課題終え 突っ伏し肌をひっつける 机がひやくて 気持ち良いのだ
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ラジオからひかるいのちの甲子園 澄みてはるけきそらにひぐらし
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くまぜみにすだく小蟻のなりわいを 黙し みまもり向日葵は立つ
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蝉時雨少し弱りて甲子園次々決まるベスト八校
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滅びゆくその日はきっと猛暑日で 冷凍庫に置く大事な想い
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片恋は 真白に燃える あの夏に 見上げた雲に 重なるように/r
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カップルが 2人並んで 歩く間を 突っ切るあたし ハハハ…虚しい
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それぞれに宇宙があって 君の見る星が綺麗というのは分かる
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夏の空 眺め意識は いつの間に あの日の君の 横にいたのか/r 
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夕の風 昼の暑さを詫びるよに しなびし五感に秋ふわり来る
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新前橋、終点前橋、きみはうまく無理できてるのかなって気にした
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涼風よ 夏の終りを 幾度も 重ねて君を 忘れていった 
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真夜中に舐められるためのドロドロだったの苺ジャムの正体
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人力車 発明したの日本ですと知った時の納得感よ
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毎朝の 純白の心を 引き連れて 都会の空気に 汚しに行こう
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歩道橋登らば汗の滴りて高き空にも秋は未だ来ず
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見えねども 秋津あきつゆららにかろやかに 風の季節のおとなひを告ぐ
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四十度の 声を聞きつつ 長月に 紫蘇に穂が出て 秋のたより
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女子らとは まるで違った 足音が どどどどどどど 男子のリレー
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惚れそうに なるのを止める 臆病で 失恋すらも 出来ぬ身だから
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心待ち 調整してた 日に限り 熱出すわが子 これぞ子育て
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一本の 映画のような この夏の 余韻に浸る 間もなき初秋
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小さくも 自力で手にし 住処での 吾子との暮らし 夢へと続け
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雨音ヶ夜あまねがよ ひとも絶へなむ水鏡 今も昔も夢もうつつも
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この街を去りゆく君が乗る電車僕の心も少し揺らして
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惹かれ合う 何かをいつも 感じつつ 幾度別れを 繰り返すのか
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秋の日の 風が吹き抜け 夢のよう 再会の春 夏の煌めき
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サイクロン掃除機の塵 どっしりと 不動如山ふどうにょざんに蒸し暑さ知る
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トランプの 財布あつかい 八十兆 強制されたら 米国債うり捻出
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週の明け戦ふ人の動き出すせめて涼しき風のあらんと
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