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歳重ね別れが身に沁む吾がいて別れに慣れゆく吾もまたおり
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雨に散る金木犀はまだ濡れて仄かに甘い香りの朝で
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洗濯機 小春日和にフル回転 空も涙も からりと晴れた
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獅子王候外交談話贖へる署名の火箭の取引一覧
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あの人に逢えない時が苦しいと こぼす涙が眩しくうつる
8
綺羅星の愛しさ溢れ胸に抱く 君の姿もまた眩しくて
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金沢へ 嫁いだ友は 道産子で 小箱につめて 「これが木犀」
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鈴のよな声出し鳴くやすゞ虫は秋の夜長を我に教えし
22
縦列に ひょこひょこ動く 黄色帽 ひよこの列で幸せな朝
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意味とかは実際無くて、視点だけがある。あなたの話が聞きたい。
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繰り返し感じてしまう苦しみも 今世だけのラストワン賞
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昨日観た映画の続き生きる様、絶望じゃなく、希望を持って
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切り花のコスパ日割りで考えるそんな僕にも秋のひだまり
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君はなぜ 過去変えたいと 悔やむのだ 明日なら今でも 変えられるのに/友人の言葉
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下の名を呼ばれることが減るにつれ 背広が皮膚に溶け込んでいく
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考察が 苦手なもので 短歌の意 味わいきれぬ 自分が悔しい
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十三夜 見つめる月にごあいさつ 聞いてもいいの言ってもいいの
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風邪の子に焼くオムレツの甘い香と休む仕事の後ろめたさと
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じゃが芋を黙々と剥くピーラーは二十余年の現役選手
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いつの間に 図太くなった 自転車で 近づいてなお 動じぬカラス
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風切りの音が路上を
浚
(
さら
)
ってく夜の始まり冬の始まり
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鴨川のもみじの赤と清き水きょう手術日を決めてきました
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思い立ち電話の向こう寝込む
娘
(
こ
)
に行けぬもどかし心は募る
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一つ石二つ体を寄せ合いて一つ衣の夫婦地蔵よ
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亡き友のペンダント着け参加する同窓会で逢える気がして
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庭先のレモンは黄色に色づいて僕のほっぺは赤くなってた
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ガラス越し淡く舞い散ることもなく 変わらぬ私 置いてゆく秋
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晴れてるからギリ秋みたいな服装で スーパーに行く スポドリを買う
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この道がそのまま障害物になる そうじゃない人におんぶされたい
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フライドポテトを揚げて盛るとき 誰かがめちゃくちゃ喜んでくれる
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