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明るくて大きな月で立ち止まり見上げてしまう様な月です
39
薄紅
(
うすべに
)
の 夢も想ひも 捨てたれば 身を罰するごと ニガウリを食む
22
在りし日に 母の集めし 人形の 我に似つること 今気づきたり
27
四季桜 天へ向かいし 枝の先 満月照らす 可憐な蕾を
32
もう少し
楽
(
らく
)
な体をのぞみつつ血液検査 「問題は無し」
21
聞いたこと 言わずに留める 自尊心 ただ今全力育成中
16
気がつけば 白菜の中で大きくなり 今まで気づかぬ我が眼 節穴
19
穏やかな陽が降り注ぐ秋晴れや 今日が佳き日になりますように /ねこ母様ハピバです
20
忘れたい事柄 ホワイトボードのマーカーの如 消し 前を向く
28
鮮やかな紅に染まるや秋の雲 夕影の酒帳の中へ
18
厳かに ソナタ奏でて 昇りゆく 月の丸さの 不可思議な夜
24
茶葉挽いて淹れる粉茶の一服が我が家の冬の健康支え /ビタミンたっぷり
26
人を殺す言葉になったら怖いから 今日もメモを書いては消す
7
母のケア諦める事いっぱいで、でも生きていくあなた私も
21
僕は今君に手紙を書いてますメンズエステな感じの部屋で
20
十七夜
(
じゅうななや
)
仰ぐベランダ 澄む空気
夜半
(
よわ
)
に
寒気
(
かんき
)
の戻る立冬
34
ひつじ田の記憶を辿り
田鳧
(
たげり
)
来ぬ ひざし注ぎて虹かかる
翠羽
(
すいう
)
/ 今年も田んぼの貴公子、タゲリやってきました!
13
助詞の「も」は使わぬ工夫考えて 体言止めは一度かぎりね / 「短歌の作り方、教えてください」
11
板前に なると誓いし 友の子の 煮付けを食べる 初のお客に
34
暮れ空と『夕焼け小焼け』のメロディがしっくり馴染む晩秋の街
30
釘を踏み運が良きかと自転車屋タイヤは耐えり三千キロでパンク
12
すぐそこの公園で熊目撃と 市からのLINEに変な汗出る /住宅街なのに…怖すぎる…
25
愛着と渦巻く感情ファルマコン きみを愛でた LD₅₀だけ
6
おまえだけイメージ良いの俺という悪がいるから成立してる
23
いや違うそのエピソードは会長じゃなくて社長のエピソードだ
17
予定より早く終わって暇だから好きなアイドルで打線を組む
18
夕焼けの一番綺麗なところには思い出せない思い出がある
20
犬と僕と、他には何も要らぬから どこか遠くの
場所
(
ほし
)
へ往きたい
17
蟹のよう 前に進めずあちこちと 逃げ回るだけ 「脱皮」ができたら
14
しもつきの雨もあふるる花の碧 濡羽も宿せひるがおの君
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