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地吹雪の車内でかける音楽は敢えての夏曲脳をバグらせ
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君はいま 根を張る時ぞ まっすぐに 遠慮捨て大地ふかくへ入れ
16
ひとり漕ぐ 眠れる街の赤信号 守る背筋を月は見ている
18
「死」より先、貴方の名前先に出る「死にたい」なんて打てなくなった
11
受験生 手が痛くなり思い出す 帰ってきましたお久しぶりです
7
恋煩い泣き叫ぶより歌で鳴く仄かな愛が消え入った夜
8
君の名で常に頭はギチギチと試験中は消しゴムの中へ
7
あと一日で一月終わる朝 ふと思う こうして過去が出来ていくこと
8
O脚とむくみ解消一分のおしり筋トレまだ若いから
25
氷点下
6
度の夜を越えた朝 カップを取った指から解けそう
15
サクサクのパイを君と分かち合う今年はじめのガレット・デ・ロワ
16
梅の枝北風小僧が揺らし去り 紅の姫君 身を震わせて
18
通勤路 朝陽に道が照らされて 鏡のようで 怖すぎまして
26
毎日が出会いの仕事 友がとどけてくれる今 そして知る『今』
9
寒風に乗せて届けるこの想い 愛しい君へHappy Birthday
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風避けに あなたのうしろ 歩いてく 52年分の ありがとうを呟いて
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ソリをした斜面は枯れ草見えていてベージュと白でお菓子のようで
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一目惚れ素直になれない浮かれ猫 距離置いている好かれるために
11
本読みの君に愛した受験生 本読みすぎよ! 司書危ぶむ
8
あなただけ! のつもりだったチョコレート その頃あなたはあのこに笑う
8
帰りたい施設の
義姉
(
あね
)
のこころ旅 まぼろしの地に毎日帰る
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赤子皆生まれる
日時
(
とき
)
を選ぶのかならば選ぶは生きるそのもの
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通学の自転車の群れ見送ってはるか昔を思い出す朝
30
留守電の長々しゃべる候補者に入れませんよとつぶやいてみる
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曇天と 墨汁なぞる アスファルト 雪衣着て 緑待ちわぶ
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ごま団子甘く噛みしめ向かい見る 未来の僕を診るクリニック/団子屋の向かいは糖尿病クリニック
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節水のせせらぎ春の雨まちの人のいとなみおもひやらるる
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食事中テレビ消された幼き日 ウルトラマンの登場前に
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過去形も三人称もいらないわ あなたがここにいてくれるから
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コーヒーの吸い込む湯気の微粒子も君と過ごせばこその愛しさ
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