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AIに
吾
(
あ
)
の歌の意味尋ねれば吾も気づかぬ真意答えぬ
18
雨の打つ小箱ひらいて子猫抱き寝息に胸の温む遠い夜 「チャー君」
18
ジョーカーを引いてしまってトランプの引き際見えぬ切り札虚し
23
帰路の宵 待受を閉づ漆黒のスマホ液晶に 映る月影
36
ただいまと扉ひらくとおひなさま おかえりなさいと母のまなざし
16
花の
枝
(
え
)
を振り散らすよな北風に コート無しの身固く縮まり
23
なんだかね自分の息をかいでるようでむかしの
短歌
(
うた
)
はちょっと照れます
26
昔日
(
せきじつ
)
の 幾多の苦悩消えていく 我気遣う息子 母でよかった
25
姑の植え残したる椿の木赤と緑が春の陽はじく
28
通院の日にテレワークは有難し ねこのおひるをやる人がいる
27
春の陽に気持ちよさげな野の仏桃の花びらおでこに二つ
37
漱石がかつて座った縁側にじっと佇み春風に酔う
17
漬け丼を半分食って茶を入れる鮪の赤身白む窓際
16
成立って いてもなくても かまへんわ おばさま方の くっちゃべ祭り
9
袖破れしジャンバーを畳んだのち春巻きを噛むなり四月
8
公園のニ樹の桜は咲きほこり毎日花見心潤う/二階の窓から見える
31
新生活 心と
身体
(
からだ
)
が 揺れる時 どうか
労
(
いたわ
)
り 過ぎて下さい
18
店先に早も飛び交ふつばくらめ
去年
(
こぞ
)
のお宿の手入れ
忙
(
せわ
)
しや
33
手の届く間合い頃合い腑に落ちてまったり詠めば蘆雪の絵筆
17
怒り棄て 人になろうと抗うも 夢出て煽る 君へのさつい
12
先を行く
夫
(
きみ
)
の腰に揺れる水筒 共に歩きし あの日の野辺に花
20
この傷の痛みもこころと 同じよに 過ぎゆく時間が癒してくれる
24
左右からライトの当たるキッチンに晒す吾の抱く影のさまざま
21
明日来たる兄の寝床へ花冷えの深き夜しのぐ羽毛広げる
34
二時の列「クジラ」のあとの「ラーメン」で決着つきて煮干しも薫る/しりとりで並ぶ
16
うそつきと四年に一度の約束を果たしたらまた四年眠ろう
9
爆笑で沸き出す脳の幸の波「は」が満ちて虚脱の吐息の僕ら
26
凛として 寒さ忍びて 花咲かせ 春の日告ぐる
深紅
(
ふかくれない
)
の花
11
深まるは春か迷いか未来へとリュック一つでこぼれ出す僕
34
見栄はってコートを着ずに出歩いて 取り憑かれたか
邪
(
よこしま
)
な風
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