Utakata
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のぎしり
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定形の日記なのだと思っています
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きどころ寝気がつきゃ夜明け一時間寝床で寝よか朝にしようか
13
さみしいが店じまいにはふさわしい悪癖を断つピリオドとなれ
14
困難を一つこなした足元に絡みついてる別な困難
17
ここはどこいったい何をしに来たの増えて近づく
認知症
(
にんち
)
の海に
18
あちこちに
A
I
っぽい絵が増えて
気持ち悪いしゲップが出るし
(
もっと真面目に真似してくれよ
)
14
柿の木の下の斑の影の中笑みを浮かべて軽トラ憩う
17
コメの値は買いだめすれば尚上がるなのでしばらく買わず芋食う
18
書き割りを重ねたように霧と雲山霞ませてパースペクティブ
11
毎日が日曜日ではあるのだが休みにならぬ母さんしごと
21
一応ね、カーネーションとお寿司など無我の境地の母へと贈る
24
天頂の雲の隙間の不透明水彩絵の具色をした空
16
手も入れずほったらかしの庭藪の樹の下陰に
著莪
(
シャガ
)
の輝き
21
広告のアンドロイドのゲームってロボットのする遊びと思い
13
凝りもせずまた戦争が始まってそれはそういう人の
遺伝子
(
しゅくごう
)
13
せせらぎも土手の縁までたっぷりとこの頃は増す蛙鳴く川
17
黒塗りの
S
U
V
が科学者を無理に連れてく映画が見たい
6
根比べコンクラーベと独り
言
(
ごち
)
ダン・ブラウンの天使と悪魔
13
目に青葉山ほととぎす春霞鰹は出ない母の暗誦
19
後ろからそ~っと寄ってお腹などモフれば牙と爪の報復
19
躊躇
(
ためら
)
えば禍根を残す子百足をすかさず潰すやや躊躇いつ
17
光る風鷺飛び立てば煽られて吹き戻されて立つ土手の草
19
今すぐもいいのだけれどそのような気になってからしたいすること
11
窓を出て外で遊んで猫さんは反対側の
勝手口
(
かって
)
に戻る
17
水道の水出せ美味い猫の言うままに出しては忘れ出しっぱ
14
鯉のぼり絶滅危惧魚ほぼ見ないバッサバサいう音も聞きたし
16
傾いた陽透かし若葉火のように光り輝く誇るが如く
17
空いている五月五日の道と店今頃皆はどこで何して
12
母ちゃんは今日誕生日九十四食事の量が少しずつ減り
21
この頃はジャガイモばかり食っていて半たら米を妹にやり
13
値上げとか増産とかを聞く度によくぞと思う尽きない原油
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