック使い常温に冷ましたほうじ茶おともに連れて
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ゼンマイは 巻き過ぎちゃうと 切れますよ 心も同じ ほどほどが良し
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朝凪に 鳥らの声しか 聞こえない 世界にただ 一人の私
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パスケース 貴女の笑顔を 意識して お土産屋での 幸せな時
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水無月の 朔日ついたちに ストーブ点火 葉陰の濃さに 逡巡しつつ
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つつがない 日々の暮らしの 後を追う 「不幸」と言う名の 無情な悪魔
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女々しくも 願ひが一つ 叶うなら 今一度 今一時 逢いたひ
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ビル街の 天神様で 待つ君の 笑顔で手を振る 姿に胸キュン
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登りきれば そこが楽園 かといえば わからぬままに 必死に登る
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二郎ラーメン ストロングゼロで流し込む 下人の行方は誰も知らない
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富士サファリパークの地下に棲む「それ」は 丑三つ時にご覧いただけます
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実家では禁止されてた黒魔術を下宿先では日に7度撃つ
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5歳児にTOEICで負けたあの日から 毎日欠かさず虎を狩ってます
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梅雨空に 古疵痛み 年齢とし思ひ 慌てて布団に ダイブする我
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蔓延はびこった 草と格闘 そののちに クワガタ顔だす 月夜の露天
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ご飯かお風呂かそれとも私 沈黙で開けるHUNTERへの道
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沢庵でボーリングする狂人にも 守る妻子とプードルがいた
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「キャビア丼アレルギー」と診断されるも 生活になんら影響はなし
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背景この短歌読んでいる貴方は何処にコピペしているのだろう
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あじさいの天ぷら やがて手は届く25階の4人部屋から
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慣れぬ手で ズボン繕う 雨の午後 空も心も 潤む梅雨入り
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一杯を写真の君の前に置く新茶の香り届けとばかり
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役者なら「舞台の上で」と言うところショッピング死を希望してます
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しみじみと節々きしむ六月は推しのお日様活動休止
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いや、違う 夏のにおいと思ってた 冬に育てた除湿器のカビ
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車道側を歩くことが最大限 ごめんねぼくは愛をしらない
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確固たる不安定さを愛とする ギターソロならカートコバーン
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何もない もうここからはただ白が無限につづくまとめサイトだ
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外に出て夏を感じることもなくおとぎ話をボロ屋でうたう
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冷房の鳴き声がまた聞きたくて布団のかどへ足を伸ばさん
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