Utakata
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のぎしり
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定形の日記なのだと思っています
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スタンドの下の
骸
(
むくろ
)
のカメムシは
昨夜
(
ゆうべ
)
煩
(
うるさ
)
く光に遊び
17
知らぬ間に
山茱萸
(
さんしゅゆ
)
辛夷
(
こぶし
)
咲いてます雪解け流る川音聴いて
17
その染みはお食事なのかもしかしてお通じなのか先ずは洗濯
12
夢で見た景色の名残髭剃れば刈り取られてく網刃の中へ
15
皮膚科のふメモにめんどい豆腐のふ味噌のそもだな醤油のしょうも
14
もしなにか一つ倒れりゃがらがらとドミノ始まる部屋の散らかり
14
お日様の陽を滲ませて朝霧は峰と樹薄く墨で描いて
14
君たちは何故小魚を残すのかそれでは外で生きて行けぬぞ
10
西の山
(
葉山では
)
次第次第に追い詰めて白を消してく春の青色
16
もやもやと追い詰められてやっとするそんな体質なんだと気づく
17
両手
(
もろて
)
挙げ負けてしまっているからね言う事聞くさ見境もなく
14
雪消えて早くも草と虫が出る冬は辛いがこれが無い分
17
水田やビニールハウス自動車もキラリ晴天光弾いて
16
さっきからショート動画に捕まってやらなきゃならんことしていない
13
鳥鳴けば今朝は晴れてる西の山白が輝く青冴え冴えと
20
モノラルの左右のラジオの真ん中で歌っているよコーヒーミルが
11
この頃は三百円で文庫本買ってたのかと積読の底
17
濡れそぼつ畑も屋根もてらてらと雲なき曇り空を映して
16
テーブルの下からニョキり白い手がガバッと開く伸びをしている
13
何事を期待してるか猫さんは先回りして振り返っては
16
春眠の居眠りしつつ母さんは車椅子ごと
車に積まれ
(
デイサービスへ
)
24
充分に
爺
(
じじい
)
なのだが風格が想う
爺
(
じじい
)
の体を成さない
12
笑ってる時間猫とのふれあいはどうやら呆けに効果あるらし/ひさかた乃様へ
12
思いつきボヤキも愚痴も七五調万に一つは歌になれよと
14
充分に時間を無駄に費やした今更焦るべきであろうか
14
ででっぽー冷たい風に山鳩の鳴く声聞けば不吉な記憶
13
ぼっとしてなにげに思う今僕は放心してる最中じゃない?
9
閉じてるとわからないけど猫の口
欠伸
(
あくび
)
はでかいプレデターだな
11
入れ歯後は米はほとんど食ってないその間何を食ってたっけな
9
冷たくて雪の匂いのする雨は嫌だった十一月に似て
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