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冬ざれの野にふりかかる粉糖と赤い実似合う 甘くない朝
28
君想い 長く伸ばした 後ろ髪 引かれてどうも 断てないのです
25
鶏を出しケーキ確保しイブにするメリークリスマスがんばれわたし
24
クリスマスイブなんだけどど平日なのでいまいち盛り上がらない
21
聖よき夜の ツリーの下に 寝ていた
愛犬
(
こ
)
今年は白き ぬいぐるみ置く
21
遠出するつもりで リュックに入れていた サラダ記念日回収 チラ見
17
なんちゃってケーキだけれど 「母さんのケーキ」と呼ばれ今も昔も
32
「にんじんを星のかたちにしてくれた」娘の中に残る聖夜は
25
父さんの
お母さん
(
おばあちゃん
)
から僕の子へ繋がっている眉毛のアーチ
38
イブイブにデートしたから気が抜けてお風呂キャンセル界隈と化す
15
ベランダの 物干し竿に 紙袋 たしかに
サンタ
(
父
)
は 届けてた 愛
33
朝焼けの雲が輝く大空にひとり散歩で背筋を伸ばす
22
待ちわびた 本が届きてうきうきと 開いてみれば「前、買ったヤツ」
15
それぞれの好みを想いあれこれと選ぶ時間にわれは満たされ
28
人間の嫌なところをこうぎゅっと凝縮したよな女だあんた
9
目薬をささんと上をみれば空、カラスよこぎる、いっぱいに空
17
灰色の思い出と消ゆ 涙で滲む恋文の XOXO の文字よ
6
子の帰省 楽しみな親 どれくらい? 気が重い親 ここにいますぜ
14
作ることで癒される何かがあるな 卵とツナを入れた焼きうどん
14
ドラえもん短歌で佳作うれしいな出木杉くんとスネ夫に感謝
27
日常を 普通と思ふ 幸せが 戻らぬ事に 気付く年の瀬
41
ガスボンベ負の感情を燃やして転がり落ちた意味はないのに
8
クリスマス一番近くにいないけど一番思い浮かべてるキミ
24
揺れていい 立ち止まっても いいじゃない 好きな歩幅で 続け暮らせば
11
通院で疲れる
理由
(
わけ
)
を語らえば待ち時間だとお互い思う
35
題名:「朝、カフェにて」 立ち昇る 香を纏う 漆黒の 底ぞ見えたり いざ参ろうぞ
15
一晩中 雪の明かりに 照らされて 白夜なのかと
見紛
(
みまご
)
うほどの
44
泳げるくらいの涙が出たら 私をその海の真ん中に浮かべて
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草をかき分け 人をかき分け 降りた先に何が見えるか 熊
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傘を借りて走る 靴下も靴も頬も濡れているけど あそこまで行けば 私に勝つのだ
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