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へこんでる心の凹みにすっぽりと収まりそうな野良猫を抱く
20
空き缶に教祖のように囲まれた自販機がある夜の路地裏
25
思春期のおでこをそっと撫でる夜 バレたらやばいがやめられぬ母
20
社会には居場所がなくて一人部屋自分で首を絞めてみたりと
6
たのむからレールの上で生きててね人を蔑むお前が嫌い
7
今日だけは強く私を抱きしめて 包んでくれよ星降る夜に
16
七夕に世界の平和祈願して、夜空見上げて全世界楽し!
11
七夕に世界の平和祈願して夜空見上げて明日に希望
17
七夕に願いを込めて夜空見て、世界平和をただ願うだけ
12
カランと夏の音につられて今も 君の星座を探してしまう
16
もしいつかアメーバになる日が来たらマーマレードの瓶で飼ってね
14
このままの関係性じゃ終われないけど 勇気が出ない高1の夏
16
ただきみのエンドロールに私がいれば いいなと思う夜9時半
23
帰宅して一番最初に誕生日 祝ってやろうと思ってたのに/仕事の愚痴は職場に置いてこ
10
潔く清ら を騙るは底浅く排‐同志のごと諸君捨てなむ
13
溌溂と晧歯剥きつつ小綺麗なる口蓋言ふ 「原爆もたば」
21
慰めて足しになるならそうしようそうならぬとて他に浮かばぬ
19
いらいらは己が未熟の吹き出もの だからしゃあないああありがたや
27
何度でもエラーエラーと立ち上がる赤いバツからパンチをくらう
22
ふるさとの山に感謝し、頭下げ。今日も元気に。明日も元気に
15
艶やかなカラスの羽の一本のそっと置かれた手紙のように
29
暑い夏あの日も今も去って行く 私は今も待っているのに
15
思い出すあなたの優しさ思い出と共に これが愛だと気がついたんだ
17
悔いのないように輝く夕の陽へ頬染めエールおくる
南雲
(
なんうん
)
21
左腕メメント・モリの文刻む美容師の人所作美しく
41
懐かしの友と一緒に茶をすすり ふと訪れる間に思いを馳せて
16
夏旅か笑顔はじける子供らのざわめくホームに一人汽車待つ
29
十年の無沙汰詫びつつ父母の墓 花手向ければ潮風渡る
36
伐られてもなお奪われぬ薔薇色と したたかに在る呼吸の痕跡
9
思い出喰い 夢と思い出 再生産 全てを美化して 苦しいままで
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