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金沢へ 嫁いだ友は 道産子で 小箱につめて 「これが木犀」
41
葬儀屋のネオンサインは煌々と大河の様な国道の脇
39
意味とかは実際無くて、視点だけがある。あなたの話が聞きたい。
11
昨日観た映画の続き生きる様、絶望じゃなく、希望を持って
19
切り花のコスパ日割りで考えるそんな僕にも秋のひだまり
43
十三夜 見つめる月にごあいさつ 聞いてもいいの言ってもいいの
16
風邪の子に焼くオムレツの甘い香と休む仕事の後ろめたさと
47
明るくて大きな月で立ち止まり見上げてしまう様な月です
41
風切りの音が路上を
浚
(
さら
)
ってく夜の始まり冬の始まり
42
鴨川のもみじの赤と清き水きょう手術日を決めてきました
19
亡き友のペンダント着け参加する同窓会で逢える気がして
25
庭先のレモンは黄色に色づいて僕のほっぺは赤くなってた
10
鈍色の空に真っ赤な柿一つ少し痛んで魂の如
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ガラス越し淡く舞い散ることもなく 変わらぬ私 置いてゆく秋
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晴れてるからギリ秋みたいな服装で スーパーに行く スポドリを買う
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年末を知らせる店のBGM 去年と同じ音楽と我
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ふとした調べに心が踊る 音を奏でて響き出す/都々逸
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秋空は 淡く哀れに 泡の
様
(
よ
)
な 今亡き夏の 君の半袖
11
七五三 ねがいぶみ書く 女の子 いつか会う人 まだ見ぬ人へ
17
久々に会えば思っていたよりも少し痩せてる父のかんばせ
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私だけ?笑み隠せないLINE着信 あなたはどうかなと聞いてみたい
10
うたかたを 詠みながら見る 冬の空 ちらほらと舞う 雪の結晶かな
17
話す時 何度も「めっちゃ」 をつけるから 信用のない 私の「めっちゃ」
33
気にかける親のもう居ぬ
故郷
(
ふるさと
)
の天気予報をついまた見てる
29
冬眠をわたしの胸にあく穴でさせたい迷子の野兎を抱く
11
街路樹はいくつもあかりを吊り下げてひそかに星を養殖してる
18
朝の度植物たちに霧を吹くこれも一つの祈りの形
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布団かけうっすら目を開けまた眠る君 母の愛は永続し
8
「本日中にお召し上がり下さい」仕方ないなあ寝る前のケーキ
21
祭
(
まつり
)
果てて人影絶えた広場から梯子でピエロ星へと帰る
17
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