Utakata
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恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。
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竹林を
斜
(
はす
)
にしならせ吹く
寒風
(
かぜ
)
に負けてなるかと道産子の意地 /ウォーキング
32
外出は無理 と妹からの写真
車
(
・
)
道
(
・
)
の積雪
1
m
あり /たった一晩で…十勝
22
木の葉かと見紛うメジロついと飛び 神
座
(
おわ
)
す
杜
(
もり
)
に春の立ちぬ
28
多病なる夫の病をひとつでも持ち去り給へ 鬼は外
32
一分
(
いちぶ
)
にも満たぬ開花も愛おしき 春の声聞く梅見の散歩
38
「雪やねえ」馴染みの警備のおじさんと笑顔交わして温もる
朝
(
あした
)
35
平日休 おでん早よから仕込みして 夜は至福のしみしみ大根
31
轟
(
ごう
)
と吹く西風ときに雪乗せて この街らしい冬の本気
30
週末は夫を誘って歩こうか 紅梅咲き
初
(
そ
)
む公園の道
29
太陽と巡る
地球
(
ほし
)
とのお約束 今年の立春二月三日ね /節分は二日ね
21
寒風が幾日ぶりか戻り来て ほわり湯気立つ甘酒日和
27
すくと立つ
清
(
すが
)
し姿の白鷺に 我が身
省
(
かえり
)
み背筋を伸ばす
27
刻々と終わり近づく冬惜しむ いつものウォークで汗拭いつつ
28
補助具着け歩くワンコに歩を合わす若者の眼に温もり宿る
26
ふくふくのスナップえんどう筋取らば青き匂ひに母の浮かびぬ /お手伝いの記憶
27
大寒の陽は燦々と白梅の固き蕾に枝の雀に /三月の陽気
30
やわらかなタッチで描かれたワンシーンに 乙丸さんの優しさ溢れ /矢部太郎『光る君絵』
14
老眼鏡
(
めがね
)
かけソファで足組み本読めば「ハイソな感じ」と死語宣う夫
24
風受けて冷えた両頬照らす陽は
早
(
はや
)
も少しの春めきを持ち
33
早起きの褒美ならむや未だ暗き部屋に差し込む月
明明
(
あかあか
)
と
28
二か月の赤子に覆い被さりし記憶その子の齢とともに /阪神淡路大震災から
30
年
44
唐突に風情も無しに訪れる 我が鼻に目に春の兆しは /花粉
35
寝る前のハンドクリーム 柚子の
香
(
か
)
の 潤い満ちるは手ばかりでなく
31
荒波に揉まれる日々にふと寄れる港でありたし
父母
(
われら
)
の想い
29
子ら帰り静けさ戻る食卓に慎ましく並ぶ有りものご飯
30
「ばあちゃんにまた似てきたな」吾子笑う 嬉しいような哀しいような
32
先々を思い気を揉む悪い癖 中和せしめる夫の呑気さ
31
遅ればせ家族が揃うこの週末 何を作ろか思案も楽し
34
夜明け前
橙
(
だいだい
)
の
街灯
(
ひ
)
をくすませて
細雪
(
ささめゆき
)
舞う 静かに静かに
31
冷えた耳包むその手の温もりは出会った頃と変わらずにあり
24
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