Utakata
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のぎしり
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定形の日記なのだと思っています
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猫騒ぐ声かと思う耳すますギャゴォギャゴォと鳴る
電動鋸
(
デンノコ
)
響く
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何歳と毎日聞けば母親は今日は
三十歳
(
さんじゅう
)
昨日
四十歳
(
しじゅう
)
で
16
手のかかるでかいペットのようだなと言葉通じぬ母見て思う
9
取り出して放置わずかでしんなりと入れ歯にやさし夏チョコレェト
10
半端だなやり切ることが出来なくて一歩進んだいいことにする
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根っこやら地下茎やらをぶちぶちと力まかせに引き抜けば風
12
雑草が喜び育つ。無理するな熱中症が…言うが盆くる
8
秋っぽい冷たい夜気に布団引き、んなわけねぇべ、いやそうなのか?
10
蚊も蝉も暑けりゃ休む夏休み電話相談なるほどと聴く
13
冷や汗をかいてはすぐに鳴き出してまた怒ってる冷蔵庫かな
9
西の果て湧き出た雲がシワ作り東の山に停められて雨
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ご飯だと呼べば人よりすみやかに餌皿前で待っているネコ
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天日干ししたかのようにふかふかの猛暑日の部屋万年床は
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冬頃は鴨白鳥の賑やかさ蝉時雨さざ波を押す夏沼辺より
7
風物詩夏の県民安全の運動開始夏休みかな
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真夏日もこの湿気さえ厭わない蚊さえ刺さなきゃ思う夏の日
8
蝉時雨撮れればいいとこんもりと田中に繁る小山を写す
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歯なしでも容易に食える三十度指よごれてもチョコレートかな
7
あのからだ持ち上げるには如何ほどの、低く上がって青鷺ロール
8
あるかなし醸し出されてくるまでをただ待っている明日はやろう
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雨宿り出来そな
軒下樹
(
のきき
)
探し見る周り一面田と田と田と田
14
道も出来新築多しもうやめた畑の横の分譲の墓地
8
なんとなく元気が醸し出されなく季節早足駆け抜けて夏
10
里山の麓の藪をジグザグに
雑木林
(
ぞうき
)
に消えた猪の尻
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久々に歩いてみれば雑草が棲み分けている 耕作放棄地
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バキバキでなくなったらしサントリー炭酸水の痛さ恋しや
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よろこんで開けた窓出たねこさんは軒下でただ濡れる草見る
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もしかしてひとつひとつを端っからやってゆくのがあってるのかな
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透明のコップの水を線描で
描
(
か
)
いてみるけど水に見えない
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小説の宅配届く様を読み迷っていたがAmazonぽちる
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