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どこまでも追いかける覚悟 きみを見て一喜一憂しているうちは
8
庭の
端
(
は
)
に黒く汚れど溶け残る あの雪みたく私
在
(
あ
)
れたら
20
穢された記憶は消えず白かった 過去の光が私を殺す
16
このドーナツ カロリー低い 言いながら 罪悪重ね ワガママボディ
7
ドーナツで 乾いた口を 癒すのは ミルクの役と 決まっているから
6
車窓から 眩しい朝日 照らされて
天晴
(
てんは
)
れ渡る 関東平野
13
冬晴れの 関東平野 清々し 大快晴で 気持ちも軽く
9
寒波にて
凍
(
こご
)
える日々も
春兆
(
はるきざ
)
し花粉症薬数をかぞえる
34
寒空や雲間にぽっかり青い空そこだけ春が来ているようで
21
「ご自由に」と柚子と橙並べ置く今夜だれかのおふろに浮かべ
27
歌という 己を守る盾を得て ここからひととせ また歩まんとす
18
平日を 泳ぎきるため 休日に 息継ぎだけして また人の波へ
31
ジーパンの君しか知らぬ友達の震える喪服 薄い三日月
30
陽だまりの丘を目指して駆け登るただひたすらにヒラメ筋トレ
18
枯れ草の中で見つけた白い花スルーが上手
小さき
(
チサキ
)
はこべら
19
闘鶏の如き心を持ちており穏やかに語る人に恥ずかし
5
闘鶏の如き心は捨てがたし我は我なり彼は彼なり
10
晴れ空に老若男女集う日の美よ美のままであれ航空祭
12
長靴がいらない街に慣れていく 都会の冬の風に吹かれて
26
街灯の 映せし雪の 向こうには
貴方
(
あなた
)
夜風に
靡
(
なび
)
いて彼方
12
この苦悩いつか笑える日を待ちて すごろくのコマは 1回休み
29
胸の上の猫のゴロゴロ聴いている 重くて熱い命というもの
36
風当たり 刺さる冷たさ耐え切れず フードとマスクで己を守る
10
刻み
給
(
た
)
へ 君よ
吾
(
あ
)
が身に 常世なる
不毀
(
ふき
)
の夜桜 散るをしらねば
21
この国の先にも平和ありますか任せていいのあの人たちに
26
平行線交わらぬまま居心地の良き安寧の日を静かに重ね
31
簡単にクレゲで獲ったぬいよりも掴みきれないわたしのハート
36
感性の 鐘が鳴らねば 一句とも できぬ短歌の 恐ろしさかな
14
せっせっと低い踏み台作ったよ 落ちた筋力取り戻すのだ!/無理はしない
33
朝ぼらけ 差す陽を覆う毛布にて 天は墨色 やみは続きて
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