Utakata
登録
Login
サイトのご案内
すずめ
フォロー
21
フォロワー
12
投稿数
75
初心者です
1
2
3
次 ›
最後 »
人の手で植えた植木が邪魔くさく切られる様がとても哀れで
6
雨の日に濡れたスーツとぶつかって路傍の石が喚いて見える
2
炎天下よろよろ歩く裏通りゆらゆら揺れる遠くの林
9
影法師縛り付けてる僕を見てケラケラ笑ういい気なもんだ
3
グラウンド2人で駆ける子供たち窓から見える知らない街で
4
ごうごうと下の畑に吹く風が吸い込まれゆく雲の隙間に
6
吹く風が僕らと桜吹き飛ばすひらひらと舞う僕らの心
11
レコードの音がだんだんデカくなる聞きたくないこと多すぎるから
11
マイク持ち叫び続ける候補者がただ何となく小さく見えて
10
背伸びしてドアを開いたジャズ喫茶タバコの煙踊って見えて
9
ひとつだけ足音響く街の寺からからからと卒塔婆が歌う
8
駅のそば銅像の前待ち合わせこちらを見てる騎馬武者の目
13
スナックの灯りもついに消えた夜少し濁った武蔵野の空
13
闇の中光が横を流れゆく僕も一緒についてゆきたい
12
音立てて雪を踏み抜く長靴であちこち昇る吐息が白い
14
トンネルを抜けて抜けてもその先も一面の白雪国の冬
15
暗闇を走る電車に腰掛ける疲れた僕と傘が一本
13
山並みが白く霞んで消えてゆく黒い砂漠を車は走る
10
呼ばれたと何故か思えるこの町に光る水面に僕は映らず
13
風の中まだ君がいる気がしてる道の向こうの堤防の下
17
己から湧き出す怒り引き受けてうなりをあげて電車が走る
10
雨粒が落ちる墓石が悲しげでつい差し出した自分の傘を
8
博物館ケースの中の金時計動くことなく時を伝えて
10
目の前を不意に横切るシャボン玉浮いて沈んではじけて消えて
17
旅先の神社で深く頭下げまたこの場所に来られるように
13
この街を去りゆく君が乗る電車僕の心も少し揺らして
11
そびえ立つ山の向こうで暮らしてる君も見ている落ちそうな雲
13
少しづつぼんやりしていくあの笑顔思い出さえもやがて消えゆく
7
ブラウン管泥にまみれた球児たち火の花開く網戸の向こう
10
海鳴りが耳まで届く堤防に微かに混ざるギターの音色
14
1
2
3
次 ›
最後 »