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カーテンを閉めるみたいに人生を閉じられるならいいのですけど
3
見届けるまでが復讐でしょう?さあ落下ボタンを押してください
2
【WARNING】
減量中の時にだけレアなスイーツすすめるアイツ
1
火曜日と化膿と過労水槽の三層構造揃う妄想
3
くらやみでうまれたこどもはひかりから逃げようとする習性がある
5
心臓をうしろからわしづかまれる満身創痍ハッピーエンド
2
届かないと知っているからいくらでも闇夜へ流す紙飛行機
4
かみさまにもらったノートを一文字もうめられないまま地獄におちる
2
だいじょうぶ、僕はひとりで死ねるからお前はあの子のところに行けよ
4
「じゃあまたね」まばたきひとつしないままコーラで流し込むハルシオン
2
もうだいぶ塞がりかけた傷だって触られるのはやっぱり痛い
9
とりあえず出された薬をとりあえず飲んでとりあえず今日を生きる
2
太陽やあの子みたいにいつまでも灯り続けるひかりがこわい
3
あいつよりましだと思いつつ生きるあいつよりましと思われながら
3
「あの魔女は自殺でしたよ その証拠?僕に名前を教えたことです」
3
かさぶたになってしまった思い出をむりやり剥がしてまた傷にする
3
歯車はもう狂わない最近の運命はみなデジタル仕様
3
どなたかが一心に打つ点描の
赤橙
(
あかだいだい
)
がきらめく季節
7
こうやって年月が過ぎあの頃は大変だったと早く言えたら
9
でもそんな寒くないしとコート置き出てきたもののもう帰りたい
4
新しいパソコンが来て古いやつ拗ねてもう立ち上がりもしない
4
人の声せぬ正月はおとなしく手酌で旨い日本酒を呑む
14
いかに踊ろうとも背後迫るのは冷えたどうしようもない風だ
5
霜夜には翌朝の土踏む夢よサクサク靴で鳴らす快感
4
寒波去り鬼柴田も負けにける秀吉の計あゝ無常なり
3
花菜漬トントントンとまな板と葉を軽くたたく母の影見ゆ
2
炎天の坂のぼりきて星祭り振り返らむとひとりきりかな
6
落蝉を拾いて夏の盛り逝く生きるものだけ死ぬことができ
9
天界の母と俗世のわたくしが共にみている大き満月
12
母遺す細い鎖の腕どけい母が逝きたる三時をしめす
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