Utakata
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姬
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薄れてく 君との記憶 あの春の 朝の片隅 ずれゆくばかり
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眠る恋 海底から聞こえた あの声は
海松
(
みる
)
のように 靡いている
5
教えあった あの音楽 嬉しかったんだ 人生共有したみたいで
6
小春風 優しく運ぶ 甘い声 忘れないで 忘れないよ
3
幼き日 心を満たした あの宝石 今となれば 心を蝕む
3
赤光
(
しゃっこう
)
と警告音の響の中 手繰り寄せられ 君も共犯だね
4
午前四時 髪を乾かし 君想ふ その瞬間だけ 夢現なんだ
7
霜の声 押される瞬間あの頃の 貴方の事が 冴えてしまう
8
召し上がれ 残さないでね 私の愛 消費期限が 切れちゃうからさ
9
漫ろ雨 傘をさしつつ 空を仰ぐ 思案に暮れる その顔は濡れていた
3
コンシーラー 全てを消して 真っ白に 私が隠した あの日のピンク
11
死にたいと 口ずさむ割には 寝て食べて ああ生きたいんだ と冬の朝
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零点の 私に愛の音 奏でてくれた 生を感じた 更待月の夜
9
劣等感 切り開いたら 赤だった かわいい苺も 同じなのかな
7
後ろから 刺すのは貴方の 愛錠か どうか契りの リボンを結んで
6
別れの
瞬間
(
とき
)
知らなかった 私はね きっと貴方の
囚われの身
(
ジュリエット
)
6
黄信号の 十九時半 ナマエを呼んで きっと薔薇に 呪われてしまうから
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