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海外で ツ と シ は笑顔の記号だと 知ってから見る ツツジ にっこり
54
我が町の桜ついに蕾成り様子見の人すでに溢れる
27
筍
(
子
)
の為に 栄養与へ 黄に染まる
健気
(
けなげ
)
な姿
眺
(
なが
)
む竹林
24
子の土産 夫婦茶碗に 茶を注ぐ 黒縁写真と 朝の一時
28
思い出の カセットテープを 聴きたくて 古車乗る我 車内で再生▶️
23
ラベル無し 黒きテープを 再生す 流れし曲は「♪さらばシベリア鉄道」/大瀧詠一さんでした
20
ダビングし
彼女に
(
(後の妻)
)
あげた 黒テープ 遺品整理で 見つかりし
もの
(
(形見)
)
23
この雨は 涙 隠すに
丁度
(
ちょうど
)
良し 頬 打つ雫
温
(
ぬ
)
くき春雨
29
バナナにも背中とお腹があるのだと吾子に教わる春の朝食
60
春はもう此処に在らずと知った時紫陽花の葉の緑色濃く
10
言い訳をしないところが似ているね まるで僕の過去みたいな君
4
お経より ボレロがいい と言っていた 父の墓前で
15
分間
83
青山椒 今日こそ買わん 地下鉄の通り過ぎたる風も涼しき
13
言の刃を ふりまわしたい気分の日 斬ったら切れていたのは自分
53
田植え前夕暮れ映す水鏡しばし見つめるもう少しだけ
32
名も知らぬ草をひきつつふと見れば黄色や白の花の咲きおり
15
雑草と呼ばれし草もとりどりに可憐な花を咲かせておりぬ
16
価値観の違う世代に一呼吸ため息一つ空に放てり
10
祇園から望む闇夜の三滝山照らす
後光
(
ごこう
)
は街の灯りか
13
もうすぐで自分の家に着くけれど 君の横にはずっと居たいし
8
いたずらをする体力も老いてゆく 好む靴下さえ愛犬は
22
何も損は していないのに 言っただの 云われたなどと
申
(
さる
)
と
戌
(
イヌ
)
たち
23
華やぎの 街とうらはら リラ冷えの フィックス窓から 眺める夜空
28
「ねぇパパは保育園どこいってるの?」帰宅のパパへ素朴な疑問 /吾子二歳
59
あさひかわ 菓子博なんか やらないで 饅頭一個 しか食べられない / PR短歌
22
フリーハグとはいうもののほんとうはあなたの胸にかえりたいだけ
13
ガザの子・イスラエルの子ともに汚さざる手に平和を祈る日を望む
24
雨後の風 マスクを取りて 吸い込めば お日様の香と 濡れた土の香
23
養分とガラスの破片をいっぺんに飲むようなあなたとの文通
12
粛々と愛していかう ときどきはこんな
詩
(
うた
)
でも辞書にしながら
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