Utakata
登録
Login
恵雪
フォロー
50
フォロワー
60
投稿数
876
ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
6
7
…
次 ›
最後 »
幾日も続く炎天 灼ける街 そろそろ欲しい天の打ち水
21
街染める茜空も夏模様 日傘斜めに家までの道
22
アスファルトで
火傷
(
やけど
)
せしとう
患者
(
ひと
)
の来て
今夏
(
こんか
)
の炎暑 尋常でなく
23
梅香る酢の物の出番増えきたり 暑さの残る夕餉の膳に
26
一滴の夕立さえも無き日々に盛大降るは蝉時雨ばかり
18
帰り来し子と
額
(
ひたい
)
寄せ秋旅の作戦会議も楽し週末
21
夏空はかたちとりどり白雲の
数多
(
あまた
)
描かる青のキャンバス
20
乾く地も雨の過ぎたる地も有りて 天の差配はままならぬもの
23
一面のピンク鮮やか蓮池にとんぼ群れ飛び夏を謳歌す
22
蝉さえも鳴かぬ酷暑の昼下がり 住宅街は
静寂
(
しじま
)
に沈む
21
「太陽がドカーンと調子乗りすぎや」 夫はときどき小学男児
19
西の空 夕陽を隠す雲の峰 梅雨明けしこと思い知らさる
17
出来るだけ週間予報は見ずにおこう 並ぶ数字に気持ちが萎える…
23
京都御所 清涼殿を眺め ふと一条帝が現れそうな /光る君へ
13
磯鵯
(
ひよどり
)
が止まるベランダその柵はさぞ熱かろう酷暑の午後に
22
日暮れどき 雲は青系グラデーション 漂うように熱帯夜の月
18
暑けれど風は少しく軽くなり梅雨のトンネル出口は近し /近畿はまだ…
15
ちびてきたウタマロせっけん手に馴染み 面倒な予洗い少し楽しく
21
褐色の実もたわわなる椿かな 朝の雨雫つやと弾いて
24
海原は空を
羨
(
うらや
)
み映すとふ 船旅したや 青一色の
24
新しき厄除け粽の笹の香にこの
一年
(
ひととせ
)
の平穏願う /祇園
前祭
(
さきまつり
)
16
楚々と降る涼雨 緑を潤せり 微熱を帯びた街鎮めるごと
24
賑やかに職場女子会 ほぼ毎日会えど話題が尽きぬ不思議
15
思い切り泣けばきっと軽くなる 言うてやりたし あの雨雲に
18
炎天を駆ける風に打ちなびく青田は梅雨の戻りを待ちぬ
26
恋しかりし我が彦星は口開けて ぐうすか午睡の猛暑七夕
18
遠距離の
八年
(
やつとせ
)
織女牽牛に我が身重ねし 今は昔
11
トラブルで近隣外灯全て消え あらためて知る
夜闇
(
よやみ
)
の深さ
16
熱風にざわざわ揺れる杜に聴く やけくそ気味の鶯の声 /猛暑日
21
洗濯物
(
ほしもの
)
を靡かせ吹ける
温風
(
あつかぜ
)
に乗りて届くは蝉の初鳴き
22
« 最初
‹ 前
1
2
3
4
5
6
7
…
次 ›
最後 »