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梓弓 はるねに醒めて うつつらに ゆく日をながめ さす玉の枝
8
俺は俺 キミは恩師と 慕うけど イケすかないね 俺は嫌いだ
5
替えかけた 衣やっぱり 寒いから 冬の格好 再び袖を
7
君のこと、好きな人など居なくなれ。世界は「二人」が丁度いい。
8
夜の中 静かな声が 響いてる
2
安息の ベッドを次の 三幕で 死者の柩に 変える無慈悲さ 「エイリアン2」オマージュ
2
父祖たちの 開拓精神 受け継がぬ はずの男に フロンティアの知恵 「ターミナル」オマージュ
2
中トロよ 赤身もいいね イカいかが ふたりで刺身 分け合った夜
2
人権の 教育受けた 大人らが ホイッスル吹き 静かにしろよ
2
砂原さん。 私もきっと 破天荒。 ちいかわ同士 仲良くしましょ
2
どっぷりと水平線を焦がしては「また明日ね」と夕暮れなずむ
18
木塀より
覗
(
のぞ
)
く柿ありさながらに昭和の
磯野
(
いその
)
邸よと興じ
4
夜歩く知らない街は喧騒に膜がかかりて限りが見えず
5
父と子が
凧
(
カイト
)
飛ばして声を張る冷えた
強風
(
つよかぜ
)
これも良きかな
4
ワンタタン ワンタンタタタ タタタタン ワンタタタタン ワンワンワンタ
1
陽の
名残
(
なごり
)
集めて重き鈴なりの蜜柑は照らす冬の庭先
10
自分との約束の木は知らぬ間にたくさんの実を結んだのです
4
万が一品質に不都合があり春が来ないとなったら叫べ
7
眩しさで見逃していた目の前の開かれた扉を影で知る
6
健やかな重みありてかひしひしと空にひつぱられて梅咲けり
5
それなのに過ぎた日にある溜息は真面目であるほどに滑稽だ
6
姿勢よくかたく変わらずそこにいる家族とは鉄だ柱だ
6
こっそりと隙間に開く蒲公英よお前いったいどこから来たの
8
知らぬ間に辺り一切桃色に霞み崩れるはずだ愉快だ
4
みしみしと成長痛の音がする若き桜の伸びていく様
5
春雨に負ける桜は見たくない試合は始まったばかりだろ
9
憂鬱を飛ばしたい風強く吹く忘れたい忘れたいと叫ぶ
5
気がかりが耐え難くあるこの世でも光は不足なく流れ込む
5
贅沢な時間を過ごし来たものだ2020を超えての我等
7
厚切りの休日加減よく焦がし少し溶かした甘えを乗せる
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