Utakata
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のぎしり
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定形の日記なのだと思っています
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濃い雲が隠して見せぬ頂上は
宇宙
(
そら
)
へ届いていると見上げる
9
ダメ出しをされりゃ意地でもなんとかね期待に答え期待を超える
9
やればすぐ終わるのだけど嫌なのだそのうち降りてくればするだろ
5
マキネッタ紙のフィルター付けた方がいいかわるいか悩む真夜中
4
似てるけど虫の触角ではないな猫ひげ触る真夜中の脛
10
真夜中に第二トイレを延々と探して巡る母の冒険
9
しくじりが朝から続く同調がズレてる気する雨だからかな
6
柿の花道に散らばるこの秋は幾つ生るかな繁る葉ざわり
6
質悪い黒猫来てる出ちゃだめとうちの
猫
(
こ
)
諭す近いサイレン
7
猫さんが脚絡みつく糸を引きあんたいったい何がしたいの
9
育ってく梅の実を見るもう時期で母リタイアだどうすればいい
9
刺されてもまだそれほども痒くない未熟なのかな初藪蚊出た
9
10
センチドア開いたなら駆けてきて外へすっ飛ぶ猫さん疾風
11
萎れかけ花も逆光輝いて俺は逆光頭も光る
4
山の端にわずかに残る斑雪おれの頭の髪の毛のよう
6
遠と近見たくないもの最初から見ぬことにして揃える眼鏡
7
風吹けば波のようだねさくらんぼハウスの屋根のビニールの海
11
ちょん切るか元をたどるか面倒と危険を計りかねて寝転ぶ
4
おまえらも何かの役に立つのかと思いつつ抜く魚の小骨
24
よくないものに群がった翅音めく音波電動歯ブラシを歯に
5
諦めてあしたやるかと手間しごと急がば回る家宝寝て待つ
7
退職後再々雇用パートだとぼくもおなじだ友達なんだ
5
鴨居から見てる人等の時代には豊かな時とまぶしい光
9
我が作るわけの分からぬ
戯言も
(
短歌さえ
)
律儀絵にする
A
I
の絵師
5
ぬらぬらと作り物めく安っぽい光沢醸し花はしとどに
3
今日の田はきみどり色に光ってて雨雲けぶる山影映す
6
日当たらぬ部屋に入れたら雑草はあの勢いを見せておくれよ
4
柿の木の幹のカーブがなんとなく月光菩薩葉に隠れつつ
7
100
よりは多かったかなこのカップ
80
ml
(
ミリ
)
のヨーグルト食う
7
三時間要る分だけは寝れたのかこれで夜勤に耐ええられるろか
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