ピクリとも 動かぬ森の 木々たちの 沈黙の底に 流る水の
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精霊は流れて空の雲の舟 彼岸へ帰る蝉のなく朝
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髪型を鳥のトサカに見立てると見える世界が少し優しい
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教室に 居ても馴染まぬ 私には Utakataここがホントの 居場所と思ふ
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体重計は 我に配慮など してくれず 「前より三キロ 太りましたね!😊」と
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病院の車椅子やめ杖と行く廊下の奥に海の広がる
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憂鬱が 肺の底から 押し寄せる。 苦しくなって ため息を吐く。
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それぞれの 朝を迎えて 支度をし ベルで着席している不思議
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おっちゃんの こってりラーメン大盛りに ニンニクマシマシ 失恋の味
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涼求めくすのきの下見上げれば繁る木の間にまほろばの蒼
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抗わぬ生き方覚えし我なれど エアコンは点ける 許せよ、酷暑
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ありがとね 君に届けと 空あおぐ 出逢えたあの夏 サヨナラの夏
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夕間暮れ ソファにもたるる君ありて 夏の終わりのしどけなきかな
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切られてもひこばえ生んで頑張った 切り株いよいよ根こそぎされる \ 昨年、桜30本伐採されました
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ダスキンのモップ重たき雨の日は ポンデリングにしずくの揺れる/改
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エアコンを 加減しながら 使う時 秋の気配を 肌で感じる
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病み上がり 外出て見上ぐ 青空は 酷く鮮やかで 眼がぎゅうんとした
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朝イチの美しき声はキミだった! ひょいと現る小さなコオロギ
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幾度目の転生よみがへりかとふと思ふ  十六夜いざよひ月を追ふてみる夜
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あのねママ今度の先生変なのよだってちっともエッチじゃないの
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担任がイケメンなので化粧にも気合いが入る授業参観
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参観に来てもいいけど先生を誘惑するのやめてよねママ
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参観に来てもいいけど先生にチップあげるのやめてよねパパ
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今回はきちんとサヨナラ言えました 来世でまたお逢いしましょう
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家にある 季節外れのラムネ瓶 秋風吹かれ 飲むも良きかな
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僕はまた往復切符を隠してた 君は独りで帰らない旅
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人類の月に降り立つあの頃のワクワク感に似た、株価かな
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なんとなく 心変わりを する今日は 夏日のようで やはり秋の日
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やっちゃったクリックひとつで全削除きっとすべては取り返せない
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体内に 月の満ち欠け をんなの日 どういうわけか 心も揺らぐ
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