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告白のためらいに似て初雪の降り止みしばし漂う風花
34
大寒を過ぎらば直に春の立つ暦めくりて早に春待つ
39
曇天をかき分けてゆく白鷺の 羽毛の如き初雪ひらり
28
傘鳴らす 雨音は腑と しづまりて 凍へる夜さり 初雪の帰路
30
昨日
(
さくじつ
)
の
白花蝋梅
(
しろばなろうばい
)
思い出し
生成
(
きな
)
りのシャツに 袖通す今日
18
夢はまだまるめたままで胸の中かなうはずなどないから…夢
17
まあ赤ちゃん 出会ったスタバ シニア三人 これ以上ない 笑みでエールを
11
道端の 少しだけの 雪景色 院生なっても 足軽やかに
5
朝食は菊花豆腐が咲くうどん 菜花を添えて春を味わう
13
あぁ寒い!二十五日にゃ雪だって?
一月
(
ひとつき
)
遅いぜサンタクロース
5
ひだまりで 夢見心地の
猫
(
きみ
)
を見て 伸ばしたい手を ぐっと堪える
26
雪を踏みキュッキュと鳴らし翔ける君 その背の白き羽を震わせ
16
窓に差す陽を握る手の小さきを 光は溢れて我に開けり
15
深淵と目があったので会釈する あちらもペコリと頭を下げる
10
元気ですお陰様と言われても私が何かした訳じゃなし
15
傘寿超え新年会も最後かな「また来年」と中締めしたが
19
二度見した 結婚相手は AIさん⁉️ 時代は今 どこへ向かうか
6
お雑煮の 作り方教えてと メールくる 孫ひとり暮らす 頑張り届く
11
甘酒は 飲む点滴と 息子から 届く荷物は 愛に包まれ
33
足るを知る 削ぎ落とすのも 心地よき でも無駄という 余白も
愛
(
いと
)
し
28
若き日に収監されし友は今介護の仕事に日々を頑張る/学生運動にのめり込み
31
嵩高に積まれる雪を眺めては大きイチゴをひと口に食む
33
エアコンの温風ならずフィルターを開けてビックリ埃の山で
13
婆ちゃんが娘の背中を叩いてる「孫の手さ
付
(
ち
)
だボールが効ぐがら」
24
己の感情すら上手に言えなくて 不器用な口 よその子みたいね
8
小雪舞う 深夜の路地は 寂しげも 自販機の
灯
(
ひ
)
が ぬくもりたたえ
33
カレーの日 夜に食べよと 店寄るも 寒い身体は シチューを欲し
36
短歌
(
うた
)
で知る大雪の地のご苦労に寒いくらいで負けてごめんと
25
吹き抜けの 雪の舞い込む荷下ろし場 夜通し点いた灯りが翳る
16
ねこゴハン皿に 白いおひげあり そっと拾って 天日干しする
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