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薔薇の
棘
(
トゲ
)
プチッと取ってツバつけて 鼻の頭に可愛いピノキオ
30
誰よりも早くコタツにもぐりこみ寝息をたてる猫をなでたり
20
昼休み空を見上げて伸びをする守衛さんへともみじ葉の降る
32
こんなにも小さき国に季のふたつ 南に野分 北には雪と
31
冷ややかな 空気に触れる 鼻先を 風がさらりと 撫でて冬来る
29
燃やすなよ 命いただいけ 不味かろが 加工出来ない されどいのちぞ
13
硝子越し写る景色が現実で 爪を立てても響かぬ身体
6
秋が来る 息子殺した秋がくる 落葉のよに 踏みつけた道
12
現実を 逃避し明日はサボります。 おかえりんくる 叫んで笑う
14
砂底にポコリポコリと立ち登る
理由
(
わけ
)
なき想ひは川面で弾け
18
恋熱が落ち着いてホッとしている。 やっと変な挙動せずに済むんだね
9
日々の幸せが霞むくらいのこの怠さ、生きづらさ、希死念慮。
6
恥じさへも詠んで笑って模索して部屋は片付き一歩前進
23
寒き朝 キャベツ畑に白き蝶 飛ばずにじっと羽を休めをリ
25
一隅を照らす灯りの
石蕗
(
つわぶき
)
は誇らず咲きて落ち葉を抱きぬ
35
あすなろは夢みし明日の交差点 山動かすも思ひ初まなば
16
公園のメリーゴーランド子供らを大人に変えて一人老いゆく
18
わんちゃんとおひるねするとげんきでる! あくむをみないでねむるからかな?
16
来し道は迷い違へど一路なり吾子歩みたまへ道選ばずとも
17
縒
(
よ
)
り織りし小さき布に息を吹く
靭
(
つよ
)
き点りよ 明日の名となれ
13
あきあかね顔に触れたり遊歩道 車輪の先に立秋ぞ来る
16
昼下がり ちらちらと飛ぶ雪虫に心ときめく冬好きの身は
29
ファミマにはもう売ってないとろろそば終電帰りの霜月の夜
14
食べたもの記録初日に衝撃のおやつタイムが5回あったよ/そりゃあ太るわ(笑)
26
湯たんぽが温め続け待っていた布団の中は愛のある家
32
嫌いだよ好きでもあるよ人なんて完全無欠は息もできない
31
夜半過ぎ 木枯らしの音目覚むれば ポストに落つる新聞の音
27
厚揚げの 焼ける匂いで 目を覚ます 優しい朝食 一日始まる
26
白き花風雨乗り越え凍えたるこの手に重し一粒のミカン
13
あれよあれ… あれだってばさ… あれだって! 日に日に増える
夫婦
(
ふたり
)
の会話
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