海外で ツ と シ は笑顔の記号だと 知ってから見る ツツジ にっこり
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我が町の桜ついに蕾成り様子見の人すでに溢れる
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の為に 栄養与へ 黄に染まる 健気けなげな姿 ながむ竹林
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子の土産 夫婦茶碗に 茶を注ぐ 黒縁写真と 朝の一時
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思い出の カセットテープを 聴きたくて 古車乗る我 車内で再生▶️
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ラベル無し 黒きテープを 再生す 流れし曲は「♪さらばシベリア鉄道」/大瀧詠一さんでした
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ダビングし  彼女に(後の妻)あげた 黒テープ 遺品整理で 見つかりし もの (形見)
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この雨は 涙 隠すに 丁度ちょうど良し 頬 打つ雫 くき春雨
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バナナにも背中とお腹があるのだと吾子に教わる春の朝食
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春はもう此処に在らずと知った時紫陽花の葉の緑色濃く
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言い訳をしないところが似ているね まるで僕の過去みたいな君
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お経より ボレロがいい と言っていた 父の墓前で 15分間
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青山椒 今日こそ買わん 地下鉄の通り過ぎたる風も涼しき
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言の刃を ふりまわしたい気分の日 斬ったら切れていたのは自分
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田植え前夕暮れ映す水鏡しばし見つめるもう少しだけ
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名も知らぬ草をひきつつふと見れば黄色や白の花の咲きおり
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雑草と呼ばれし草もとりどりに可憐な花を咲かせておりぬ
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価値観の違う世代に一呼吸ため息一つ空に放てり
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祇園から望む闇夜の三滝山照らす後光ごこうは街の灯りか
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もうすぐで自分の家に着くけれど 君の横にはずっと居たいし
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いたずらをする体力も老いてゆく 好む靴下さえ愛犬は
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何も損は していないのに 言っただの 云われたなどと さるイヌたち
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華やぎの 街とうらはら リラ冷えの フィックス窓から 眺める夜空
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「ねぇパパは保育園どこいってるの?」帰宅のパパへ素朴な疑問 /吾子二歳
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あさひかわ 菓子博なんか やらないで 饅頭一個 しか食べられない / PR短歌
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フリーハグとはいうもののほんとうはあなたの胸にかえりたいだけ
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ガザの子・イスラエルの子ともに汚さざる手に平和を祈る日を望む
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雨後の風 マスクを取りて 吸い込めば お日様の香と 濡れた土の香
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養分とガラスの破片をいっぺんに飲むようなあなたとの文通
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粛々と愛していかう ときどきはこんなうたでも辞書にしながら
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