Utakata
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のぎしり
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定形の日記なのだと思っています
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体にはたまに戻ってくるみたいかあさんどこへ遊離してるの
9
露西亜兵今日も「うらあ」と言いながら戦ってるかトルストイ読み
10
年取ってそこはそれぞれそれなりに出来ると思うそれが出来ない
13
白い雪白い空から白い野に降る日白鳥北へと帰る
13
猫たちはここの暮らしに満足を得てるのだろか餌皿は
空
(
から
)
11
空き家だと空き家空き家としているなどこ違うかと隣家を見る
7
どんよりとしんしん寒く薄暗い烏も鳴けばああ心地よし
7
横二つ縦に二つの
T
字型あんた誰だと足跡に問う
9
笹の葉がさわさわ騒ぐふと黙る俺の噂をしてたのだろか
9
夕方もまだ雪堅し降りもせず寒い一日鳥が元気だ
7
東海の小島の磯の白砂に諳んじつつも母は呆けてる
9
あんなでも案外でかい猫の口俺の拳をがぶりと噛る
12
荷運びを終えて荷下ろし肩のこりほぐして別の荷をまた担ぐ
11
縦二つまっすぐ続く足跡を追って上まで堅雪にのり
10
正月は満車だったがスカスカの駐車場には
軽自動車
(
けい
)
だけがあり
8
鴨どもを蹴散らし歩く鷹揚に過ごせと思う無理なんだろな
6
ハムエッグチーズ牛乳朝食は
蛋白質
(
タンパク
)
多めヨーグルト
止
(
よ
)
す
8
水道の凍結注意ニュースにて聞けば素直にチョロチョロと出し
9
大寒を前にうららの昼下がりこのまま過ぎて春来ないかと
10
指先を天に向けてはもっとだと何を欲しがる冬枯れの枝
9
ばちばちとタイヤ鳴らして雪の無い舗装路をゆく黒軽ワゴン
7
雪止んで暮れかかる空山の彩旅客機の音白鳥の声
8
すれ違いざまつばを吐き通り過ぎてくウオーカー夕日が綺麗
5
フードロス出してなるかと残飯を刻んで母に食わす炒飯
11
十時間寝てみたくありそのためにゃ八時か九時に寝なきゃいけない
7
寒風が心地良いぞと冬散歩一月雪のない道をゆく
11
一日に一つ作ると年頭に思ったもののもう負けている
7
けつまずきあんた
邪
(
よこしま
)
思いつつ自分で地べた置いたもの見る
8
啄
(
ついば
)
まれ
歪
(
いびつ
)
に残る冬の柿
凍
(
し
)
みてそうだな寒風に揺れ
13
消えかかる
ざらめ雪
(
ざらめ
)
に残る穴ドット
何
(
いず
)
れか知らぬ獣足跡
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