恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。

夫入院 此度こたびは五日間ほどの 平気平気と互い励まし /前回は四か月
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美味しかった 楽しかったと帰りゆく次男夫婦を送りてほっと
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力強いぬくめられ吹く東風こちさき蝶々ちょうちょをひらりと乗せて
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リネン糸で手編みしタオルは桜色 いつもの暮らしにひといろ添えて
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池のはた 早春飾る宝石のごと翡翠カワセミの鮮烈なあお
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次男坊じなんぼの知らせにふふと頬緩む われらは爺と婆になるらし
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選手らの熱き滑りを追うて飛ぶ さきドローンが健気にも見え /ミラノ・コルティナ五輪
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枝垂れ梅のトンネル抜けて吹く風は戻りし寒さと芳香乗せて /梅林にて
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可愛らし帽子のレシピにときめいて編み針せっせと 春匂う日に
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きらきらと春呼び寄せる陽光にスカートの裾ひらりと揺れる
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満開の山茶花並木はべに燦燦 冬のフィナーレ飾る如くに
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春色の陽射しに背中押され行くリハビリ散歩で気持ちもほぐ
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食欲が戻り口にすトーストの小麦の香りが幸せだったり
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発熱で二日寝込んだ老いの身に今日の雨はちょっと優しい
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風止みて零下の夜はしんしんと白さ静けき雪灯りの街
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投票と買い物 徒歩で吹雪の中 懐かしいねと道産子夫婦ふたり /大雪警報発令中
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開幕戦 心躍らせスタジアム 跳ねて歌って命の洗濯 /Jリーグ
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池に立つ鷺の白さとしなやかなフォルム美し天の賜物
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朝一番 全国ニュースに故郷の名 暴風雪の町を案ず
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日向夏ジャムは甘くほろ苦く 遥か昔の切なさを ふと
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麗らかな光の空にツツピィと四十雀シジュウカラかな春を告ぐるは /立春
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願わくは夫の持病を全て持ち去りてくれぬか 鬼は外
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朝まだき 西窓残る雪月のまばゆさ愛でて今日を始める
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煮崩れたじゃがいももまたご愛嬌 ポトフの湯気と夫待つ夕べ
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洗濯物ほしものを畳んでくしゃみ一つして ちょっと困った春の兆しよ /花粉
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頼りなく我のコートに着地する結晶愛でて睦月の終わり
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豪雪を思えば心苦しくも 風花舞えばふふとときめき /雪の積もらぬ街で
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なんとなく気持ちの塞ぐ一日ひとひでも 変わらぬ夕景 慰めとなり
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蕪の葉とおじゃこ炒めてふりかけに 「ご飯進む」と夫困り顔
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寒の内 人もまばらな公園で 梅の香りを独り占めする
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