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やる事とやる気が上手くからまらず「まぁいっか〜」がわたしを救う
36
コンシーラー 全てを消して 真っ白に 私が隠した あの日のピンク
10
さるすべり夏の名残りの赤々と街路に咲けり血の色をして
16
ピークなる疲労の夜に浮かぶ星やさしいオリオン私を照らす
35
死にたいと口から吐いた白い息 季節は巡ると答えた息
8
「大丈夫?」やさしい顔のこの言葉 どんなときでもイエス一択
29
窓帷
(
カーテン
)
を開ければ 冴へり 冬の朝 細き残月 見ゆる青空
37
漫ろ雨 傘をさしつつ 空を仰ぐ 思案に暮れる その顔は濡れていた
3
純情可憐な私は今日も君に会うためパフェを食べるの
10
やすき世は箱入りものやかたぬきの 匂い立つなきあはれなりけり
14
寒空の
下
(
もと
)
ひっそりと葉の裏に 剪定逃れ 残る
空蝉
(
うつぜみ
)
37
寂しさは空気が読める奴なので 友の後ろに隠れているの
15
あたしってなんてつまらぬ人間か そういう思考浮かんで消えて
12
エヴァ見ると自分を抱きしめつつ刺しているという感覚になる
7
ざわざわと人混みの声夕闇に染まる街並みイルミネーション
8
暁に 消え入りそうな下弦月 師走の空の雲間隠るる
28
漢でなく 日本に生まれし我ならば 漢(おとこ)ではなく 倭(おとこ)になろうぞ
7
月がみえない夜にベランダ一服 ラベンダーの匂いした君
8
夫にもQRコードつけたもれ トリセツ不明で五十年過ぎ
34
八朔
(
はっさく
)
がおっきな箱で届く朝 フライング気味サンタ姉さん
34
怖いから歯をむき出して威嚇する 動物すらもしない仕草で
14
浜辺にて 君の名を書く 僕の指 打ち寄せる波 君が消えゆく
17
雲のない夕暮れの山その奥にそびえるあの山クリアに捉え/冬の晴れた日限定
26
「家じまい無事に済んだよ父さん」と墓に供える白い秋桜
39
召し上がれ 残さないでね 私の愛 消費期限が 切れちゃうからさ
10
ひさかたの光さざめく波間にも 君が
御髪
(
おぐし
)
を
手繰
(
たぐ
)
れ我が
櫂
(
かい
)
21
いきなりのダークモードに戸惑ったわたしいますよいますよトイレ
29
喉痛く 唾を飲むにも覚悟要る 何故か風邪にも 長居をされる
24
コロちゃんは白の豆柴ポテポテと短い足で庭駆け回る
33
火をくべて ほくそ笑む軍需産業 この手にあるは 水か油か
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