Utakata
登録
Login
サイトのご案内
tokinoiro
フォロー
23
フォロワー
22
投稿数
72
季の色が移ろうように
心の風景も少しずつ変わっていく
移ろいゆく一瞬を 31音に込めて
1
2
3
次 ›
最後 »
幼子と 言葉を交わし ふと気付く 離れていても 愛は続くと
13
慌し 朝の支度を 整えて 送りて気付く 都民の日とは
15
良き父の 姿になりし 君の
人生
(
とき
)
喜び吾も 母の道ゆく
13
子の日々を ここまで共に 見守りし 御礼参りに 節目を感ず
17
ランドセル 選びし吾子の 成長に 嬉しくもあり 寂しくもあり
19
時は過ぎ 巻き戻せぬと 腑に落つる 一人旅での 静かな夕べ
20
「また次回」 君の口から こぼれ出た 細き糸でも 途切れぬように
14
幾たびか 走り去る我 見送った 君の心も 同じだったか
12
歩き出す 君の背中を 見送りて 私は今も ここに佇む
17
秋の日の 風が吹き抜け 夢のよう 再会の春 夏の煌めき
14
惹かれ合う 何かをいつも 感じつつ 幾度別れを 繰り返すのか
13
小さくも 自力で手にし 住処での 吾子との暮らし 夢へと続け
16
心待ち 調整してた 日に限り 熱出すわが子 これぞ子育て
19
喪失の 胸の痛みは 消えねども 想いの深さ 吾に教える
14
穏やかに 笑い合える日 君もまた 忘れぬ記憶 口に出さねど
13
嵐にも 距離にも負けず 君が来た そのことだけで 何もいらない
15
君が来る ふるさとの夏 目前に 希望と不安 浅き眠りと
16
現実の 壁がいくつも 迫りきて 夢遠くなり うた詠めぬ日々
19
君の住む 街への仕事 甦る あの日の景色 良きも苦きも
18
人生の 半分近く 踊りきて 音の深さを 改めて知る
23
家を決め 分かれし道を 進みゆく かの人も今 何をか思ふ
16
炎天下 吾子をプールに 連れて行き 泳ぎ疲れた 吾にビールを
22
いつの日か 君と笑って 語れるか 宛てなき手紙 綴る思い出
21
古も 吾も変わらず 人恋ひて 割れても末に 想ふ心は
17
帰り道 号泣しては 座り込む ちいかわカレーに 救われる夜
16
地味ながら 今日一日を 書き出せば 充実と見ゆ 母と子の時
20
それでもと 思い描いた 未来へと 一歩踏み出す 道は見えねど
24
前進と 思った矢先 振り出しに もはやどうにも できぬ気もして
14
真新し 傘と長靴 身に付けて 露草見つけ 雨も楽しき
22
何気ない 細かな記憶 よみがえる 長い年月 重ねていても
18
1
2
3
次 ›
最後 »