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概念に成り行く君はまるで宇宙 星の煌めき三日月ブランコ
10
電車の席の真ん中のパイプしか頼りがないの弱いの私
10
いつもなら つがいの雉鳩 ぽつねんと 今日は素直に ごめんて言うよ
49
家がある食べ物がある本がある この美しい国に生きてる
9
右側の肩が濡れている あなたは左肩 傘が小さいから
9
もし君に出会えなかった私なら 今日の青さすら見つけられない
20
自転車で 車道走ると 嫌がられ 歩道走ると 違法になる は?
27
すべすべの小石を拾い上げるように話したことをポケットに入れ
16
八雲さす 神をもまして 出でつつも 霧にまみえる 秋は恋しき
9
長袖の出番はいつか?と太陽に 先週までは問うていたのに
16
あの店のこのパン一個で表せる小さく大きな今日のしあわせ
25
いつもならチーズ牛丼つゆだくが 寒さのせいで 納豆そぼろ丼
10
いはばしる 水面に移りし 我がすがた 飛沫が問うて いまふくかぞと
7
秋風に すすきが茂り
玉鉾
(
たまぼこ
)
の 道に行き人 影をみるかな
9
みづどりの 落書がはいりし 鴨川に 三船も来たるや 人は恋しき
7
あまとぶや 青空ゐぬいて たかはずれ 雲を狙いし 終わりつねらむ
7
くさまくら 旅行くつねは 心なり ひしゃくも片手に 伊勢にとゆかん
10
つゆじもの 玉緒の命と はかなげと 消えゆく灯火 かげろうか
7
うちよする 笠をも被りて 旅するが 日光照らして 猿騒がしき
9
さらさらと降り続けてる秋雨に干した洋服揺れる幽霊
9
「愛してる」を道具にしたくなかった でも言わなくちゃ消えちゃいそうで
10
秋雨
(
あきさめ
)
の雫に触れて震える身 冬将軍からの冷たき便り
16
生きること 朝昼晩と ご飯を食べる 隣りに並ぶは 冷たい椅子で
12
初雁の遅れ啼く聲かれがれに蓬老いたれみそらもろとも
26
空中に ふわりと浮かび 揺れもせで 時とどめたる コスモスの花
24
家族って何なんでしょうか最小の 群れの中でも私は独り
13
愛し合う 二人で一組 じゃなくても 私は私を 愛しているし
26
責任と愛は別物ではなくて 死ねない訳も同じであって
8
歳重ね別れが身に沁む吾がいて別れに慣れゆく吾もまたおり
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雨に散る金木犀はまだ濡れて仄かに甘い香りの朝で
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