ハモニカの音色はきっと寂し色さびしいろ 文学あたりを行ったり来たり
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頬に涼し露天の風に行方問う大谷翔平特大飛球
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人生の 単位足りずに 留年し 神様からの 居残り授業
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凪のごと自警たちはやつてきて 教練通りひとをあやむる
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しづやかに基地となりゆく嶋ならむ神功皇后にはたづみつつ
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戦争になるらし錨しづめるかのごと異人しづめて日本国民
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国境を越ゆる医師団主のごとく死ぬなたかだかコロナごときに
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たくさん話したね たくさん笑ったね さよなら二度と 会えない人よ
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脳からの 酷使に耐えて団結し  ストライキする 身体組合
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生きてれば ほめてもらえたあの頃を  夢見て眠り 目覚めて泣いた
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皮肉にしか 聞こえぬ世辞を 受け取って 返せぬことを この泡沫うたかた
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眠たくて 首もげそうなこの人に 右肩を貸す 次の駅まで
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あおむしとダイコンの葉を分けあって 味噌汁の具は今日は少なめ
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病床で歌う「ふるさと」ゆるやかに かのやまの忘却わすれゆく人
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市長は蜥蜴に生け捕りの餌を与へ夫人歿後の伴侶
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新米のとぎ汁 植木鉢に撒く いただきますの似合う夕方
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唯神論たてまつる右翼の友にコカ・コーラの瓶の中の蛇見せむ
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ここに今 わたしがいると知っている わたしのために篝火かがりびを焚く
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反目の家族飛び交ふ鳩の巣の在処喪ひ昨日父の日
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父母ちちははとむかし泳いだ海街で 獲れた蜜柑を我が子に与う
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一歳の我が子は全ての食べ物を ば・な・な、ば・な・な と呼んで笑うよ
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この短歌はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。
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君がいる 多分最後の 冬だよね 雪じゃ涙は ごまかせないよ
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いいね数集めたところでなにになる 君に問う俺なにもできない
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あなたには 長生きをしてほしいから ポテチは私が食べてあげます
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SpaceX社にSpaceX社´次元衝突し異次元に消ゆ さらばマスクよ
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もう二度と こっち見ないで 諦めた恋 過ちは 繰り返さない
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警報ランプ鳴りつぱなし 短歌研究一月号「空気について」の研究の室内へ閉ぢられて 誰も止めにゆかざる
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プロレタリア投獄されて長々しある島国の平和なる日々
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利益こそわが櫓 国際通貨基金曰資本のものは資本へかへせ
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