Utakata
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tokinoiro
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季の色が移ろうように
心の風景も少しずつ変わっていく
移ろいゆく一瞬を 31音に込めて
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登校の 門限間際 気にもせず ひよこの如き 一年の群れ
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リバイバル 映画の場面 時を経て 細部に潜む 感情を知る
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前を向き 進む道にも 立ち止まる 心を揺らす 君の面影
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子のために 力尽くした 連休の あとの抜け殻 休みがほしい
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ささやかな 住まいなれども 穏やかな 母娘の時に 笑みが溢れる
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ランドセル 傾けながら ゆく背中 見送る朝の 光眩しく
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薄紅の 桜咲くたび 色褪せぬ 心の中の 君に伝える
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締切と 雑務に追われ ひと月が 過ぎて気づけば 花香る春
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来世とか あるとしたらば 犬かネコ 木とか花とか クジラがいいな
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頬を刺す 風感じつつ お迎えに 陽が長くなり 夕焼けを見る
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歯の隙間 誇らしげなる 子の笑顔 小さき前歯 生えし日浮かぶ
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長年の 友の観察 鋭くて 胸にしまった 想いつぶやく
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実家にて 調整役を 降りてみる 波ありつつも 終わり良しかな
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美しき 夕陽のお湯に 温まり ふるさとへ飛ぶ ここは安全
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一波乱 ありつつ年を 越しにけり 厄落しだと 心切り替え
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激動の 一年を終え 甘やかす アイスクリームで 良き年となる
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父と子が 初旅に出て 母ひとり 年の瀬のスパ ご褒美タイム
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つり革に 初めて届き 喜びて 記念日だねと 言ふ吾子愛し
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荒波を 掻い潜りきて ふと出会う 優しき交差 宝くじかと
14
肩触れる 微かな熱に 重ねきし
季
(
とき
)
の記憶 静かに沁むる
14
波多き 人生なれど 刻まれし 愛と記憶は
彩
(
いろどり
)
となる
18
穏やかな 君の目と声 いつまでも 心に残り 日々をあたたむ
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幼子と 言葉を交わし ふと気付く 離れていても 愛は続くと
17
慌し 朝の支度を 整えて 送りて気付く 都民の日とは
18
良き父の 姿になりし 君の
人生
(
とき
)
喜び吾も 母の道ゆく
17
子の日々を ここまで共に 見守りし 御礼参りに 節目を感ず
18
ランドセル 選びし吾子の 成長に 嬉しくもあり 寂しくもあり
20
時は過ぎ 巻き戻せぬと 腑に落つる 一人旅での 静かな夕べ
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「また次回」 君の口から こぼれ出た 細き糸でも 途切れぬように
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幾たびか 走り去る我 見送った 君の心も 同じだったか
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