一歩ずつ 君との距離が 縮んでく 過ぎていく日々 各駅停車
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加古川線 二十二時の電車内青いシートと機械音声
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窓叩く 雨音だけが響く小夜 微睡まどろみ辿る遠き日の記憶
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言葉にしたら 壊れそうなこの想い もどかしさ抱え今日を過ぎゆく
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夜に閉じ ひとり迎えし 同じ朝寡黙に拡がる 薄青の空
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会見後「また嘘言っちゃったよ…」と頭抱えてるのか?トランプ!
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花時雨はなしぐれ 桜花爛漫 手を貸しつ 我のこころも潤していく
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グラスの中でずっと眠っていた星をいともたやすくきみが光らす
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楽しげな嘘が溢れてそのなかで各自が愛を削がれていくよ
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猫さんがくれというので食っているカニカマを出すこれじゃないらし
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山頂を雲で隠して山たちは幽玄ぶって佇んでいる
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連絡の 遅れを詫びて 汝(な)が妻ゆ 訃報ぞ届く 彼岸の宵に /挽歌
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言葉には ならぬ悲しみ 拭へども 拭ひおふせぬ 血の涙かも  /挽歌
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今ひとたび 逢ひたしと切に願へども 生きては行かれぬ 西方の国 /挽歌
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花散らす目白に蜜はゆずらじと雀は桜一輪落とし
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潮風とかけっこをした散歩道 桜散りゆく 3月下旬
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沖縄でうさぎにゃんこわんこたち飛行機の音日々聞いてるか/NOWARBUNNY
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ランデブーと古い言葉がお似合いの今夜の月と木星の距離
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親戚と 子供の頃に よく会って あいだがあいて よく会う歳に
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忘れたい 忘れたいなら 忘れよう 忘れたいなら 忘れることさ
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待つあいだ 店の情報 知りつくし テンション下がり 食わずに帰る
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待ちわびた 春の開花に 雨は降る 人生みたいと 言って欲しいか?
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洗濯機 まわし方さえ 知らなくて 電話越し母の 呆れ声聞く
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特攻か?二階級特進異例の出世に呻る狼
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ねえ二人零和有限確定完全情報ゲームしようよ
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知らない名前が君の口端から 零れる前に 喉を締めたい
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夢叶え 後悔残す こともなく 死んで行くよと エイプリルフール
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生命の息吹 緑をほころばす わたしはそのはなも好きです
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漬け丼を半分食って茶を入れる鮪の赤身白む窓際
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自らが規格外だと嘆く時ビー玉ガラス散らばし遊べ
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