積もっても すぐ飛ばされて ゆくような きみの心は パウダースノウ
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君にだけ届く想いを乗せたくて祈るみたいに名前を呼んだ
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今までとこれから先をそれぞれに眺められてる今ここに立つ
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粉雪は 祖父が降らせて くれたのさ みな大好きな おじいちゃんよ
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忘れたよ 大阪万博 マスコット ああ「ミャクミャク」だ 覚えてる?
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唇がぷっくりしはじめた君をかわいいと思う、自分死ね。
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貧乏で なにもやらない 父親に 息子の批判 グサリと刺さる
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じゃんけんぽん あっち向いてホイ じゃんけんぽん あっち向いてホイ はい僕の勝ち
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オドロウゼ!きみが真ん中に立っている そんなジャケ写を夢見てたのよ
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日本の妄執剥がす人なれば 濁流あれど打ち負かしたり
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30年否60年 気候変動の「質量」換算す 待ったなし!
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権力に 従属したる 民放局 初心に帰れ 皆が支えり
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「Utakata」の句 読み終えずとも わが心 うち解けてゆき 未来開ける
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綿毛の塔に風やわらかく吹き込んで崩れ去るにはまだ早いから
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芥子の花ひとすじ伸びて吹きわたる風つよければ折れそうなほど
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揚羽蝶の翅おだやかに振動し何かが始まろうとしている
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しじみ蝶は絡みあい離れあいながら草々のさきにふれてはなれて
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とことこと身体の軸をみださずに扉のしたへきえてゆく ねこ
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しらじらと咲く百合の茎縫いとめて小さな蜘蛛が巣を張っている
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アメンボは水の流れにさからって泳いでは同じ場所にもどって
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池の面に蓮の花びらとどまって静かに夏が終わろうとする
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努力ができないなら死になさいよと 全世界の美人に言われる
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吐き気がするのよあんたの顔見ると さっさとわたしを殺してちょうだい
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お金を払って初めて許される わたしがここにいてもいいということ
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人生が200個あっても足りない!と 君が飛び散るビル12階
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夏が死に秋を殺して冬と死ぬ 春もそぞろにまた夏を待つ
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何者でもないわたしを生きること 焦燥・加齢、解放となり
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鶏肉と半端野菜を鍋にくべ待つ「この恋が実りますよう煮」
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コンタクトも化粧も落とさず背中越しに ポツリと「わたしいましあわせなの」
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公園の便所の床を這い回る雀蜂を見て僕だと思う
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