SpaceX社にSpaceX社´次元衝突し異次元に消ゆ さらばマスクよ
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警報ランプ鳴りつぱなし 短歌研究一月号「空気について」の研究の室内へ閉ぢられて 誰も止めにゆかざる
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唯々諾々とコンビニエンスストアにて豆板醤をぶちまける われ
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コピーライティング。AIよりも木下龍也が勝りたればかしづき
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ガザを擁護せるはあれどアメリカとイスラエルを批難せるはあらざり
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精神病院1983年の手記。より愛を込めて――、アール・ブリュットなどに興ずる昼を。
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プロレタリア投獄されて長々しある島国の平和なる日々
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主義といふ銃弾を撃つ資本家の死屍累累と 唯神に殉ずも
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利益こそわが櫓 国際通貨基金曰資本のものは資本へかへせ
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暗殺犯銃撃に含み笑ふわれ 死してかへれ日本産豚肉の豚
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テロリズムの貫徹。冷血漢の花黒く染まりぬ「英国へ殖民地を、」
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実験国家アメリカの統計室に羊の心理左右されてつごもり
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断乳に張り裂けるほど泣く吾子を 抱きしめる夜 卯の小晦日こつごもり
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凄惨な能登の街並み次々と余震に怯える孫らを案ず
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凄惨な輪島の町に雨降りて続く余震になおも怯える
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たとえ遠くともそこで光れ 僕達なりのラグランジュポイント
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おさまらぬ余震と寒さ炊き出しの湯気につかの間笑顔もどりて
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ニトリにも無印にも置いてない君の右側似てる枕は
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勝手に思い出なんかにするなよ 滲む街灯へたくそなラララ
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一歳半 床に突っ伏し駄々こねて 小さな神様 にんげんになる
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笑えないお笑いにわらう夫と居て温いぬく部屋には寒い沈黙
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君の肩そっと叩いて手を置いた 独りよがりの重き優しさ
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はつこいの人の誕生日をいれて開くスマホに君の寝顔が
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君が今 深夜つぶやく絶望を 母は知るのか友は知るのか
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尾張の地 風に向かいて歩く時 どれほど寒かろ雪しまく郷
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感性は縦横無尽に飛び交いて 空詠む人も 鳥詠む人も
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毎日が普通に来ると思うほど 愚かではないこの国は今
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夢をみる 頃はすぎても 馳せている 春を彩る 花の便りを
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うたかたに傾向と対策要らぬなり 点及ばずも日々の楽しき
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今日もまた響きし歌を詠む人よ 友にして欲しもし会えたなら
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