エアコンを切らば朝まで虫の声こうして秋は日々近づきぬ
36
サンゴジュの実の色付きし散歩道雀の遊ぶ涼風の朝
28
惜しむよに水色の雨落ちてきて僕らの肩にピリオドをうつ
27
アボカドの水耕の種変化無く夏の絵日記白きままなり
42
船の往く中川運河の倉庫群 荷役に残る昔の欠片かけら
33
太ももに 湿気がまとい 敷布団と 擦れる不快感 雨の日の夜
17
変わり種どんな新芽も花となれ三一を信じて高らかに咲け
17
切られてもひこばえ生んで頑張った 切り株いよいよ根こそぎされる \ 昨年、桜30本伐採されました
26
エアコンを 加減しながら 使う時 秋の気配を 肌で感じる
22
信号は 同じ景色見 四六時中 働いている 飽きぬのだろうか
17
信号で日傘たたんで潤して一首メモしてまた風に乗り
14
ストレスに負けない言葉を探してる「やりたくない」に勝てる言葉を
11
チチチチチ 朝一番の台所 何処にいるのか ここにも秋が
34
使ひ慣れぬ言葉に不安を覚へ ダイヤル押す前に一呼吸
21
すくわれて向こうに行けと流される小魚になり途方に暮れる
22
今回はきちんとサヨナラ言えました 来世でまたお逢いしましょう
31
ぱたぱたと窓を打つ雨 雲間には青空覗く 猫と微睡まどろ
28
昨日より活気に満ちた電車には夏の終わりの寂しさもあり
13
だんじりを 挽きし先輩 ねぎらいし かしみんと串 岸和田の秋
23
帰り道 峠の茶屋に 煙立ち 湯気が夕陽に 滲む一時
23
来週は秋のお彼岸らしいけど積乱雲は山盛りのまま
14
路地道に のんびり二匹 猫背伸び 見つめし朝に 心でおはよ
26
熱気球 貴女と乗れたら 独り占め 景色と空気 貴女の笑顔
17
緊急の メール処理する 茶屋の席 煎茶飲みつつ 沸き立つ雲海
26
なんとなく 心変わりを する今日は 夏日のようで やはり秋の日
21
雨が降る そんな風吹く 午後三時 コスモス揺れる 旧道の家
26
気が付けば 昼も食べてる 余裕なし 繁忙期には 一日一食
19
夕空を懸命に飛ぶ蝶々に夏の終わりを教えられない
14
コスモスと ダリアが咲きし 公園は 色鮮やかな 絨毯のよう
17
四季桜 酷暑の秋に どう咲くか 和紙の里には 期待と不安が
23