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七五三 ねがいぶみ書く 女の子 いつか会う人 まだ見ぬ人へ
17
私だけ?笑み隠せないLINE着信 あなたはどうかなと聞いてみたい
10
うたかたを 詠みながら見る 冬の空 ちらほらと舞う 雪の結晶かな
17
話す時 何度も「めっちゃ」 をつけるから 信用のない 私の「めっちゃ」
33
気にかける親のもう居ぬ
故郷
(
ふるさと
)
の天気予報をついまた見てる
29
布団かけうっすら目を開けまた眠る君 母の愛は永続し
8
「本日中にお召し上がり下さい」仕方ないなあ寝る前のケーキ
21
祭
(
まつり
)
果てて人影絶えた広場から梯子でピエロ星へと帰る
17
夕焼けが雲にかくれていたおかげ あなたは未だ10センチ先
7
君が前 好きだと言ったスノードームは、雪が皮肉に降り積もったまま
17
古めいた茶店も手伝う少年も 時代を紡げ 紅葉ひとひら
15
紅葉狩り 何が楽しと問うた日よ 私の目こそ深きに染まれ
13
「早いね」と話しかけると「早いね」と答える人のいる温かさ
16
一年はあっという間に過ぎるのに あなたに会うまであと2週間もある
16
大陸の 友と語りて笑いあう 小さき外交 祈りかさねて
50
ランクひとつ落としてみよう思案して手に取る米の五㌔が重い
30
山茶花の花びら降るる日溜まりの僕に秋の日静かに降るる
49
幸せな約束がある7日間 切なく苦しいあと7日
9
いたずらにテレビに映る飽食の時代の終わり間もなくみえる
13
もう過ぎた十一月に降る雪は私のようにきえてゆくもの
11
観覧車 空とハートにタッチする 今がてっぺん 一瞬の夢
18
老害は 雪が降ろうとチャリに乗る 買い物弱者の危険運転
19
寒風
(
かんぷう
)
に 耐え抜く蜘蛛へ
落葉
(
らくよう
)
は お先に逝くねと その生を終え
28
退院を告げられた日の夕食後自販機アイスを買いに行きます
17
ささやかな誕生祝いのあて先はたった二ヶ月先のワタクシ
15
恥ずかしい 誰もいない家 ハミングをやめる必要なんてないのに
15
三十年ここで寝たんだ このベッド
主
(
あるじ
)
無き部屋 淋しさつのる \ ようやく独立!
42
崩壊は 偶然に見えて必然で 乗り越えられない作りをしてる
17
北風は 行きずり水面 騒がせて 白鷺は行く 何処かの夏へ/r
16
北風の冬の朝には日が澄んで歌の言葉を
解
(
ほど
)
いてくれる
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