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全人類、幸せであれ! さもなくば、巡り巡ってあのこが死ぬの
5
全人類、不幸になあれ! さもなくば、無垢なナイフがあのこを刺すの
5
二十四の節気の月になじみよき
十月十日
(
とつきとおか
)
の「朝」の重さよ
13
かさね着の万葉・古今のかたわらにニュートン・オイラー置かるも愉し
16
聞き逃し ラジオ深夜便 朝に聞く 昭和の匂い 我、娘となる
14
生更木の 凍てつく大地に麦踏みの ザクザクの音春近づきぬ
24
列を
作
(
な
)
す 灯籠の
赫
(
あか
)
き
燈火
(
ともしび
)
古き和風のイルミネーション
23
温度計プラスをさして立春の辻立ちよりもはやい旗振り
19
君のこと好きな私が内にいて 探さないで、と別れが言わせる
15
憧れの逃亡生活準備して サンドイッチ用お手拭きもある
7
おかあちゃん ぽんぽんいたいの だいじょうぶ あっためたげる ちょっとはましかニャ
24
ハクモクレン 寒さの先に 春を待つ つぼみ美し 花はまだ先
31
ハードルを上げたり下げたり外したり たまにはぐるりと囲って昼寝
23
退職の日は近づきて 吾の中に 被害者という 鬼が目を出す
27
カン!カン!と小気味良い音響かせてラリーは続くデイケア卓球
30
生命
(
いのち
)
とは熱きものにてたらちねの母子はわれを父親にせし
20
思い切る言い訳にする「春なので」あなたを振ってケーキを食べる
21
不機嫌に睨んたような顔になる それは良くない老いひし
輩
(
ともがら
)
23
土手沿いの 斜面に群れ咲く 黄水仙 風に揺れつつ ツンと顔上げ
21
ぬか床を久かたぶりに掘り返し 胡瓜と蕪を埋めて春待つ
30
漆黒の ダークネスより 厨二病 そんな言葉は ダークナイトだ
10
パンまつり 白いお皿が もう何枚
?
我が家はしばらく パン祭り
19
日向夏ジャムは甘くほろ苦く 遥か昔の切なさを ふと
29
夜の雲 雷よなれ そう思った 自分が良いと 自我自賛
9
公園の出口
燻
(
くゆ
)
らす
屯
(
たむろ
)
の巣 通り迂回しお巡りさんへ (①・何かあってからでは遅いので
🫡
)
13
劣等生 大体皆に 追いつけず 少しだった差 今では広がり
11
パスタ
食
(
は
)
み思いを馳せるあの味に貴女が作ったハヤシライス
13
愛おしい貴方に揺られ迷うチョコ波と波とが綾なし
蕩
(
とろ
)
け
20
「
O
(
マル
)
X
(
バツ
)
」は日本の心まるっとな月夜に掲げよ答案用紙 (世界的には「
O
(
マル
)
ではなく「チェックマーク」)
13
古稀過ぎて 蘇りをリ幼日の 紅きほっぺと カピカピ袖口
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