のぎしり
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定形の日記なのだと思っています

柿の木が二本切られて恥ずかしいほどに露わな我が家我が部屋/キャッ!
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山頂を雲で隠して山たちは幽玄ぶって佇んでいる
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年ごとに冬越すごとに少しづつ壊れ続ける近くの空家
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猫さんがくれというので食っているカニカマを出すこれじゃないらし
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猫さんが欲しがるものでひねっては出しっぱになる水道あらら
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並んだな並んだけれど入れられずハイブリッド車ハイブリッドを横目で見ては/ガソリン
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もう炬燵はずしたのかといや炬燵かけちゃいないよ転びそうだし
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朝日差しこの頃見える電柱の弾く光が目を射て眩し
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間際まで宿題しない夏休みじじいの今も変わっちゃいねえ
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クロッカス踏んづけぬよう玄関の脇道歩く毎年のこと
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クロッカス咲いてるならば福寿草咲いてるはずと南の陽受け/咲いてました
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完全側臥位法とかしてみればあれよあれよと砂に滲むよに/100ml
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飯くれとやかましいので猫さんに旅に出ろよと戸開け促す
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開けてすぐじゃなきゃだめと猫殿は銀のスプーンのまぐろ返品/パウチ
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ウォーキングあんこ型女子二人連れ母さんを待つ僕を睨めつけ/何か気に障ったのでしょうか
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出る出ないこれで9条改正はないのだろうと思う言い訳
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チェインソーまたさくらんぼ切る音と思えば柿の木の刻まれて
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ぼた餅はご飯だろうかお菓子かな?食事で一つデザート一つ/お昼にいただきました
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飯くれと絡みつく猫足元にこんがらがって歩けもしない
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彼岸だが一面白の雪景色今日も墓には行かぬ土曜日
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進次郎ならば得意の構文で煙に巻けたろパールハーバー
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恥ずかしい気持ち悪いし見たくないどうか変えてと願う春分
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雨けぶる土色景色あぜの肩肩身狭そにへばりつく雪
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風向きで防災無線5時の曲今日はやたらと澄んで響いて/やーまのお寺の
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片隅に畑の雪は消え残りもう白鳥はいない高空たかぞら
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信号に西日が射して赤青黄分からぬままにままよと進む
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君たちはいつになったらいなくなる冬越たらしカメムシに問う
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アメリカにロシアのような制裁は加えんのかと誰に言おうか
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白鳥ものんびり者がいるらしい今朝も二三羽連れ立ち北へ
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読み終えた頁をバサリ手で捌く本の匂いがふわりと風に
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