Utakata
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のぎしり
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定形の日記なのだと思っています
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味が好き泡感が好きGUM SLOW盛り合わせする朝の歯磨き/夜は炭酸
14
デイサービス
(
がっこう
)
は熱があるので休むよと母に伝える「んだか」とこたえ/介護
19
よく熱を出す
子供
(
こ
)
だったな水枕どこかあるかな母の発熱/介護
22
綺麗だね美しいねと身を撫でて色も通さず箱入りの
万年筆
(
ペン
)
20
せにゃならぬ要所跨いで切れ切れにするうたた寝が満たす睡眠/パルス寝
16
父さんもここぞの時に横間から持ってったなと思う遺伝子/大相撲
15
A
I
にすれば人間
造物主
(
つくりぬし
)
わがまま諭す鉄槌が要る
17
片手だなこいつぁ両手だ暇なので操作様態数う病院/待合室
15
窓開けてあるはずはない雨に聞く雪の匂いは思い過ごしか/寒い
18
この頃は時間が速い何しても追い越してゆく足がもつれる
28
あの家の嫁さん飛ばす前の道ヨボヨボ猫に注意促し/ピンクの軽
17
青い空白い雲背に赤とんぼジグザグに飛ぶふといなくなる/ロスト
16
樹木から鳥が湧き立つ一斉に目で追う空の雲は流れて/朝
16
猫さんにとって世界はうちの家何やらとても申し訳なく
21
爺らしくやっとなったぜ歳形これで自由だ年寄だもの
18
ぽたぽたと夜の雫が屋根を打つ
L
E
D
の無気力
灯
(
あか
)
り/夜中
19
風の中強い西日に弾かれてゴミ舞うように散る赤とんぼ
22
颶風
(
ぐふう
)
って昨日聴いたなラヂオから生ぬる風がごおと駆け抜け/朗読風の又三郎
17
浴槽の
縁
(
へり
)
に手をかけ水面を見ている猫の無残が
過
(
よぎ
)
る/過去悲劇
19
黄み帯びて雲海のよう蕎麦畑あとどれくらい天上気分
15
連休で看護師は来ず押し出しで母さんの勝ち三日ぶりかな/介護
17
それなりに年寄りちゃんとやってるしどなたか今日は敬ってくれ/前期も半ば
23
ぬるかろと涼しかろうと九月吹く風はさみしい稲杭の立つ
28
ねえ姉やお里の便りいつ絶えた5時を知らせる防災無線/赤とんぼ
20
鴉来てあーと鳴いてはしゅわしゅわと向き変えて去る何言ったやら
16
一昨日もそこに居たなと女郎蜘蛛空にピタリと張り付く如く
21
ため息で有様を見る
仕放題
(
しほうだい
)
猫さんトイレ砂嵐あと
19
雲絡む山肌背負いこすもすと
薄
(
すすき
)
揺蕩
(
たゆと
)
うそば花
烟
(
けぶ
)
る/微風にて
20
A
I
切る
(
キル
)
スイッチとかみんなして言ってるだろな嗚呼怖いこと
18
苛まれ抗い続け諦めず負けが込んでもここは留まる/としようかな
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