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立冬に 立ちのぼる湯気ヒュウヒュウと まな板の音朝餉の味噌汁
27
四度だけ寝ればパパには会えるのよ そう諭す君目を赤くして
14
野沢菜を採って洗って漬け込めば 冬の支度がひとつ終われリ(まだやってない)
18
悔いばかり蘇りきて寝付けずに夜の静寂に雨音を聞く
30
聞きなれたタイトルコール日常へ戻るラジオにほっと息つく/津波注意情報解除時に
25
新米が 吾子より届き 涙出る 親馬鹿ながら 孝行息子
33
失言の恐怖症って言いながらいっぱいしゃべるあなたに安堵
23
泣き顔の 眉にも似たり 紫の 細き三日月 連れて
夜
(
よ
)
歩く
27
そばにいてほしい時ほどさみしさに強くなってくわたし演じる
53
泣き叫ぶ 子供を見つつ 早歩き 君は泣いたら 助けが来るのね
15
積雪を彩るカラマツ散り敷きて
足裏
(
あなうら
)
にそっと秋との別れ
36
訃報ありあゝあの人も旅立つか 噂の媼は
時雨
(
しぐる
)
る朝に
27
卒業と言われる事の虚しさよ先の夢より遂げられぬ悔い
32
秋風に秋明菊の細き身の白花ゆれて散り行く夕べ
37
頼もしやこの冬初のマフラーは のどむね温め汗ばむほどに
28
夫居れば歩くことなどなかったと落ち葉踏みしめ通院の道
34
歩けばこそ見ゆるものあり秋の野に知らぬ花の実紅く熟して
31
切り株にしばし座って並木道 まだ新しい木の肌に触れ
22
想い出す時間が徐々に減っていく 気づかないふり今日も明日も
39
路地裏に落ちた金木犀はやがて夜を照らす銀河になる
16
昼休み空を見上げて伸びをする守衛さんへともみじ葉の降る
32
こんなにも小さき国に季のふたつ 南に野分 北には雪と
31
冷ややかな 空気に触れる 鼻先を 風がさらりと 撫でて冬来る
30
一つ石二つ体を寄せ合いて一つ衣の夫婦地蔵よ
37
燃やすなよ 命いただいけ 不味かろが 加工出来ない されどいのちぞ
13
硝子越し写る景色が現実で 爪を立てても響かぬ身体
6
秋が来る 息子殺した秋がくる 落葉のよに 踏みつけた道
12
現実を 逃避し明日はサボります。 おかえりんくる 叫んで笑う
14
恥じさへも詠んで笑って模索して部屋は片付き一歩前進
23
寒き朝 キャベツ畑に白き蝶 飛ばずにじっと羽を休めをリ
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