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みづどりの 落書がはいりし 鴨川に 三船も来たるや 人は恋しき
7
あまとぶや 青空ゐぬいて たかはずれ 雲を狙いし 終わりつねらむ
7
くさまくら 旅行くつねは 心なり ひしゃくも片手に 伊勢にとゆかん
10
つゆじもの 玉緒の命と はかなげと 消えゆく灯火 かげろうか
7
うちよする 笠をも被りて 旅するが 日光照らして 猿騒がしき
9
さらさらと降り続けてる秋雨に干した洋服揺れる幽霊
9
「愛してる」を道具にしたくなかった でも言わなくちゃ消えちゃいそうで
10
秋雨
(
あきさめ
)
の雫に触れて震える身 冬将軍からの冷たき便り
16
初雁の遅れ啼く聲かれがれに蓬老いたれみそらもろとも
26
空中に ふわりと浮かび 揺れもせで 時とどめたる コスモスの花
24
家族って何なんでしょうか最小の 群れの中でも私は独り
13
歳重ね別れが身に沁む吾がいて別れに慣れゆく吾もまたおり
26
雨に散る金木犀はまだ濡れて仄かに甘い香りの朝で
52
洗濯機 小春日和にフル回転 空も涙も からりと晴れた
19
「意外とさ、嫌いじゃないねこの味は」 わたしゴーヤチャンプルでしたか
10
獅子王候外交談話贖へる署名の火箭の取引一覧
18
あの人に逢えない時が苦しいと こぼす涙が眩しくうつる
8
綺羅星の愛しさ溢れ胸に抱く 君の姿もまた眩しくて
10
金沢へ 嫁いだ友は 道産子で 小箱につめて 「これが木犀」
41
茜雲あすも良き日になりそうな迫り来るなり燃ゆる黄昏
21
大病をせし弟よや健やかに暮らしておるか案じて祈る
22
意味とかは実際無くて、視点だけがある。あなたの話が聞きたい。
11
昨日観た映画の続き生きる様、絶望じゃなく、希望を持って
19
切り花のコスパ日割りで考えるそんな僕にも秋のひだまり
44
君はなぜ 過去変えたいと 悔やむのだ 明日なら今でも 変えられるのに/友人の言葉
26
考察が 苦手なもので 短歌の意 味わいきれぬ 自分が悔しい
27
十三夜 見つめる月にごあいさつ 聞いてもいいの言ってもいいの
16
風邪の子に焼くオムレツの甘い香と休む仕事の後ろめたさと
48
じゃが芋を黙々と剥くピーラーは二十余年の現役選手
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いつの間に 図太くなった 自転車で 近づいてなお 動じぬカラス
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