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花びらを拾うレディの透き通る手の影残る朝の公園
24
忙
(
せわ
)
しさにコーンフレークを掻き込んで春
居丈高
(
いたけだか
)
に来たりと思う
16
夢洲には無縁でいたいかりそめの過度な未来は信じていない
9
子の歩む速度で木々の
間
(
ま
)
を行けば卯月の枝に
早
(
はや
)
蝉の殻
48
人知れず一人芝居の初恋のような花梨の花が咲いたよ
28
よく見るとツツジの蕾並んでる 順番待ちを楽しむように
37
海になる花韮の花一面の間引けば哀し風のささめく
27
行く末に重き果実る恵み秘め花梨の淡いもも色の花
28
君にしてみれば いつもの夏だった 想いが届く わけもなかった
6
いくつもの米粒ほどの笑顔よせ一つに和む小手毬の謎
24
玄関を 開ければそこは ピンク色 忘れていたよ やわいということ
/
やっと開花🌸
26
独眼の ハーフムーンは トタン屋根 あたかも海を 眺めるように
39
徒桜
(
あださくら
)
一まい一まい 降りてくる 絶望と 希望にゆれる メトロノーム
33
すれ違う回送電車に 脳みそを ひったくられてしまったようだ
9
名の知れた地元企業が身売りする栄枯盛衰いつの時代も
10
メンタルはアップできずにダウンのみ こんな美しい春というのに
30
早苗田の空を写した水面揺れ早苗は育つ蛙待ちをり
29
眠気冴え 余韻の冷めぬ
短夜
(
みじかよ
)
は 君の返信 ただ嬉しくて
26
衰えていく身を抱え 懸命に生き延び 傍にいてくれる
愛犬
(
きみ
)
30
杖をつき 前行く老人 カートには 花束一つ ゆっくり揺れる
48
すれちがう バスの運転手さんたちの 挨拶 見たくて いつもこの席
63
夕立に なす術もなく 立ちつくす 信号待ちで 水行のごと
27
家を捨て世を捨て流れ公園に
ホームレスの
(
ホームのない
)
人バラを見ている
31
雨後の風 マスクを取りて 吸い込めば お日様の香と 濡れた土の香
24
おやゆびの姫のごとくに
小
(
ち
)
さき花ヒメシャラの笑み雨に濡れても \ 五月尽日
25
春草
(
しゅんそう
)
の
息衝
(
いきづ
)
いた その地に芽吹く
狗尾草
(
エノコログサ
)
が 夏はすぐそこ/狗尾草=ねこじゃらし
(^^)
20
右頬を
小風
(
こかぜ
)
がなぞる度 よぎる あの葉盛りの 夏のさよなら/r
19
見上げると夜空の月が
微笑
(
ほほえ
)
んで 今頃君も笑っているね
35
雨のカフェ 貴女と過ごした 4年前 貴女の顔を 直視できずに
18
登りきれば そこが楽園 かといえば わからぬままに 必死に登る
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