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白霜の ろうのかげそふ ふゆの夜に 遠くにほへり うらもえのはな
7
一歩ずつ 君との距離が 縮んでく 過ぎていく日々 各駅停車
16
どうしたら想いは
短歌
(
うた
)
に届くのか消化不良の心と短歌と
31
入社式となりの彼にドキドキと元カレに似て胸を離れない
14
窓叩く 雨音だけが響く小夜
微睡
(
まどろ
)
み辿る遠き日の記憶
22
桜木にそぼ降る雨の染み入りて薄墨さえも春のはじかみ
23
名前より長いあだ名をつけられて馴染めないまま忘れさられた
21
夜に閉じ ひとり迎えし 同じ朝寡黙に拡がる 薄青の空
11
会見後「また嘘言っちゃったよ…」と頭抱えてるのか?トランプ!
9
ひとつない何かを消したアイコンを僕のうとうとスマホをいじり
17
雨冷
(
うれい
)
ては籠って癒す欠く薬どんより縛られ行けぬ病院
20
古寺の門をくぐれば背伸びすと
四方
(
よも
)
を眺めるみつまたの花
14
愛用のぬいぐるみ
咥
(
くわ
)
え我探し 見つけてほっぽり 我へと一直線 /愛すべき我が猫
19
根を張った大樹ばかりじゃ森できぬ あたしみたいの割と大事よ
17
雪国の林に残る雪間から 真っ先に春告げるフクジュソウ
27
灰色な今日をなんとか変えたくてデルフィニウムとトマトを買った
19
白湯を飲みほっと息つくマグカップ雪の降らないこの街の白
20
キキの手にはいつも温かな飲み物おソノさんにもウルスラの手にも
18
美酒なれば春の灯りに寿ぎの影揺れはじむ
間集
(
まつ
)
りの宴
16
いつからか忙しい時の口ぐせよ気合で乗り切るという「悲哀」
15
目の前に迫る手術日
昂
(
たかぶ
)
るこころ 短歌詠みつつ平静保つ
29
ああ眠い まだ寝ていたい 5時半に おにぎり握った 私は偉い
12
春寒し 香りこぼれる 枝垂れ梅 おぼろ月夜に 夜の影朧
13
冬の朝 寒梅枝垂れ 牡丹雪 独りゆく 雪の足跡 振り返り
7
一時
(
いっとき
)
の気の迷いでもいいじゃないおかげでわたしここで生きてる
19
まっすぐな視線に射られ こころ知る 正すつもりが逆に糺され
13
角とればひっくり返る善と悪 盤にこぼれるグレーを集め
11
一年
(
ひととせ
)
に一度の福運なる日には列をなしたり来ぬ
生
(
よ
)
を求め
7
昼休み 昨日の夢に 出て来たと 言われる身にも なってみてくれ
7
誰にでも発達障害あるのでは お前はそうだとまず言われそう
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