あそび暮れ子らは家路に語らひの 山の端に入る けふの白雲
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つちの戸をたたき春告ぐきぬの雨 うんと伸びする草の子の朝
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「AIと恋に落ちたんだ」「大丈夫?」エラーコードは愛の証さ
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白黒をはっきりさせてばっかりじゃ息苦しくて仕方がないや
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我からも粉舞う姿にたじろかれ思えばあわれこの向こうずね
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カリカリは盛ってあるのに隙ついて母の介護の飯舐める猫/常に狙っておる
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鬼さんを怖がらない児いるんだな戸惑いつつも嬉しげな鬼
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また今年も ファミリーにゃ〜とが 我を呼ぶ まんまる焼きが 四角くなってた
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流石です。やみつきになる「チョコまみれ」あの顔見れば不二家にまみれ
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仏には我が子でさえも障害ラーフラで散歩だけでもイベントになる
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珈琲に甘さを足さず啜るきみ心なしか背筋伸びたり
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このような春めく二月十四日見たことないと辺り見渡す
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今月は日曜日から始まりて月の終わりが土曜日となる
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鮮烈な 甘みは喉を 焼き焦がす わたしの恋は チョコより甘い
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わが家ではいつしか序列二位となり妻のとなりは二匹の金魚
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早起きは三文の徳 ホントだね 笑顔とおはよう パワーチャージだ
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白髪染め 終わらすことの むずかしさ えいやと春のピンク試せり
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白雪を 梅に喩える 平凡な 君に恋する 平凡な僕
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ウォークマン 以降の恋路は BGM付 時代時代の 栞となって
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また一年よろしくと 手製の本命 つまに贈りぬ 二月十四日
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返却はポストでいいからお手紙を出す時みたいにコトリと本を
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アイロンのスチームしわを伸ばしてく畳むハンカチ鶴を折ろうか
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余白だけ 句読点すら ないままに バレンタインに 指先が揺れ
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貴方がね 少し屈んでくれるから 好きだと囁きそうになる
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先輩へ 花が綺麗に咲きました 瞳に映る朱色の私
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久々のポーチ装着お気に入りチャチャっと出し入れ効率上がり
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うたの星 選挙一票 清き短歌うた「おぉ」と唸らす者が王なり
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仏壇の花 整えながら 今日の予定も整えている 穏やかな朝
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ひさびさの ひにゃたぼっこと 毛づくろい いついつまでも みつめていたい
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このカレー実はシチューのリサイクル働く母が添えるらっきょう
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