静寂の エスカレーター 踏み出して 動かす今日の 私は主役♪
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精霊は流れて空の雲の舟 彼岸へ帰る蝉のなく朝
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髪型を鳥のトサカに見立てると見える世界が少し優しい
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カップルが 2人並んで 歩く間を 突っ切るあたし ハハハ…虚しい
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風呂上がり 外で自転車 漕ぐだけで 髪が乾いた ドライヤーかな
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早起きの一日 長く持て余し カフェイン抜きの珈琲重ぬ
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あらかじめ 己の自尊心プライド 捨てとけば 何をされても 傷つかなかった
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病院の車椅子やめ杖と行く廊下の奥に海の広がる
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憂鬱が 肺の底から 押し寄せる。 苦しくなって ため息を吐く。
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爪剥げて傷の癒えない指先で 月面地図の海をなぞった
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氷山に幾万年の陽は照りて 温き水 いま 海へと還る
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新しい家族のカタチ始まりぬ 午前五時前 母の転倒
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涼求めくすのきの下見上げれば繁る木の間にまほろばの蒼
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抗わぬ生き方覚えし我なれど エアコンは点ける 許せよ、酷暑
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ふとつけた テレビに映るウルトラマン 哀しきヒーローゼットンに散る
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自分など死んでしまえと思いつつ 生きてた頃の何故なぜ最盛期 /いと度し難し 我が身の上よ
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ありがとね 君に届けと 空あおぐ 出逢えたあの夏 サヨナラの夏
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夕間暮れ ソファにもたるる君ありて 夏の終わりのしどけなきかな
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ダスキンのモップ重たき雨の日は ポンデリングにしずくの揺れる/改
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エアコンを 加減しながら 使う時 秋の気配を 肌で感じる
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病み上がり 外出て見上ぐ 青空は 酷く鮮やかで 眼がぎゅうんとした
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チチチチチ 朝一番の台所 何処にいるのか ここにも秋が
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朝イチの美しき声はキミだった! ひょいと現る小さなコオロギ
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幾度目の転生よみがへりかとふと思ふ  十六夜いざよひ月を追ふてみる夜
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すくわれて向こうに行けと流される小魚になり途方に暮れる
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幼子おさなごが きし多彩な 抽象画  値千金あたいせんきん 我が家の家宝
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あのねママ今度の先生変なのよだってちっともエッチじゃないの
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担任がイケメンなので化粧にも気合いが入る授業参観
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参観に来てもいいけど先生を誘惑するのやめてよねママ
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参観に来てもいいけど先生にチップあげるのやめてよねパパ
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