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水
温
(
ぬる
)
む屋根打つ
しずく
(
💧
)
真夜中に水道水の切れの
鈍
(
なまく
)
ら
6
大根を一本はやく
消費
(
なく
)
すにはおでん大根おろしに如かず
2
熱量はあるのだけれど糖として数えられない悩ましい奴
3
猫二匹画面を撫でてなんですかと不満げ返すスマートフォン
6
どうでもいいがこの部屋に隠れ棲むコンタックスとプラナー姉妹
2
溶かすからそれでもましか偽の春また行くのかい今日道白し
3
茹
(
ゆ
)
でる前叩き
罅
(
ひび
)
入れ入れすぎてもろみもろもろ吐き出す玉子
3
削りたいただそれだけの鉛筆を
幾多数多
(
いくたあまた
)
のあとは祭だ
4
すねよりも
(
しないより
)
、
したほがますだ
(
したほうがまし
)
、
ますだはげ
(
ましのため
)
、
すんなだ
(
するのだ
)
マスク、風邪
だてんだべ
(
がそうでしょ
)
7
この場合逃げるのがいい此処を出てしばらく空に隠れてようか
4
麗らかな日差しの中のうたた寝でやがて資産家になる予定だ
26
うぐいすの春なる声を聴けたのに震災の日々思い出す今日
5
バイバイと手を振ったあとドア越しの 発車する前長い一瞬
32
魔法瓶故障発覚気が焦る
今時
(
いまどき
)
店に有ると限らず
3
植込みにうぐいすの声バス通り 思わぬ春の贈り物かな
2
公園にうぐいすひと声軽やかにいつかはきっと谷渡る声
5
ロールパン米粉が混じり値が上がる苦心伺え心が揺れる
3
アオハルのきらめく頃に舞いもどるタイムマシーンのってないのに
9
爽やかな風が教室吹き抜けた 現れた彼1秒で好き
4
受話器ごし 触れられそうな キミの声 「じゃあ おやすみ」は 魔法の言葉
5
少子化の対策会見聴きながら鶏のひき肉減らそうと決め
5
梅桜毎年ちゃんと咲くように花冷えもまたちゃんと来るのね
7
マシンガントークを聞けない体調で リアルに欲しい いいねのボタン
3
SOS出してた「お疲れ」スタンプで 何故か伝わる 君からのTEL
3
突然に 決まったお出掛け 元気出て 忙しいのに 急所知る友
2
起きた事 全く知らない 友なのに ただそこに居て 日常くれる
4
元気出る 予定を何気なくくれる 男だったら 即惚れてたよ
2
「カラオケ」に 「花見に行く」に 「テニスする」 理由をつけては 飲み歩く父
4
逢えないと分かっていても探してる 地元の街並み歩いた夕暮れ
7
義娘
(
むすめ
)
との女子会ランチ赤ワインその美味しさに満面の笑み
3
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