向日葵ひまわりの笑顔のような貴女きみだから 黄金色こがねいろした糸で進める/刺し子
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あの余波が 友を飲み込み 連れ去りし 手元に残る 手紙と語る
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震災後二年経つ日の「浄土ヶ浜」何事も無かったように波寄せ返す (記憶)
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あの日から揺れと同時に亡き猫は反射でふとんに潜るようになり
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何もかも奪って行った震災は悲哀の土に種を残した
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パソコンの操作を教えてくれるひとー?・・・なんて優しいスマホAI
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言葉には力があるというのなら友に届ける言葉がほしい
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聞こへ来る門出の歌はどれもみなシニア世代のをも励ます
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白鳥ものんびり者がいるらしい今朝も二三羽連れ立ち北へ
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自由へと向かう旅路で船に乗る 泳げないことをひた隠しながら
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信夫山 低き所は 色を増し お待ちしてます 春のお彼岸 / 275メートル 存在感あり
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蔦の這うひかりに鏡うもれいる うちに眠れる人おだやかに
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交差点にも春たづぬ 切り株のわき 紫の咲く ホトケノザ
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午後六時 一年前の 午後六時 生きてるだけで いいのだろうよ
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菜種づゆさくらは紅雨こうう春雨に花ひらきゆく皐月来るころ
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苔むした木の根にぽとり落ちた冬 真白の椿 名は初嵐
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三月の まばゆい春の 昼下がり 懐かし友と 心が通ふ
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暮れ六つを過ぎて やうやう星影の見ゆる弥生の オリオン高し
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大富豪 政策杜撰 金任せ 「No」いろんある鷹派 爪隠しおり / 常句>冗句
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創造は 模倣の中の 極みかな AIエーアイ示す 結論一つ / 将棋・囲碁・スポーツも 逆らいたいね!
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川べりの土手をトコトコ四十雀二つ三つ咲く青きムスカリ
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朝からの風雪止まぬ春嵐ひとたび春を感じたばかりに
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「終わったらミートドリアを食べましょう」 喪服の母が小さく笑った
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底冷えを 敵(かたき)の如く 武装して 若狭井の前に 松明を待つ /二月堂修二会大松明
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会釈した相手が素通りした理由『髪を切ったの知らなかったよ。』
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春暁の 静けさの中 浮かびたる 月は動かず 鳥はのどけき
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平穏な生活に花 添へるよに 歌を詠む日々 心潤ふ
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凍み渡る雪原ゆきはらけもの足跡あと 辿りてゆけば水辺に着けり
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マネキンが着ているワンピ気になって値札チラ見で現実戻る
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アイコンは可愛いけれど捨てた僕スクショでデフォルトさらば偏見
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