棚の上リンゴ同士がささやいて「私たち中身は変わってないのにね」
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咲く花火横から見るか下からか夏は気にせず過ぎ去りますよ
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収穫の 家庭菜園 ミニトマト 食べ飽きるほど 次から次へ
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アニソンバー 行って来ました!ほぼライブ🎵歌方主役の気持ちぇーやつ😆/長居してもたわ~💸
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体重計は 我に配慮など してくれず 「前より三キロ 太りましたね!😊」と
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あかんぼの頭の代わりにさっきあいさつをしたばかりの男の亀頭をさすってる
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人住まぬ 屋根まで蔓るオレンジの ノウゼンカズラ我が物顔で 
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水母くらげがむすんではひらく海坂うなさかのふたりきりの夏は終はりに
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ガッツリとジョイフル朝定たいらげて 今日も1日生きねばならぬ
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「耳障り」その一言に飲み込まれ望まぬ夏が閉じようとする
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早朝の 新幹線から 見る海の 輝く水面 未来に届いて
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よくもまあこんな季節にニッポンへ あなたの国は涼しかろうに
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Z世代 次はαアルファだってさ 昔の新人類が嘆いてる
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出会いなど どこでも良くて 文字と声 そのふたつだけ ただそれだけ
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筋トレし血液巡るそれだけで鼻歌の出る単純なカラダ
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連峰の根雪も消ゆるひでりにも 水稲ははや色付き始む
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変わってる!LINEの背景いつの間に空からの景色どこを飛んだの?
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母さんの居ぬ間に試す褥瘡の対策マット沈めば暑し
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秋風と一緒に我が家に来たからさ 君と歩かぬ九月が来るよ
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君の背を見つめながらも亡き犬を 考えちゃうねジュディ・オングだ
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冷房と己の体調鬩ぎあいリモコンを手に悪戦苦闘
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学ぶ程言葉選びが難しく恋より短歌の悩みとなる
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焼き鳥の串数えつつうわの空君の話はまだ終わらない
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遺影には微笑むあなた別れなど先の先だと決めていたのに
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廃屋のナツズイセンが珍しく分け入りて今朝「はなどろぼう」に
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愛に満ちた生活送れていましたか イエスさまの問い はいと答える
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やっぱりさ歌会始は硬質こうしつ系? 煌めく宝石みたいな歌かな?
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めぐすりの つくかつかぬか またたくま しはおとづれる いしきせぬさき \予行 ねむり 
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今日もまた流れに逆らい舟を漕ぐ コーヒーを飲んでため息をつく
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ねむい夜ちょっと誰かに甘えたい 猫でも居ればいいのだけれど
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