Utakata
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すずめ
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レコードの音がだんだんデカくなる聞きたくないこと多すぎるから
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マイク持ち叫び続ける候補者がただ何となく小さく見えて
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背伸びしてドアを開いたジャズ喫茶タバコの煙踊って見えて
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ひとつだけ足音響く街の寺からからからと卒塔婆が歌う
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駅のそば銅像の前待ち合わせこちらを見てる騎馬武者の目
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スナックの灯りもついに消えた夜少し濁った武蔵野の空
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闇の中光が横を流れゆく僕も一緒についてゆきたい
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音立てて雪を踏み抜く長靴であちこち昇る吐息が白い
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トンネルを抜けて抜けてもその先も一面の白雪国の冬
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暗闇を走る電車に腰掛ける疲れた僕と傘が一本
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山並みが白く霞んで消えてゆく黒い砂漠を車は走る
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呼ばれたと何故か思えるこの町に光る水面に僕は映らず
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風の中まだ君がいる気がしてる道の向こうの堤防の下
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己から湧き出す怒り引き受けてうなりをあげて電車が走る
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雨粒が落ちる墓石が悲しげでつい差し出した自分の傘を
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博物館ケースの中の金時計動くことなく時を伝えて
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目の前を不意に横切るシャボン玉浮いて沈んではじけて消えて
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旅先の神社で深く頭下げまたこの場所に来られるように
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この街を去りゆく君が乗る電車僕の心も少し揺らして
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そびえ立つ山の向こうで暮らしてる君も見ている落ちそうな雲
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少しづつぼんやりしていくあの笑顔思い出さえもやがて消えゆく
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ブラウン管泥にまみれた球児たち火の花開く網戸の向こう
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海鳴りが耳まで届く堤防に微かに混ざるギターの音色
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夜の海波打ち際がぼんやりとどこから海で私は何処に
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夜の街電車が通りすぎていく灯りがまるで星空の様
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鞄から出てきた古いレシートにひっそり宿る旅の思い出
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光太夫幾度夢に見た事かさざなみ寄せる白子の港
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闇の中かすかに見える煙突の麓に1人湯屋番が立つ
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あの頃の思い出そっとしまい置く一瞬の様で永遠の様
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こんなにも広い我が家は久しぶり引っ越す前の最後の夜に
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