Utakata
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のぎしり
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定形の日記なのだと思っています
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食べられぬ母の茶碗は幼児用過ぎて越してはプリンのカップ
18
母さんの居ぬ間に試す褥瘡の対策マット沈めば暑し
19
寝て食べてエントロピーの増大に飲み込まれても立てる力を
18
歯ブラシのヘッドげじげじ付いていて危うく口に⋯入れなかったぜ
(^o^;)
19
ちょい先の自分に見せるメモを貼るあっちこっちで指示を受け取る
28
日々はやい「いつか」「そのうち」急激に漏れているよう
直
(
じき
)
に無くなる
20
狭い家通路を塞ぎ猫がいて蹴散らし歩く転びそうだぜ
18
ナラティブとこの頃聞くが流行りかなァ意味は知らんが使ってみたい
18
あれこれをその場しのぎで済ませてはなんとかなって生きている今
25
吸い取れど掃いて取っても際もなく床降り積もる猫様のお毛
17
手を抜いてほったらかしの庭にさえ夏水仙はしゃっきりと笑む
25
桑畑後にホップとさくらんぼ
主
(
あるじ
)
なくせば夏草繁り
21
怒
(
いか
)
ってる始終しょっちゅう
怒
(
おこ
)
ってるそりゃあ毎日
報
(
むく
)
い受けるわ
20
戦争を始めなければ持っていた領地の今はどんなだったろ
19
もしこれが報いであるとするならばいったい俺は何をしたのか
18
落ち込んだ時はアスカのあんたバカシャワーのように浴びせかけてよ
13
くつろいでいるのだろうかご先祖は祖母父以外名前も知らず
20
もうここに家人の誰も来はせぬか葉に埋もれる墓にも花を
21
真昼間に墓参りせば人もなし安い線香派手に
燻
(
いぶ
)
らせ
20
お盆だしケチってないで沈香の線香
炷
(
た
)
こう良き薫りかな
20
よく晴れてミンミン鳴いて盆らしきご先祖様を迎えに行こか
20
仏壇の掃除しながら弥陀見上げ歎異抄など
諳
(
そら
)
んじてみる/お盆
24
仏壇の過去帳見れば知らぬ名の仏様たち
屯
(
たむろ
)
している/お盆
20
遠い山沸き立つ雲に一面の緑をなす田嗚呼夏景色/日傘の貴婦人は居ないけど
19
夏だからという理由で減塩でない味噌汁を飲めばしょっぱい
18
右左決める時には躊躇する時間くらいはせめて欲しいな
19
なんとなく指がカサつくもう既に夏は終わりと告げている皮膚
22
月影が射せば神妙部屋中のがらくたもまた幻想景色
18
趣味ならば飽きれば止める生活はそう言うわけにいかぬルーティン
20
軽トラは稲に隠れて潜んでるキャビンと荷台わずか晒して
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