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電線に雀もふもふ並ぶのをぬくぬく観てる朝のよろこび
22
否定より肯定がいい響きがいい校庭、行程築きの道へ
19
訪れし小樽運河はまぼろしか 四十路半ばのイエスタデイに似て
20
だとしたら国会論議答弁が楽しいかもね言い訳逃れ
20
どんどん上がる 承認欲求 褒められる それで言いなり それだけは嫌
13
雲やぶれ差し込む
希望
(
ひかり
)
つかもうと越えて行く山 山そして山
26
人生に再び咲かせたい花は ほんのりと清楚に香る花/①
28
金曜の夜はふたりでおつまみを作ってゆっくり呑むのがたのしみ
26
会合を 終えて事務所に 戻る夜 貴女のチョコは 残業食に
27
朝一番 全国ニュースに故郷の名 暴風雪の町を案ず
27
どんな日も今日という日は一つだけ、闇も光も全てを抱いて
9
本当に孤独かどうかは置いといて 憐れむようなその目が嫌い
11
百パーセント 身を委ねることこそ信頼 とりくりゅうが 教えてくれた
10
サックスを習い始めて気になった ハンチング帽が似合うかどうかと
14
いつになく長引く会議は気もそぞろ
仲間
(
とも
)
まつランチに息弾ませる
24
せっかちはプロローグなんて観れないわ一話で一気に掴んでくれなきゃ
16
どうしても愛してしまう玄関で靴を履く背の、その無防備さ
23
短歌とは何でも作れる玉鋼ハートの矢から宇宙船まで
16
山笑ふ 光の中に白梅の 芽吹き膨らみ春を待ちをり
23
花街のおもかげ残す軒先に置く草花のなにがなにやら
8
肉球を押し当て マッサージをす如 母想ひ 布団を踏みぬ猫
24
調べずにIKEAの棚を買うように今度会ったら結婚しよう
8
古希なのに若い伸びしろしかなくて「余命五十年」が口癖
25
雪予報 被る害など 裏腹に なおも踊りて 童心の残滓
12
孫娘 父ちゃんのため夕餉作る一人キッチン 成長に目尻さげ
10
疲れたら 誰かに頼ってしまいましょ ロイヤルミルクティーの芳香
23
ねこたちや ことしはだんごに ならぬのか あしたさむいよ ひとつどうですか
19
生活の生産者たれ我が子らよ 老いゆく我らは畑
(
はた
)
を眠らす
14
お砂場でただただ穴を掘る人の 明日の予定は仕事と歯医者
13
サーモンの旨みと シャリの酸っぱみと 醤油の香り 好きな寿司ネタ
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