メイクして着飾るよりも起きたての君の顔こそ魅力じゃないの?
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幼子の白き手あわせ祈るごと蕾ふくらむ木蓮の花 \ 彼岸にて
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命日に記憶は巡る幼き日父が削った鉛筆並べ
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ドーナツよ淋しくないかポッカリと まあるい穴があいているのに
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咲ききればられる定め古桜ふるざくら何も言わずにただ咲き誇り
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桜木の並木に降るる花吹雪古い団地を淡く抱いて
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さくら草万華鏡の夢のよう冴返る日に揺れて煌めく
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やっぱりねアナログがいい アルバムを開けばそこに家族の笑顔
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若い母の苦労をこめた英和辞典 慈しむように表紙を捲る
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海月うみつきと書いて海月くらげと読むような月ぼんやりと春の霞に
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花びらを拾うレディの透き通る手の影残る朝の公園
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せわしさにコーンフレークを掻き込んで春居丈高いたけだかに来たりと思う
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夢洲には無縁でいたいかりそめの過度な未来は信じていない
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子の歩む速度で木々のを行けば卯月の枝にはや蝉の殻
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人知れず一人芝居の初恋のような花梨の花が咲いたよ
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よく見るとツツジの蕾並んでる 順番待ちを楽しむように
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海になる花韮の花一面の間引けば哀し風のささめく
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行く末に重き果実る恵み秘め花梨の淡いもも色の花
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君にしてみれば いつもの夏だった 想いが届く わけもなかった
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いくつもの米粒ほどの笑顔よせ一つに和む小手毬の謎
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喜びや 悲しみだとか 実相は わたしがつくる 雨の桜に
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玄関を 開ければそこは ピンク色 忘れていたよ やわいということ / やっと開花🌸
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芋虫の頃かけられた呪い(まじない)を蝶になっても忘れずにいる
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独眼の ハーフムーンは トタン屋根 あたかも海を 眺めるように
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名の知れた地元企業が身売りする栄枯盛衰いつの時代も
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メンタルはアップできずにダウンのみ こんな美しい春というのに
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早苗田の空を写した水面揺れ早苗は育つ蛙待ちをり
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眠気冴え 余韻の冷めぬ 短夜みじかよは 君の返信 ただ嬉しくて
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衰えていく身を抱え 懸命に生き延び 傍にいてくれる愛犬きみ
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杖をつき 前行く老人 カートには 花束一つ ゆっくり揺れる
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