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出雲石切って磨いて御統の勾玉作る高天の原で
12
窓枠に取り残さるる羽蟲をもう冬だよと殺せずにいる
27
汗なんて かくはず無いのに 顔
拭
(
ぬぐ
)
う 気付かれぬ様 涙を隠す
35
ほろ酔いの巫女ちゃん今日も氈鹿の毛皮に座してひとり酒呑む
5
連絡帳一番上は君のまま今は誰かの彼女なのにね
24
君の背で ねんねこの中 寝てた子が 一周忌まで 喪主を勤めて…
30
土の中 空夢見ては なけずいる ヒトヨノユメに 空知らぬ雨
10
そろそろに終活思う歳かなと いやいやその前 捨て活やるか \こんな言葉があるのですね
26
星々の 遠き昔に
放
(
はな
)
たれた 清き光りが
今宵
(
こよい
)
届きて/北極星の光は
431
年前放たれた光🌟
21
ハッとする店の鏡に映る我 何時からだろう見て見ぬふりは
43
来る年は 言祝ぐうたを 詠めるよう 願いを込めて拭き掃除する
41
別れ際離れたくない本心に重石乗せて好きと言わない
14
日記とは記憶の埋葬 美しい君を罫線に横たえて
12
いつだってスマホつつけばあなたへの履歴の中に爪あとはつく
26
ルビの雪 、が 降ります、と、雨、に潰ゆ、 る、 いのち が、ほら 、ほら、と 、
17
| 、
6
泣きそうな 親子に逢ったら 今度こそ 声をかけたい アメと折り紙
47
靴型の雪が車内に落ちていて誰が乗ったの始発のバスで
23
湯の宿でスマホ遊びをする寒さまだ秋なのに眠れないだけ
8
人の顔? 猫の顔にも 見えてくる 寒さに耐える パンジーの花
32
哀
(
かな
)
しき
袖余
(
そであま
)
り
浮浪雲一
(
はぐれぐもひと
)
つ
彼
(
かれ
)
の
遺
(
のこ
)
した
香
(
か
)
もいつまでか
9
研ぎ澄ます刃の上を歩くよう。息子よそれは出来ぬ仕事だ
17
雪の木戸まだ起きぬ街
微睡
(
まどろ
)
みの中で燻らす煙草の寂しさ
13
さよならを告げた訳では無いけれど逢いにゆくにも理由すら無い
32
目標を見失いかけてもう泣こうかな思うより句を歌を詠む
16
嫌なこと忘れる努力するよりもまた初恋をしまくる若さ
10
方向は正しい続けたら見えるゴールに春が待ってる
13
月命日 長き通い路耐えかねん 泣かせてくれるな待宵の君
9
留まらぬ
憶
(
おく
)
と面影
懐
(
おも
)
いつつ 君の口癖さえ忘らりょか
7
滲みゆくロングコートの主は
亡
(
な
)
き 抱けど話せど片道切符
13
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