恵雪
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ほぼほぼ日記。
ぼちぼち、ゆるゆる。

帰り道同僚(とも)らとわいわい語らうを笑って聞いているよな三日月
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しょうもない会話で笑い転げてる それも幸せの一つのカタチ
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タッパーの蒸気と油跳ね浴びる今日の左手火難の相あり
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透明な光を帯びてベランダの柵に滴る春待ちの雨
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次男(こ)のクラスに避難転入せしお子は故郷(ふくしま)の街に戻れただろうか
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零度の朝 取り出すブーツの傍らでベージュの春靴出番を待ちぬ
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買い物を日なたで待ってたウチの車(こ)に乗ればそこだけ春のぽかぽか
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うずくまる蜂に思わず寒かろと啓蟄過ぎの風未だ冷たく
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怖かった?診察受けたのママなのに赤ちゃんぷくり涙を溜めて
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紫の雨雲照らす茜の陽(ひ) 塞ぐ気持ちをひととき慰む
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検査終え診察まではコーヒーと読書とうたた寝 夫の受診日
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コットンの細糸で編むピアノカバー老眼鏡(めがね)の度数コンマ5上げて
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久々に夢に出(い)で来(き)し母と乗る列車廃止のローカル線の
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午後出勤気持ちの乗らぬ日もあって桃色マスクに思いを隠し
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鵯(ヒヨドリ)の声高らかに響く窓 午前三時に何をか謳(うた)う
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暖かな春の陽(ひ) 花粉で気が滅入り雨にほっとす心ちぐはぐ
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株高のニュース眺めつ割引のシール貼られし菓子パンを食む
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電話越し「ピアスの穴あけやってます?」弾む声聞く卒業の春
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七十の手習いで始めし百歳のピアニストに勇気付けらる
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我が孫は男(おのこ)ばかりと苦笑せし母に供える雛あられかな
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昨晩の劇的勝利の余韻にて一週間はご機嫌さん
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虎党の同僚(とも)と通じるものが有り 野球とサッカー 推しは違えど
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空白く弥生の風は雪まじり咲き初(そ)む花の試練となりぬ
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雨上がり風に巻き上げらる花粉 目玉取り出し水洗いしたい
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雲流る風強き日の青空に飛行機の白揺るぎなく進む
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菓子供え母へ想いを巡らせば詫び抱きしめたい後悔ばかり
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消費期限三月ならば未だ先と買って気が付く明日から三月
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初心者の夫と先ずは『きらきら星』いつか弾こうね『翼をください』
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君と弾くピアノ連弾息合わせ音重ねるは拙くも楽し
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漸くの晴天なれど洗濯物(ほしもの)の部屋干し悔し花粉多き日
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