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本年の仕事始めはお弁当ポテトでできた星3つです
10
冴ゆる冬空 ふたご座を追ひ 浮上しをりぬ
寒夜
(
かんや
)
の
更待月
(
さらまちづき
)
22
こぼれ落つ希望や救い果ては未知ふたり寄り添う幸福を抱く
8
珈琲とトーストの香の日常が厨に戻り睦月寿ぐ
24
排水溝から立ちのぼる白い湯気ゆるまぬ寒さ初春月よ
18
忙しない時が私をクズにして レジに並んだ老婆を憎む
13
蟲が沸く 新年早々脳腐り アイツの性器切り落としたい
8
愛犬の骨壷を抱く 嗚呼キミもここに一緒に来たかったよね \ 新居に移りました
49
しんどいと瞼が重そうにしてるの 当たり前なのに そうじゃないみたい
7
はからずも連れて帰った参道の 玉砂利たちは靴底におり /「初詣」
26
靴底の溝に嵌まって出てこない どれほど我をおもうか
こいし
(
小石/恋し
)
23
待合室 長椅子の上 タップダンス ママの隣がステージだもん
10
バスの窓 知ってる道とかお店とか 私の顔とか 次で降ります
7
足りないね 人手や時間 分かりたい ひとのこころは 癒せないのか
10
雪道の一車線を譲りあう車は平和の象徴みたいで
20
団体に寄付したぬいよ、さようなら かわいい天使にもらわれてよね
31
冬枯れに烏の一羽柿つつき赤き実落つる哀しき青空
32
ただ焦がれ貴方に会えたそれなのに 遠く掴めぬきみの手のひら
14
君が打つ「ごめんなさい」のプログラム 僕の頭は真っ青だ!
6
安らぎの神経前に深呼吸痛みを逃がす準備はいいか
8
暁がほころんでゆくきっかけとなるべくチャリの明かりを灯す
14
本日は 銀山温泉 癒やしの湯 入浴剤も 侮るなかれ
40
厳冬の朝の布団のぬくもりは離れがたきもう少しだけ
21
年始から 残業続く 吾の身にも 福は来たりと 半月の言ふ
32
不安でも一日ずつを生き延びて 詠み返す日に泣けますように
18
大家らの寝静まる朝ひとときの 安寧求めジャズなど流す
18
ナイターのゲレンデ照らしたる光キラキラしてる恋しちゃってる
15
八の字で初ゲレンデを滑りきり涙たたえる八つの吾子は
24
白みゆく凍てる道行く車にはあからむ富士の
朝
(
あした
)
が乗りぬ
36
情熱
(
パッション
)
は人並み以上と自負してる ごめんあそばせ
丙午
(
ひのえうま
)
なの
36
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