それぞれの孤独と自由の境目が乱反射するアパートの窓
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買い替えたフライパンで焼く餃子いい焼き色はよそよそしくて
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夕闇に 消えゆく君へ また明日 振る手の熱を 夜風に乗せて
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「産むんでしょ」「妊娠したの?」「孫はまだ?」フローリングの蟻をつぶした
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ひっそりと ロフトへ昇り 歌綴る 小さな灯り 私を染める
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旅先で 旅館の子どもと 知り合って 帰っちゃうの?と 聞く子にさよなら
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ゲージツ家 天命知りて 別れ告げ 天へ離陸す クマさん見事
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サボテンの棘が刺さった手のひらで僕の頭を撫でる母さん
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炊きたての白きお米の香ばしく 今宵も犬と飯を食ふらむ ※犬にはきちんと犬専用に用意した食事を与えています。
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スペックのより良い機種に乗り換えをされてしまった俺はパソコン
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立ち枯れし令法りょうぶの幹に鋸をひく春土用なれど間日なればとて
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しんみりと僧侶の読経聴いたあと門前町で仏具屋覗く
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朝焼けを越えて澄みなす青い空駆け込む朝に黙って笑う
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何かこう棲む星多分間違えて生きおるような自分呆れて
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羽織もの仕舞おうとする日の午前肌寒くって仕舞い損ねる
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見回すが子供は見えずシャボン玉一つ現れて空へ昇った
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洗濯がはかどる天気だ お隣のベランダから微かな鼻歌
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生きていく意味を誰かに挿してほしい花瓶と僕に落陽が差す
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うたた寝で いつもより寝た はずなのに いつもと同じ ふつうに眠い
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蝶さへも 蜜蜂すらも 吸えぬ蜜 公金裏金 さぞうまからんかし
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つちふりて 霞む山並み長閑なり 卯月の空は初夏を告げをり 
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ハナミズキ 色鮮やかに 踊りだす きみは今まさに 輝いている
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このベースやけに心を震わせるつけているのは片耳なのに
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何にでもなれるし何でもある国でひとりの不在に錨を下ろす
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言葉って難しいよね意図しない受け取り方をされてしまうし
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猫の目に見つめられてた八時前 僕も撫でてよ愛想悪くさ
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アイツらが昔が今が周りがと 言うたところで何も変わらぬ
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一日が終わりを告げてリュック置き見えない星に願うことなき
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初夏に聴く風の音色は水紋の泉に透けてそよぐゆらめき
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石投げて波紋。小石投げて波紋。伸びた影までズックで石けり
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