船の往く中川運河の倉庫群 荷役に残る昔の欠片かけら
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太ももに 湿気がまとい 敷布団と 擦れる不快感 雨の日の夜
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変わり種どんな新芽も花となれ三一を信じて高らかに咲け
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信号は 同じ景色見 四六時中 働いている 飽きぬのだろうか
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信号で日傘たたんで潤して一首メモしてまた風に乗り
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ストレスに負けない言葉を探してる「やりたくない」に勝てる言葉を
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使ひ慣れぬ言葉に不安を覚へ ダイヤル押す前に一呼吸
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すくわれて向こうに行けと流される小魚になり途方に暮れる
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今回はきちんとサヨナラ言えました 来世でまたお逢いしましょう
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ぱたぱたと窓を打つ雨 雲間には青空覗く 猫と微睡まどろ
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昨日より活気に満ちた電車には夏の終わりの寂しさもあり
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だんじりを 挽きし先輩 ねぎらいし かしみんと串 岸和田の秋
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帰り道 峠の茶屋に 煙立ち 湯気が夕陽に 滲む一時
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来週は秋のお彼岸らしいけど積乱雲は山盛りのまま
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路地道に のんびり二匹 猫背伸び 見つめし朝に 心でおはよ
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熱気球 貴女と乗れたら 独り占め 景色と空気 貴女の笑顔
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緊急の メール処理する 茶屋の席 煎茶飲みつつ 沸き立つ雲海
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雨が降る そんな風吹く 午後三時 コスモス揺れる 旧道の家
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気が付けば 昼も食べてる 余裕なし 繁忙期には 一日一食
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夕空を懸命に飛ぶ蝶々に夏の終わりを教えられない
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コスモスと ダリアが咲きし 公園は 色鮮やかな 絨毯のよう
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四季桜 酷暑の秋に どう咲くか 和紙の里には 期待と不安が
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彼岸前 墓前掃除し ダリアいけ 君の笑顔が 夕陽に浮かんで
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街路樹に色なき風の通る朝 記録づくめの夏にさよなら
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涼しげな 雨の降りそな 夜の庭 秋味飲んで 季節 を感じ
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風に揺れ 戻りし青き リンドウの 芯の強さに 力を受けて
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悪夢覚め夜明けの空は澄み渡り心に深く秋を吸い込む
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昨秋に似たよな短歌うたを詠んだかとおぼろな記憶確かむる朝
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稲穂揺れ 立ちこぎ進む 坂道を 笑顔で通学 若い力が
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初デート 空と雲を 眺めつつ 笑顔で話した 十五の秋は
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