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死に別れ?怖くは無いわ 簡単よ 次も貴方と出会えば良いのよ
12
星屑の 銀の
階
(
きざはし
)
昇りゆき スノウフレイクの 銀河で踊らむ
25
捨て尽くせ眠りも夢も生も死もたったひとつの信ずるものも
15
ストーブの前に座りて半睡の
淡
(
あわ
)
いに遠き笛太鼓の
音
(
ね
)
23
病床の吾を想いて厚き文 友の笑顔が飛び出し舞ひぬ
31
テーブルの 花瓶にいけた 小枝から 梅が一輪 春の息吹が
31
寝坊をし 焦る自分に 降り注ぐ 「まだ間に合う」と 空からのエール
17
いくつもの 眠れぬ夜を 乗り越えて 赤く滲んだ手 いざ本番へ/先輩方、頑張って下さい…!
25
風と歌い踊り疲れて木々の葉が眠る公園 私は一人
21
「人は死ぬ」あらゆる人の最終話 善悪すらも彼岸に消える
17
ひとり飲む酒のしずかな熱(ほとぼ)りよ 蕎麦屋の隅に歌の芽を待つ
40
万人に
松葉
(
まつば
)
竹節
(
たけふし
)
梅の実の 如き幸福
吾
(
われ
)
寿
(
ことほ
)
ぎぬ
16
蝋梅に見惚れる吾に枝を切り手渡しくれる薫りと共に
33
一日で 十五度の差は辛いけど ぬかるむ庭が少し嬉しく
23
地下鉄に 凛と咲いてる 一輪の 百合と目が合い 見惚れた初冬
26
上階で移動させてる家具の音再び家の建具が開かない
21
香しい葉で包まれた桜もち口いっぱいの春を噛みしめ
26
縫いぐるみのお猿を乗せてカート押すばあ様お茶目な幼女になりて
29
日が昇り今日も行き交う人の群れ階下に降りて吾も歩まむ
19
許せない自分のことは喪失と罪には重いチューリップ白く
5
背伸びしてどんな自分に見せたいの? そのままでいい私は私
36
朝採れで 白菜手にし 仕事場へ 存在感は ダルマ以上で
38
片付けて 額に汗の 冬日向 はちみつ紅茶 ひと息入れる
36
「製造を終了しました」だけで済む何度リピートしても結局
12
曜変
(
ようへん
)
に 宇宙を想う 感性が 現代人に
或
(
あ
)
るのだろうか
10
口惜
(
くちお
)
しい
而立
(
じりつ
)
を過ぎて 人や店 心に
留
(
と
)
まる もの
去
(
さ
)
り
始
(
はじ
)
む
11
娘
(
むすめ
)
との 夜のデートは 本山で 旦那の愚痴を 肴に飲んで
33
闇闇
(
やみやみ
)
と旗色悪き闇なれど無窮の闇の我に尊し
8
このところとんと見かけぬ野良猫
達
(
ら
)
何処
(
いずこ
)
に去りてあの月を見る
21
吾が作る 醤油の染みた玉コンの 湯気の向こうに冬晴れの空
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