Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
56
57
58
59
60
61
62
63
64
…
次 ›
最後 »
人力車 発明したの日本ですと知った時の納得感よ
23
金髪が風にたゆたう今ぼくは秋のはじめの一つと数ふ
26
冴えた月見つつ風ごと吸い取りて心に浮かぶ月を眺むる
29
床に落つ白髪一本つまみ上げ抱きしめましょう我の人生
25
惜しむよに水色の雨落ちてきて僕らの肩にピリオドをうつ
24
サヨナラの代わりに一筋光る
後
(
のち
)
、海の向こうへ夕陽が還る
12
遠き日は船で行き来の島なれど橋のかかりてスイスイと行く
26
小鳥のさえずり目覚めて今日も1日元気に頑張ろう!
8
行くことは叶わぬけれど
山車
(
だし
)
が出る長月二日今夜宵宮
28
葛の葉が石垣おおう坂道にけたたまし声ツクツクボウシ
27
ゆく夏の
夕
(
ゆうべ
)
に浮かぶ茜雲 夏ってなんだか幻みたい
49
何となく太くなりしかコガネグモ庭に居続けひと月が過ぐ
29
大合唱 玄関開ければコオロギが 秋も近しか猛暑日の夜
31
春先に
実桜募
(
みざくらつの
)
る かかる
枷
(
かせ
)
友の首輪で お手のおかわり
13
君の頬真夜中想い手を伸ばす一瞬月に触れた気がして
29
孫たちの祭りの土産ういろうを みたまに供えお下がりを食む
29
盲
(
めし
)
いても 応えが無くても、
聾
(
ろう
)
しても、君は等しく愛しい
肉塊
(
からだ
)
6
見えるけど無いかもしれない星を見て君と語った秋が目の前
30
切実な祈り明日が来ないでと 青色光に慰め求め
12
義父植へし老木なりたるイチジクの小さき実集めジャムにする朝
42
チチチチチ 朝一番の台所 何処にいるのか ここにも秋が
32
朝イチの美しき声はキミだった! ひょいと現る小さなコオロギ
35
人間は考える
葦
(
あし
)
の意味知らず 調べつ歩く葦の水辺を
36
今一度名月見たし黎明に雨戸開ければ雲に虫の音
25
高速の流れる景色にすすきの穂 秋の日差しの川面のように
32
不安げな爺を残して孫
二十歳
(
はたち
)
うさぎのバッグ飛び跳ねて行く
24
秋刀魚焼き大葉におろし届ければ 喜ぶ
義母
(
はは
)
によろこびもらい
33
休日は海を見に行く たくわえたパワーが枯れてまた海を見に
10
安眠を襲う夜中のイカズチに目蓋の重き笑顔がゆがむ
25
笹の枝が荷台の後ろ飛び出して ゆれる尻尾の化けそこねかな
13
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
56
57
58
59
60
61
62
63
64
…
次 ›
最後 »