Utakata
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のぎしり
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定形の日記なのだと思っています
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漫然と時を過ごせば甚大な損失を生むもう手遅れだ
11
いつからか禿気にならず年の功雨は困るな雫流れる
11
まだポツリポツリ聞こえる白鳥の声群れるのが嫌なのかなと
16
風呂の湯じゃないんだけどな手を入れてガサガサ練って用を足す猫
15
知らぬ間に動きが鈍くなったらし一時間すらやたら短い
16
売ってない無くしたならばどれほどに当惑するか愛用の匙
16
テーブルを転げた箸はそうだよな隅の埃を纏い横たう
13
起きてからアクシデントが続くけど偉いぞ自分怒ってはない
19
動物が人ん
家
(
ち
)
の中うろうろと勝手に動き暮らす幸せ
17
青空に羽根光らせて羽根透かし高く高くと昇る白鳥
17
よく晴れて空青くして雲白く白鳥の白雲に溶けゆく
16
良し悪しは別だが石破答弁が変に楽しい言い方の妙
13
寒くない風吹き割れた雨樋がどたばたと鳴る
春陽
(
はるひ
)
注いで
15
薄雲る鈍い朝日を背に受けて白鳥達は空の高みへ
16
屋根の雪完全に消え薄雲る空へ白鳥上昇してく
11
もうちょっと歌らしいのも
拵
(
こさ
)
えたいされど止まない露悪と愚痴と
12
写真見て去年あたりはもうちょっと余裕あったとしみじみ思う
12
なんでかと思う銭でも領土でも持ってる程に欲しがる理屈
12
吹く風の
刃鈍
(
やいばにぶ
)
れば暖かいわけではないが春を感じて
15
いつまでも逃げ回ってもいられぬが
じきに追いつくまでは逃げよう
(
切羽詰まればそれはその時
)
8
お浄土はあると思えばあるものと知れば称える南無阿弥陀仏
10
お彼岸と忘れていたが何もせぬわけもいかぬと
称う念仏
(
南無阿弥陀仏
)
17
「ぱたから」を十回言って、母に言う「ぱたから」と「じゅっかい」といい
10
除雪して転んだ膝がまだ痛い治らぬ傷の貯まる裕福
12
悲しくもまた嫌われて漱石の落ち着き先は薬剤師の手
12
何気なく買ったコーラのラベルにはおっとミャクミャク張り付いていた
11
ぱたからは何故かパンダの宝物ご飯の前のおまじないだよ
8
非難され虐げられはしないかとまた心配なユダヤの民よ
13
中腹を照らす
陽
(
ひ
)
雲の切れ目より真白く残る雪が輝く
14
哀れなり夏目漱石あんたもう弾き出される精算機かな
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