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渡る鳥 春にしたがひ たたずとも 忘れておかむ 人の
問
(
と
)
ふまで
9
冬日差す畑の隅に枇杷の花甘き香りを風が運びぬ
41
漆黒の
(
ダークネス
)
魔眼開きて
(
イーヴィルアイで
)
鎖
(
しはい
)
解く
闇の誓約
(
デモンズルール
)
運命
(
さだめ
)
支配す
8
夜勤明けの始発列車を待つ駅の嫌にまっすぐな点字ブロック
8
風の音 空き缶カラカラ 回る音 静かな部屋に 薄く響いて
13
雪が降る予報 施設に母預け 少し安心している私/介護
34
いっぴきのlinterとして本だったものを閲する如月の夜半
9
我が動き マリオネットに 託す事 我やるべきは 心自由に
8
我が夢は 笑いと夢と 感涙を 誰かに伝え 天に召されし
8
降る雪も 思し召しかな 御仏の 困りこそすれ 逆らい難し
9
正当な断る権利二つ言ふ されど長老すかして笑ふ
33
傷つけて傷つけられて子育てはたぶんホントは親育てだね
25
星空にオリオンを見た古の人と歌など詠み交わしたい
15
薄幸の パウダースノーに 積もられて 子を待つ雪の ダルマがポツン
48
睡眠を導入してくれなくなった 薬も鬱になったのだろか
25
大寒を過ぎらば直に春の立つ暦めくりて早に春待つ
40
好きな人は好きかもねという人はたいていそれを好きでない人
24
小松菜をざくざく切って、なにもかも 一刀両断できる錯覚
12
牛乳は嫌いでシチューは大好きで、きっとなんでも誤魔化されてる
9
困ったり うまく行かずに 落ち込むも 君だけじゃない 我受け止める!
17
庭の
端
(
は
)
に黒く汚れど溶け残る あの雪みたく私
在
(
あ
)
れたら
20
穢された記憶は消えず白かった 過去の光が私を殺す
16
筋トレや ウォーキングを した日には ついつい食べる オールドファッション
10
木の枝の何処に潜みし寒すずめ一斉飛び立ち空色変へし
47
車窓から 眩しい朝日 照らされて
天晴
(
てんは
)
れ渡る 関東平野
13
冬晴れの 関東平野 清々し 大快晴で 気持ちも軽く
9
歌という 己を守る盾を得て ここからひととせ また歩まんとす
18
ジーパンの君しか知らぬ友達の震える喪服 薄い三日月
31
枯れ草の中で見つけた白い花スルーが上手
小さき
(
チサキ
)
はこべら
20
畑より
夫
(
つま
)
持ち帰る冬の菜を鍋に煮込みて
一日
(
ひとひ
)
に感謝す
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