朝の陽を あったかいなと思うほど 山の空気は冷たくなって
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あの夏の 想いを忘れ させるな 夏をまた待つ 歌でも詠んで
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モラトリアム人間たちの繰り広げるお気持ち表明合戦は美学
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随分と 薄れた空の 青色と 薄れた君の 声や面影 
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秋分の日も過ぎ咲いた花が言う まだ開いてます、彼の岸の門。
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ハイライトブルーが宇宙そらに溶け込んで僕は昨日の君を見つけた
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桃色の 空遠すぎず 手に取れず 恋はたそがれ 秋は夕暮れ/r 
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図書館と 打ち合わせ日は 雨が降り 予定通りに いくことがなし
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期初会議 経営計画 見つめつつ 予算設定 苦渋の決断
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秋風や何やら寂し夕暮れに虫の音ありて心なぐさむ
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花の色 草の緑を 焼きつける あとひと月も すれば白銀
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梅田駅 食堂街の たこ焼き屋 一坪立ち飲み 渋い空間
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秋の夜 玉ねぎたべたい 口になり モスでオニポテ 揚げたてパクリ
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換気扇フル回転の風呂場には満員御礼みたいに吊るす
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贅沢は出来ぬ『生保』の立場上ホース修理の手段を得たい
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夏去かこばかり見てたよ 空は知らぬ間に 高く優しく 僕を見ていた/r 
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このご時世 スタンプひとつで 伝えられ 電話の会話 なんか照れるね
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昨晩はいざ飲み会で食べ過ぎて今日はアイスと特保の茶
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レンズ越し ピンボケでいい 君と見る綺麗な月を永遠にしたくて
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出発と映画は遅いほうがいい 日々から半歩はみ出た浄土  
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ありがとう、あなたにちゃんと言ってみる すみませんよりたしかな感謝
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小倉山霧立ちこむる夕暮れに道踏み惑ひ鹿ぞ鳴くなる
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道玄坂 葱まみれの蕎麦すすり浮かれた夜を正常化する
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川霧のたつみの方にいほりして世をうぢ山としかもなくなり
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勝ち負けのない帰宅部も上り坂止まらずに漕ぎささやかに勝つ
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私のね本当に行きたい所は ビルが囲ったあの青の果て
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立ちわたる霧より昇る朝日山麓の闇に牡鹿鳴くなり
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峰々の色づく秋はくれなゐに水くくるらむ天の川浪
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不意の熱 触れしいのちの萌ゆる火に慄けるわれ われも惑ひて
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顧みてさいごにふれた人の手は冷たくなった母の手でした
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