恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。

喜びも失意も丸ごと私ごと受け止めてくれて ほんまありがと
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主人あるじ一夜ひとよのうちに飛びしとう梅には蕾 想いは永遠とわに /太宰府天満宮
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週末の冷え込み予報にかさを増す衣類とわくわくキャリーにぎゅっと
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模様編み 目数めかず声出し数えつつ 話しかけるなオーラ出しつつ
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遅き朝 息白くして 東雲しののめに映ゆる山の端 眺むはすがし /冬はつとめて
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布団干し日和だったと晴れ空を虚しく仰ぐ午後二時の帰路 /17
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冬の陽がはすに差し入るリビングのぬくみ穏やか師走朔日
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スタジアム勝利の歓喜 帰宅してDAZNダゾーンダイジェストで噛み締める
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と子らを夢中にさせた魔法世界 懐かし嬉しでグッズ買い過ぎ /ハリポタショップin名古屋
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「ええとこにお連れします」と怪しげなLINEに笑いこらえる車窓 /子の街へ…近鉄特急
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水仕事終えてスマホを手に取れば 指紋認証苦戦して 冬
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池の淵 悠々歩む亀ともときに急かされ速足はやあしの身に
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雨落ちて色無き街に山茶花の一輪のあやともせり
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我の手で母の名書いた冬パジャマ 袖通す夜はちょっと切ない /ケアハウスで着るはずの…
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小袋入り白花豆の甘納豆 緑茶に添えて小腹にちょうど
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道端で風に震える冬薔薇そうび 信号待ちつつ寒さ共にす
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箱一杯じゃがいも届く 妹の言う「お裾分け」スケールでかい /道産子あるある
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もりの奥 季節外れのホーホケキョ 百舌鳥もずの鳴き真似なかなかやるな
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目まぐるしく移ろふ空に時雨虹しぐれにじ 淡く儚い寂しさありて
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ユニークな小皿箸置き一目惚れ うてささやか作業所支援
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教科書の詩より受けし感動は 半世紀経るも薄ることなく /谷川俊太郎『生きる』
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北風が雲を走らせ木々揺らし タートルネックの出番来て 冬。
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ぬくき朝もみじ石蕗つわぶき彩れる庭園歩き秋終いとす
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冬の使者ふわりふわり飛ぶかしら このやわらかな雨が止んだら /雪虫
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深爪の痛みいつしか忘るよに時は癒すやこの寂しさを
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秋更けて薄暮の空に影絵なるメタセコイヤの並木美し
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吾子たちのLINEもいまだ関西弁 クスッとさせて温かくって
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冬の花 つぼみをたんといだきつも 暖かなに戸惑ふてをり /山茶花
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ざくざくと刺し子施しタオル布巾 亡き叔母の手を思ひ出しつつ
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首筋をそわわと撫でる夕風にそっと近づく冬を感じて
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