風の音 空き缶カラカラ 回る音 静かな部屋に 薄く響いて
13
雪が降る予報 施設に母預け 少し安心している私/介護
34
いっぴきのlinterとして本だったものを閲する如月の夜半
9
降る雪も 思し召しかな 御仏の 困りこそすれ 逆らい難し
9
正当な断る権利二つ言ふ されど長老すかして笑ふ
33
傷つけて傷つけられて子育てはたぶんホントは親育てだね
25
星空にオリオンを見た古の人と歌など詠み交わしたい
15
薄幸の パウダースノーに 積もられて 子を待つ雪の ダルマがポツン
48
睡眠を導入してくれなくなった 薬も鬱になったのだろか
25
大寒を過ぎらば直に春の立つ暦めくりて早に春待つ
40
好きな人は好きかもねという人はたいていそれを好きでない人
24
小松菜をざくざく切って、なにもかも 一刀両断できる錯覚
12
牛乳は嫌いでシチューは大好きで、きっとなんでも誤魔化されてる
9
困ったり うまく行かずに 落ち込むも 君だけじゃない 我受け止める!
17
庭のに黒く汚れど溶け残る あの雪みたく私れたら
20
穢された記憶は消えず白かった 過去の光が私を殺す
16
筋トレや ウォーキングを した日には ついつい食べる オールドファッション
10
木の枝の何処に潜みし寒すずめ一斉飛び立ち空色変へし
47
車窓から 眩しい朝日 照らされて 天晴てんはれ渡る 関東平野
13
冬晴れの 関東平野 清々し 大快晴で 気持ちも軽く
9
寒波にてこごえる日々も春兆はるきざし花粉症薬数をかぞえる
34
歌という 己を守る盾を得て ここからひととせ また歩まんとす
18
平日を 泳ぎきるため 休日に 息継ぎだけして また人の波へ
31
原発の疑念残した再稼働あの福島の教訓生かせ
26
陽だまりの丘を目指して駆け登るただひたすらにヒラメ筋トレ
19
畑よりつま持ち帰る冬の菜を鍋に煮込みて一日ひとひに感謝す
52
とつくにの痛みを想うこの友の隣に居られる私でいたい
12
闘鶏の如き心を持ちており穏やかに語る人に恥ずかし
5
闘鶏の如き心は捨てがたし我は我なり彼は彼なり
10
晴れ空に老若男女集う日の美よ美のままであれ航空祭
12