Utakata
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恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。
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咲き誇る桜並木を通り抜け励まし貰ふ通院の朝 /夫
14
スギ終わりヒノキの飛散始まりぬ 自由の身まで さあもう少し
17
さわさわと寒の戻りの雪柳 名に負ふ白さ気高く揺らし
24
幾日か初夏の陽気の続きたれば 風が身に沁む花冷えの朝
24
買い物中 メモに書くのを忘れてる
食材
(
もの
)
思い出し グッジョブわたし
21
暖かな雨を孕んで吹く風が桜つぼみを優しく急かす /京都も開花宣言
26
霞む空に沈む夕日の物悲し 線香花火の最期にも似て /黄砂
23
白木蓮見上げ「アヒル?」と聞きしこと
息子
(
こ
)
は忘れても
母
(
われ
)
は忘れぬ /春の思い出
27
お出掛けは夏日手前の昼下がり 鳥の囀り日傘越しに聴く
21
窓開けぬ部屋はひやりと静まりぬ 外の陽気を
他人事
(
ひとごと
)
として
25
混み混みのファミレス 配膳ロボットがずっと泣いてて何だか切ない
19
春の日に母気に入りのソナタ弾く 下手になったと笑ってるかな /私なりのお彼岸供養
25
ここへ来て暴れ轟く冬風に春の女神も手を焼いてをり
26
花粉になど負けたくはなし 梅こぼる弥生うららの散歩道ゆく
33
なにくれと
忙
(
せわ
)
し合間にソファ掛け 二人揃いてうたた寝の午後 /お互い歳やね
24
ほろほろと綻び始む桜花 しばし待たれよ嵐が通る
29
午前診終えて帰らん 鶯の
初音
(
はつね
)
渡れる
杜
(
もり
)
を抜けて
27
焼き芋とわらび餅の売り声が 冬と春との狭間で躍る
30
桜木の枝に結われたノート片 眠る言葉に思い巡らす
27
お日様の如きガーベラ
贖
(
あがな
)
えば思い出すなり励ましの歌 /『花は咲く』
28
雨ならば諦めもつく 晴れ空に窓開け外干し出来ぬ辛さよ /花粉
29
暮れなずむ空 輝ける明星に 憂ひ忘るる ほんのひととき
25
田んぼ脇 『地物はっさく二個百円』 すずめ
長閑
(
のどか
)
に店番し居り
24
しばしの
間
(
ま
)
玉雪ぱらと音立てて 冬がさよなら言うたのかもと
25
柔軟さ失い老いの加速する義母を案ずる日々始まりぬ
25
機種変更 ショップ頼らず自力にて 六十路の頭ふたつ寄せ合い
32
母と吾のために飾らん桃の花
童女
(
わらわめ
)
なりし頃懐かしみ
28
雨の坂 登りて大浦天主堂 聖母の眼差し慈愛に満ちて /長崎
23
出航の汽笛で目覚む長崎の朝は小雨と潮の
香
(
か
)
降れる
24
天国に近いのかしらん 夢の中 母の声聞く 機上のうたた寝
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