窓からの 西陽差し込む 研究室 一人でこっそり ご褒美おやついただく
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なにもかも集中できない 君のせい 頭で君が踊っているから
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大丈夫じゃないとき そっと寄り添ひてくれる わがの 愛らしきこと
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聞いてるか 子宮筋腫よ 暴れるな 何も用事が 進まないんだ
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元気かな 気になる人が 順番に 夢に現る 睦月の夜に
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仕事とは 任務ではなく 任意です 無理のし過ぎは 無駄なことです
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偉そうに のけぞる父の手のひらの震え思えば怒り溶けゆく
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正しさは宇宙に任せて僕たちは自由意志でキモくなろうよ
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祖母孝行 卒寿の年に ランドセル  われの息子は 貴女あなた曾孫ひまご
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幼少から不幸になるとは気付いてた足掻いてみても抜けられはしない
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幸せは私に似合う色じゃなくほんとに似合う人に着せたい
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短歌みたいな人生がいいなとか あまりにアバウト それでもいいか
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頭数あたまかずキリや縁起で増すばかり重みは足りず兵も夢
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生育を休止す 冬の月下美人 冬眠の如 しづかに春待ち
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真夜中に 救急呼ぶかと 悩む腹痛 今朝はいちおう カフェインレスで
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ねこたちが しんぱいそうに みているよ ロキソニンあったから だいじょうぶだよ
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急きょ呼ぶトイレ修理もいいことに共に慌てる家族いる夜
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税金を武器と選挙に溶かすので 働かせては働かせては
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鍋つかみ両手にはめてフォッフォッとバルタン星人真似てた姉貴
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駆け抜けてきたんだ すこし休みませ お腹あたため ねこを抱いて
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ワコールの赤い腹巻きあゝぬくい 温かさには幸せ詰まる
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今日もまた日の暮れゆくをぼんやりと 五七五七七捻りなどして
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農閑期 伝統のある 味噌仕込 若手不足で 急遽参戦
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我が田舎 還暦間近は 若い衆 吾より歳下 三人だけで😅 /内一人は吾の息子
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わがうちに家族(いえ)焼きつくす火を飼いて何食わぬ顔で夕餉を運ぶ
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休憩も 取れず働き 疲れ果て 大寒の風 更に冷たく
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題:「満員電車」  人溢る  櫃の奥へぞ  押しこまれ  身をば忘れて  息ぞ潜まる
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軽快な 歌に癒やされ クスッとし 心もほぐれ 温かくなる/皆様ありがとうございます
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新雪をキシキシと踏みバスを待つ零下の町に北風小僧
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「働いて…働く」女史は働かず解散告げて寒中みそぎ
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