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髪切った?サッパリしたわ春だもの海へ行きましょオープンカーで
13
優しさを少しだけ保つ如月に 害の字をまるくひらがなにする
8
檄文の構えが効いたか
俸禄
(
ほうろく
)
が上がり候ふ安堵されたし
12
ノイキャンで耳に流せば腑に落ちて消化酵素のチェロ静かなり
11
懐かしさとは去った家ではなく引き戸を押してしまう指先
10
白き花ひらかんとする沈丁花待ち遠しかな芳しき
香
(
か
)
18
法律を
疎
(
うと
)
む上司は怪しいぜ弱者を守る盾じゃないのか
18
春風に 心弾みて 仰げども 垂れゆく水の 止めがたきかな
11
定年のない職につき半世紀 終活近しと閑古鳥鳴く
16
風の香に 日の温もりに 宵闇に 仄か滲みし春のさきぶれ
16
雲垂れて 下校の子らは 淡々と 口を結びて 家路を辿る
22
入試の日 中学生の緊張が 伝わり過去の 思い出辿る
11
下層でも下卑た政治家比較ない純潔高貴の魂ありき
9
「がーーっと言われるともう、わーーっとなってだめ」って、飛べない天使が
10
AIは 際どい問いを
躱
(
かわ
)
したり 何処ぞにか雇い主いるのか?
14
風呂の湯が沸くのが少し早まったそんな気がして春はそこまで
13
アンテナに かかる小さな アイデアを 歌にするのは 愛であるかな
7
周りの目 気にし目線で キス交わし 気遣わしげに 見送るホーム
5
雨の日に 失う恋は 消しきれぬ いつかの君を「思ほゆるかな」
11
毎日の 終わりに一首 詠んでいこう 何もない日の 小さな抵抗
13
国護る 最善策は 国の概念捨てること 行うは難し
8
「国」「祖国」 取り払います 今すぐに 其処にある日々 ただ自然なり
14
没落を 学ばぬ人に 問うてみる 声張り上げて 響きざりけり
9
身に纏う 服に戸惑う 温暖化 国道脇の 草花に聞く
14
隣国の
凶器
(
まがもの
)
絶えぬ この街に 穏やかなる日々 いつぞ戻るや
13
ドライみかん 唾で実って甘くなる 食べても枯れない ぼくは死なない
5
背負った業
(
ごう
)
業
(
わざ
)
を磨いて業
(
なりわい
)
へ わたくしなりの自業自得
6
人生を 振り返っても 苦が多し 楽を見つける 難かしさ
8
「買ったんだ」つれない素ぶりの息子達 「食べる?」を期待し しっぽぶんぶん
7
濃い紅葉 いにしえ語る 古刹かな 鐘の音響き 紅葉舞い散る
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