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月並な悔やみ言葉を送っても 妻を亡くした友は応えず
25
雨後の駅 見ゆ細き月 改札へ向かふ人らの背を 見守りて
27
アップルパイ 日付は2日前だけど 特に気にせぬ ねこ母O型
17
くちもとに かかる火の粉を はらわいで 熱さのあじと 匂い眺めん
15
あのひとの 子を可愛がり 恨めしく 思うわが身の はしたなきかな
17
赤と黄のポール路端に立ち並び 冬が来るよと指し示してる
15
同僚
(
とも
)
からの 旅の土産に 温もりぬ 忙しくとも 足痛くとも
23
かぶとむしゼリーの澄んだ赤色に光を透かせば夏が聞こえる
16
公人と テーブル囲み 飲む酒は 勉強になり 話題が絶えぬ
22
断捨離の荷をのせる時軽トラにとまった蜻蛉 秋の終わりの
25
飲み足りず 君を誘って ウイスキー プライベートで 気取らぬ二人
23
秋深し 朝霧はれて 徒然に 富士の高嶺の 白く光れり
17
相棒を観ながら ビールとかっぱえびせん カロリー過多かな たまにはいいよね
17
点検のカーディーラーでの待ち時間陳腐な車じゃ肩身狭くて
11
娘からこれがいいって頼まれた肩まで包むネックウォーマー
23
おみやげのスモアと東京ばな奈置きビュンと去ってく午年むすめ
28
朝寝坊 電車も遅れて奇遇だね 気が合うことを喜べないね
8
手つだへば坐つて
尿
(
ゆまり
)
する吾子の本音も漏れた水音をきく
14
「たくさんのしあはせもらつた」と死亡欄しあはせのかぞへかたをおもふ
19
朝四時に使命を背負ってひた走り僕を追い越すはたらくくるま
14
タクシーが角まがるまで両手ふる妻と吾なり
娘
(
こ
)
の無事ねがひ
18
久方に 地下鉄始発 出勤す いつもは車 景色も変わり
24
十億円もろたら何をするだらふ 島を買い上げ美女を侍らす?
14
窓の外
秋冷
(
しゅうれい
)
の風 澄む夜空 オリオン仰ぐ 床に就く前
24
「聞いて無い」夫の言いに腹が立ち 「◯回言った!」が盛り気味になる
20
部屋の戸を今朝も眺めてはや二時間 地獄への道ひらきたくない
8
けふはまた自己肯定の淡き夜
S
N
S
に
互酬
(
いいね
)
を探す
17
愛は枯れ芽吹く春待つ土の中 雪の毛布でじっと目を閉じ
21
いい天気 落ち葉踏みしめ 散歩道
天使の食べ物
(
シフォンケーキ
)
を さがしにゆくの
24
大樹だけ見上げて僕は腕の中 強き命は大地の力
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