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海月
(
うみつき
)
と書いて
海月
(
くらげ
)
と読むような月ぼんやりと春の霞に
59
花びらを拾うレディの透き通る手の影残る朝の公園
24
川べりの桜を愛でに集いてし友の笑顔は
値
(
あたい
)
千金
12
後ろから狙う賢さトンビかな 花見の弁当一瞬で消え
31
子の歩む速度で木々の
間
(
ま
)
を行けば卯月の枝に
早
(
はや
)
蝉の殻
48
ころもかりぎぬくづる花争へ流鏑の音 正鵠を逸す
12
人知れず一人芝居の初恋のような花梨の花が咲いたよ
28
海になる花韮の花一面の間引けば哀し風のささめく
27
見上げれば あの日あの時よみがえる 息子の記念樹 八重桜満開
32
雨に濡れ一つ二つと落ちる花 庭はもうすぐピンクの
絨毯
(
じゅうたん
)
37
花ぐもり青が鮮やか花菖蒲、我をなぐさむために咲けしか
13
故郷から小包届き よし決まり! 今日の夕餉は山菜
三昧
(
ざんまい
)
36
行く末に重き果実る恵み秘め花梨の淡いもも色の花
28
咲き竸うツツジ美しウォーキング
愛犬
(
キミ
)
の思い出詰まった道を
39
君にしてみれば いつもの夏だった 想いが届く わけもなかった
6
いくつもの米粒ほどの笑顔よせ一つに和む小手毬の謎
24
喜びや 悲しみだとか 実相は
我
(
わたし
)
がつくる 雨の桜に
33
玄関を 開ければそこは ピンク色 忘れていたよ やわいということ
/
やっと開花🌸
26
芋虫の頃かけられた呪い(まじない)を蝶になっても忘れずにいる
11
独眼の ハーフムーンは トタン屋根 あたかも海を 眺めるように
39
夏野菜 仲良く作る老夫婦 姿が消えて淋しい菜園
31
雨上がり 川の両岸一面に 活き活きと咲く 野の花愛らし
32
ただ一つ作れる料理はカレーなり 夫の定番メニュー 母の日
28
「行って来ます」出勤する
息子
(
こ
)
を見送れば ほのかに漂ういつもの香り
29
名の知れた地元企業が身売りする栄枯盛衰いつの時代も
10
十字架草と呼べば清らか ドクダミは 「自己犠牲」の花言葉持ち \咲弥様へ
25
皐月咲き競い合うかにアナベルも紫陽花開き花盛りなり
14
メンタルはアップできずにダウンのみ こんな美しい春というのに
30
木々の
間
(
ま
)
にいつしか苔はむしりけり黄色い花を静かに咲かせ
12
早苗田の空を写した水面揺れ早苗は育つ蛙待ちをり
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