いつの日かダイヤモンドとなることを今日も願っておやすみなさい
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カリカリと 静寂に食む 療法食ねこゴハン 生命なるかな 生命なるかな
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病棟の枝分かれしてく夜たちを引き止めようと非常灯淡く
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柿キウイ芋を食べ終えしりとりに気付き一人で大ウケする朝
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「お母さん寒かったね」と初雪をかぶりし母の墓を拭いぬ
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喜んだふりして要らぬカレンダーを貰うも恒例行事となりぬ
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落ち葉くべ 焚き火の中の焼き芋の 甘き香りに腹の虫が鳴く 
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聖よき夜の ツリーの下に 寝ていた愛犬 今年は白き ぬいぐるみ置く
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看護師の脈を取る手が冷たくて冬の寒さはそこはかとなく
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なんちゃってケーキだけれど 「母さんのケーキ」と呼ばれ今も昔も
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月に雪 尽きぬ夜の雪 みちゆきに ことのはのゆき うつせみのはて
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親の前 泣けない子供 たちはどこで 泣いてるんだろう 声がきこえて
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クリスマスケーキ切り分け母の前 はしゃぐ笑顔に心が弾む/介護
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ウラメシヤ ハンデをもちて れし子に あきらめろばかり 強いる母なり
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枕もと イケメン彼氏 期待するが 今年もサンタは 現れなかった
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シャキシャキと人参切る音響きをり 今宵のメインはホワイトシチュー
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間違いの電話「モチヤマさんですか?」山口県の宇部市近郊
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君にサンタさんが来ないのは拝啓と敬具を書いていないから
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人間の嫌なところをこうぎゅっと凝縮したよな女だあんた
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我が愛猫きみの 異変に気付き右往左往 孫子と同じ心配尽きぬ 
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久方のブログのコメント開けたれば遠きより石 凍える朝よ
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ガーミンにスマホに電チャリ髭剃りと 充電せよせよ朝昼晩に
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子の帰省 楽しみな親 どれくらい? 気が重い親 ここにいますぜ
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電飾が正月飾りに変わったら迎えに行くね いざ年の果て
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クリスマス一番近くにいないけど一番思い浮かべてるキミ
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鞦韆ぶらんこを世界に産んだ天才は最初に誰を浮かべただろう
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聖夜明け、そ知らぬ顔の街角に 吹く乾風からかぜが私を嗤う 
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プレゼント、大きなケーキ、クラッカー 子供の頃は喜べたのに
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題名:「朝、カフェにて」 立ち昇る 香を纏う 漆黒の 底ぞ見えたり いざ参ろうぞ
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一晩中 雪の明かりに 照らされて 白夜なのかと 見紛みまごうほどの
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