Utakata
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のぎしり
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定形の日記なのだと思っています
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財宝をほりだすわけじゃないけれど楽しんでいる猫砂さらい
11
ポンコツを騙しだましし使うのが案外楽しいいわけじゃなく
12
どのくらい時間をかけてこのシーン描いたんだろ頁を捲る
9
今朝もまた降り積もってる塵埃まだいいだろと降りる階段
13
川面を
5
時の太陽まだ照らし反射遮る鳥影ふたつ
10
この先は九十一まで母さんはしっかりしてた俺どうなのよ
8
たなごころメリタ使ってケニヤ淹れ白粉をふいた干し柿を食む
10
喉元を過ぎてしまえば熱さなど来ないことだけ願う災厄
12
今ならば怒らないのでポリポリとカリカリを食む尻尾を握る
10
光陰は特急ごとくに行き過ぎて皺増えるごと速度を上げる
8
雪残る田の水
映
(
うつ
)
す落つる
陽
(
ひ
)
の
朱
(
あけ
)
に輪を
描
(
か
)
き鳥は飛び去り
12
どれこれも対象外の
C
M
と思いつ見てる淋しきテレビ
12
息切れるこの道軽く登り坂歩道の雪の足に絡まり
13
もう少しほったらかしにしとこうかやらなきゃいかん仕事だけれど
8
猫の砂包んで捨てる広告のフレッシャーズのスーツの笑顔
12
この分じゃ生涯使うことだろう
スカイセンサー5600
(
馴染みのラヂオ
)
電池を替える
7
このごろは木偶とかあさん繰り返す預かっとくよ早く帰って
8
体にはたまに戻ってくるみたいかあさんどこへ遊離してるの
9
露西亜兵今日も「うらあ」と言いながら戦ってるかトルストイ読み
10
年取ってそこはそれぞれそれなりに出来ると思うそれが出来ない
13
白い雪白い空から白い野に降る日白鳥北へと帰る
13
猫たちはここの暮らしに満足を得てるのだろか餌皿は
空
(
から
)
11
空き家だと空き家空き家としているなどこ違うかと隣家を見る
7
どんよりとしんしん寒く薄暗い烏も鳴けばああ心地よし
7
横二つ縦に二つの
T
字型あんた誰だと足跡に問う
9
笹の葉がさわさわ騒ぐふと黙る俺の噂をしてたのだろか
9
夕方もまだ雪堅し降りもせず寒い一日鳥が元気だ
7
東海の小島の磯の白砂に諳んじつつも母は呆けてる
9
あんなでも案外でかい猫の口俺の拳をがぶりと噛る
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荷運びを終えて荷下ろし肩のこりほぐして別の荷をまた担ぐ
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