Utakata
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恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。
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飛火野
(
とびひの
)
の枯芝そそぐ朝の陽に 鹿たち揃ひ目を細めたる /奈良
23
夫へのLINE 息子に誤爆して 呆けの始まり心配される
27
朝からの寒さ和らげ春時雨 傘持たぬ身を優しく濡らす
27
冬枯れの街
彩
(
いろど
)
りし山茶花の花色褪せて
春隣
(
はるとなり
)
かな
32
欠片
(
かけら
)
さえ残らず
空
(
から
)
っぽ野菜室 掃除のチャンスと前向き捉え
28
きゅっと踏むあの感触を期待すも雪は虚しく風に散りゆく
23
患者さんが差し出す券の冷たさと赤いお鼻が寒さを語り
35
鍵盤の上ぎこちなく踊る指 練習サボった日々悔やみつつ /ピアノ
23
清
(
すが
)
しきは 乾き
尖
(
とが
)
れる冬の気に研ぎ澄まされし寒月の光
25
床暖で
温
(
ぬく
)
めた部屋着と熱々の豚汁が待つ零下の帰宅
30
竹林を
斜
(
はす
)
にしならせ吹く
寒風
(
かぜ
)
に負けてなるかと道産子の意地 /ウォーキング
32
外出は無理 と妹からの写真
車
(
・
)
道
(
・
)
の積雪
1
m
あり /たった一晩で…十勝
22
木の葉かと見紛うメジロついと飛び 神
座
(
おわ
)
す
杜
(
もり
)
に春の立ちぬ
28
多病なる夫の病をひとつでも持ち去り給へ 鬼は外
32
一分
(
いちぶ
)
にも満たぬ開花も愛おしき 春の声聞く梅見の散歩
38
「雪やねえ」馴染みの警備のおじさんと笑顔交わして温もる
朝
(
あした
)
35
平日休 おでん早よから仕込みして 夜は至福のしみしみ大根
31
轟
(
ごう
)
と吹く西風ときに雪乗せて この街らしい冬の本気
30
週末は夫を誘って歩こうか 紅梅咲き
初
(
そ
)
む公園の道
29
太陽と巡る
地球
(
ほし
)
とのお約束 今年の立春二月三日ね /節分は二日ね
21
寒風が幾日ぶりか戻り来て ほわり湯気立つ甘酒日和
27
すくと立つ
清
(
すが
)
し姿の白鷺に 我が身
省
(
かえり
)
み背筋を伸ばす
27
刻々と終わり近づく冬惜しむ いつものウォークで汗拭いつつ
28
補助具着け歩くワンコに歩を合わす若者の眼に温もり宿る
26
ふくふくのスナップえんどう筋取らば青き匂ひに母の浮かびぬ /お手伝いの記憶
27
大寒の陽は燦々と白梅の固き蕾に枝の雀に /三月の陽気
30
やわらかなタッチで描かれたワンシーンに 乙丸さんの優しさ溢れ /矢部太郎『光る君絵』
14
老眼鏡
(
めがね
)
かけソファで足組み本読めば「ハイソな感じ」と死語宣う夫
24
風受けて冷えた両頬照らす陽は
早
(
はや
)
も少しの春めきを持ち
33
早起きの褒美ならむや未だ暗き部屋に差し込む月
明明
(
あかあか
)
と
28
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