花粉飛来 鼻腔に春を感ず人 だうか ご自愛なさりますやう
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冬ごとにストレスだろう難聴になるほど嫌だ屋根雪下ろし
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作るのも 美味しく食べるも どんとこい 片付けだけは ややDon't 来い…
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つつましさ ほのかに香る 品の良さ 梅園に立ち 吸い込んでみる
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恵方巻 皆が向きたる 南南東 明日安売れば 我ホクホクと
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人として生きて暮らしている人の存在に揺らされてぐらぐら
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福袋 君に指輪 渡せたら…  完売の札 神の啓示
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雪景色 オレンジががった マシュマロくちへ 遅効性の 毒薬となれ
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離陸して 夜間飛行の 窓外に 見える灯りの いずれかに君
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「家に居る」悪いことではないのだと 今更気づくふっとほほ笑む
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大切な契約する日は吉日に 人には言わぬがついこだわりて
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あああくそ!早くしなきゃと思うのに社会の窓が見つかりもせず/後ろ前
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ついに来た! マクドナルドもセルフレジ💦 操作わからずそそくさ帰る
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屋根の雪つららと一緒落ちてくるがらがらどしゃんしるしるばふん
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転がる豆 追いかけながら 部屋から部屋 付きまとう猫に「福は〜内」
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プライムの ドラマ観ながら 途中で「ん?」  2度目と気づき  可笑しき不安
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今まさに ヌルッと追いつく 『賢者』にも チョイとおいでと 影踏みあそばせ
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ここに来て もどかしくとも 乙なとこ 想いのルビは 個々に委ねる
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恵方巻 好みの具材入れ 手巻き 寿司の匂ひの満つる節分
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ところでだ、愛を知らずに「生きる」か 恋を知らずに「死ぬ」かだろうよ
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母看取り 早七年目 最期の声 「そばに居て」胸に 今日も家守る
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ユリカモメ 漂うにおいに 誘われて 下り立ち群れる 冬の魚市場
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将来を見て酸いも甘いも言えぬから「自分らしさ」と呟いている
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(※ 恋に長し愛に短しこの距離は「中途半端」と訳してもよい)
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節分で巻き物代わりに牛丼を これも一種の多様性なり
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誰宛の メッセージかな 知りたくて もしくは僕が エキストラかも
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オクテット則その過不足を考えて昼過ぎのカフェ •レストラン
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MDの消えた世界で僕は今子供のお下がりを着て眠る
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「ローゼ橋」「ランガー橋」など口にする 天草五橋 記憶のかけら
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豆撒きの 外まで響く「鬼は外」 夜の静寂に凍て空眺む 
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