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未だ残る不安が滲む雨の夜は甘酸い梅酒に全て溶かして
32
「さあ記憶なくせば無罪してあげる」そう言われたら何でもできる
17
着実に進む浮足立たずさあ待望になれ青春になれ
27
堂々と宣言していた君の夢 成否たづねることも
能
(
あた
)
わず /2025.02.02
18
言葉放つ嘘では無くも半分は好印象欲し本音もありて
34
落とし物 気付かずに去りゆく背中 「待って」の
小
(
ち
)
さき声も届かず
30
オレンジをオレンヂと書く母のメモふわり漂う昭和のかほり
28
あめのあさ ねこは ぽやんと ねぼけがお 横目に見つつ プリンを食べる
23
表裏 裏の表のまた裏と 聞きたい事だけ耳を
欹
(
そばだ
)
て
15
締切と 雑務に追われ ひと月が 過ぎて気づけば 花香る春
18
雛壇の人形は
雨声
(
うせい
)
を聞きつ しづかに宴
氷雨
(
ひさめ
)
の弥生
36
せわしない令和の音に逆行す余白の多い音符の心地/ラジオから
26
涙腺が弱まってるのもホルモンか「もぐらとずぼん」(←絵本)読んでウルウル
11
ひさかたの 雨の予報の ひな祭り 月食阻む 雲し恨めし
21
すれ違う人みなマスク 顔かくし心隠して己閉じ込め
17
赤黒く染むる満月
蝙蝠
(
コウモリ
)
の飛び交ふ如し 皆既月食/
生憎
(
あいにく
)
の雨天で残念ですが
(^^:)
30
イスラエル米と結びてハメイニを殺害したるコトの始まり
7
サーモンを 宝石みたく 散りばめて 孫が微笑む バラちらしかな
32
さ、寒い。冬は去ったと思ったらちょっと待ったと春のドカ雪
35
咲き初めし
辛夷
(
こぶし
)
ふるえる春寒に園より流るひな祭りの歌
36
食卓に ガラス細工の雛人形 ちらし寿司で 大人の雛まつり
34
面を脱ぎ試合のあとに配られた薬缶のカルピス薄くて美味い
19
学研の付録に焦がれた鍵っ子の夢はち切れるアパートの二階
19
目で笑い心で暴言吐いているそんな大人にいつしかなった
25
コート
纏
(
まと
)
ひ 凍て返る通勤路行かば
氷雨
(
ひさめ
)
に打たるる散りし紅梅
33
ラーメンを食む君のメガネが曇る 何なんだろうこのときめきは
10
春なのか冬の残滓の中なのか三寒四温の
V
A
R
を
15
雨上がる 歯肉蠢く啓蟄に 「夢の中へ」と陽水聞ゆ
21
左右(さう)の手で 包むがごとく 生姜湯(ゆ)を 惜しみつつ飲む 冴え返る午後
21
スマホ繰る指先より伸びし糸 地球の裏の愚痴を手繰りて
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