Utakata
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恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。
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天平
(
いにしへ
)
の写経の労苦
如何
(
いか
)
ほどと 几帳面なる筆の運びに /正倉院展
26
金色
(
こんじき
)
の大き葉揺らしプラタナス
青空
(
そら
)
の高みに届けとばかり
23
夏のごと野分名残りの大雨に真白く霞む街も季節も /霜月
23
肉じゃがを炊き残業の
夫
(
つま
)
を待つ 秋の夕餉はほんのり昭和
35
嬉しきは早咲き遅咲き
木犀
(
モクセイ
)
の香り永きに街漂へる
24
若くして要介護
5
なる友の眼は赤子の如く澄みて
二年
(
ふたとせ
)
29
枝々を
伐
(
き
)
られし
銀杏
(
いちょう
)
の木に
生
(
お
)
ふる
小
(
ち
)
さき新葉の健気な黄色
27
紅葉
(
こうよう
)
もそろりそろりの神無月 きりりと冷えた朝の風待つ
25
手に取りて母と一緒に編むように かぎ針の先 生まれるモチーフ
22
幼き日 大人に混じりひたむきに手編み習ひぬ 母の教室
23
またひとつ美味しいのど飴発掘し充実度増す アメちゃん袋 /バッグに常備
19
葉の皿にどんぐり赤い実よそわれて誰を待つらむ小雨のベンチ
24
雨と晴れ めまぐるしきは今日の空 天も戸惑う夏日の霜降
24
公園を闊歩す高齢ウォーカーの真っ赤なシューズに意気込みを見る
30
「捨てられぬ」
夫
(
つま
)
と「捨てたい」わたしとの攻防戦となる衣替え
34
秋晴れにマンション草引きほのぼのとご近所さんとのふれあいも良き
21
「母さんの煮物好きや」に
絆
(
ほだ
)
されて ひじきグツグツ夏日の夕餉
36
『ぐりとぐら』幾度読みしか吾も子らも あのカステラは
永遠
(
とわ
)
の憧れ /キロ様の
短歌
(
うた
)
に寄せて
15
衣替え遅々と進まぬ神無月 箪笥の秋服 退屈そうに /
29
度
24
月明かり照らす夜空のひつじ雲 秋の夜長を静かに飾り
20
海と空だけの景色を閉じ込めて胸いっぱいに青を満たして /旅の終わりに
22
坂登り
夫婦
(
ふたり
)
の母校
訪
(
おとな
)
いて あの日と同じ海見下ろせり /高校時代に戻って
24
十勝から日本海は運河の街へ 走れ走れ名古屋ナンバー
20
妹と楽し思い出語らいて
亡母
(
はは
)
への誕生プレゼントとす
29
船上の露天風呂にて語り合う一期一会も楽しからずや /私も入りましたココニャン様
19
満天の星 明くれば蒼き空と海 ゆるり流れる至福の時間
20
夜の海 フェリーの灯り煌々と照らし始まる 心待ちの旅 /長男の愛車も共に
22
今日もまだ半袖の
吾
(
あ
)
に妹の「朝はヒトケタ」警告LINE /帰省
25
秋の日に
刈田
(
かりた
)
一面ひこばえの
碧
(
あお
)
き
生命
(
いのち
)
の
漲
(
みなぎ
)
りてあり
24
秋なればこの一粒が食べたくてついつい買っちゃうミルキーチョコ
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