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五月
(
さつき
)
告ぐめざめるようなみどりなら「生きていればいいことがある」?
4
君だけの男でいるって言ったなら買いに行こうか縛るあかしを
4
女の子最低の日の鮮血と最高の日の赤薔薇ロリィタ
3
刻まれたわたしの一部忌まわしく太もも伝う赤赤赤赤
5
新しい彼女ができたら追い出して気づいてた母散れど守れず
4
やわらかい毛布のようなきみの声
柴染
(
ふしぞめ
)
の瞳硝子みたいだ
5
八月と山似合わない君だけど
向日葵
(
ひまわり
)
だけは似合う気がする
5
柴染
(
ふしぞめ
)
の瞬き 彼のお母さん おんなじ色のきらめきを見た
6
すぐ終わるなんだかしょぼいGW61年目だというのに
7
耳かきの梵天付きを買う事も忘れるくらいどうかしていた。
15
合法な
姥
(
うば
)
捨て山と例えられ老人ホームで笑う
姥
(
うば
)
たち
34
土いじり庭隅の土を裏返す昼寝のミミズに謝りながら
26
贅沢を禁じられてる保護世帯眠る時間は誰よりもある
22
これからは捨てて行こうよ胸の底重たい石を持たず生きよう
28
リュック負いカート引きつつ帰る身を初とんぼゆらり前を横切る
21
花びらは アスファルトにさえ 解けてゆく 桜という名の かたちを借りて
46
初夏ならばこのくらいだとまたひとつ毛布の厚さを薄くしてみる
22
ぶれの無いまぁるい姿が嬉しくてしばし
眺
(
なが
)
める
薄雲
(
うすぐも
)
の月
23
鍬をふる 夏の野菜を 食むために 時をさまよう あなたのために
35
名も知らぬ草をひきつつふと見れば黄色や白の花の咲きおり
17
雑草と呼ばれし草もとりどりに可憐な花を咲かせておりぬ
18
朽ち果てた パチンコ店の 駐車場 かつての栄華 そのままに藤
39
晴れの日のあめんぼ達が作り出す雨だれ浮かぶ池に
見惚
(
みと
)
れる
34
若葉風 左脇腹 肉離れ ハムの四番を 護り給え
/
推し活
22
書き損じ気に食わぬ紙飛行機よ 十七機目もあえなく落ちる
9
ときめいて君住む町の駅に立つ迎え待ちつつ見る茜空
15
風通るグリーンベルトにさわさわと
茅
(
ちがや
)
の作る波を見ながら/すすきの小さいの
20
はちみつが娘より届く 母の日の贈り物らし風薫る午後
12
いつかまたあの子に恋する時が来るそれまでずっと綺麗でいてね
7
床扉
(
ゆかとびら
)
湿気を
帯
(
お
)
びるこの頃に近いとはかる梅雨入りの時
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