毎年の ツルツル路面 何年も 何年経てど 慣れても滑る
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夜な夜な土足で他人様の畑に踏み入り足跡で「いいね」と書き去る
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パクチーのよう 他の人に嫌われても 君だけは
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ぬ。 ぬ、 ぬ!ぬ. ぬ。お前が一句詠むまでになにかが5つも完了した。
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頭では分かっていても指先に伝わっていない令和八年
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カニ鍋の タラをつついて 春を待つ 渋谷の北海道 ヒグマのこころ
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チューズミーチューズミー  道玄坂のネズミの声かあるいは人か
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暗闇に 目が慣れてきて 辺り見え 見えない時より 慎重になる
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何か湧いた 指でなぞったら湿った 普通だね (笑)
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コトコトと鍋が鳴る中早朝の歌声交じる陽が差す窓辺
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針の月日の出まぢかき昊にあり 夜のとばりを断ち截らむとす
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明日の夜は敦賀回りで大阪へ 阪神「美々卯」でうどんすき嬉し(東京ではもう食べられない)
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良さそうで変な日本語「ポイントは 大きく二つ」「大きな」「点」とは
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風は今並木の梢を揺らしては青い空へと吸い込まれてゆく
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CIA十八番おはこの内乱工作は イランでチリでまたもイランで
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ママの代用品男 抱きしめて抱きしめてまだ置いてかないで
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通知なる きみどり色の君の声より 誰かの🖤いいねを知りたい指先
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かーてんを あけるとチビ猫 おりてくる 「ひめべっど」なのよ おきにいりだよ
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天涯の孤物となりて今更に人渦に飲まる神の悪戯
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この道を選ばなければ…なんてまだ言ってる私しっかりしろよ
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わざわいは 一切全いっさいすべてを 奪い去る されどそれすら かてす君
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極寒に足先感覚なくなりて歩けどさながら幽霊のよう
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ノアールを スーパーカップに のせて食う うるせーBBA 今日はお休み
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あたたかいミルクに溶かす高純度の絶望飲みこんで吐いたら死
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新しいOSが追加したものは 古いワードを開かせないこと
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内容は自分で考え 定型に落とし込むのはAI任せ
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爆乳を 前にして沈黙 ただ満ちる  白き重みに 夜が膝を折る
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長所とか才能みたいなのはないがそこそこ美味いタコス作れる
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風だけがたどり着く街 道はなく家もなく 砂一面の朝
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インフレの波に飲まれたレアキャラに分不相応にもシンパシー
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