暑くても眠くても 君に会うために 早寝早起き 手洗いうがい
11
バイバイをして 乗る帰りの急行で もっといい言葉を思いつく
11
前髪を執拗に直す君を見て 嬉しくなるのはどうしてだろう
7
払っても払ってもなお寄って来る虫よ美味いか顔のクリーム
29
むし暑く冷やし中華がうまい昼 …あっやっちゃった!白Tにシミ!😫
26
シャンプーとヘッドマッサージでリラックスみるみるリフトアップする顔/美容室マジック!
20
うすあさぎ澄みたる囀り飛び立たせ 青き空へとゆづり去りぬ
27
電波塔 各国言の葉 匂いの坩堝るつぼ 昼にうっかり インドカレー屋
34
木々揺らす風吹く午後に聞こえ来るか細き蝉の声漸くに
23
雨後の宵窓辺に立ちて見おろせば遠くの街の灯りさざめく
24
野分あと 熱風吹けども 心地よい 風が全てを 押し流すよう
28
コンクリの割れ目に根付く百日紅刈らずにおけば赤き花咲く
36
ひさかたの 雨に歓喜の 蛙かな グゲゲグゲゲと 朝のめざまし
41
大の字に寝っ転がって昼寝する 風鈴チリーン 涼風運ぶ
39
腐らずに 小さく青く しっかりと 気象荒れても 檸檬が実り
35
カートから 桃をもどして キウイにし 豆大福は 空気となった
51
しょんぼりと 階段のぼる 踊り場の ぼやけた空に 輝く金星venus
57
ふりはらう 女の髪の 仰ぐ香に 吹かれて私 脇役と知る
13
君が居ぬ 夏祭りなど 意味もなく 花火の音が 心底を突く
21
人はみな 星なのだから 輝いて 地獄ばかりを 覗いてないで
49
君の身に絶えず降れよ幸せが流星群のように静かに
17
夏旅か笑顔はじける子供らのざわめくホームに一人汽車待つ
30
夕刻の炎暑残りし公園にサッカー少年 光る汗飛ぶ
36
白絵の具垂らしたようにかもめ飛ぶ空と海との青さ極めて
32
雷鳴のリズムをベースにライムする雨音と蝉のMCバトル
11
つゆほども先行き知れぬ気のままに精霊雨しょうりょうあめは日を延べてふる
11
銭湯で友と使いし石鹸の減りが嬉しい夏の夜かな
23
光の紗は緑葉の屋根をつたいゆく猫は小走りに暗渠を進む
13
寝落ち前 夢と現実行き来する 三途の川に慣れるためかも
15
進駐軍讃歌を唄ふ教師、アルファベットを暗唱せる「自由」教室
12