夏の日の長いトンネル出た時の白いまぶしさ、生まれた瞬間
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ねむの花 ねむの葉の上 ふんわりと ねむの葉の下 光ふんわり
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自転車に2人乗りして怖いもの知らずだったねあの日の僕ら
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蝉たちはすぐに鳴き出す雨上がるこだましていく生命いのちの音色
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図書館でむぎゅむぎゅむぎゅと鳴らし行くクロックスへの視線の矢たち
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退職の日の挨拶に添える物あれこれ悩んだ去年の今頃
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キッチンに鎮座している鳳梨ほうり一つ今日の私の心の気球
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多忙でも話す口調のやわらかき介護士を見て我が振り直す
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せと市のお店の数だけ個性ありあれこれ迷いつまを待たせる
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遠い日の記憶を手繰り寄せながら挨拶をするふるさとの夏
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立秋が残暑見舞いの起点とか 時候を破壊沸騰地球
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思い出喰い 夢と思い出 再生産 全てを美化して 苦しいままで
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きょうだいで実家断捨離よみがえる思い出に阻まれはかどらぬ
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サヨナラの 思わぬ幕切れ ベンチ前 涙こらえて キャッチボール
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ブラバンにカチ割り氷アルプスの応援席の日差し懐かし/昔母校の応援に
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喪失の 胸の痛みは 消えねども 想いの深さ 吾に教える
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雨靄の盆入り前夜帰路を行く冬さながらのホワイトアウト
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職員がバケツに入れて飼っているメダカは今や皆のアイドル
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半世紀 吾は知らずに生きてきた 夏風呂のあと水浴びる事を/涼し〜🥰
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ねぇきいて♪ つむじに円形ハゲが2個できて それがつながりハートになったよ!
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玉音、もはや手後れなる日本に響き――、無条件降伏の八十年 後
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課題終え 突っ伏し肌をひっつける 机がひやくて 気持ち良いのだ
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蝉時雨少し弱りて甲子園次々決まるベスト八校
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花園のような民家の庭に咲くタイタンビカス人の顔ほども!
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リンゴ酢のサイダー割りをぐいと飲み シュワシュワとした一服の涼
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カップルが 2人並んで 歩く間を 突っ切るあたし ハハハ…虚しい
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目が合えば声出し笑う赤ちゃんの癒しのパワー何にも勝る
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教室に 居ても馴染まぬ 私には Utakataここがホントの 居場所と思ふ
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てくてくと 歩くカラスの 一匹に ちいさな影が ついて来ている
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体重計は 我に配慮など してくれず 「前より三キロ 太りましたね!😊」と
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