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静寂の エスカレーター 踏み出して 動かす今日の 私は主役♪
14
精霊は流れて空の雲の舟 彼岸へ帰る蝉のなく朝
33
髪型を鳥のトサカに見立てると見える世界が少し優しい
14
カップルが 2人並んで 歩く間を 突っ切るあたし ハハハ…虚しい
14
風呂上がり 外で自転車 漕ぐだけで 髪が乾いた ドライヤーかな
16
早起きの一日 長く持て余し カフェイン抜きの珈琲重ぬ
18
あらかじめ 己の
自尊心
(
プライド
)
捨てとけば 何をされても 傷つかなかった
14
病院の車椅子やめ杖と行く廊下の奥に海の広がる
44
憂鬱が 肺の底から 押し寄せる。 苦しくなって ため息を吐く。
15
爪剥げて傷の癒えない指先で 月面地図の海をなぞった
15
氷山に幾万年の陽は照りて 温き水 いま 海へと還る
17
新しい家族のカタチ始まりぬ 午前五時前 母の転倒
21
涼求め
楠
(
くすのき
)
の下見上げれば繁る木の間にまほろばの蒼
29
抗わぬ生き方覚えし我なれど エアコンは点ける 許せよ、酷暑
14
ふとつけた テレビに映るウルトラマン 哀しきヒーローゼットンに散る
15
自分など死んでしまえと思いつつ 生きてた頃の
何故
(
なぜ
)
最盛期 /いと度し難し 我が身の上よ
12
ありがとね 君に届けと 空
仰
(
あお
)
ぐ 出逢えたあの夏 サヨナラの夏
30
夕間暮れ ソファにもたるる君ありて 夏の終わりのしどけなきかな
13
ダスキンのモップ重たき雨の日は ポンデリングに
滴
(
しずく
)
の揺れる/改
10
エアコンを 加減しながら 使う時 秋の気配を 肌で感じる
22
病み上がり 外出て見上ぐ 青空は 酷く鮮やかで 眼がぎゅうんとした
22
チチチチチ 朝一番の台所 何処にいるのか ここにも秋が
35
朝イチの美しき声はキミだった! ひょいと現る小さなコオロギ
37
幾度目の
転生
(
よみがへり
)
かとふと思ふ
十六夜
(
いざよひ
)
月を追ふてみる夜
17
掬
(
すく
)
われて向こうに行けと流される小魚になり途方に暮れる
23
幼子
(
おさなご
)
が
描
(
か
)
きし多彩な 抽象画
値千金
(
あたいせんきん
)
我が家の家宝
18
あのねママ今度の先生変なのよだってちっともエッチじゃないの
12
担任がイケメンなので化粧にも気合いが入る授業参観
13
参観に来てもいいけど先生を誘惑するのやめてよねママ
11
参観に来てもいいけど先生にチップあげるのやめてよねパパ
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