孔雀くじゃくたち 野生になりて 逞しく 子孫を増やす 南の大地
32
左右(さう)の手で 包むがごとく 生姜湯(ゆ)を 惜しみつつ飲む 冴え返る午後
21
インクのフェロモン辿る本の虫 活字の森にお花摘んでる
20
うらやまし、おばちゃんたちはカンパイって 駅弁アテに朝ビール呑み
22
朝食の支度のじゃまを やめたねこ 楽だけれどね らしくないんだ
27
レモネードひと息飲み干す 早春の微睡み覚めし夢こそ清く
20
「相棒」の最終回の予告見て 春が来るんだ毎年想う
34
「うまい棒」思わず「うまか棒」と言うあなた九州出身ですね
21
医者行かぬ 我の収めし 保険料 病む人の為 なれば良しとす🙆
37
ドラえもん短歌でついに入選を頂きました感無量です/ドラえもん映画短歌コンテスト
24
雲流れ 冷たき風の 吹く春も 無常のままに 時の過ぎゆく
31
ゆびきりを 求めるキミの 白い指 触れたら二度と 戻れない夜
21
お雛様 今年は受験で 愛想出来ず しばらくオヤスミ 明くる年まで
16
夜更けて車椅子より手を伸ばし 彼岸のつまの裾に触れけり            
13
朝はチャリ昼は無心で夜は外 風と寒さに歌を教わり
23
店の壁草間彌生が来たようにペイントをした大きな作品
24
宝くじ買ったかみたい図書館へフォトブック持ち行ったら夢に
23
啓蟄に 根雪も解けて虫たちも 温む大地に手招きをする
26
紅富士に寄りて映えるや十六夜の月に引かれて通院の朝 (3/5)
33
真夜中に ふたりの小指 絡めたら 針を飲むのは どちらだろうか
15
ひもすがらネット揺蕩う老人の終の住処か雲井の空は
17
早春の寒夜 窓外そうがい眺むれば 冴ゆる星空 オリオンは西へ
32
生きづらさまったく感じていないなら人間やめて迷惑だから
21
霧のなか、光の粒をポケットに。夢の向こうも僕の生活
23
朝ラジオ 『ジャマイカ療法』教えたり 魔法のことば 『じゃ、まっ、いいか』
17
沸騰を待つ数分を味方にし 未来を少し待たせておこう
29
車窓には鶯谷のホテルネオン 次は大宮 雪深き地へ
10
書店での逢瀬重ねる春の夜 新潮文庫の天はギザギザ
10
エビのよに きゅっと丸まる 寝姿よ けさはさむいね 我が家のねこたち
28
誰の手も 届かぬように しまい置く 櫛笥(くしげ)の中の 玉櫛の妹(いも)
12