Utakata
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のぎしり
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定形の日記なのだと思っています
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本当だ気がつかぬうち蝉消えて猛暑の草に秋虫の鳴く
10
猫の餌選ぶがごとく母親の三度の飯のおかず考え
9
正体は知らないのだが傾向はわかった気するぼくの
プログラム
(
運命
)
12
我ながらガラスに映る風体があいも変わらずかっこ悪いな
9
放棄
(
す
)
てられた畑背の丈夏草の栄養豊富日照りめじゃない
6
タンカーで首都の湾まで持ってきて希釈後放つってのは…ないな
7
ラヂオから抗うと言う語の聴こえ来てやってみるかと思ったりする
8
まっすぐに羽ばたきもせずゆっくりとギラリ陽彈きたぶん白鷺
10
いま家でことば通ずる者はただお前頼りだ猫のチビスケ
11
盆過ぎて誰も居ぬ墓墓地山にみんみん騒ぐ鳥が鳴いてる
6
青空に白い雲ぷかぷかぷかり音だけがするヒコーキさがす
10
このごろは短期メモリーあやしくてここどこ何があれこれ襲う
8
残ならば残らしくしてちょろっとねして欲しいよな残暑きびしき
7
久々に巡ってみれば年寄りの影が薄いぞ三年すりゃね
7
葉でも穂もこれにゃ目がない僕たちはまた持ってきてエノコロの草
7
わッお湯だ。冷房の域出たならばこりゃあ風呂だぞ茹だっちまうぜ!
8
湧き上がる固体みたいだテラテラとなんて立派な積乱雲か
9
蝉の声まだやっている甲子園喧騒置いて夏は去りゆく
8
台風と盆と終戦記念日が過ぎて虫の音もう遠慮ない
8
ゲジゲジに滑落死などさせぬよう浴槽の蓋きちんと閉める
20
雲あるし今日は涼しい温度計三十三度湿度五十二
8
流れ来て暑熱倦怠打ち払う桃の香清し甘き清涼
6
寝不足と猛暑を跨ぎ散らかりを秩序秩序と言いつぼちぼち
6
母親と叔父の会話はループする刻々
新
(
あらた
)
出してやらねば
9
そこら中ご先祖様が充満し過疎地賑わう本日お盆
21
何人がどこから来るか知らないがお迎えの
灯明
(
ひ
)
をともしてお盆
13
掃除などしたことのない仏壇の埃まみれて見ていた
阿弥陀様
(
あみだ
)
9
我が家では野球観ないが甲子園夏の音だしテレビは鳴らす
11
母さんとマリちゃん悪さ繰り返すお前頼りだチビスケに言う
8
ばあちゃんと母親見てておれならば使いこなせる今日から入れ歯
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