二十四の節気の月になじみよき十月十日 とつきとおかの「朝」の重さよ
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膨張する宇宙の話面白き 意味不明なり 茶を啜るなり
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聞き逃し ラジオ深夜便 朝に聞く 昭和の匂い  我、娘となる
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早春の空樹の塔の尖端に 春告げ鳥は止まるだろうか
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世界ごと買える気がするAmazonで 短歌の本を探す指先
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温度計プラスをさして立春の辻立ちよりもはやい旗振り
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徴兵制復活しても私には資格ないだろうちてしやまむ
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おかあちゃん ぽんぽんいたいの だいじょうぶ あっためたげる ちょっとはましかニャ
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ハクモクレン 寒さの先に 春を待つ つぼみ美し 花はまだ先
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ハードルを上げたり下げたり外したり たまにはぐるりと囲って昼寝
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カン!カン!と小気味良い音響かせてラリーは続くデイケア卓球
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生命いのちとは熱きものにてたらちねの母子はわれを父親にせし
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ふとした瞬間(とき) 息子が見せる表情に 夫の面影 見え隠れして
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土手沿いの 斜面に群れ咲く 黄水仙 風に揺れつつ ツンと顔上げ
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ここ数年 親の顔より 見た歯科医 最近看板 入らぬ視界に
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つとめ先やってる感をだしながら明日の私にこっそり投資
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ひげをそる顔削るよにひげをそる つるりとあごを確かめてみる
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小倉でねソニック止まり地獄かな外で眠ないとホテルがないよ
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懐かしい詩を投稿待っていたこの一度のいいねドカ盛り
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ヨーグルト水を切るのも面倒だ きな粉とミルク混ぜるも面倒
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漆黒の ダークネスより 厨二病 そんな言葉は ダークナイトだ
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パンまつり 白いお皿が もう何枚 我が家はしばらく パン祭り
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公園の出口くゆらすたむろの巣 通り迂回しお巡りさんへ (①・何かあってからでは遅いので🫡)
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劣等生 大体皆に 追いつけず 少しだった差 今では広がり
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パンまつり皿一枚分貯まる頃去年は春が来てた気がする
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お巡りさん「見回りの際、行ってみます」お頼み申す街の治安を (②)
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あがいてるお前に啓示を授ける。客観視とは比較ではない。
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この世をば 人のこころの ちゃんこ鍋 旨しや否や 食らひてみむや
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つくるため けずったりして ふやそうと 効率上げて 時間をつぶす
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暗鬱も 想い暫く 愛芽生え 故に月日を 明あかりと謳う
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